今大きな転換の時期を迎えています。アセンション、5次元へあなたは入れるか。それは各自の意識の持ち方しだいです。私たちの宇宙は急速に変化を遂げているようです。

「SMI2LEメッセージ」の後日談
2008-02-24 Sun 23:19

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

 


元ハーバード大学心理学教授の
ティモシー・リアリー

 

残念ながらリアリー教授は1996年5月に亡くなった。遺体の灰はスペースシャトルに乗せられて、無事、大気圏外にまかれた。それは2012年まで宇宙空間にとどまり、“スターシード”となって再び地上に落下するということだ。最期までロマンに溢れた男であった。

なお、彼は晩年に日本に来たことがあるが、日本に対して次のようなメッセージを残している。

「21世紀の世界は日本のキッズ(new breed)が変革していくだろう」

 

関連記事
スポンサーサイト



別窓 | アセッション
人類はスターシードとなり
2008-02-24 Sun 23:18

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

 

関連記事

別窓 | スターシード
われわれの進化のプログラムは
2008-02-24 Sun 23:17

■■PART-5:

我々の進化のプログラムはDNAに組み込まれている!


ETは、われわれの生命の起源と進化、そして人類のなすべきことを告げる。が、それは、20世紀の今日的状況や近未来の姿とピタリ符合しているのだ。ここでは、スマイル・メッセージに記された第1と第2の課題を見てみよう。

 

■生命の種はバイオ・メカニカル・ステージを経て、地球の誕生時にばらまかれた!



(左上)ソ連の生化学者A・I・オパーリン博士
(左下)ワトソンとともにDNAの構造を発見したF・クリック博士
(右)二重らせん鎖状の構造を持つDNA。
スマイルメッセージによると、人類の進化はあらかじめ
DNAに情報として組み込まれているという。

 

スマイル・メッセージは、われわれの起源が外宇宙にあると断言する。
「生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前君たちの惑星にばらまかれたのだ」

この内容は、〈1〉われわれの生命がDNA──ヌクレオチドからなる二重らせん鎖状の高分子物質──の地球散布によってスタートしたこと、〈2〉進化は、もともとその段階でDNAに情報として組み込まれていたことを告げている。

この説は、決して空想的な説ではない。というより、“原初の生命のスープ”の海で生命が“偶然”に生まれたとするオパーリン流の生命起源説より、星間種子飛来説(スターシード説)のほうが、今日では説得力があるのだ。

オパーリンの流れを汲む自然発生説の最大の欠陥は、あまりにも都合のよい偶然の重なり合いが前提になっている点にある。無機物がランダムに化学反応して有機物になる確率は、ごく小さな分子(アミノ酸100個)で、10の130乗分の1と計算されている。

一方、地球が誕生してから今日までに10の17乗秒しかたっていない。ということは、1秒間に1万回の割合で、でたらめな化学反応が起こったと考えても、そこで試される可能性は10の21乗にすぎないということだ。これに対し、生命のもとになる組み合わせば、10の130乗の化学反応でようやく1回。両者には絶望的な開きがある。どんな角度から計算しても、確率論的には地球誕生以来、小さな分子ひとつ形成されるわけはないのである!



ところがスターシード説なら、このハードルは超えることができる。というのも、宇宙空間には、生命の根本素材である有機化合物質が満ち満ちており、しかも今なお、次々と星間分子同士が結びついては、新しい分子を形成していることが、電波天文学の発展によって明らかにされたからだ。まさしく「生命は無意識のまま宇宙空間で脈動している」(『チベット大蔵経』)のである!

“原初の生命のスープ”は地上の海にあるのではなく、宇宙空間にあると考える学者は決して少なくない。古くは、今世紀初頭のノーベル化学賞受賞者のS・A・アーレニウスが、“生命萌芽汎在説”を唱えた。オパーリンとともに、自然発生説を提唱したJ・B・S・ホールデンも途中から自説を撤回し、スターシード説(アストロ・プランクトン)に“勇気ある”転向をした。最近では、1962年のノーベル医学・生理学賞受賞者のF・クリックが、スターシード説を唱えている。





ETは、人類がこのスターシードによって誕生したと明言する。そして、さらに驚くべきことに、進化の道筋は、最初からDNAに組み込まれているとまで主張しているのだ。

このメッセージは、われわれが神の敷いた進化のレールに沿って発展する、と唱える汎世界的なオカルティズムの伝統的主張を思いださせる。ティモシー・リアリーは、この主張をひと言で要約している。つまり、「神はDNAの中にいる」のだ。

実際、地球上の全生命が、すべて同一の二重らせん構造をもっているということは、非常に奇妙なことだ。もしDNAが偶然につくられたものなら、右巻きのDNAや三重らせんのDNAなど、様々なタイプのDNAがあっても不思議ではないはずだ。

ところが、現実には、ウイルスのDNAも人間のDNAも、すべて二重らせん左巻きだ。これはどう考えてもある種の意志、あるいは計画が働いているとしか思えない。そうでなければ、何から何まで、偶然のひと言で片づけて、あとは頬かむりしているしかない。が、全宇宙の恒星(1000億×1000億)からひとつを選ぶよりも低い確率でしか発生しないDNAが、“偶然”地球に発生したのだと、だれが自信をもって主張できるのだろうか?

さらに、「わずか3億年の間に、ごく単純な蛋白質から、高度きわまりない生命組織をもつ人間にまで、“偶然”に生命が進化し、おまけに、宇宙時間のスケールでいえば、まばたきの時間にも満たない間に人類が今日の文明を、“偶然”築きあげたと、なんの根拠があって主張できるのだろうか?


こうした、きわめて楽観的な、“偶然”の連続に納得がいかないのなら、われわれはもっと別の可能性を追求するしかない。そのひとつが、冒頭で記したように、“スマイル・メッセージ”の中で語られているのだ。

われわれのなすべきことは、スマイル・メッセージの中で明言されている。それは3つある。

第1は、遺伝子コード(DNA)の中に「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと。第2は、「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと。そして第3は、「銀河系ネットワークと通信」して、「われわれの故郷へと凱旋する」ことだ!

 

■第1の課題= 「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと


メッセージの中で、ETは、われわれが今や「死」を克服すべき段階に入ったと告げる。この主張は、通常の感覚ではまったくの冗談にしか聞こえないだろう。しかし、錬金術や道教、神仙道の究極目標のひとつであった「不死性の獲得」が、今日ではきわめてまじめな科学上の研究課題になっているといったら、読者はどう思われるだろうか?

『コスミック・トリガー』の中で重要なページが、この不死性の探究のためにさかれている。その中から、いくつかの例を拾いだせば、このテーマがスマイル・メッセージとどんなかかわりをもっか、理解していただけるだろう。

不死性の探究が科学の対象になったのは、科学がDNAを射程内にとらえてからだ。

生化学者で、哲学者のバークレー大学教授ポール・シーガルは、「われわれの死は、ひょっとしたらDNAにプログラムされているのではないか?」という仮説から不死の探究をスタートさせた。死は細胞のランダムな崩壊の延長という従来の説と比べると、このシーガルの説はまさに驚天動地のものだ。というのも、もし死が、事実、プログラムされて起こるものなら、そのプログラムを変更することにより、われわれは不死に至る鍵を見出せるかもしれないからだ!

シーガルの探究は、老衰から死に至るプログラムを実行に移す「ケミカル・トリガー」を突きとめることに集中されている。これこそまさに、現代の錬金術だ。というのも、老化のプログラム探究において「不死」にかかわり、老化阻止物質の合成において「物質変成」にかかわるからだ。さらにこの研究の過程で、遺伝子操作の問題が当然生じてくるが、この遺伝子操作こそ、生命レベルにまで深化した「物質変成」にほかならないからである。


現在のわれわれの寿命が、われわれの肉体の耐用年数から導きだされたものだと考えるのは間違っている。少なく見積もっても、われわれの肉体は200年は使えるというのが、昔からの学者の主張だった。しかし今日では、多くの“不死学者”がもっと景気のいい数字をあげてわれわれに夢を与えてくれている。すでにラットの実験で老化のトリガーを変化させる3つの方法を発見したというシーガルは、ごく近い将来、人類の寿命は平均400~500歳まで延長されるだろうと主張する。

ヨハン・ブジョークスティン博士は800歳という予測値をあげているし、医学博士のロバート・プレオーダは、「老化のあらゆる兆候が矯正され、予防されるようになれば」という条件つきで、なんと1000歳という数字をあげているのだ。

しかし、こうした数字も、ティモシー・リアリーのとほうもない主張の前には色あせる。ティモシー・リアリーは、太陽が滅び去る数十億年先まで生きるつもりだと語っているのだ!





われわれにとってもうひとつ興味深いのは、こうした「不死」を探究する学者が、シリウスのメッセンジャー、ティモシー・リアリーと強い接点をもっているという点だ。

シーガルが不死の研究に取り組むきっかけとなったのは、ティモシー・リアリーのレクチャーに参加してからだという。ほかにも、名前は煩瑣になるので省略するが、量子力学を超心理学やティモシー・リアリーの業績と関連づけようとしている科学者グループが、少なからず存在するのである。

これは、いったいどういうことなのだろう? アメリカにおいて、ティモシー・リアリーとのかかわりを表明することは、実は危険なことなのだ。彼は犯罪者であり、突飛であやしげな擬似宗教によって若者を扇動した山師であり、ジャンキーであり、政府に仲間を売ったスパイであるという噂もまた、アメリカではかなりポピュラーなものだからだ。

それにもかかわらず、ティモシー・リアリーに対するシンパシーを表明する物理学者やその他の科学者が、少なからず存在するということは、ひかえめに見ても、ティモシー・リアリーの主張に科学的根拠があることを証明している。さらに大胆にティモシー・リアリーの主張を受け入れるなら、それは銀河系の“兄弟”からの通信が、でたらめなものではないということの傍証になるのではないか? 

結論を急ぐことはやめ、続いて、われわれは第2の課題を見ていくことにしよう。

 

■第2の課題= 「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと


この課題は、「スマイル計画」の鍵を握っている。ティモシー・リアリーはこれを、インテリジェンスの2乗と表現し、すでに人類はその段階に突入していると断言する。

この“予言”には、いくつもの側面があるが、ここではわかりやすい2つの面についてのみ記していくことにする。第1は社会的な現象面、第2は科学面だ。

社会面での知性の増大化運動は、ティモシー・リアリーがETからのメッセージを受ける以前の1960年代にアメリカ全土を覆い、欧州圏に飛び火した。いわゆる「ドラッグ・カルチャー」がこれにあたる。

主役はいわずと知れたLSD。1938年に発見され、1943年に合成されたこの「幻覚喚起剤」は、1960年に至って、まさに燎原の火のように全米の若者の間に浸透していった。

このドラッグは、人体にほとんど毒性を残さないこと(皆無と主張する学者もいる)、摂取を中断しても禁断症状がない(中毒性を生じない)ことなどが、従来のコカインやモルヒネなどのドラッグとの大きな違いだった。しかも、喚起される幻覚は、まことに強烈だった。

LSDは、それを服用する者の意識を、有無をいわさず拡大し、日常生活で固定されたリアリティを破壊した。服用者は未知の精神領域を旅行し、蛇のように「脱皮」した。宇宙に行くのも、太古の女神と出合うのも、ETとコンタクトするのも、お好み次第だった。“ターン・オン(酩酊)”は、何層にも重なった意識の、秘められた扉を開く20世紀の“秘儀参入”となったのである。



カウンター・カルチャーの
旗手として活躍していた頃の
ティモシー・リアリー教授


LSDの効果があまりに激烈だったので、ほとんどの愛好者は、それを楽しむことに急で、その価値を正当に評価するに至らなかったが、ティモシー・リアリーはほどなくしてLSDから離れた。というのも、ドラッグはティモシー・リアリーにとっては、「人間の神経系の潜在能力を十分理解するため、焦点をさまざまに変化させる道具」にすぎなかったからだ。

われわれの日常意識は非常に狭く、固定的で、しかも勝手な思い込みとドグマ(独断)に満ちたリアリティによって、どうしようもないほどガッチリと支配されている。この意識状態は、地球的・近視眼的な、地べたにはいつくばる意識だ。意識進化のレベルでいえば、すでに過去の遺物、克服されねばならない低レベルの意識といってもいい。

LSDは、この地球的意識から人をひきはがし、宇宙へとトリップさせるために開発された物質だというのが、ティモシー・リアリーの考えだった。





アントン・ウィルソンは、よりはっきりと、この種のドラッグを、人間の脳神経系の従来のプログラム(固定したリアリティ像を神経系に送り込むプログラム)を改変し、ジャンプさせ、多重多層のリアリティヘと連れだす、「メタプログラミング物質」と定義づけている。

こうした意識の拡大が、人間に新たな視点、世界観、発想を与えることは、間違いない。ただし、この“暴力的”な傾向のある“メタプログラミング”が、上等な方法といえるかどうかは、読者自身が判断してほしい。


ともあれ、知性増大に必要な意識の改変は、“偶然”のLSDの発見・開発から、半ば強引にひき起こされ、世界に熱狂的なブームを呼び起こし、その後の“精神世界”ブームの土台を築いた。今日、欧米や日本などに広がっている神秘学・精神科学ブームは、間違いなく1960年代を核に形成されたのだ。

そして、そのころ学生だった“時代に敏感”な若者が、のちにニューサイエンスの旗手となり、“精神世界”のアジテーター、プロパガンディストになり、カルトを組織し、あるいはニューメディアの世界で知覚像の拡大に猛進していることを、忘れてはならないだろう。

 

■知の枠組みの大転換によって、20世紀の科学はオカルティズムに近づいた!



人間の脳の神経細胞。この複雑な人間の脳に
科学者はどこまで完璧に迫れるか。


さて、知性の増大のもうひとつの面、科学に移ろう。20世紀が、異常に発達しつづける科学とテクノロジーの時代だということ自体、「知性の増大」が「人類進化」の3つのステップのひとつというスマイル・メッセージの実現の表れなのだが、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

知性を開発することは、今やブームないしファッションといっていい。いわゆる、“潜在能力開発”にかかわる科学者や研究家──その中には、あまり信頼のできない人々もいるが──の活躍は、この文章を読んでいる読者なら説明するまでもないだろう。

さらに、よりエキサイティングなアプローチは、“脳内物質”の探求によってもたらされた。脳内および消化器官にあって、もろもろの情報伝達を司っている“神経伝達物質”捜しが盛んになったのはこの数十年のことで、大脳生理学者や神経学者らの脳内物質捜しに対する熱狂ぶりは、マスコミによって“ゴールド・ラッシュ”と揶揄されるほどの活況を呈した。

脳内の神経伝達物質は、ある種の感情や感覚、行動能力などの発現のトリガーになる。睡眠を引き起こしたり、快感を与えたり、食べたり、性欲を起こしたりする物質を自由自在にコントロールできるようになれば、われわれはあらゆる面で従来の人間観を書き換えることができる。また、記憶や学習などのトリガーとなる物質を支配できるようになると、人間の知性は、まったく新たな局面を迎えることになるだろう。

この脳研究の20世紀的局面は、まさしくETの予言──「神経系の化学組成の中に、知性を増大化する鍵を見出すだろう」──とぴったりと符合するといわなければならない。


さらに、物理学的世界観の枠組みも、今世紀に至ってガラリと変化した。19世紀には、われわれが認識している世界は不動の実在だと思われていたものが、今日では実在の影にすぎないと考えられるようになった。もう少し厳密にいうと、われわれが、世界に関する体験を組織化する際に用いるいかなる“網の目”も、世界そのものをとらえることはできないということになる。

この、今世紀初頭に、物理学者ニールス・ボーアらによって公式化された“コペンハーゲン解釈”や、前述のホログラフィック・パラダイムは、物理科学の世界観が、古代インドや中国エジプトなどの世界観にすり寄ったということを意味している。

シャーマニズムのいわゆる“類感魔術”も、今日では物理学の概念になりつつある。これは、物理的風影関係はなくとも、人形に呪いをかけると、呪われた人間に効果が及ぶという呪術だが、この奇妙な“偶然の一致”の背後にある世界と、ユング=パウリのシンクロニシティは、あと一歩の距離にある。また、ひとつの粒子は他のあらゆる粒子に影響を及ぼすという物理学の仮説(QUIP)は、すべてが一方では原因であり、同時に結果でもあるという“魔術的観念”に著しく接近しているのだ。

20世紀科学が、総体としてオカルティズムに接近しているという印象を与えるのは、われわれの知の枠組みが変化してきたからにほかならない。そしてこの変化は、ETやティモシー・リアリーによれば、われわれが「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」からだという。

なぜ知性は増大化されねばならないのか? ──この問いの答えは、次のパートを見ていくことで明らかになるだろう……。

 

 

 

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

関連記事

別窓 | アセッション
「スマイル・メッセージ」の中に記された 衝撃の内容と“予言”
2008-02-24 Sun 23:16

■■PART-4:

「スマイル・メッセージ」の中に記された衝撃の内容と“予言”


今世紀の科学はあらゆる聖域に侵入し、SFの世界が眼前に展開しはじめた。そこには、知への啓明──イルミナティの陰謀が深く静かに潜行している!

 

■今世紀における科学の奇蹟的な進歩の背後に、謎の知性体が存在する!?


われわれの世紀のテクノロジーは、空想をはるかに凌駕するスピードで突き進んでいる。生命の謎は、もはや科学者の試験管の中に片足を突っ込んでいる。物質の純血はとうの昔に破棄され、卑金属から金が変成されるように、人が空想できるような物質なら、たいがいのものが、少なくとも理論上は開発できるまでになっている。

巨大コンピューター網は世界をネットし、情報は瞬時に世界をめぐる。人間の意識や知覚は物質に置換され、反対に物質が“知覚”や“意識”をもちはじめている。あらゆる“聖域”に科学が割り込んでいるのだ。“不死”さえも、今やエソテリック・サイエンスの課題ではなく、遺伝学や生物学など、関連諸科学のまじめな研究課題になっている。

こうしたことが、今世紀に至って一気に湧き起こった。これは、よく考えると非常に不思議なことだ。なぜわれわれの世紀に至って、このように急激な“知の爆発”が起こったのか?





多くの人は、それを漠然と、積み重ねられた科学的知見の展開と考えるだろう。しかし、シリウスの影に注目している一部のオカルティストは、これは“つくりだされた状況”と考える。背後に、こうした“知の爆発”を操作している謎の知性体が存在すると主張するのだ。

こうした主張は、一見、荒唐無稽に思われる。しかし、注意深く見ていくと、この主張にも否定できないリアリティがあることがわかってくる。というのも、科学の革命的な進歩は、多くの科学者の努力の積み重ねによって得られるのではなく、ひと握りの科学者の、突拍子もない思いつきからスタートするからだ。



悲運の天才科学者
ニコラ・テスラ


たとえば、われわれの文明は電気によって支えられている。この電気システムを発明し、その他700にも及ぶ特許を取得して、「20世紀を発明した男」とも「世界を今日のようにつくりあげた男」とも呼ばれているニコラ・テスラは、それらを考えぬいた末に発明したのではなく、“霊感”によって、ひょいと垣間見ることで、発明した。
それはオカルティストが、“霊界通信による発明”と呼んでいるものと同じだ。テスラ自身は霊界を信じなかった。しかし彼はETの実在は疑っておらず、それどころか、他の惑星の住人と通信する方法を開発したと主張していたのである。

生命科学の分野でいえば、DNA構造の決定が、この“霊界通信”で発見された。遺伝子操作やクローン創造、生命の起源探究などが、すべてここからスタートしたといっていい。DNAに関するワトソンとクリックの偉大な業績は、ワトソンがオックスフォード大学のらせん階段を下りているときに、まさに電撃的に “ひらめいた”のである。

人間の知覚や世界像、そこから導かれる世界観を、根本から書き改めるニューサイエンスの最も刺激的な仮説「ホログラフィック・パラダイム」も、やはり“直観的”に生まれた。スタンフォード大学のカール・プリプラムが、たまたま手にした雑誌の立体映像から、「世界は波動のみが実在し、知覚は幻覚にすぎない」とひらめいたとき、20世紀科学は新しい世界像の構築を開始したのである。

 

■「スマイル・メッセージ」の中には人類の状況と課題が集約されている!


子細に検討していけば、20世紀の科学・文明上の進化は、こうした“革命的な思いつき”によって支配されていることが明らかになる。しかも、インスピレーションをキャッチした科学者の多くが、ごくまじめに、そのインスピレーションとある種の超越的な力からのテレパシーを結びつけているという事実は、決して無視できない。

1093の特許をもつエジソンが、「霊界通信機」の製造に真剣に取り組み、700の特許をもつテスラがETとの交信を研究したのは、たんに彼らが迷信家だったからだろうか? ニューサイエンスに属する科学者が、道教や仏教に限りなく接近しようとしているのも、ユングがグノーシスや錬金術を現代によみがえらせたのも、やはり彼らの迷信性ゆえなのだろうか?





この問いへの解答ともいうべきETからのメッセージについて記すときがきたようだ。そのメッセージは、パート1で書いたように、1973年の“犬の日”にもたらされた。受信の中心人物は元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー。人間精神を解放し、意識の新しいステージを開くためにLSDを活用せよと唱えてフォルサム刑務所につながれた当代きっての心理学者は、そのメッセージを「スマイル・メッセージ」と名づけた。

スマイル(SMI2LE)とは、Space Migration + Inteligence2 + Life Extension の略語で、「宇宙移住」+「知性の2乗」+「生命の拡張」を意味する。この3項目の中に、20世紀の人類が置かれた状況と課題が、そしてイルミナティの最終計画が、すべて集約して表現されているのである。

読者はまず初めに、下の「スマイル・メッセージ」を読んでほしい。

 

 

謎のSMI2LE(スマイル)メッセージ全文


いよいよ地球の生命体がこの惑星の子宮を離れ、星々へと歩み出すときがやってきた。

生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前、君たちの惑星にばらまかれたのだ。

進化のゴールは、君たちの惑星間的両親が帰還を待っている銀河系ネットワークと通信をして、そこへ帰還することができるように神経系を作り出すことにある。

地球の生命体は、今やその中間にまで差し掛かってきている。自身を確立し、幼生期の変成を経て、第7の脳のステージへと至るこの道の──。

君たちの種の中で、最も知的、進歩的、かつ勇敢な者たちを集めよ。男女の比率は同等にせよ。あらゆる人種、国家、宗教を彼らによって代表させるのだ。

君たちは遺伝子コードの化学的構造の中に、不死性のカギを見出そうとしている。君たちはその中に生命の聖典を発見することだろう。不死の責任を、引き受けるときがきたのだ。もう死ぬ必要はなくなったのである。君たちは神経系の化学組成の中に、知性を増大化するカギを見出すだろう。ある種の化学物質をうまく使用すれば、遺伝子コードを神経系によって解読することができるようになるだろう。

君たちの惑星の生命体はすべてひとつであり、そのすべてが故郷へ帰還しなくてはならない。完全な自由、責任と種を超越した調和が、故郷への帰還を可能にするだろう。種族や文化、国籍によっている幼生的アイデンティティーは超越しなくてはならない。生命に対してのみ、忠誠を誓うのだ。生き残るためには、帰還の旅をするしか道はない。

日本人は君たちの惑星で最も進化した種族だから、君たちの仲間を保護してくれるだろう。

我々は、星々に目を向けるときがきたことを示すために、君たちの太陽系に彗星を送っている。

故郷に帰還したとき、君たちは新たな知恵と力を与えられるだろう。君たちの精子である宇宙船は、地球の生命体が開花したことを意味するのだ。仲間が集められ、旅が開始されるやいなや、戦争、貧困、憎悪、恐怖といったものは君たちの惑星から消え失せ、最古の予言と、そして天国のビジョンが実現化するだろう。

変異せよ!
故郷へと凱旋するのだ。

 


1973年7月23日

 

 

 

このメッセージがETからのものだとする証拠は何もない。しかし、20世紀のさまざまな科学的状況や、これまで見てきたようなシリウスの暗躍、この実験が行われた日の特殊性、同日、ティモシー・リアリーの友人のアントン・ウィルソンがキャッチしたメッセージなどを考え合わせていくとき、このメッセージがETからのものだというティモシー・リアリーの主張は、しだいに現実味を帯びてくる。

それだけではない。メッセージには、ETが彗星を太陽系に送ったとあるが、事実、「その後の数か月のうちに、メッセージの予言どおりに、コホーテク彗星が太陽系に現れ、太陽に向かってやってきた。この間、天文学者らはその前例のない壮観を公に発表し、ティモシー・リアリーの弟子たちはそれを確認して大笑いをしていたのである」(『コスミック・トリガー』R・A・ウィルソン)。

しかし、もっと本質的で、より重要なのは、「スマイル・メッセージ」がキャッチされて以降の宇宙移住計画の進展ぶりだった。まるで仕組まれてでもいたかのように、スペース・コロニー計画は急速に人類のコンセンサスを得はじめた。

こんなことを書くと、「それは勝手な思い込みだろう。スペース・コロニー計画など、今世紀初めからあったのではないか」と思う人が大部分だろう。そうではないのだ。技術的にも効率的にも、スペース・コロニー計画が可能であり、しかも絶対に必要なものだという認識が、民間レベルに急激に広まったのは、確かにティモシー・リアリーがETから「スマイル・メッセージ」を受けてからであり、ETが、人類は「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」と宣言してからなのだ。

 

■「スマイル・メッセージ」の受信以降、急激に進み出した宇宙コロニー計画



(左)スペース・コロニー計画の提唱者ジェラルド・K・オニール博士。
(中)オニール博士が提唱した 「スペース・コロニー」の全景。
(右)スペース・コロニー内部の様子。円筒の内部は居住区になっている。


ティモシー・リアリーは、1973年7月にETからのメッセージを受けた。それから10カ月後の1974年5月、ティモシー・リアリーの友人であり、理解者でもあるプリンストン大学の生理学教授ジェラルド・K・オニールは、科学者では初めて、包括的かつ現実的なスペース・コロニー計画に関する構想を発表した。しかし、発表時の科学者の反応は全般的に冷たかった。科学雑誌は博士の論文掲載を保留した。それがあまりにも空想的、非現実的に思えたからだ。

しかしNASA(米航空宇宙局)の反応は違っていた。NASAはオニールの構想を評価し、すぐさま研究予算を提供してスペース・コロニー計画の推進を委託した。

NASAのこうした動きと呼応するかのように、すぐさま全米55の大学をネットした「大学宇宙研究協会」が設立された。ついで、1977年には「公共法人宇宙研究協会」が設立され、続いてスペース・コロニーに関する民間の情報センター「L-5協会」が誕生した。この協会には、わずか数カ月のうちに数十万人が集まった!

この間、UFOやETの実在はしごくまじめな研究対象になりつつあった。ティモシー・リアリーがメッセージを受けたまさにその年、ギャラップの世論調査は、UFOの目撃者が全米でなんと1500万人以上、成人人口の11%にのぼるという調査結果を発表した。

翌1974年には、スタンフォード大学で関連分野24名の科学者を集めた「地球外文明に関する討論会」と銘打ったシンポジウムが開催された。そのシンポジウムで、ジョージ・ホプキンス大学のR・C・ヘンリー博士は、「われわれ地球人は、銀河系の“兄弟”たちによって養育され、進化の道にそって進歩させられているのか?」という問いを発したが、この問いはまさしく、スマイル・メッセージと裏表の関係にあったことがわかる。

1975年には、UFO実在説が、知識階級の間で非常に強固に支持されていることが証明された。この年、ギャラップはアメリカの知識層のみを対象にUFOに関する調査を行なったが、なんと93%もの知識人が、UFOを信じていると回答したのである! 「スマイル・メッセージ」と、オニールのスペース・コロニー計画以降のこうした宇宙への期待、盛りあがりは、その後も猛スピードで広がった。

1980年、未来学者のアルビン・トフラーは、人類を襲う「第三の波」は科学技術、とりわけ「オニール博士のアイデア」に端を発するスペース・コロニゼイションだろうと予言して、センセーションを巻き起こした。そして1981年には、スペース・コロニー実現の第一歩として、ついにスペース・シャトルが打ちあげられたのである。

翌1982年には、国際天文学連合による「地球外の生命を捜し求める51委員会」の設立。1984年には、アメリカ産業界もNASAとの協力関係のもとに、スペース・コロニーの具体化に大きく踏みだしていることが、米議会下院の科学技術委員会におけるアメリカ宇宙旅行協会理事長のリチャード・クラインによって、誇らしげに報告された……。

すべての動きは「スマイル・メッセージ」以降から顕著になってきた。しかもティモシー・リアリーは、これら一連の動きを予見していたふしがある。というのも彼は、人類が宇宙に帰還するというプログラムの主要な第1段階は、オニールのスペース・コロニー計画からスタートすると明言していたからである!

となると、われわれは、いよいよスマイル・メッセージに含まれた「生命の拡張」、すなわちイルミナティの人類進化プログラムについて検討していかねばならないだろう。

 

 

-----------【補足事項】-----------

「L-5協会」とスマイル計画のつながり


人類が宇宙に乗り出すための最初のステップは、宇宙ステーションの建設だ。このステーションの位置は、どこでもよいというわけにはいかない。宇宙空間に流れだしもせず、惑星の重力に引きずられることもない安定した場(秤動点)が確保されない限り、スペース・コロニー計画は実現しないからだ。

この重力安定場を数学的に割り出したのが、フランスの数学者J・ラグランジュである。彼は18世紀の時点で既にこの秤動点を解析し、L1からL7までナンバリングしていた。そして、オニール博士やNASAがスペース・コロニー建設予定地にしているのが、そのうちのひとつ──地球と月の間にある秤動点L5(ラグランジュ・ファイブ)である。

このL5点を協会名にして発足したのが「L-5協会」である。

実はこの協会が、なんらかの形でスマイル計画とつながっているらしいのだ。というのも、この協会を訪ねたUFO研究家の有賀竜太氏が、同協会員から「スマイル・メッセージ」そのものを手渡されており、ほかにも同協会内の某グループとティモシー・リアリーとの密接な関わりを示す傍証がいくつもあるからである。

同協会自体はもちろん秘密結社ではないが、しかしその内部に、人類進化プログラム推進派がいる可能性は極めて高いのである。

 

 

 

■■PART-5:

我々の進化のプログラムはDNAに組み込まれている!


ETは、われわれの生命の起源と進化、そして人類のなすべきことを告げる。が、それは、20世紀の今日的状況や近未来の姿とピタリ符合しているのだ。ここでは、スマイル・メッセージに記された第1と第2の課題を見てみよう。

 

■生命の種はバイオ・メカニカル・ステージを経て、地球の誕生時にばらまかれた!



(左上)ソ連の生化学者A・I・オパーリン博士
(左下)ワトソンとともにDNAの構造を発見したF・クリック博士
(右)二重らせん鎖状の構造を持つDNA。
スマイルメッセージによると、人類の進化はあらかじめ
DNAに情報として組み込まれているという。

 

スマイル・メッセージは、われわれの起源が外宇宙にあると断言する。
「生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前君たちの惑星にばらまかれたのだ」

この内容は、〈1〉われわれの生命がDNA──ヌクレオチドからなる二重らせん鎖状の高分子物質──の地球散布によってスタートしたこと、〈2〉進化は、もともとその段階でDNAに情報として組み込まれていたことを告げている。

この説は、決して空想的な説ではない。というより、“原初の生命のスープ”の海で生命が“偶然”に生まれたとするオパーリン流の生命起源説より、星間種子飛来説(スターシード説)のほうが、今日では説得力があるのだ。

オパーリンの流れを汲む自然発生説の最大の欠陥は、あまりにも都合のよい偶然の重なり合いが前提になっている点にある。無機物がランダムに化学反応して有機物になる確率は、ごく小さな分子(アミノ酸100個)で、10の130乗分の1と計算されている。

一方、地球が誕生してから今日までに10の17乗秒しかたっていない。ということは、1秒間に1万回の割合で、でたらめな化学反応が起こったと考えても、そこで試される可能性は10の21乗にすぎないということだ。これに対し、生命のもとになる組み合わせば、10の130乗の化学反応でようやく1回。両者には絶望的な開きがある。どんな角度から計算しても、確率論的には地球誕生以来、小さな分子ひとつ形成されるわけはないのである!



ところがスターシード説なら、このハードルは超えることができる。というのも、宇宙空間には、生命の根本素材である有機化合物質が満ち満ちており、しかも今なお、次々と星間分子同士が結びついては、新しい分子を形成していることが、電波天文学の発展によって明らかにされたからだ。まさしく「生命は無意識のまま宇宙空間で脈動している」(『チベット大蔵経』)のである!

“原初の生命のスープ”は地上の海にあるのではなく、宇宙空間にあると考える学者は決して少なくない。古くは、今世紀初頭のノーベル化学賞受賞者のS・A・アーレニウスが、“生命萌芽汎在説”を唱えた。オパーリンとともに、自然発生説を提唱したJ・B・S・ホールデンも途中から自説を撤回し、スターシード説(アストロ・プランクトン)に“勇気ある”転向をした。最近では、1962年のノーベル医学・生理学賞受賞者のF・クリックが、スターシード説を唱えている。





ETは、人類がこのスターシードによって誕生したと明言する。そして、さらに驚くべきことに、進化の道筋は、最初からDNAに組み込まれているとまで主張しているのだ。

このメッセージは、われわれが神の敷いた進化のレールに沿って発展する、と唱える汎世界的なオカルティズムの伝統的主張を思いださせる。ティモシー・リアリーは、この主張をひと言で要約している。つまり、「神はDNAの中にいる」のだ。

実際、地球上の全生命が、すべて同一の二重らせん構造をもっているということは、非常に奇妙なことだ。もしDNAが偶然につくられたものなら、右巻きのDNAや三重らせんのDNAなど、様々なタイプのDNAがあっても不思議ではないはずだ。

ところが、現実には、ウイルスのDNAも人間のDNAも、すべて二重らせん左巻きだ。これはどう考えてもある種の意志、あるいは計画が働いているとしか思えない。そうでなければ、何から何まで、偶然のひと言で片づけて、あとは頬かむりしているしかない。が、全宇宙の恒星(1000億×1000億)からひとつを選ぶよりも低い確率でしか発生しないDNAが、“偶然”地球に発生したのだと、だれが自信をもって主張できるのだろうか?

さらに、「わずか3億年の間に、ごく単純な蛋白質から、高度きわまりない生命組織をもつ人間にまで、“偶然”に生命が進化し、おまけに、宇宙時間のスケールでいえば、まばたきの時間にも満たない間に人類が今日の文明を、“偶然”築きあげたと、なんの根拠があって主張できるのだろうか?


こうした、きわめて楽観的な、“偶然”の連続に納得がいかないのなら、われわれはもっと別の可能性を追求するしかない。そのひとつが、冒頭で記したように、“スマイル・メッセージ”の中で語られているのだ。

われわれのなすべきことは、スマイル・メッセージの中で明言されている。それは3つある。

第1は、遺伝子コード(DNA)の中に「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと。第2は、「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと。そして第3は、「銀河系ネットワークと通信」して、「われわれの故郷へと凱旋する」ことだ!

 

■第1の課題= 「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと


メッセージの中で、ETは、われわれが今や「死」を克服すべき段階に入ったと告げる。この主張は、通常の感覚ではまったくの冗談にしか聞こえないだろう。しかし、錬金術や道教、神仙道の究極目標のひとつであった「不死性の獲得」が、今日ではきわめてまじめな科学上の研究課題になっているといったら、読者はどう思われるだろうか?

『コスミック・トリガー』の中で重要なページが、この不死性の探究のためにさかれている。その中から、いくつかの例を拾いだせば、このテーマがスマイル・メッセージとどんなかかわりをもっか、理解していただけるだろう。

不死性の探究が科学の対象になったのは、科学がDNAを射程内にとらえてからだ。

生化学者で、哲学者のバークレー大学教授ポール・シーガルは、「われわれの死は、ひょっとしたらDNAにプログラムされているのではないか?」という仮説から不死の探究をスタートさせた。死は細胞のランダムな崩壊の延長という従来の説と比べると、このシーガルの説はまさに驚天動地のものだ。というのも、もし死が、事実、プログラムされて起こるものなら、そのプログラムを変更することにより、われわれは不死に至る鍵を見出せるかもしれないからだ!

シーガルの探究は、老衰から死に至るプログラムを実行に移す「ケミカル・トリガー」を突きとめることに集中されている。これこそまさに、現代の錬金術だ。というのも、老化のプログラム探究において「不死」にかかわり、老化阻止物質の合成において「物質変成」にかかわるからだ。さらにこの研究の過程で、遺伝子操作の問題が当然生じてくるが、この遺伝子操作こそ、生命レベルにまで深化した「物質変成」にほかならないからである。


現在のわれわれの寿命が、われわれの肉体の耐用年数から導きだされたものだと考えるのは間違っている。少なく見積もっても、われわれの肉体は200年は使えるというのが、昔からの学者の主張だった。しかし今日では、多くの“不死学者”がもっと景気のいい数字をあげてわれわれに夢を与えてくれている。すでにラットの実験で老化のトリガーを変化させる3つの方法を発見したというシーガルは、ごく近い将来、人類の寿命は平均400~500歳まで延長されるだろうと主張する。

ヨハン・ブジョークスティン博士は800歳という予測値をあげているし、医学博士のロバート・プレオーダは、「老化のあらゆる兆候が矯正され、予防されるようになれば」という条件つきで、なんと1000歳という数字をあげているのだ。

しかし、こうした数字も、ティモシー・リアリーのとほうもない主張の前には色あせる。ティモシー・リアリーは、太陽が滅び去る数十億年先まで生きるつもりだと語っているのだ!





われわれにとってもうひとつ興味深いのは、こうした「不死」を探究する学者が、シリウスのメッセンジャー、ティモシー・リアリーと強い接点をもっているという点だ。

シーガルが不死の研究に取り組むきっかけとなったのは、ティモシー・リアリーのレクチャーに参加してからだという。ほかにも、名前は煩瑣になるので省略するが、量子力学を超心理学やティモシー・リアリーの業績と関連づけようとしている科学者グループが、少なからず存在するのである。

これは、いったいどういうことなのだろう? アメリカにおいて、ティモシー・リアリーとのかかわりを表明することは、実は危険なことなのだ。彼は犯罪者であり、突飛であやしげな擬似宗教によって若者を扇動した山師であり、ジャンキーであり、政府に仲間を売ったスパイであるという噂もまた、アメリカではかなりポピュラーなものだからだ。

それにもかかわらず、ティモシー・リアリーに対するシンパシーを表明する物理学者やその他の科学者が、少なからず存在するということは、ひかえめに見ても、ティモシー・リアリーの主張に科学的根拠があることを証明している。さらに大胆にティモシー・リアリーの主張を受け入れるなら、それは銀河系の“兄弟”からの通信が、でたらめなものではないということの傍証になるのではないか? 

結論を急ぐことはやめ、続いて、われわれは第2の課題を見ていくことにしよう。

 

■第2の課題= 「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと


この課題は、「スマイル計画」の鍵を握っている。ティモシー・リアリーはこれを、インテリジェンスの2乗と表現し、すでに人類はその段階に突入していると断言する。

この“予言”には、いくつもの側面があるが、ここではわかりやすい2つの面についてのみ記していくことにする。第1は社会的な現象面、第2は科学面だ。

社会面での知性の増大化運動は、ティモシー・リアリーがETからのメッセージを受ける以前の1960年代にアメリカ全土を覆い、欧州圏に飛び火した。いわゆる「ドラッグ・カルチャー」がこれにあたる。

主役はいわずと知れたLSD。1938年に発見され、1943年に合成されたこの「幻覚喚起剤」は、1960年に至って、まさに燎原の火のように全米の若者の間に浸透していった。

このドラッグは、人体にほとんど毒性を残さないこと(皆無と主張する学者もいる)、摂取を中断しても禁断症状がない(中毒性を生じない)ことなどが、従来のコカインやモルヒネなどのドラッグとの大きな違いだった。しかも、喚起される幻覚は、まことに強烈だった。

LSDは、それを服用する者の意識を、有無をいわさず拡大し、日常生活で固定されたリアリティを破壊した。服用者は未知の精神領域を旅行し、蛇のように「脱皮」した。宇宙に行くのも、太古の女神と出合うのも、ETとコンタクトするのも、お好み次第だった。“ターン・オン(酩酊)”は、何層にも重なった意識の、秘められた扉を開く20世紀の“秘儀参入”となったのである。



カウンター・カルチャーの
旗手として活躍していた頃の
ティモシー・リアリー教授


LSDの効果があまりに激烈だったので、ほとんどの愛好者は、それを楽しむことに急で、その価値を正当に評価するに至らなかったが、ティモシー・リアリーはほどなくしてLSDから離れた。というのも、ドラッグはティモシー・リアリーにとっては、「人間の神経系の潜在能力を十分理解するため、焦点をさまざまに変化させる道具」にすぎなかったからだ。

われわれの日常意識は非常に狭く、固定的で、しかも勝手な思い込みとドグマ(独断)に満ちたリアリティによって、どうしようもないほどガッチリと支配されている。この意識状態は、地球的・近視眼的な、地べたにはいつくばる意識だ。意識進化のレベルでいえば、すでに過去の遺物、克服されねばならない低レベルの意識といってもいい。

LSDは、この地球的意識から人をひきはがし、宇宙へとトリップさせるために開発された物質だというのが、ティモシー・リアリーの考えだった。





アントン・ウィルソンは、よりはっきりと、この種のドラッグを、人間の脳神経系の従来のプログラム(固定したリアリティ像を神経系に送り込むプログラム)を改変し、ジャンプさせ、多重多層のリアリティヘと連れだす、「メタプログラミング物質」と定義づけている。

こうした意識の拡大が、人間に新たな視点、世界観、発想を与えることは、間違いない。ただし、この“暴力的”な傾向のある“メタプログラミング”が、上等な方法といえるかどうかは、読者自身が判断してほしい。


ともあれ、知性増大に必要な意識の改変は、“偶然”のLSDの発見・開発から、半ば強引にひき起こされ、世界に熱狂的なブームを呼び起こし、その後の“精神世界”ブームの土台を築いた。今日、欧米や日本などに広がっている神秘学・精神科学ブームは、間違いなく1960年代を核に形成されたのだ。

そして、そのころ学生だった“時代に敏感”な若者が、のちにニューサイエンスの旗手となり、“精神世界”のアジテーター、プロパガンディストになり、カルトを組織し、あるいはニューメディアの世界で知覚像の拡大に猛進していることを、忘れてはならないだろう。

 

■知の枠組みの大転換によって、20世紀の科学はオカルティズムに近づいた!



人間の脳の神経細胞。この複雑な人間の脳に
科学者はどこまで完璧に迫れるか。


さて、知性の増大のもうひとつの面、科学に移ろう。20世紀が、異常に発達しつづける科学とテクノロジーの時代だということ自体、「知性の増大」が「人類進化」の3つのステップのひとつというスマイル・メッセージの実現の表れなのだが、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

知性を開発することは、今やブームないしファッションといっていい。いわゆる、“潜在能力開発”にかかわる科学者や研究家──その中には、あまり信頼のできない人々もいるが──の活躍は、この文章を読んでいる読者なら説明するまでもないだろう。

さらに、よりエキサイティングなアプローチは、“脳内物質”の探求によってもたらされた。脳内および消化器官にあって、もろもろの情報伝達を司っている“神経伝達物質”捜しが盛んになったのはこの数十年のことで、大脳生理学者や神経学者らの脳内物質捜しに対する熱狂ぶりは、マスコミによって“ゴールド・ラッシュ”と揶揄されるほどの活況を呈した。

脳内の神経伝達物質は、ある種の感情や感覚、行動能力などの発現のトリガーになる。睡眠を引き起こしたり、快感を与えたり、食べたり、性欲を起こしたりする物質を自由自在にコントロールできるようになれば、われわれはあらゆる面で従来の人間観を書き換えることができる。また、記憶や学習などのトリガーとなる物質を支配できるようになると、人間の知性は、まったく新たな局面を迎えることになるだろう。

この脳研究の20世紀的局面は、まさしくETの予言──「神経系の化学組成の中に、知性を増大化する鍵を見出すだろう」──とぴったりと符合するといわなければならない。


さらに、物理学的世界観の枠組みも、今世紀に至ってガラリと変化した。19世紀には、われわれが認識している世界は不動の実在だと思われていたものが、今日では実在の影にすぎないと考えられるようになった。もう少し厳密にいうと、われわれが、世界に関する体験を組織化する際に用いるいかなる“網の目”も、世界そのものをとらえることはできないということになる。

この、今世紀初頭に、物理学者ニールス・ボーアらによって公式化された“コペンハーゲン解釈”や、前述のホログラフィック・パラダイムは、物理科学の世界観が、古代インドや中国エジプトなどの世界観にすり寄ったということを意味している。

シャーマニズムのいわゆる“類感魔術”も、今日では物理学の概念になりつつある。これは、物理的風影関係はなくとも、人形に呪いをかけると、呪われた人間に効果が及ぶという呪術だが、この奇妙な“偶然の一致”の背後にある世界と、ユング=パウリのシンクロニシティは、あと一歩の距離にある。また、ひとつの粒子は他のあらゆる粒子に影響を及ぼすという物理学の仮説(QUIP)は、すべてが一方では原因であり、同時に結果でもあるという“魔術的観念”に著しく接近しているのだ。

20世紀科学が、総体としてオカルティズムに接近しているという印象を与えるのは、われわれの知の枠組みが変化してきたからにほかならない。そしてこの変化は、ETやティモシー・リアリーによれば、われわれが「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」からだという。

なぜ知性は増大化されねばならないのか? ──この問いの答えは、次のパートを見ていくことで明らかになるだろう……。

 

 

 

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

関連記事

別窓 | イルミナティ
「イルミナティの陰謀」とは
2008-02-24 Sun 23:14

■■PART-3:

「イルミナティの陰謀」とはシリウス生命体が放つ“神の知識”だ


「ホルスの目」は、すなわち、シリウス生命体の宇宙を駆けめぐる知覚──。その「目」を継承するイルミナティの陰謀とは、シリウスとのコンタクトを通して人類に内在する知の炎を燃え立たせ、啓明のネットワークに包み込むことだ!

 

■古代エジプトの聖なる「ホルスの目」は宇宙をめぐるシリウス生命体の知覚を表す



古代エジプトの神殿の壁画に
描かれている「ホルスの目」


20世紀全般を覆う2つの謎めいた影シリウスとイルミナティをざっと素描してきたが、読者は、これら2つの影が、どこでどうしてひとつに結び合わさるのか、いぶかしく思われることだろう。

厳密にいえば、ドイツに成立したバヴァリア・イルミナティとシリウスは、間接的にしかつながらない。というのも、シリウスは紀元前数千年──ロバート・テンプルの説では、紀元前5000年──の昔から地球にかかわってきたからであり、バヴァリア・イルミナティは、シリウスが深く関与した可能性の強いいち結社以上のものではないからだ。

順を追って書いていこう。イルミナティとシリウスのつながりをストレートに物語るものは、前章で書いた“アイ・イン・ザ・トライアングル”だ。このシンボルの起源は、エジプトの「ホルスの目」にある。そこで、シリウスとアイ・イン・ザ・トライアングルの関係を知るためには、われわれは面倒でも「ホルスの目」にまつわる神話に分け入っていかなければならない。





話を見えやすくするために、ここでは登場人物を3神に絞り込むことにする。ホルスとその親であるイシス、オシリスだ。

まずイシス。この女神がシリウスの神格化であることは、すでに考古学者らによって十分証明されている。古代エジプトでは、このシリウスがちょうど太陽と重なる日を新年として、一年の暦をつくりあげた。これがパート1で書いた“犬の日”だ。そして、この日は、シリウスの力と太陽の力が重なり合って、そこから聖なるバイブレーションが発せられるという。

このイシスの周囲をめぐる惑星、それがオシリスであるシリウスBだ。この星は暗く、重い。しかし、シリウス星系の中で最重要な星であり、ドゴン族が最も重視し、古代エジプト人が最も注目したのも、この星であった。

シリウスBは超密度の星で、強い光度をもつ主星シリウスAに比べ、非常に見えにくい星である。そこで、エジプト人は、オシリスを「暗闇の盟友」と呼んだ。そして闇の世界、死後の世界を司る神ととらえた。ドゴン族も、この星を「暗い星」と主張する。そして、その象徴として「ひとつ目」を描く。まったく同様に、エジプト人もオシリスを「ひとつ目」として描く。シリウスBは「宇宙のひとつ目」──宇宙生成の鍵を握り、すべてを見通す目の星なのだ。

ドゴン族やその周辺部族のボーゾー族が、シリウスBを“トノ・ナレマ”と呼んでいるという事実は大いに注目に値する。この言葉は、ロバート・テンプルによれば、そのもの、ズバリ「目の星」という意味なのだ!



ドゴン族が伝えるシリウス星系の図


さて、古代エジプト人や、エジプト神秘主義の系譜に連なるオカルティストたちは、このシリウスBのシンボルこそが、今われわれの追求している「ホルスの目」なのだと口をそろえる。

ではホルスとはなんの神格化なのか。オカルティストたちの研究から、現在のところ、イシスとオシリスの子ホルスは、すなわちシリウス生命体そのものを指しているという。さらに、ドゴン族によれば、その故郷は、シリウスCの周囲を回る「ニャン・トロ」だというのである。

シリウスAは太陽の48倍もの光度で燃えさかる恒星だし、シリウスBは1万度以上の表面温度をもつ惑星だ。こんな星に高度な知的生命体が住んでいるわけがない。ところが、ニャン・トロは、水のある惑星なのだという。そして、このニャン・トロに住むシリウス生命体は、シリウスBを最も重要視し、崇めているというのだ。

エジプト神話によれば、ホルスは父なる神、「暗闇の盟友」オシリスの死を悼んで、自らの目を供犠に捧げたのだと伝える。つまり、ホルス(シリウス生命体)の目は、オシリスに捧げられた目、シリウスBの目なのだ。逆にいえば、オシリス ──つまりシリウスBは、ホルスであるシリウス生命体の目を通して宇宙を見る。だから、シリウス生命体が外宇宙で活動させている知覚は、すべてシリウスBに帰属するということを、これら伝承は語っている。ホルスは、オシリスにとっての“飛ぶ目”、宇宙をめぐる知覚なのだ。だからこそホルスは、きわめて鋭敏な視覚と強い飛翔力をもつ“鷹”によって象徴されてきたのではないか……。

 

■「神の目」を知る覚者は、シリウス・ネットワークに取り込まれていく!


「ホルスの目」とシリウスの関係は、これでだいたい理解していただけたことと思う。

古代エジプト人は、シリウス生命体にまつわる思想やエソテリック・サイエンスを表現する際に、こうして「ホルスの目」を用いた。「ホルスの目」が、人間の可能性の拡大に関係する超越的・神秘的エネルギーを表すと同時に、冥界・死後の世界、そして不死の象徴としても用いられるのは、シリウスBの二面性によっている。というのも、シリウスBは、実質的なシリウス星系の主星としてシリウス生命体やエジプト、ドゴン族などに崇められると同時に、己れの重力圏に入るものをすべてのみ込み、とらえて離さない超重力の恐怖の星、暗闇の盟主、悪魔の星ともとらえられていたからである。

シリウスBのこの二面性は、エデンの園の蛇のイメージで伝えられている。グノーシス神話では、この蛇を知の顕現として崇めるが、キリスト教では邪悪な魔としてしりぞけるのだ。

よく知られているように、ヘルメス学──錬金術の系譜においても、蛇は重要な“秘められた知識”を象徴する。ヘルメス学の祖ヘルメス・トリスメギストスが「犬の頭をもつ者」と呼ばれ、枝にからみつく蛇をもっている図で表されることに注意してほしい。「犬の頭」とはシリウス星系=大犬座の伝統的シンボルであり、蛇はエソテリック・サイエンス、あるいはシリウス・サイエンスの“知識”の象徴である。



ヘルメス学の祖
ヘルメス・トリスメギストス。
「犬の頭をもつ者」と呼ばれる。


「ホルスの目」にまつわるこれらさまざまな“隠されたもの”が、のちの秘教伝授者によって「神の目」──「アイ・イン・ザ・トライアングル」に集約されてくる。このシンボルを用いる者は、意識するとしないとにかかわらず、シリウスの秘められたネットワークの住人になってしまうのであり、シリウスの体系に取り込まれていくのである。

バヴァリア・イルミナティは、まさにそのケースだった。フリーメーソンも同様であり、錬金術師もまたそのグループであった。彼らのうち、そのトップに立つ者はこのことをよく理解していた。ただし、それを説明することはしなかった。だから、下級構成員は、その秘められた背後関係に気づかぬままに、シリウスの影をひきずって動かされつづけてきたのである。

このことは、20世紀の今日に至るまで、少しも変わっていない。シリウスからのコンタクトは、太古のみの出来事なのではない。それは今も続いており、しかもコンタクトを受けた者の大部分は、その意味の重大さにまるで気づいていないのが普通なのだ。

アントン・ウィルソンが適切に表現しているように、シリウスの、そして「イルミナティの最終秘密のひとつは、自分がその一員であることが、抜けだすにはもう遅すぎるときになるまでわからない、ということにちがいない」のである。





シリウスの活動が20世紀に至っても少しも衰えず、相変わらず人間精神の闇の部分──無意識の部分に働きかけていることを示す例を、20世紀から拾いだしておこう。

パート1で、宇宙考古学のパイオニア、ジョージ・ハント・ウィリアムソンがシリウス生命体とコンタクトしたと主張していることは書いた。このシリウス生命体が実在しているかはともかく、彼がどこかから、「エノク語」にまつわるメッセージを受けたことは事実であり、その材料がウィリアムソンの無意識にあったと仮定しても、それなら無意識は、なぜエノク語とシリウスとUFOとエイリアンを結びつけたのかという問題は、依然として残る。

それだけではない。ウィリアムソンは、実はもっと興味深い報告をしているのだ。彼がシリウス生命体から聞いたところによれば、シリウス生命体は、仲間同士が確認し合うときのシンボルとして「ホルスの目」を用いると語ったというのである!

古代エジプトから続く「ホルスの目」の伝統が、いわば集合的無意識の中に蓄えられ、ウィリアムソンの中でよみがえった、と解釈するしか道がないではないか。

また、20世紀におけるオカルト界のプロパガンディストにして、最大の超能力者といわれるユリ・ゲラーのケースもある。ユリ・ゲラー自身が語るところによれば、彼の背後には「スペクトラ」という名のETがついていて、コンタクトを続けているという。そしてユリ・ゲラーを調査した科学者のうち2人は、この「スペクトラ」という名のETを、たびたびホルスの姿で目撃したと報告しているのだ。

 

■“イルミナティ”とは、全てを見通すサイキック感覚を体験することだ!



秘密結社が象徴として用いている 「神の目」=シリウスのシンボル。
(左)東方聖堂騎士団(OTO)のシンボル
(中)フリーメーソンのシンボル
(右)銀の星教団のシンボル


古代エジプトから6000~7000年の歳月を隔てた今日に至ってもなお、「ホルスの目」はこうして活動している。

それは一見、互いに何の脈絡もなく人々の間に現れてきたように見えるのだが、しかしたび重なる“偶然の一致”をつぎ合わせていくと、その背景に重層的、かつ広範囲にわたる謎めいたシンクロニシティが浮かびあがってくるように思えるのだ。

そして、陰謀史観の持ち主が「イルミナティの陰謀」と呼んでいるものが、実はこの「ホルスの目」の周辺で起きる事件、そのメンバー、結社、思想などと重なり合うのである。



サン・ジェルマン伯爵。
彼は生没年不詳で、 その生涯のほとんどは
神秘のベールに隠されたままである。
彼の正体をめぐって、様々な説が
唱えられている。


たとえば、陰謀論者の代表的人物であるバリュエル神父は、フランスにおけるイルミナティ・ロッジの首魁が、かのサン・ジェルマンだったと主張している。それを直接的に証明する歴史資料は存在しないが、しかしサン・ジェルマンとシリウスとの関連、あるいはサン・ジェルマンとエイリアンとの関連なら、いくらでもあげられる。

たとえば彼は、ウィーンの友人たちにこんな謎めいた言葉を示したことがある。
「私の歴史には300年の時がある。200年は友人のためであり、50年は酒を飲むための時間、そして25年はイシスとの時間……」

ここでいう「友人」と「酒」は、サン・ジェルマンの表向きの顔、世間に知られた活動を指しているのはいうまでもない。そして、彼本来の顔、彼の活動の本質はイシス──すなわちシリウスにあると、彼はここでほのめかしているのだ。



アルバート・パイク(1809-1891年)。
弁護士、詩人、多作な作家として
活躍していた南部連邦の将軍で、
「黒い教皇」と呼ばれていた。


  また、アメリカにおけるフリーメーソン高位者であったアルバート・パイクは、著書『古代スコットランドにおけるフリーメーソンの一般儀式のモラルとドグマ』の中で、「神の目」=「燃え上がる星」について次のように述べている。

「5点からなる『燃えあがる星』のなかに、『聖なる摂理』に関する暗示を見出すというのもまた非現実的である。よくいわれるような、この星が魔術師を導いてきた記念すべき星だという解釈も、いささか近代的な意味づけである。元来、この星はシリウス、犬狼星を意味するのだ。」

クロウリーは、この「燃えあがる星」のシンボルを好んで用いた。彼はイルミナティを「アルゲンテウム・アストルム(銀の星)」あるいは「ザ・シルバースター」と呼び、自ら「銀の星」教団を創設した。この「銀の星」とはいうまでもなく、シリウスを意味している。彼は自分のことを「イルミナティの哲人(エポプト)」と呼び、彼の雑誌『春秋分点』には毎号その巻頭にこう記されていた。「科学的イルミニズム雑誌」と──。



20世紀最大の魔術師
アレイスター・クロウリー


東方聖堂騎士団(OTO)のグランドマスター、ケネス・グラントは、次のように述べている。

「クロウリーは、空間の門を開き、外宇宙からの流れを人間の生命波動のなかに取り入れることが可能だと考えていた……。ラヴクラフトがその著作で執拗に言及するように、何らかの超次元的かつ超人的な力が、この惑星を侵略し、支配する意図をもって、その軍勢を集結させているとするのは、オカルトの伝統である……。それはまた、すでに宇宙的存在とコンタクトし、おそらくは彼らの到来のための準備をしている地球上の秘密結社の存在をほのめかした、チャールズ・フォートの陰鬱な指摘を思い起こさせる。

クロウリーは、こうした作家たちが真実にまとわせた悪のオーラを排除する。クロウリーはむしろテレマ的に解釈することを好んだ。つまりETやエイリアンによる人間の意識への攻撃という解釈ではなく、星々を抱擁し、そのエネルギーをひとつのシステムヘと吸収するための内側からの意識の拡大として捉えたのだ。そして、そのようなエネルギーの吸収によって、そのシステムは豊かになり、真に宇宙的なものになりえると考えたのである。」





「イルミナティの陰謀」とは、もう明らかなように、人類史の闇の部分を通底する「ホルスの目」との自覚的・無自覚的コンタクトそのものなのだ。バヴァリア・イルミナティは、そうしたコンタクトのひとつのケースにすぎない。

「イルミナティ」という言葉は、日本語で“啓明”と訳されている。そして、啓明とは、全人格をゆるがすなんらかのエネルギーによって、それまでふさがれていた内在する知恵の目が開かれる体験そのものを指す。これこそがイルミナティの本質なのである。

  また、「イルミナティ」という名称は、「神や人間についての内的な啓示」という意味を持つ言葉として、古くから多くの宗派に用いられてきたものである。このことからも、18世紀にバヴァリア・イルミナティを創設したアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティの教義の“始祖”ではないことは明らかであり、彼は古代ギリシアやエジプトの神秘主義的哲学を研究する中で、ただそれを復活させただけであるのだ。

読者は、「イルミナティ」のキーワードが「知」に置かれているということの重要性を、よく覚えておいてほしい。このことの理解なしに、われわれは20世紀の全科学を巻き込んだオカルト・ムーブメントを把握することはできないからだ。

“啓明”=イルミナシオンはたんなる神秘体験や神秘的恍惚感といったものではない。いわば世界に向けて開かれた「知」のめくるめく眩暈、あらゆる「意味」がどっと堰を切って溢れだし、自分に向かってくるような、まばゆいばかりに「すべてが見えてくる」サイキック感覚なのだ。

この、いわば「知の熱」「知の炎」ともいうべきものを執拗に追い求めたのが誰だったかを思いだしてほしい。

古代において、最も強烈にこの「啓明」を求めたのは、プラトンであり、ピタゴラスだった。あるいはまた、グノーシスに属する神秘家、哲学者だった。グノーシスというセクト名が、何よりも雄弁にこのことを物語っている。グノーシスとは「知識」という意味なのだ。そして、『旧約聖書』に見られるとおり、「知識」はキリスト教から一貫して「悪徳」とみられ、前述したとおり、イブをそそのかした悪魔の化身の蛇と見なされて、迫害されつづけてきたのである。

イルミナティは、いつの時代にも存在した。

反イルミナティの熱心なプロパガンディストが、イルミナティの起源をエジプト神秘学に、グノーシスに、あるいは新プラトニズムに求めるとき、彼らはある意味で本質をついていたのだ。プラトンが“愛知者”であったように、バヴァリア・イルミナティのヴァイスハウプトが知の探究者であったように、ブッディストが“般若=智恵”を求め、グノーシスが“神の知識”を求めたように、イルミナティは、常に「知」とともにあったからである!

 

■ヨーロッパのイルミナティとスーフィズムの関係


  ところで、ヨーロッパで活動したイルミナティは「スーフィー結社のヨーロッパ支部」だとの説がある。スーフィーの歴史学者イドリエス・シャーは、イルミナティのルーツはスーフィズム(イスラム神秘主義)であると主張している。彼によれば、イルミナティの起源は、「輝ける星」に言及した『コーラン』の一節に由来するという。

スーフィズムにおいては、「彼は見るものであるとともに、見られるものであった。彼の目のほかに宇宙を見る目はなかった」とか、「私が彼を見る目は、彼が私を見る目であった」などという言葉が出てくる。ここでいう彼とは、すなわち“神”のことだ。
また、一般にスーフィズムには、ヒンドゥー教、仏教、グノーシス主義、新プラトニズムなどからの思想的文化的影響が指摘されているが、スーフィーたちは、個人的な内面を重視し、内面の探究によって“神”との直接交流・自己一体化を試みてきたことで知られている。



イスラム神秘主義スーフィー


スーフィズムに関して、日本の優れたイスラム研究家は次のようにいっている。
「スーフィズムは特にその実践面においてまったく本来、秘教的性格、エソテリックな性格のものであり、かつての古代ギリシアの密儀宗教に典型的な形で現れているように、その真相はよそ者には一切明かさないようにできている。あらゆる意味で非公開的なもの、閉ざされたもの、見せることはもちろん、話すことももちろん本来許されない秘事である」(『イスラム哲学の原像』井筒俊彦著)

イルミナティとスーフィズムの関係については、もっと研究が必要だと思われるが、もともとヨーロッパのルネサンス運動は、十字軍遠征などによるイスラム文化との接触によって生まれた現象であり、イスラムからの学習を通じて古代ギリシアの遺産が輸入され、アラビア知識を背景に花開いたものである。

このため、当時のヨーロッパ知識人の中には、貪欲にアラビア知識を吸収する過程で、スーフィズムから多大な影響を受けた者がいたであろう。そのことを考慮すれば、ヨーロッパのイルミナティのルーツをスーフィズム=アラビアに求めることは、あながち的外れにはならないと思われる。


 
(左)薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわち
クリスチャン・ローゼンクロイツを描いたとされる絵。
(右)自らの著作の中で薔薇十字団員であることを
告白したロバート・フラッド。薔薇十字団の教義を
体系化して壮大な集成を作り上げた。


また、次のような事実もある。バヴァリア・イルミナティが誕生する前の、17世紀初頭のドイツにおいて、ルネサンス運動の一環として薔薇十字団という秘教グループが活躍し、人々を熱狂させたことで知られるが、 興味深いことに、その創設者クリスチャン・ローゼンクロイツの修行生活の物語はアラビアを舞台にしているのだ。

そして、この薔薇十字団が短期間の活動で姿を消すと、人々の中には、「薔薇十字の結社員たちは30年戦争の惨禍からヨーロッパを救うために遠いオリエントからやって来た賢者たちで、混乱が収拾されると同時に役目を終えて再び東方の故郷に帰っていったのだ」と考える者が少なくなかったのである。

また20世紀に活躍したグルジェフの思想体系(超人思想)は、スーフィズムから大きな影響を受けていることで知られているが、 彼の弟子J・G・ベネットによれば、グルジェフは紀元前4500年ごろのバビロンに起源を持つ名称の無い秘教結社に参入していたという。ケネス・グラントもまた、クロウリーの霊統をそのころのエジプトとバビロンにまでさかのぼって追跡している。

 

 

 

■■PART-4:

「スマイル・メッセージ」の中に記された衝撃の内容と“予言”


今世紀の科学はあらゆる聖域に侵入し、SFの世界が眼前に展開しはじめた。そこには、知への啓明──イルミナティの陰謀が深く静かに潜行している!

 

■今世紀における科学の奇蹟的な進歩の背後に、謎の知性体が存在する!?


われわれの世紀のテクノロジーは、空想をはるかに凌駕するスピードで突き進んでいる。生命の謎は、もはや科学者の試験管の中に片足を突っ込んでいる。物質の純血はとうの昔に破棄され、卑金属から金が変成されるように、人が空想できるような物質なら、たいがいのものが、少なくとも理論上は開発できるまでになっている。

巨大コンピューター網は世界をネットし、情報は瞬時に世界をめぐる。人間の意識や知覚は物質に置換され、反対に物質が“知覚”や“意識”をもちはじめている。あらゆる“聖域”に科学が割り込んでいるのだ。“不死”さえも、今やエソテリック・サイエンスの課題ではなく、遺伝学や生物学など、関連諸科学のまじめな研究課題になっている。

こうしたことが、今世紀に至って一気に湧き起こった。これは、よく考えると非常に不思議なことだ。なぜわれわれの世紀に至って、このように急激な“知の爆発”が起こったのか?





多くの人は、それを漠然と、積み重ねられた科学的知見の展開と考えるだろう。しかし、シリウスの影に注目している一部のオカルティストは、これは“つくりだされた状況”と考える。背後に、こうした“知の爆発”を操作している謎の知性体が存在すると主張するのだ。

こうした主張は、一見、荒唐無稽に思われる。しかし、注意深く見ていくと、この主張にも否定できないリアリティがあることがわかってくる。というのも、科学の革命的な進歩は、多くの科学者の努力の積み重ねによって得られるのではなく、ひと握りの科学者の、突拍子もない思いつきからスタートするからだ。



悲運の天才科学者
ニコラ・テスラ


たとえば、われわれの文明は電気によって支えられている。この電気システムを発明し、その他700にも及ぶ特許を取得して、「20世紀を発明した男」とも「世界を今日のようにつくりあげた男」とも呼ばれているニコラ・テスラは、それらを考えぬいた末に発明したのではなく、“霊感”によって、ひょいと垣間見ることで、発明した。
それはオカルティストが、“霊界通信による発明”と呼んでいるものと同じだ。テスラ自身は霊界を信じなかった。しかし彼はETの実在は疑っておらず、それどころか、他の惑星の住人と通信する方法を開発したと主張していたのである。

生命科学の分野でいえば、DNA構造の決定が、この“霊界通信”で発見された。遺伝子操作やクローン創造、生命の起源探究などが、すべてここからスタートしたといっていい。DNAに関するワトソンとクリックの偉大な業績は、ワトソンがオックスフォード大学のらせん階段を下りているときに、まさに電撃的に “ひらめいた”のである。

人間の知覚や世界像、そこから導かれる世界観を、根本から書き改めるニューサイエンスの最も刺激的な仮説「ホログラフィック・パラダイム」も、やはり“直観的”に生まれた。スタンフォード大学のカール・プリプラムが、たまたま手にした雑誌の立体映像から、「世界は波動のみが実在し、知覚は幻覚にすぎない」とひらめいたとき、20世紀科学は新しい世界像の構築を開始したのである。

 

■「スマイル・メッセージ」の中には人類の状況と課題が集約されている!


子細に検討していけば、20世紀の科学・文明上の進化は、こうした“革命的な思いつき”によって支配されていることが明らかになる。しかも、インスピレーションをキャッチした科学者の多くが、ごくまじめに、そのインスピレーションとある種の超越的な力からのテレパシーを結びつけているという事実は、決して無視できない。

1093の特許をもつエジソンが、「霊界通信機」の製造に真剣に取り組み、700の特許をもつテスラがETとの交信を研究したのは、たんに彼らが迷信家だったからだろうか? ニューサイエンスに属する科学者が、道教や仏教に限りなく接近しようとしているのも、ユングがグノーシスや錬金術を現代によみがえらせたのも、やはり彼らの迷信性ゆえなのだろうか?





この問いへの解答ともいうべきETからのメッセージについて記すときがきたようだ。そのメッセージは、パート1で書いたように、1973年の“犬の日”にもたらされた。受信の中心人物は元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー。人間精神を解放し、意識の新しいステージを開くためにLSDを活用せよと唱えてフォルサム刑務所につながれた当代きっての心理学者は、そのメッセージを「スマイル・メッセージ」と名づけた。

スマイル(SMI2LE)とは、Space Migration + Inteligence2 + Life Extension の略語で、「宇宙移住」+「知性の2乗」+「生命の拡張」を意味する。この3項目の中に、20世紀の人類が置かれた状況と課題が、そしてイルミナティの最終計画が、すべて集約して表現されているのである。

読者はまず初めに、下の「スマイル・メッセージ」を読んでほしい。

 

 

謎のSMI2LE(スマイル)メッセージ全文


いよいよ地球の生命体がこの惑星の子宮を離れ、星々へと歩み出すときがやってきた。

生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前、君たちの惑星にばらまかれたのだ。

進化のゴールは、君たちの惑星間的両親が帰還を待っている銀河系ネットワークと通信をして、そこへ帰還することができるように神経系を作り出すことにある。

地球の生命体は、今やその中間にまで差し掛かってきている。自身を確立し、幼生期の変成を経て、第7の脳のステージへと至るこの道の──。

君たちの種の中で、最も知的、進歩的、かつ勇敢な者たちを集めよ。男女の比率は同等にせよ。あらゆる人種、国家、宗教を彼らによって代表させるのだ。

君たちは遺伝子コードの化学的構造の中に、不死性のカギを見出そうとしている。君たちはその中に生命の聖典を発見することだろう。不死の責任を、引き受けるときがきたのだ。もう死ぬ必要はなくなったのである。君たちは神経系の化学組成の中に、知性を増大化するカギを見出すだろう。ある種の化学物質をうまく使用すれば、遺伝子コードを神経系によって解読することができるようになるだろう。

君たちの惑星の生命体はすべてひとつであり、そのすべてが故郷へ帰還しなくてはならない。完全な自由、責任と種を超越した調和が、故郷への帰還を可能にするだろう。種族や文化、国籍によっている幼生的アイデンティティーは超越しなくてはならない。生命に対してのみ、忠誠を誓うのだ。生き残るためには、帰還の旅をするしか道はない。

日本人は君たちの惑星で最も進化した種族だから、君たちの仲間を保護してくれるだろう。

我々は、星々に目を向けるときがきたことを示すために、君たちの太陽系に彗星を送っている。

故郷に帰還したとき、君たちは新たな知恵と力を与えられるだろう。君たちの精子である宇宙船は、地球の生命体が開花したことを意味するのだ。仲間が集められ、旅が開始されるやいなや、戦争、貧困、憎悪、恐怖といったものは君たちの惑星から消え失せ、最古の予言と、そして天国のビジョンが実現化するだろう。

変異せよ!
故郷へと凱旋するのだ。

 


1973年7月23日

 

 

 

このメッセージがETからのものだとする証拠は何もない。しかし、20世紀のさまざまな科学的状況や、これまで見てきたようなシリウスの暗躍、この実験が行われた日の特殊性、同日、ティモシー・リアリーの友人のアントン・ウィルソンがキャッチしたメッセージなどを考え合わせていくとき、このメッセージがETからのものだというティモシー・リアリーの主張は、しだいに現実味を帯びてくる。

それだけではない。メッセージには、ETが彗星を太陽系に送ったとあるが、事実、「その後の数か月のうちに、メッセージの予言どおりに、コホーテク彗星が太陽系に現れ、太陽に向かってやってきた。この間、天文学者らはその前例のない壮観を公に発表し、ティモシー・リアリーの弟子たちはそれを確認して大笑いをしていたのである」(『コスミック・トリガー』R・A・ウィルソン)。

しかし、もっと本質的で、より重要なのは、「スマイル・メッセージ」がキャッチされて以降の宇宙移住計画の進展ぶりだった。まるで仕組まれてでもいたかのように、スペース・コロニー計画は急速に人類のコンセンサスを得はじめた。

こんなことを書くと、「それは勝手な思い込みだろう。スペース・コロニー計画など、今世紀初めからあったのではないか」と思う人が大部分だろう。そうではないのだ。技術的にも効率的にも、スペース・コロニー計画が可能であり、しかも絶対に必要なものだという認識が、民間レベルに急激に広まったのは、確かにティモシー・リアリーがETから「スマイル・メッセージ」を受けてからであり、ETが、人類は「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」と宣言してからなのだ。

 

■「スマイル・メッセージ」の受信以降、急激に進み出した宇宙コロニー計画



(左)スペース・コロニー計画の提唱者ジェラルド・K・オニール博士。
(中)オニール博士が提唱した 「スペース・コロニー」の全景。
(右)スペース・コロニー内部の様子。円筒の内部は居住区になっている。


ティモシー・リアリーは、1973年7月にETからのメッセージを受けた。それから10カ月後の1974年5月、ティモシー・リアリーの友人であり、理解者でもあるプリンストン大学の生理学教授ジェラルド・K・オニールは、科学者では初めて、包括的かつ現実的なスペース・コロニー計画に関する構想を発表した。しかし、発表時の科学者の反応は全般的に冷たかった。科学雑誌は博士の論文掲載を保留した。それがあまりにも空想的、非現実的に思えたからだ。

しかしNASA(米航空宇宙局)の反応は違っていた。NASAはオニールの構想を評価し、すぐさま研究予算を提供してスペース・コロニー計画の推進を委託した。

NASAのこうした動きと呼応するかのように、すぐさま全米55の大学をネットした「大学宇宙研究協会」が設立された。ついで、1977年には「公共法人宇宙研究協会」が設立され、続いてスペース・コロニーに関する民間の情報センター「L-5協会」が誕生した。この協会には、わずか数カ月のうちに数十万人が集まった!

この間、UFOやETの実在はしごくまじめな研究対象になりつつあった。ティモシー・リアリーがメッセージを受けたまさにその年、ギャラップの世論調査は、UFOの目撃者が全米でなんと1500万人以上、成人人口の11%にのぼるという調査結果を発表した。

翌1974年には、スタンフォード大学で関連分野24名の科学者を集めた「地球外文明に関する討論会」と銘打ったシンポジウムが開催された。そのシンポジウムで、ジョージ・ホプキンス大学のR・C・ヘンリー博士は、「われわれ地球人は、銀河系の“兄弟”たちによって養育され、進化の道にそって進歩させられているのか?」という問いを発したが、この問いはまさしく、スマイル・メッセージと裏表の関係にあったことがわかる。

1975年には、UFO実在説が、知識階級の間で非常に強固に支持されていることが証明された。この年、ギャラップはアメリカの知識層のみを対象にUFOに関する調査を行なったが、なんと93%もの知識人が、UFOを信じていると回答したのである! 「スマイル・メッセージ」と、オニールのスペース・コロニー計画以降のこうした宇宙への期待、盛りあがりは、その後も猛スピードで広がった。

1980年、未来学者のアルビン・トフラーは、人類を襲う「第三の波」は科学技術、とりわけ「オニール博士のアイデア」に端を発するスペース・コロニゼイションだろうと予言して、センセーションを巻き起こした。そして1981年には、スペース・コロニー実現の第一歩として、ついにスペース・シャトルが打ちあげられたのである。

翌1982年には、国際天文学連合による「地球外の生命を捜し求める51委員会」の設立。1984年には、アメリカ産業界もNASAとの協力関係のもとに、スペース・コロニーの具体化に大きく踏みだしていることが、米議会下院の科学技術委員会におけるアメリカ宇宙旅行協会理事長のリチャード・クラインによって、誇らしげに報告された……。

すべての動きは「スマイル・メッセージ」以降から顕著になってきた。しかもティモシー・リアリーは、これら一連の動きを予見していたふしがある。というのも彼は、人類が宇宙に帰還するというプログラムの主要な第1段階は、オニールのスペース・コロニー計画からスタートすると明言していたからである!

となると、われわれは、いよいよスマイル・メッセージに含まれた「生命の拡張」、すなわちイルミナティの人類進化プログラムについて検討していかねばならないだろう。

 

 

-----------【補足事項】-----------

「L-5協会」とスマイル計画のつながり


人類が宇宙に乗り出すための最初のステップは、宇宙ステーションの建設だ。このステーションの位置は、どこでもよいというわけにはいかない。宇宙空間に流れだしもせず、惑星の重力に引きずられることもない安定した場(秤動点)が確保されない限り、スペース・コロニー計画は実現しないからだ。

この重力安定場を数学的に割り出したのが、フランスの数学者J・ラグランジュである。彼は18世紀の時点で既にこの秤動点を解析し、L1からL7までナンバリングしていた。そして、オニール博士やNASAがスペース・コロニー建設予定地にしているのが、そのうちのひとつ──地球と月の間にある秤動点L5(ラグランジュ・ファイブ)である。

このL5点を協会名にして発足したのが「L-5協会」である。

実はこの協会が、なんらかの形でスマイル計画とつながっているらしいのだ。というのも、この協会を訪ねたUFO研究家の有賀竜太氏が、同協会員から「スマイル・メッセージ」そのものを手渡されており、ほかにも同協会内の某グループとティモシー・リアリーとの密接な関わりを示す傍証がいくつもあるからである。

同協会自体はもちろん秘密結社ではないが、しかしその内部に、人類進化プログラム推進派がいる可能性は極めて高いのである。

 

 

 

■■PART-5:

我々の進化のプログラムはDNAに組み込まれている!


ETは、われわれの生命の起源と進化、そして人類のなすべきことを告げる。が、それは、20世紀の今日的状況や近未来の姿とピタリ符合しているのだ。ここでは、スマイル・メッセージに記された第1と第2の課題を見てみよう。

 

■生命の種はバイオ・メカニカル・ステージを経て、地球の誕生時にばらまかれた!



(左上)ソ連の生化学者A・I・オパーリン博士
(左下)ワトソンとともにDNAの構造を発見したF・クリック博士
(右)二重らせん鎖状の構造を持つDNA。
スマイルメッセージによると、人類の進化はあらかじめ
DNAに情報として組み込まれているという。

 

スマイル・メッセージは、われわれの起源が外宇宙にあると断言する。
「生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前君たちの惑星にばらまかれたのだ」

この内容は、〈1〉われわれの生命がDNA──ヌクレオチドからなる二重らせん鎖状の高分子物質──の地球散布によってスタートしたこと、〈2〉進化は、もともとその段階でDNAに情報として組み込まれていたことを告げている。

この説は、決して空想的な説ではない。というより、“原初の生命のスープ”の海で生命が“偶然”に生まれたとするオパーリン流の生命起源説より、星間種子飛来説(スターシード説)のほうが、今日では説得力があるのだ。

オパーリンの流れを汲む自然発生説の最大の欠陥は、あまりにも都合のよい偶然の重なり合いが前提になっている点にある。無機物がランダムに化学反応して有機物になる確率は、ごく小さな分子(アミノ酸100個)で、10の130乗分の1と計算されている。

一方、地球が誕生してから今日までに10の17乗秒しかたっていない。ということは、1秒間に1万回の割合で、でたらめな化学反応が起こったと考えても、そこで試される可能性は10の21乗にすぎないということだ。これに対し、生命のもとになる組み合わせば、10の130乗の化学反応でようやく1回。両者には絶望的な開きがある。どんな角度から計算しても、確率論的には地球誕生以来、小さな分子ひとつ形成されるわけはないのである!



ところがスターシード説なら、このハードルは超えることができる。というのも、宇宙空間には、生命の根本素材である有機化合物質が満ち満ちており、しかも今なお、次々と星間分子同士が結びついては、新しい分子を形成していることが、電波天文学の発展によって明らかにされたからだ。まさしく「生命は無意識のまま宇宙空間で脈動している」(『チベット大蔵経』)のである!

“原初の生命のスープ”は地上の海にあるのではなく、宇宙空間にあると考える学者は決して少なくない。古くは、今世紀初頭のノーベル化学賞受賞者のS・A・アーレニウスが、“生命萌芽汎在説”を唱えた。オパーリンとともに、自然発生説を提唱したJ・B・S・ホールデンも途中から自説を撤回し、スターシード説(アストロ・プランクトン)に“勇気ある”転向をした。最近では、1962年のノーベル医学・生理学賞受賞者のF・クリックが、スターシード説を唱えている。





ETは、人類がこのスターシードによって誕生したと明言する。そして、さらに驚くべきことに、進化の道筋は、最初からDNAに組み込まれているとまで主張しているのだ。

このメッセージは、われわれが神の敷いた進化のレールに沿って発展する、と唱える汎世界的なオカルティズムの伝統的主張を思いださせる。ティモシー・リアリーは、この主張をひと言で要約している。つまり、「神はDNAの中にいる」のだ。

実際、地球上の全生命が、すべて同一の二重らせん構造をもっているということは、非常に奇妙なことだ。もしDNAが偶然につくられたものなら、右巻きのDNAや三重らせんのDNAなど、様々なタイプのDNAがあっても不思議ではないはずだ。

ところが、現実には、ウイルスのDNAも人間のDNAも、すべて二重らせん左巻きだ。これはどう考えてもある種の意志、あるいは計画が働いているとしか思えない。そうでなければ、何から何まで、偶然のひと言で片づけて、あとは頬かむりしているしかない。が、全宇宙の恒星(1000億×1000億)からひとつを選ぶよりも低い確率でしか発生しないDNAが、“偶然”地球に発生したのだと、だれが自信をもって主張できるのだろうか?

さらに、「わずか3億年の間に、ごく単純な蛋白質から、高度きわまりない生命組織をもつ人間にまで、“偶然”に生命が進化し、おまけに、宇宙時間のスケールでいえば、まばたきの時間にも満たない間に人類が今日の文明を、“偶然”築きあげたと、なんの根拠があって主張できるのだろうか?


こうした、きわめて楽観的な、“偶然”の連続に納得がいかないのなら、われわれはもっと別の可能性を追求するしかない。そのひとつが、冒頭で記したように、“スマイル・メッセージ”の中で語られているのだ。

われわれのなすべきことは、スマイル・メッセージの中で明言されている。それは3つある。

第1は、遺伝子コード(DNA)の中に「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと。第2は、「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと。そして第3は、「銀河系ネットワークと通信」して、「われわれの故郷へと凱旋する」ことだ!

 

■第1の課題= 「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと


メッセージの中で、ETは、われわれが今や「死」を克服すべき段階に入ったと告げる。この主張は、通常の感覚ではまったくの冗談にしか聞こえないだろう。しかし、錬金術や道教、神仙道の究極目標のひとつであった「不死性の獲得」が、今日ではきわめてまじめな科学上の研究課題になっているといったら、読者はどう思われるだろうか?

『コスミック・トリガー』の中で重要なページが、この不死性の探究のためにさかれている。その中から、いくつかの例を拾いだせば、このテーマがスマイル・メッセージとどんなかかわりをもっか、理解していただけるだろう。

不死性の探究が科学の対象になったのは、科学がDNAを射程内にとらえてからだ。

生化学者で、哲学者のバークレー大学教授ポール・シーガルは、「われわれの死は、ひょっとしたらDNAにプログラムされているのではないか?」という仮説から不死の探究をスタートさせた。死は細胞のランダムな崩壊の延長という従来の説と比べると、このシーガルの説はまさに驚天動地のものだ。というのも、もし死が、事実、プログラムされて起こるものなら、そのプログラムを変更することにより、われわれは不死に至る鍵を見出せるかもしれないからだ!

シーガルの探究は、老衰から死に至るプログラムを実行に移す「ケミカル・トリガー」を突きとめることに集中されている。これこそまさに、現代の錬金術だ。というのも、老化のプログラム探究において「不死」にかかわり、老化阻止物質の合成において「物質変成」にかかわるからだ。さらにこの研究の過程で、遺伝子操作の問題が当然生じてくるが、この遺伝子操作こそ、生命レベルにまで深化した「物質変成」にほかならないからである。


現在のわれわれの寿命が、われわれの肉体の耐用年数から導きだされたものだと考えるのは間違っている。少なく見積もっても、われわれの肉体は200年は使えるというのが、昔からの学者の主張だった。しかし今日では、多くの“不死学者”がもっと景気のいい数字をあげてわれわれに夢を与えてくれている。すでにラットの実験で老化のトリガーを変化させる3つの方法を発見したというシーガルは、ごく近い将来、人類の寿命は平均400~500歳まで延長されるだろうと主張する。

ヨハン・ブジョークスティン博士は800歳という予測値をあげているし、医学博士のロバート・プレオーダは、「老化のあらゆる兆候が矯正され、予防されるようになれば」という条件つきで、なんと1000歳という数字をあげているのだ。

しかし、こうした数字も、ティモシー・リアリーのとほうもない主張の前には色あせる。ティモシー・リアリーは、太陽が滅び去る数十億年先まで生きるつもりだと語っているのだ!





われわれにとってもうひとつ興味深いのは、こうした「不死」を探究する学者が、シリウスのメッセンジャー、ティモシー・リアリーと強い接点をもっているという点だ。

シーガルが不死の研究に取り組むきっかけとなったのは、ティモシー・リアリーのレクチャーに参加してからだという。ほかにも、名前は煩瑣になるので省略するが、量子力学を超心理学やティモシー・リアリーの業績と関連づけようとしている科学者グループが、少なからず存在するのである。

これは、いったいどういうことなのだろう? アメリカにおいて、ティモシー・リアリーとのかかわりを表明することは、実は危険なことなのだ。彼は犯罪者であり、突飛であやしげな擬似宗教によって若者を扇動した山師であり、ジャンキーであり、政府に仲間を売ったスパイであるという噂もまた、アメリカではかなりポピュラーなものだからだ。

それにもかかわらず、ティモシー・リアリーに対するシンパシーを表明する物理学者やその他の科学者が、少なからず存在するということは、ひかえめに見ても、ティモシー・リアリーの主張に科学的根拠があることを証明している。さらに大胆にティモシー・リアリーの主張を受け入れるなら、それは銀河系の“兄弟”からの通信が、でたらめなものではないということの傍証になるのではないか? 

結論を急ぐことはやめ、続いて、われわれは第2の課題を見ていくことにしよう。

 

■第2の課題= 「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと


この課題は、「スマイル計画」の鍵を握っている。ティモシー・リアリーはこれを、インテリジェンスの2乗と表現し、すでに人類はその段階に突入していると断言する。

この“予言”には、いくつもの側面があるが、ここではわかりやすい2つの面についてのみ記していくことにする。第1は社会的な現象面、第2は科学面だ。

社会面での知性の増大化運動は、ティモシー・リアリーがETからのメッセージを受ける以前の1960年代にアメリカ全土を覆い、欧州圏に飛び火した。いわゆる「ドラッグ・カルチャー」がこれにあたる。

主役はいわずと知れたLSD。1938年に発見され、1943年に合成されたこの「幻覚喚起剤」は、1960年に至って、まさに燎原の火のように全米の若者の間に浸透していった。

このドラッグは、人体にほとんど毒性を残さないこと(皆無と主張する学者もいる)、摂取を中断しても禁断症状がない(中毒性を生じない)ことなどが、従来のコカインやモルヒネなどのドラッグとの大きな違いだった。しかも、喚起される幻覚は、まことに強烈だった。

LSDは、それを服用する者の意識を、有無をいわさず拡大し、日常生活で固定されたリアリティを破壊した。服用者は未知の精神領域を旅行し、蛇のように「脱皮」した。宇宙に行くのも、太古の女神と出合うのも、ETとコンタクトするのも、お好み次第だった。“ターン・オン(酩酊)”は、何層にも重なった意識の、秘められた扉を開く20世紀の“秘儀参入”となったのである。



カウンター・カルチャーの
旗手として活躍していた頃の
ティモシー・リアリー教授


LSDの効果があまりに激烈だったので、ほとんどの愛好者は、それを楽しむことに急で、その価値を正当に評価するに至らなかったが、ティモシー・リアリーはほどなくしてLSDから離れた。というのも、ドラッグはティモシー・リアリーにとっては、「人間の神経系の潜在能力を十分理解するため、焦点をさまざまに変化させる道具」にすぎなかったからだ。

われわれの日常意識は非常に狭く、固定的で、しかも勝手な思い込みとドグマ(独断)に満ちたリアリティによって、どうしようもないほどガッチリと支配されている。この意識状態は、地球的・近視眼的な、地べたにはいつくばる意識だ。意識進化のレベルでいえば、すでに過去の遺物、克服されねばならない低レベルの意識といってもいい。

LSDは、この地球的意識から人をひきはがし、宇宙へとトリップさせるために開発された物質だというのが、ティモシー・リアリーの考えだった。





アントン・ウィルソンは、よりはっきりと、この種のドラッグを、人間の脳神経系の従来のプログラム(固定したリアリティ像を神経系に送り込むプログラム)を改変し、ジャンプさせ、多重多層のリアリティヘと連れだす、「メタプログラミング物質」と定義づけている。

こうした意識の拡大が、人間に新たな視点、世界観、発想を与えることは、間違いない。ただし、この“暴力的”な傾向のある“メタプログラミング”が、上等な方法といえるかどうかは、読者自身が判断してほしい。


ともあれ、知性増大に必要な意識の改変は、“偶然”のLSDの発見・開発から、半ば強引にひき起こされ、世界に熱狂的なブームを呼び起こし、その後の“精神世界”ブームの土台を築いた。今日、欧米や日本などに広がっている神秘学・精神科学ブームは、間違いなく1960年代を核に形成されたのだ。

そして、そのころ学生だった“時代に敏感”な若者が、のちにニューサイエンスの旗手となり、“精神世界”のアジテーター、プロパガンディストになり、カルトを組織し、あるいはニューメディアの世界で知覚像の拡大に猛進していることを、忘れてはならないだろう。

 

■知の枠組みの大転換によって、20世紀の科学はオカルティズムに近づいた!



人間の脳の神経細胞。この複雑な人間の脳に
科学者はどこまで完璧に迫れるか。


さて、知性の増大のもうひとつの面、科学に移ろう。20世紀が、異常に発達しつづける科学とテクノロジーの時代だということ自体、「知性の増大」が「人類進化」の3つのステップのひとつというスマイル・メッセージの実現の表れなのだが、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

知性を開発することは、今やブームないしファッションといっていい。いわゆる、“潜在能力開発”にかかわる科学者や研究家──その中には、あまり信頼のできない人々もいるが──の活躍は、この文章を読んでいる読者なら説明するまでもないだろう。

さらに、よりエキサイティングなアプローチは、“脳内物質”の探求によってもたらされた。脳内および消化器官にあって、もろもろの情報伝達を司っている“神経伝達物質”捜しが盛んになったのはこの数十年のことで、大脳生理学者や神経学者らの脳内物質捜しに対する熱狂ぶりは、マスコミによって“ゴールド・ラッシュ”と揶揄されるほどの活況を呈した。

脳内の神経伝達物質は、ある種の感情や感覚、行動能力などの発現のトリガーになる。睡眠を引き起こしたり、快感を与えたり、食べたり、性欲を起こしたりする物質を自由自在にコントロールできるようになれば、われわれはあらゆる面で従来の人間観を書き換えることができる。また、記憶や学習などのトリガーとなる物質を支配できるようになると、人間の知性は、まったく新たな局面を迎えることになるだろう。

この脳研究の20世紀的局面は、まさしくETの予言──「神経系の化学組成の中に、知性を増大化する鍵を見出すだろう」──とぴったりと符合するといわなければならない。


さらに、物理学的世界観の枠組みも、今世紀に至ってガラリと変化した。19世紀には、われわれが認識している世界は不動の実在だと思われていたものが、今日では実在の影にすぎないと考えられるようになった。もう少し厳密にいうと、われわれが、世界に関する体験を組織化する際に用いるいかなる“網の目”も、世界そのものをとらえることはできないということになる。

この、今世紀初頭に、物理学者ニールス・ボーアらによって公式化された“コペンハーゲン解釈”や、前述のホログラフィック・パラダイムは、物理科学の世界観が、古代インドや中国エジプトなどの世界観にすり寄ったということを意味している。

シャーマニズムのいわゆる“類感魔術”も、今日では物理学の概念になりつつある。これは、物理的風影関係はなくとも、人形に呪いをかけると、呪われた人間に効果が及ぶという呪術だが、この奇妙な“偶然の一致”の背後にある世界と、ユング=パウリのシンクロニシティは、あと一歩の距離にある。また、ひとつの粒子は他のあらゆる粒子に影響を及ぼすという物理学の仮説(QUIP)は、すべてが一方では原因であり、同時に結果でもあるという“魔術的観念”に著しく接近しているのだ。

20世紀科学が、総体としてオカルティズムに接近しているという印象を与えるのは、われわれの知の枠組みが変化してきたからにほかならない。そしてこの変化は、ETやティモシー・リアリーによれば、われわれが「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」からだという。

なぜ知性は増大化されねばならないのか? ──この問いの答えは、次のパートを見ていくことで明らかになるだろう……。

 

 

 

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

関連記事

別窓 | イルミナティ
歴史の背後に潜む闇の意志──
2008-02-24 Sun 23:12

■■PART-2:

歴史の背後に潜む闇の意志──イルミナティが世界を動かす!


18世紀のドイツ・バヴァリア地方に誕生した秘密結社イルミナティ。この知の輝きをもつ結社は、その後、体制派の弾圧にあい、姿を消す。闇に埋没したそれは、だが、歴史の裏側から“魔手”を伸ばしはじめたのだ!

 

■早熟の天才ヴァイスハウプトによって設立された急進的集団イルミナティ



アダム・ヴァイスハウプト(1748-1830年)。
24歳で教授になった彼は、その後、大学を
追われ、ミュンヘンで秘教科学に
取り組み、結社を創設した。

 

ここで、歴史上に現れた「イルミナティ」という実在の結社について、ざっと説明しておくことにしよう。

この秘密結社は、1776年5月1日、バヴァリアのインゴルシュタット大学法学部教授アダム・ヴァイスハウプトによって創設された。このヴァイスハウプトが、わずか24歳で教授の地位をつかんだ早熟の天才だったことを、読者はぜひ記憶しておいてほしい。

彼は、当時ドイツ社会を支配していた蒙昧で保守的なキリスト教ジェズイット派との戦いを余儀なくされていた。いつの時代でもそうだが、時代を改編するような、新思想、自由主義は、旧体制支持派によって抑圧ないし弾圧される。その役割を一貫して担ってきたのはキリスト教であり、ヴァイスハウプトのときも事情は同じだった。

彼はインゴルシュタットでの講義中断を余儀なくされ、ミュンヘンに移った。そして、その地で熱心に秘教科学の研究に取り組んだ。古代エジプトの秘儀やピタゴラス派の神秘学には、キリスト教神学とはまるで異質の知恵の輝きがあった。理性を封殺することで維持されるジェズイット──キリスト教体制からは得られない、知の饗宴、理性への“啓明”があった。

ヴァイスハウプトは深く古代神秘科学に傾倒していった。と同時に「超感覚的世界を再び地上の人間界に移植」するための結社の設立を、しだいに強く構想するようになっていった。かくして結成されたのが、バヴァリア・イルミナティである。

バヴァリア・イルミナティは、その成立時点では政治的な目的をもつ結社ではなかった。フランスの碩学セルジュ・ユタンは、その著『秘密結社』で、バヴァリア・イルミナティを政治的結社に分類しているが、種村季弘氏は、「秘教科学を探究する若い世代の学者サークル」と見なしている。たぶん、こちらの見方のほうが、より実際に近いだろう。ヴァイスハウプトがめざしたのは、むしろエソテリック・サイエンスの復活であり、実現だった。しかも、彼の時代の知性にマッチした復活ないし改編だった。

時代はよりリベラルな知性の発展につき進んでいた。抑圧された知性は、自らの輝きの復活を求めて、伝統的桎梏をはねのけようともがいていた。勢い、イルミナティには当時の知的エリートたちが集まってきた。人々はそこに知性や理性の避難所を見、「迷信と誹謗および専制主義」に侵されることのないオアシスを認めていたのである。

バヴァリア・イルミナティは急速に膨張し、ヨーロッパに広がっていった。

沈滞状況にあったフリーメーソン団員の多くが、イルミナティに入団した。学者、弁護士、裁判官、学生、薬剤師、貴族ら知的エリートが、イルミナティに集まった。その中には、かのゲーテもいた。哲学者ヘルダーがいたし、ベートーベンの師クリスチャン・ネーフェもいた。楽聖モーツァルトもその一員だった可能性がきわめて高い。

 

■地下に潜ったイルミナティが歴史の結節点に登場し、革命を操った!?


しかし、イルミナティの勢いは長くは続かなかった。

結社は、その主義主張から必然的に導きだされる反体制性ゆえに、わずか10年で弾圧され、殲滅された。その背後で糸をひいたのはジェズイット派だった。以降、結社員は、深く歴史の闇の中に埋没していく……。

イルミナティの亡霊が歩きはじめたのは、結社が禁止された1785年から4年後の1789年のことである。この年、フランスで民衆の一大蜂起が勃発した。フランス大革命である。この革命を背後で操っていたのはイルミナティだという説がヨーロッパの各地に広まった。最も熱心なプロパガンダは、イエズス会のバリュエル神父で、彼は革命の一切をイルミナティの陰謀に帰した。のみならず、その起源を14世紀のテンプル騎士団にまでさかのぼらせ、いわば歴史の背後に潜む陰謀の糸──闇の意志の存在を、パラノイアックに浮き彩りにしてみせたのである。

かの希代の魔術師カリオストロも、イルミナティ陰謀説に一枚かんでいた。革命勃発時、カリオストロは、ローマの天使城に監禁されていたが、異端審問法廷で、「国家転覆を企んだのは自分ではなく、ある秘密結社に命じられての行為だ」と弁明し、その結社はバヴァリア・イルミナティだと主張した。カリオストロによれば、イルミナティはアムステルダムや、ロッテルダム、ロンドン、ジェノヴァなどの銀行の巨大な資産を用いて、専制国家体制の転覆を裏から着々とはかっているというのである。

カリオストロの弁明にどれほどの説得力があったかは定かではない。しかし、少なくともフランス革命の随所にイルミナティの影がさしていたことだけは間違いない。フランス革命の推進者の多くはフリーメーソンだったが、彼らはヴァイスハウプトの影響を深く受けており、実際、ミラボー伯のように、イルミナティとフランス・フリーメーソンを結合させるべく動いた人物が、多数記録されているのだ。

ここで、目をアメリカに転じてみよう。

ヨーロッパ大陸で支配者たちがイルミナティの亡霊にふるえあがっていたころ、アメリカでもイルミナティの陰謀がまことしやかにささやかれはじめていた。プロパガンダは、やはりキリスト教の僧侶によって行なわれた。その名をジェデディア・モースという。

キリスト教は、知性の黎明を求める者に対し、いつも異常なほど敏感に反応する。さかのぼれば、グノーシス弾圧がそうだった。新プラトニズムも錬金術も同じ扱いを受けた。ガリレオが宗教裁判にかけられ、啓蒙思想家たちが抑圧されたのも同じ図式だった。そして18世紀には、イルミナティがその対象になった。

モースは主張する。
イルミナティはキリスト教を根だやしにしようとしている!
イルミナティは国家転覆を計画している!
イルミナティは性的乱交や自殺を公認し、社会を混乱に陥れようとしている……!

こうした主張は、『ミネアポリス・スター』新聞の記者ジョージ・ジョンソンによれば、今日まで絶えることなく唱えつづけられている。

現に、たとえば20世紀も半ばのアメリカ議会で、上院議員のジョセフ・R・マッカーシーは、イルミナティが、「アメリカ合衆国に存在し、何年間も存続しつづけてきたという完全、かつ疑う余地のない証拠を握っております。みなさん、私の手許に<イルミナティ>の幹部ならびに団員の氏名、年齢、生誕地、職業などを記入した本物のリストがあるのであります……」と、正面から堂々と演説しているのである。

 

■アメリカの紙幣に描かれた「輝く目」はイルミナティのシンボルだった!


  
(左)アメリカの1ドル紙幣に刷り込まれた「神の目」。
(右)この「神の目」は、他のイルミナティ系の
シンボルにも使われている。

 

アメリカ人がイルミナティに特別に敏感に反応するのには、いくつかの理由があった。その最大の理由は、この国がもともと“フリーメーソンの国”で、建国リーダーの主だったところが事実、メーソン員だったことに由来している。

ヨーロッパでは、フリーメーソンの多くの組織がイルミナティに吸収されていた。それらイルミナティ系のメーソン員は、バヴァリア・イルミナティの消滅とともに地下に潜伏したが、その多くがアメリカに流れ込んだのではないかという“妄想”が、18世紀当時からあった。

さらに、アメリカの国璽の問題がある。光る目がピラミッド上の三角形の中におさまっている図案──「アイ・イン・ザ・トライアングル」は、いわずと知れたフリーメーソンのシンボル、「神の目」そのものなのだが、しかしこの図案は、同時にイルミナティのシンボルでもあった。イルミナティの集会は“巨大なピラミッド形のカーペット”上で行なわれた。輝く目は結社名の“イルミナティ”という言葉そのもののうちに包含されていた。バヴァリア・イルミナティの内実については不明な点が多いが、その影響下にフランスで組織されたイルミナティ系のフランス革命組織のシンボルは、「三角形、光をもつ目、同心円」だった(ジョージ・ジョンソン)。

要するに、表向きはフリーメーソンのシンボルを装ってはいるものの、1ドル紙幣の「アイ・イン・ザ・トライアングル」は、実はイルミナティのアメリカ支配のシンボルなのではないか、と推理させる余地は十分にあった。

この妄想をいっそう補強する材料が、さらに2つある。

第1は、この図案をドル紙幣に取り入れるよう、時の大統領フランクリン・D・ルーズベルトに進言し、財務長官のヘンリー・モーゲンソーを説得した副大統領のヘンリー・ウォーレスが、まぎれもないイルミナティ信奉者だったこと。

第2に、ピラミッドの底辺に記されたアメリカの独立宣言の年を表す1776というローマ数字が、まさにバヴァリア・イルミナティ創設の年そのものであったことである。

イルミナティ陰謀説を唱える論者たちは、このようにしてパラノイアックな推理を積みあげていった。彼ら陰謀史観の持ち主によれば、イルミナティはアメリカの政界・経済界を陰から支配しているのみならず、ソビエトや中東といった共産圏にも強大な影響力を行使しているはずだった。

ロシア革命はイルミナティが策謀した。証拠は──陰謀史観の持ち主によれば──いくつもあった。たとえば、ウクライナ人民委員会議長、駐仏ソ連大使を歴任した大物革命家のラコフスキーの証言がある。彼、ラコフスキーは、1938年トロツキスト裁判の際、「最初の共産主義インターナショナルの創設者は、バヴァリア・イルミナティの首魁ヴァイスハウプトその人であり、資金源はヨーロッパに金融帝国を築きつつあったイルミナティの会計係、ロスチャイルド一族だった。自分はその証拠も握っている」と証言したというのである(デイリー・アレン『ラコフスキー調書』)。


イルミナティの“魔手”は今や世界を覆いつくしていると、陰謀マニアたちは主張した。世界経済はアメリカが動かしている。そのアメリカの政治経済を操る力をもつ巨大財閥──ロックフェラー、モルガン、カーネギーは、いずれもイルミナティの最高位者だというのが、陰謀史家たちの共通識識だった。そしてそのシンボルこそ、あの忌まわしい“ひとつ目”──アイ・イン・ザ・トライアングルだったのである。

 


1789年のフランス革命の時に出された有名な『フランスの人権宣言』。
これは、人間の自由に関する基本憲章の一つであり、
「人は皆、 生まれながらにして自由であり、等しい権利を有する」と記されている。
そしてそこにはアメリカの1ドル紙幣と同じシンボルマーク
「アイ・イン・ザ・トライアングル」がしっかり描かれている!(拡大図)

 

 

 

■■PART-3:

「イルミナティの陰謀」とはシリウス生命体が放つ“神の知識”だ


「ホルスの目」は、すなわち、シリウス生命体の宇宙を駆けめぐる知覚──。その「目」を継承するイルミナティの陰謀とは、シリウスとのコンタクトを通して人類に内在する知の炎を燃え立たせ、啓明のネットワークに包み込むことだ!

 

■古代エジプトの聖なる「ホルスの目」は宇宙をめぐるシリウス生命体の知覚を表す



古代エジプトの神殿の壁画に
描かれている「ホルスの目」


20世紀全般を覆う2つの謎めいた影シリウスとイルミナティをざっと素描してきたが、読者は、これら2つの影が、どこでどうしてひとつに結び合わさるのか、いぶかしく思われることだろう。

厳密にいえば、ドイツに成立したバヴァリア・イルミナティとシリウスは、間接的にしかつながらない。というのも、シリウスは紀元前数千年──ロバート・テンプルの説では、紀元前5000年──の昔から地球にかかわってきたからであり、バヴァリア・イルミナティは、シリウスが深く関与した可能性の強いいち結社以上のものではないからだ。

順を追って書いていこう。イルミナティとシリウスのつながりをストレートに物語るものは、前章で書いた“アイ・イン・ザ・トライアングル”だ。このシンボルの起源は、エジプトの「ホルスの目」にある。そこで、シリウスとアイ・イン・ザ・トライアングルの関係を知るためには、われわれは面倒でも「ホルスの目」にまつわる神話に分け入っていかなければならない。





話を見えやすくするために、ここでは登場人物を3神に絞り込むことにする。ホルスとその親であるイシス、オシリスだ。

まずイシス。この女神がシリウスの神格化であることは、すでに考古学者らによって十分証明されている。古代エジプトでは、このシリウスがちょうど太陽と重なる日を新年として、一年の暦をつくりあげた。これがパート1で書いた“犬の日”だ。そして、この日は、シリウスの力と太陽の力が重なり合って、そこから聖なるバイブレーションが発せられるという。

このイシスの周囲をめぐる惑星、それがオシリスであるシリウスBだ。この星は暗く、重い。しかし、シリウス星系の中で最重要な星であり、ドゴン族が最も重視し、古代エジプト人が最も注目したのも、この星であった。

シリウスBは超密度の星で、強い光度をもつ主星シリウスAに比べ、非常に見えにくい星である。そこで、エジプト人は、オシリスを「暗闇の盟友」と呼んだ。そして闇の世界、死後の世界を司る神ととらえた。ドゴン族も、この星を「暗い星」と主張する。そして、その象徴として「ひとつ目」を描く。まったく同様に、エジプト人もオシリスを「ひとつ目」として描く。シリウスBは「宇宙のひとつ目」──宇宙生成の鍵を握り、すべてを見通す目の星なのだ。

ドゴン族やその周辺部族のボーゾー族が、シリウスBを“トノ・ナレマ”と呼んでいるという事実は大いに注目に値する。この言葉は、ロバート・テンプルによれば、そのもの、ズバリ「目の星」という意味なのだ!



ドゴン族が伝えるシリウス星系の図


さて、古代エジプト人や、エジプト神秘主義の系譜に連なるオカルティストたちは、このシリウスBのシンボルこそが、今われわれの追求している「ホルスの目」なのだと口をそろえる。

ではホルスとはなんの神格化なのか。オカルティストたちの研究から、現在のところ、イシスとオシリスの子ホルスは、すなわちシリウス生命体そのものを指しているという。さらに、ドゴン族によれば、その故郷は、シリウスCの周囲を回る「ニャン・トロ」だというのである。

シリウスAは太陽の48倍もの光度で燃えさかる恒星だし、シリウスBは1万度以上の表面温度をもつ惑星だ。こんな星に高度な知的生命体が住んでいるわけがない。ところが、ニャン・トロは、水のある惑星なのだという。そして、このニャン・トロに住むシリウス生命体は、シリウスBを最も重要視し、崇めているというのだ。

エジプト神話によれば、ホルスは父なる神、「暗闇の盟友」オシリスの死を悼んで、自らの目を供犠に捧げたのだと伝える。つまり、ホルス(シリウス生命体)の目は、オシリスに捧げられた目、シリウスBの目なのだ。逆にいえば、オシリス ──つまりシリウスBは、ホルスであるシリウス生命体の目を通して宇宙を見る。だから、シリウス生命体が外宇宙で活動させている知覚は、すべてシリウスBに帰属するということを、これら伝承は語っている。ホルスは、オシリスにとっての“飛ぶ目”、宇宙をめぐる知覚なのだ。だからこそホルスは、きわめて鋭敏な視覚と強い飛翔力をもつ“鷹”によって象徴されてきたのではないか……。

 

■「神の目」を知る覚者は、シリウス・ネットワークに取り込まれていく!


「ホルスの目」とシリウスの関係は、これでだいたい理解していただけたことと思う。

古代エジプト人は、シリウス生命体にまつわる思想やエソテリック・サイエンスを表現する際に、こうして「ホルスの目」を用いた。「ホルスの目」が、人間の可能性の拡大に関係する超越的・神秘的エネルギーを表すと同時に、冥界・死後の世界、そして不死の象徴としても用いられるのは、シリウスBの二面性によっている。というのも、シリウスBは、実質的なシリウス星系の主星としてシリウス生命体やエジプト、ドゴン族などに崇められると同時に、己れの重力圏に入るものをすべてのみ込み、とらえて離さない超重力の恐怖の星、暗闇の盟主、悪魔の星ともとらえられていたからである。

シリウスBのこの二面性は、エデンの園の蛇のイメージで伝えられている。グノーシス神話では、この蛇を知の顕現として崇めるが、キリスト教では邪悪な魔としてしりぞけるのだ。

よく知られているように、ヘルメス学──錬金術の系譜においても、蛇は重要な“秘められた知識”を象徴する。ヘルメス学の祖ヘルメス・トリスメギストスが「犬の頭をもつ者」と呼ばれ、枝にからみつく蛇をもっている図で表されることに注意してほしい。「犬の頭」とはシリウス星系=大犬座の伝統的シンボルであり、蛇はエソテリック・サイエンス、あるいはシリウス・サイエンスの“知識”の象徴である。



ヘルメス学の祖
ヘルメス・トリスメギストス。
「犬の頭をもつ者」と呼ばれる。


「ホルスの目」にまつわるこれらさまざまな“隠されたもの”が、のちの秘教伝授者によって「神の目」──「アイ・イン・ザ・トライアングル」に集約されてくる。このシンボルを用いる者は、意識するとしないとにかかわらず、シリウスの秘められたネットワークの住人になってしまうのであり、シリウスの体系に取り込まれていくのである。

バヴァリア・イルミナティは、まさにそのケースだった。フリーメーソンも同様であり、錬金術師もまたそのグループであった。彼らのうち、そのトップに立つ者はこのことをよく理解していた。ただし、それを説明することはしなかった。だから、下級構成員は、その秘められた背後関係に気づかぬままに、シリウスの影をひきずって動かされつづけてきたのである。

このことは、20世紀の今日に至るまで、少しも変わっていない。シリウスからのコンタクトは、太古のみの出来事なのではない。それは今も続いており、しかもコンタクトを受けた者の大部分は、その意味の重大さにまるで気づいていないのが普通なのだ。

アントン・ウィルソンが適切に表現しているように、シリウスの、そして「イルミナティの最終秘密のひとつは、自分がその一員であることが、抜けだすにはもう遅すぎるときになるまでわからない、ということにちがいない」のである。





シリウスの活動が20世紀に至っても少しも衰えず、相変わらず人間精神の闇の部分──無意識の部分に働きかけていることを示す例を、20世紀から拾いだしておこう。

パート1で、宇宙考古学のパイオニア、ジョージ・ハント・ウィリアムソンがシリウス生命体とコンタクトしたと主張していることは書いた。このシリウス生命体が実在しているかはともかく、彼がどこかから、「エノク語」にまつわるメッセージを受けたことは事実であり、その材料がウィリアムソンの無意識にあったと仮定しても、それなら無意識は、なぜエノク語とシリウスとUFOとエイリアンを結びつけたのかという問題は、依然として残る。

それだけではない。ウィリアムソンは、実はもっと興味深い報告をしているのだ。彼がシリウス生命体から聞いたところによれば、シリウス生命体は、仲間同士が確認し合うときのシンボルとして「ホルスの目」を用いると語ったというのである!

古代エジプトから続く「ホルスの目」の伝統が、いわば集合的無意識の中に蓄えられ、ウィリアムソンの中でよみがえった、と解釈するしか道がないではないか。

また、20世紀におけるオカルト界のプロパガンディストにして、最大の超能力者といわれるユリ・ゲラーのケースもある。ユリ・ゲラー自身が語るところによれば、彼の背後には「スペクトラ」という名のETがついていて、コンタクトを続けているという。そしてユリ・ゲラーを調査した科学者のうち2人は、この「スペクトラ」という名のETを、たびたびホルスの姿で目撃したと報告しているのだ。

 

■“イルミナティ”とは、全てを見通すサイキック感覚を体験することだ!



秘密結社が象徴として用いている 「神の目」=シリウスのシンボル。
(左)東方聖堂騎士団(OTO)のシンボル
(中)フリーメーソンのシンボル
(右)銀の星教団のシンボル


古代エジプトから6000~7000年の歳月を隔てた今日に至ってもなお、「ホルスの目」はこうして活動している。

それは一見、互いに何の脈絡もなく人々の間に現れてきたように見えるのだが、しかしたび重なる“偶然の一致”をつぎ合わせていくと、その背景に重層的、かつ広範囲にわたる謎めいたシンクロニシティが浮かびあがってくるように思えるのだ。

そして、陰謀史観の持ち主が「イルミナティの陰謀」と呼んでいるものが、実はこの「ホルスの目」の周辺で起きる事件、そのメンバー、結社、思想などと重なり合うのである。



サン・ジェルマン伯爵。
彼は生没年不詳で、 その生涯のほとんどは
神秘のベールに隠されたままである。
彼の正体をめぐって、様々な説が
唱えられている。


たとえば、陰謀論者の代表的人物であるバリュエル神父は、フランスにおけるイルミナティ・ロッジの首魁が、かのサン・ジェルマンだったと主張している。それを直接的に証明する歴史資料は存在しないが、しかしサン・ジェルマンとシリウスとの関連、あるいはサン・ジェルマンとエイリアンとの関連なら、いくらでもあげられる。

たとえば彼は、ウィーンの友人たちにこんな謎めいた言葉を示したことがある。
「私の歴史には300年の時がある。200年は友人のためであり、50年は酒を飲むための時間、そして25年はイシスとの時間……」

ここでいう「友人」と「酒」は、サン・ジェルマンの表向きの顔、世間に知られた活動を指しているのはいうまでもない。そして、彼本来の顔、彼の活動の本質はイシス──すなわちシリウスにあると、彼はここでほのめかしているのだ。



アルバート・パイク(1809-1891年)。
弁護士、詩人、多作な作家として
活躍していた南部連邦の将軍で、
「黒い教皇」と呼ばれていた。


  また、アメリカにおけるフリーメーソン高位者であったアルバート・パイクは、著書『古代スコットランドにおけるフリーメーソンの一般儀式のモラルとドグマ』の中で、「神の目」=「燃え上がる星」について次のように述べている。

「5点からなる『燃えあがる星』のなかに、『聖なる摂理』に関する暗示を見出すというのもまた非現実的である。よくいわれるような、この星が魔術師を導いてきた記念すべき星だという解釈も、いささか近代的な意味づけである。元来、この星はシリウス、犬狼星を意味するのだ。」

クロウリーは、この「燃えあがる星」のシンボルを好んで用いた。彼はイルミナティを「アルゲンテウム・アストルム(銀の星)」あるいは「ザ・シルバースター」と呼び、自ら「銀の星」教団を創設した。この「銀の星」とはいうまでもなく、シリウスを意味している。彼は自分のことを「イルミナティの哲人(エポプト)」と呼び、彼の雑誌『春秋分点』には毎号その巻頭にこう記されていた。「科学的イルミニズム雑誌」と──。



20世紀最大の魔術師
アレイスター・クロウリー


東方聖堂騎士団(OTO)のグランドマスター、ケネス・グラントは、次のように述べている。

「クロウリーは、空間の門を開き、外宇宙からの流れを人間の生命波動のなかに取り入れることが可能だと考えていた……。ラヴクラフトがその著作で執拗に言及するように、何らかの超次元的かつ超人的な力が、この惑星を侵略し、支配する意図をもって、その軍勢を集結させているとするのは、オカルトの伝統である……。それはまた、すでに宇宙的存在とコンタクトし、おそらくは彼らの到来のための準備をしている地球上の秘密結社の存在をほのめかした、チャールズ・フォートの陰鬱な指摘を思い起こさせる。

クロウリーは、こうした作家たちが真実にまとわせた悪のオーラを排除する。クロウリーはむしろテレマ的に解釈することを好んだ。つまりETやエイリアンによる人間の意識への攻撃という解釈ではなく、星々を抱擁し、そのエネルギーをひとつのシステムヘと吸収するための内側からの意識の拡大として捉えたのだ。そして、そのようなエネルギーの吸収によって、そのシステムは豊かになり、真に宇宙的なものになりえると考えたのである。」





「イルミナティの陰謀」とは、もう明らかなように、人類史の闇の部分を通底する「ホルスの目」との自覚的・無自覚的コンタクトそのものなのだ。バヴァリア・イルミナティは、そうしたコンタクトのひとつのケースにすぎない。

「イルミナティ」という言葉は、日本語で“啓明”と訳されている。そして、啓明とは、全人格をゆるがすなんらかのエネルギーによって、それまでふさがれていた内在する知恵の目が開かれる体験そのものを指す。これこそがイルミナティの本質なのである。

  また、「イルミナティ」という名称は、「神や人間についての内的な啓示」という意味を持つ言葉として、古くから多くの宗派に用いられてきたものである。このことからも、18世紀にバヴァリア・イルミナティを創設したアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティの教義の“始祖”ではないことは明らかであり、彼は古代ギリシアやエジプトの神秘主義的哲学を研究する中で、ただそれを復活させただけであるのだ。

読者は、「イルミナティ」のキーワードが「知」に置かれているということの重要性を、よく覚えておいてほしい。このことの理解なしに、われわれは20世紀の全科学を巻き込んだオカルト・ムーブメントを把握することはできないからだ。

“啓明”=イルミナシオンはたんなる神秘体験や神秘的恍惚感といったものではない。いわば世界に向けて開かれた「知」のめくるめく眩暈、あらゆる「意味」がどっと堰を切って溢れだし、自分に向かってくるような、まばゆいばかりに「すべてが見えてくる」サイキック感覚なのだ。

この、いわば「知の熱」「知の炎」ともいうべきものを執拗に追い求めたのが誰だったかを思いだしてほしい。

古代において、最も強烈にこの「啓明」を求めたのは、プラトンであり、ピタゴラスだった。あるいはまた、グノーシスに属する神秘家、哲学者だった。グノーシスというセクト名が、何よりも雄弁にこのことを物語っている。グノーシスとは「知識」という意味なのだ。そして、『旧約聖書』に見られるとおり、「知識」はキリスト教から一貫して「悪徳」とみられ、前述したとおり、イブをそそのかした悪魔の化身の蛇と見なされて、迫害されつづけてきたのである。

イルミナティは、いつの時代にも存在した。

反イルミナティの熱心なプロパガンディストが、イルミナティの起源をエジプト神秘学に、グノーシスに、あるいは新プラトニズムに求めるとき、彼らはある意味で本質をついていたのだ。プラトンが“愛知者”であったように、バヴァリア・イルミナティのヴァイスハウプトが知の探究者であったように、ブッディストが“般若=智恵”を求め、グノーシスが“神の知識”を求めたように、イルミナティは、常に「知」とともにあったからである!

 

■ヨーロッパのイルミナティとスーフィズムの関係


  ところで、ヨーロッパで活動したイルミナティは「スーフィー結社のヨーロッパ支部」だとの説がある。スーフィーの歴史学者イドリエス・シャーは、イルミナティのルーツはスーフィズム(イスラム神秘主義)であると主張している。彼によれば、イルミナティの起源は、「輝ける星」に言及した『コーラン』の一節に由来するという。

スーフィズムにおいては、「彼は見るものであるとともに、見られるものであった。彼の目のほかに宇宙を見る目はなかった」とか、「私が彼を見る目は、彼が私を見る目であった」などという言葉が出てくる。ここでいう彼とは、すなわち“神”のことだ。
また、一般にスーフィズムには、ヒンドゥー教、仏教、グノーシス主義、新プラトニズムなどからの思想的文化的影響が指摘されているが、スーフィーたちは、個人的な内面を重視し、内面の探究によって“神”との直接交流・自己一体化を試みてきたことで知られている。



イスラム神秘主義スーフィー


スーフィズムに関して、日本の優れたイスラム研究家は次のようにいっている。
「スーフィズムは特にその実践面においてまったく本来、秘教的性格、エソテリックな性格のものであり、かつての古代ギリシアの密儀宗教に典型的な形で現れているように、その真相はよそ者には一切明かさないようにできている。あらゆる意味で非公開的なもの、閉ざされたもの、見せることはもちろん、話すことももちろん本来許されない秘事である」(『イスラム哲学の原像』井筒俊彦著)

イルミナティとスーフィズムの関係については、もっと研究が必要だと思われるが、もともとヨーロッパのルネサンス運動は、十字軍遠征などによるイスラム文化との接触によって生まれた現象であり、イスラムからの学習を通じて古代ギリシアの遺産が輸入され、アラビア知識を背景に花開いたものである。

このため、当時のヨーロッパ知識人の中には、貪欲にアラビア知識を吸収する過程で、スーフィズムから多大な影響を受けた者がいたであろう。そのことを考慮すれば、ヨーロッパのイルミナティのルーツをスーフィズム=アラビアに求めることは、あながち的外れにはならないと思われる。


 
(左)薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわち
クリスチャン・ローゼンクロイツを描いたとされる絵。
(右)自らの著作の中で薔薇十字団員であることを
告白したロバート・フラッド。薔薇十字団の教義を
体系化して壮大な集成を作り上げた。


また、次のような事実もある。バヴァリア・イルミナティが誕生する前の、17世紀初頭のドイツにおいて、ルネサンス運動の一環として薔薇十字団という秘教グループが活躍し、人々を熱狂させたことで知られるが、 興味深いことに、その創設者クリスチャン・ローゼンクロイツの修行生活の物語はアラビアを舞台にしているのだ。

そして、この薔薇十字団が短期間の活動で姿を消すと、人々の中には、「薔薇十字の結社員たちは30年戦争の惨禍からヨーロッパを救うために遠いオリエントからやって来た賢者たちで、混乱が収拾されると同時に役目を終えて再び東方の故郷に帰っていったのだ」と考える者が少なくなかったのである。

また20世紀に活躍したグルジェフの思想体系(超人思想)は、スーフィズムから大きな影響を受けていることで知られているが、 彼の弟子J・G・ベネットによれば、グルジェフは紀元前4500年ごろのバビロンに起源を持つ名称の無い秘教結社に参入していたという。ケネス・グラントもまた、クロウリーの霊統をそのころのエジプトとバビロンにまでさかのぼって追跡している。

 

 

 

■■PART-4:

「スマイル・メッセージ」の中に記された衝撃の内容と“予言”


今世紀の科学はあらゆる聖域に侵入し、SFの世界が眼前に展開しはじめた。そこには、知への啓明──イルミナティの陰謀が深く静かに潜行している!

 

■今世紀における科学の奇蹟的な進歩の背後に、謎の知性体が存在する!?


われわれの世紀のテクノロジーは、空想をはるかに凌駕するスピードで突き進んでいる。生命の謎は、もはや科学者の試験管の中に片足を突っ込んでいる。物質の純血はとうの昔に破棄され、卑金属から金が変成されるように、人が空想できるような物質なら、たいがいのものが、少なくとも理論上は開発できるまでになっている。

巨大コンピューター網は世界をネットし、情報は瞬時に世界をめぐる。人間の意識や知覚は物質に置換され、反対に物質が“知覚”や“意識”をもちはじめている。あらゆる“聖域”に科学が割り込んでいるのだ。“不死”さえも、今やエソテリック・サイエンスの課題ではなく、遺伝学や生物学など、関連諸科学のまじめな研究課題になっている。

こうしたことが、今世紀に至って一気に湧き起こった。これは、よく考えると非常に不思議なことだ。なぜわれわれの世紀に至って、このように急激な“知の爆発”が起こったのか?





多くの人は、それを漠然と、積み重ねられた科学的知見の展開と考えるだろう。しかし、シリウスの影に注目している一部のオカルティストは、これは“つくりだされた状況”と考える。背後に、こうした“知の爆発”を操作している謎の知性体が存在すると主張するのだ。

こうした主張は、一見、荒唐無稽に思われる。しかし、注意深く見ていくと、この主張にも否定できないリアリティがあることがわかってくる。というのも、科学の革命的な進歩は、多くの科学者の努力の積み重ねによって得られるのではなく、ひと握りの科学者の、突拍子もない思いつきからスタートするからだ。



悲運の天才科学者
ニコラ・テスラ


たとえば、われわれの文明は電気によって支えられている。この電気システムを発明し、その他700にも及ぶ特許を取得して、「20世紀を発明した男」とも「世界を今日のようにつくりあげた男」とも呼ばれているニコラ・テスラは、それらを考えぬいた末に発明したのではなく、“霊感”によって、ひょいと垣間見ることで、発明した。
それはオカルティストが、“霊界通信による発明”と呼んでいるものと同じだ。テスラ自身は霊界を信じなかった。しかし彼はETの実在は疑っておらず、それどころか、他の惑星の住人と通信する方法を開発したと主張していたのである。

生命科学の分野でいえば、DNA構造の決定が、この“霊界通信”で発見された。遺伝子操作やクローン創造、生命の起源探究などが、すべてここからスタートしたといっていい。DNAに関するワトソンとクリックの偉大な業績は、ワトソンがオックスフォード大学のらせん階段を下りているときに、まさに電撃的に “ひらめいた”のである。

人間の知覚や世界像、そこから導かれる世界観を、根本から書き改めるニューサイエンスの最も刺激的な仮説「ホログラフィック・パラダイム」も、やはり“直観的”に生まれた。スタンフォード大学のカール・プリプラムが、たまたま手にした雑誌の立体映像から、「世界は波動のみが実在し、知覚は幻覚にすぎない」とひらめいたとき、20世紀科学は新しい世界像の構築を開始したのである。

 

■「スマイル・メッセージ」の中には人類の状況と課題が集約されている!


子細に検討していけば、20世紀の科学・文明上の進化は、こうした“革命的な思いつき”によって支配されていることが明らかになる。しかも、インスピレーションをキャッチした科学者の多くが、ごくまじめに、そのインスピレーションとある種の超越的な力からのテレパシーを結びつけているという事実は、決して無視できない。

1093の特許をもつエジソンが、「霊界通信機」の製造に真剣に取り組み、700の特許をもつテスラがETとの交信を研究したのは、たんに彼らが迷信家だったからだろうか? ニューサイエンスに属する科学者が、道教や仏教に限りなく接近しようとしているのも、ユングがグノーシスや錬金術を現代によみがえらせたのも、やはり彼らの迷信性ゆえなのだろうか?





この問いへの解答ともいうべきETからのメッセージについて記すときがきたようだ。そのメッセージは、パート1で書いたように、1973年の“犬の日”にもたらされた。受信の中心人物は元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー。人間精神を解放し、意識の新しいステージを開くためにLSDを活用せよと唱えてフォルサム刑務所につながれた当代きっての心理学者は、そのメッセージを「スマイル・メッセージ」と名づけた。

スマイル(SMI2LE)とは、Space Migration + Inteligence2 + Life Extension の略語で、「宇宙移住」+「知性の2乗」+「生命の拡張」を意味する。この3項目の中に、20世紀の人類が置かれた状況と課題が、そしてイルミナティの最終計画が、すべて集約して表現されているのである。

読者はまず初めに、下の「スマイル・メッセージ」を読んでほしい。

 

 

謎のSMI2LE(スマイル)メッセージ全文


いよいよ地球の生命体がこの惑星の子宮を離れ、星々へと歩み出すときがやってきた。

生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前、君たちの惑星にばらまかれたのだ。

進化のゴールは、君たちの惑星間的両親が帰還を待っている銀河系ネットワークと通信をして、そこへ帰還することができるように神経系を作り出すことにある。

地球の生命体は、今やその中間にまで差し掛かってきている。自身を確立し、幼生期の変成を経て、第7の脳のステージへと至るこの道の──。

君たちの種の中で、最も知的、進歩的、かつ勇敢な者たちを集めよ。男女の比率は同等にせよ。あらゆる人種、国家、宗教を彼らによって代表させるのだ。

君たちは遺伝子コードの化学的構造の中に、不死性のカギを見出そうとしている。君たちはその中に生命の聖典を発見することだろう。不死の責任を、引き受けるときがきたのだ。もう死ぬ必要はなくなったのである。君たちは神経系の化学組成の中に、知性を増大化するカギを見出すだろう。ある種の化学物質をうまく使用すれば、遺伝子コードを神経系によって解読することができるようになるだろう。

君たちの惑星の生命体はすべてひとつであり、そのすべてが故郷へ帰還しなくてはならない。完全な自由、責任と種を超越した調和が、故郷への帰還を可能にするだろう。種族や文化、国籍によっている幼生的アイデンティティーは超越しなくてはならない。生命に対してのみ、忠誠を誓うのだ。生き残るためには、帰還の旅をするしか道はない。

日本人は君たちの惑星で最も進化した種族だから、君たちの仲間を保護してくれるだろう。

我々は、星々に目を向けるときがきたことを示すために、君たちの太陽系に彗星を送っている。

故郷に帰還したとき、君たちは新たな知恵と力を与えられるだろう。君たちの精子である宇宙船は、地球の生命体が開花したことを意味するのだ。仲間が集められ、旅が開始されるやいなや、戦争、貧困、憎悪、恐怖といったものは君たちの惑星から消え失せ、最古の予言と、そして天国のビジョンが実現化するだろう。

変異せよ!
故郷へと凱旋するのだ。

 


1973年7月23日

 

 

 

このメッセージがETからのものだとする証拠は何もない。しかし、20世紀のさまざまな科学的状況や、これまで見てきたようなシリウスの暗躍、この実験が行われた日の特殊性、同日、ティモシー・リアリーの友人のアントン・ウィルソンがキャッチしたメッセージなどを考え合わせていくとき、このメッセージがETからのものだというティモシー・リアリーの主張は、しだいに現実味を帯びてくる。

それだけではない。メッセージには、ETが彗星を太陽系に送ったとあるが、事実、「その後の数か月のうちに、メッセージの予言どおりに、コホーテク彗星が太陽系に現れ、太陽に向かってやってきた。この間、天文学者らはその前例のない壮観を公に発表し、ティモシー・リアリーの弟子たちはそれを確認して大笑いをしていたのである」(『コスミック・トリガー』R・A・ウィルソン)。

しかし、もっと本質的で、より重要なのは、「スマイル・メッセージ」がキャッチされて以降の宇宙移住計画の進展ぶりだった。まるで仕組まれてでもいたかのように、スペース・コロニー計画は急速に人類のコンセンサスを得はじめた。

こんなことを書くと、「それは勝手な思い込みだろう。スペース・コロニー計画など、今世紀初めからあったのではないか」と思う人が大部分だろう。そうではないのだ。技術的にも効率的にも、スペース・コロニー計画が可能であり、しかも絶対に必要なものだという認識が、民間レベルに急激に広まったのは、確かにティモシー・リアリーがETから「スマイル・メッセージ」を受けてからであり、ETが、人類は「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」と宣言してからなのだ。

 

■「スマイル・メッセージ」の受信以降、急激に進み出した宇宙コロニー計画



(左)スペース・コロニー計画の提唱者ジェラルド・K・オニール博士。
(中)オニール博士が提唱した 「スペース・コロニー」の全景。
(右)スペース・コロニー内部の様子。円筒の内部は居住区になっている。


ティモシー・リアリーは、1973年7月にETからのメッセージを受けた。それから10カ月後の1974年5月、ティモシー・リアリーの友人であり、理解者でもあるプリンストン大学の生理学教授ジェラルド・K・オニールは、科学者では初めて、包括的かつ現実的なスペース・コロニー計画に関する構想を発表した。しかし、発表時の科学者の反応は全般的に冷たかった。科学雑誌は博士の論文掲載を保留した。それがあまりにも空想的、非現実的に思えたからだ。

しかしNASA(米航空宇宙局)の反応は違っていた。NASAはオニールの構想を評価し、すぐさま研究予算を提供してスペース・コロニー計画の推進を委託した。

NASAのこうした動きと呼応するかのように、すぐさま全米55の大学をネットした「大学宇宙研究協会」が設立された。ついで、1977年には「公共法人宇宙研究協会」が設立され、続いてスペース・コロニーに関する民間の情報センター「L-5協会」が誕生した。この協会には、わずか数カ月のうちに数十万人が集まった!

この間、UFOやETの実在はしごくまじめな研究対象になりつつあった。ティモシー・リアリーがメッセージを受けたまさにその年、ギャラップの世論調査は、UFOの目撃者が全米でなんと1500万人以上、成人人口の11%にのぼるという調査結果を発表した。

翌1974年には、スタンフォード大学で関連分野24名の科学者を集めた「地球外文明に関する討論会」と銘打ったシンポジウムが開催された。そのシンポジウムで、ジョージ・ホプキンス大学のR・C・ヘンリー博士は、「われわれ地球人は、銀河系の“兄弟”たちによって養育され、進化の道にそって進歩させられているのか?」という問いを発したが、この問いはまさしく、スマイル・メッセージと裏表の関係にあったことがわかる。

1975年には、UFO実在説が、知識階級の間で非常に強固に支持されていることが証明された。この年、ギャラップはアメリカの知識層のみを対象にUFOに関する調査を行なったが、なんと93%もの知識人が、UFOを信じていると回答したのである! 「スマイル・メッセージ」と、オニールのスペース・コロニー計画以降のこうした宇宙への期待、盛りあがりは、その後も猛スピードで広がった。

1980年、未来学者のアルビン・トフラーは、人類を襲う「第三の波」は科学技術、とりわけ「オニール博士のアイデア」に端を発するスペース・コロニゼイションだろうと予言して、センセーションを巻き起こした。そして1981年には、スペース・コロニー実現の第一歩として、ついにスペース・シャトルが打ちあげられたのである。

翌1982年には、国際天文学連合による「地球外の生命を捜し求める51委員会」の設立。1984年には、アメリカ産業界もNASAとの協力関係のもとに、スペース・コロニーの具体化に大きく踏みだしていることが、米議会下院の科学技術委員会におけるアメリカ宇宙旅行協会理事長のリチャード・クラインによって、誇らしげに報告された……。

すべての動きは「スマイル・メッセージ」以降から顕著になってきた。しかもティモシー・リアリーは、これら一連の動きを予見していたふしがある。というのも彼は、人類が宇宙に帰還するというプログラムの主要な第1段階は、オニールのスペース・コロニー計画からスタートすると明言していたからである!

となると、われわれは、いよいよスマイル・メッセージに含まれた「生命の拡張」、すなわちイルミナティの人類進化プログラムについて検討していかねばならないだろう。

 

 

-----------【補足事項】-----------

「L-5協会」とスマイル計画のつながり


人類が宇宙に乗り出すための最初のステップは、宇宙ステーションの建設だ。このステーションの位置は、どこでもよいというわけにはいかない。宇宙空間に流れだしもせず、惑星の重力に引きずられることもない安定した場(秤動点)が確保されない限り、スペース・コロニー計画は実現しないからだ。

この重力安定場を数学的に割り出したのが、フランスの数学者J・ラグランジュである。彼は18世紀の時点で既にこの秤動点を解析し、L1からL7までナンバリングしていた。そして、オニール博士やNASAがスペース・コロニー建設予定地にしているのが、そのうちのひとつ──地球と月の間にある秤動点L5(ラグランジュ・ファイブ)である。

このL5点を協会名にして発足したのが「L-5協会」である。

実はこの協会が、なんらかの形でスマイル計画とつながっているらしいのだ。というのも、この協会を訪ねたUFO研究家の有賀竜太氏が、同協会員から「スマイル・メッセージ」そのものを手渡されており、ほかにも同協会内の某グループとティモシー・リアリーとの密接な関わりを示す傍証がいくつもあるからである。

同協会自体はもちろん秘密結社ではないが、しかしその内部に、人類進化プログラム推進派がいる可能性は極めて高いのである。

 

 

 

■■PART-5:

我々の進化のプログラムはDNAに組み込まれている!


ETは、われわれの生命の起源と進化、そして人類のなすべきことを告げる。が、それは、20世紀の今日的状況や近未来の姿とピタリ符合しているのだ。ここでは、スマイル・メッセージに記された第1と第2の課題を見てみよう。

 

■生命の種はバイオ・メカニカル・ステージを経て、地球の誕生時にばらまかれた!



(左上)ソ連の生化学者A・I・オパーリン博士
(左下)ワトソンとともにDNAの構造を発見したF・クリック博士
(右)二重らせん鎖状の構造を持つDNA。
スマイルメッセージによると、人類の進化はあらかじめ
DNAに情報として組み込まれているという。

 

スマイル・メッセージは、われわれの起源が外宇宙にあると断言する。
「生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前君たちの惑星にばらまかれたのだ」

この内容は、〈1〉われわれの生命がDNA──ヌクレオチドからなる二重らせん鎖状の高分子物質──の地球散布によってスタートしたこと、〈2〉進化は、もともとその段階でDNAに情報として組み込まれていたことを告げている。

この説は、決して空想的な説ではない。というより、“原初の生命のスープ”の海で生命が“偶然”に生まれたとするオパーリン流の生命起源説より、星間種子飛来説(スターシード説)のほうが、今日では説得力があるのだ。

オパーリンの流れを汲む自然発生説の最大の欠陥は、あまりにも都合のよい偶然の重なり合いが前提になっている点にある。無機物がランダムに化学反応して有機物になる確率は、ごく小さな分子(アミノ酸100個)で、10の130乗分の1と計算されている。

一方、地球が誕生してから今日までに10の17乗秒しかたっていない。ということは、1秒間に1万回の割合で、でたらめな化学反応が起こったと考えても、そこで試される可能性は10の21乗にすぎないということだ。これに対し、生命のもとになる組み合わせば、10の130乗の化学反応でようやく1回。両者には絶望的な開きがある。どんな角度から計算しても、確率論的には地球誕生以来、小さな分子ひとつ形成されるわけはないのである!



ところがスターシード説なら、このハードルは超えることができる。というのも、宇宙空間には、生命の根本素材である有機化合物質が満ち満ちており、しかも今なお、次々と星間分子同士が結びついては、新しい分子を形成していることが、電波天文学の発展によって明らかにされたからだ。まさしく「生命は無意識のまま宇宙空間で脈動している」(『チベット大蔵経』)のである!

“原初の生命のスープ”は地上の海にあるのではなく、宇宙空間にあると考える学者は決して少なくない。古くは、今世紀初頭のノーベル化学賞受賞者のS・A・アーレニウスが、“生命萌芽汎在説”を唱えた。オパーリンとともに、自然発生説を提唱したJ・B・S・ホールデンも途中から自説を撤回し、スターシード説(アストロ・プランクトン)に“勇気ある”転向をした。最近では、1962年のノーベル医学・生理学賞受賞者のF・クリックが、スターシード説を唱えている。





ETは、人類がこのスターシードによって誕生したと明言する。そして、さらに驚くべきことに、進化の道筋は、最初からDNAに組み込まれているとまで主張しているのだ。

このメッセージは、われわれが神の敷いた進化のレールに沿って発展する、と唱える汎世界的なオカルティズムの伝統的主張を思いださせる。ティモシー・リアリーは、この主張をひと言で要約している。つまり、「神はDNAの中にいる」のだ。

実際、地球上の全生命が、すべて同一の二重らせん構造をもっているということは、非常に奇妙なことだ。もしDNAが偶然につくられたものなら、右巻きのDNAや三重らせんのDNAなど、様々なタイプのDNAがあっても不思議ではないはずだ。

ところが、現実には、ウイルスのDNAも人間のDNAも、すべて二重らせん左巻きだ。これはどう考えてもある種の意志、あるいは計画が働いているとしか思えない。そうでなければ、何から何まで、偶然のひと言で片づけて、あとは頬かむりしているしかない。が、全宇宙の恒星(1000億×1000億)からひとつを選ぶよりも低い確率でしか発生しないDNAが、“偶然”地球に発生したのだと、だれが自信をもって主張できるのだろうか?

さらに、「わずか3億年の間に、ごく単純な蛋白質から、高度きわまりない生命組織をもつ人間にまで、“偶然”に生命が進化し、おまけに、宇宙時間のスケールでいえば、まばたきの時間にも満たない間に人類が今日の文明を、“偶然”築きあげたと、なんの根拠があって主張できるのだろうか?


こうした、きわめて楽観的な、“偶然”の連続に納得がいかないのなら、われわれはもっと別の可能性を追求するしかない。そのひとつが、冒頭で記したように、“スマイル・メッセージ”の中で語られているのだ。

われわれのなすべきことは、スマイル・メッセージの中で明言されている。それは3つある。

第1は、遺伝子コード(DNA)の中に「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと。第2は、「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと。そして第3は、「銀河系ネットワークと通信」して、「われわれの故郷へと凱旋する」ことだ!

 

■第1の課題= 「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと


メッセージの中で、ETは、われわれが今や「死」を克服すべき段階に入ったと告げる。この主張は、通常の感覚ではまったくの冗談にしか聞こえないだろう。しかし、錬金術や道教、神仙道の究極目標のひとつであった「不死性の獲得」が、今日ではきわめてまじめな科学上の研究課題になっているといったら、読者はどう思われるだろうか?

『コスミック・トリガー』の中で重要なページが、この不死性の探究のためにさかれている。その中から、いくつかの例を拾いだせば、このテーマがスマイル・メッセージとどんなかかわりをもっか、理解していただけるだろう。

不死性の探究が科学の対象になったのは、科学がDNAを射程内にとらえてからだ。

生化学者で、哲学者のバークレー大学教授ポール・シーガルは、「われわれの死は、ひょっとしたらDNAにプログラムされているのではないか?」という仮説から不死の探究をスタートさせた。死は細胞のランダムな崩壊の延長という従来の説と比べると、このシーガルの説はまさに驚天動地のものだ。というのも、もし死が、事実、プログラムされて起こるものなら、そのプログラムを変更することにより、われわれは不死に至る鍵を見出せるかもしれないからだ!

シーガルの探究は、老衰から死に至るプログラムを実行に移す「ケミカル・トリガー」を突きとめることに集中されている。これこそまさに、現代の錬金術だ。というのも、老化のプログラム探究において「不死」にかかわり、老化阻止物質の合成において「物質変成」にかかわるからだ。さらにこの研究の過程で、遺伝子操作の問題が当然生じてくるが、この遺伝子操作こそ、生命レベルにまで深化した「物質変成」にほかならないからである。


現在のわれわれの寿命が、われわれの肉体の耐用年数から導きだされたものだと考えるのは間違っている。少なく見積もっても、われわれの肉体は200年は使えるというのが、昔からの学者の主張だった。しかし今日では、多くの“不死学者”がもっと景気のいい数字をあげてわれわれに夢を与えてくれている。すでにラットの実験で老化のトリガーを変化させる3つの方法を発見したというシーガルは、ごく近い将来、人類の寿命は平均400~500歳まで延長されるだろうと主張する。

ヨハン・ブジョークスティン博士は800歳という予測値をあげているし、医学博士のロバート・プレオーダは、「老化のあらゆる兆候が矯正され、予防されるようになれば」という条件つきで、なんと1000歳という数字をあげているのだ。

しかし、こうした数字も、ティモシー・リアリーのとほうもない主張の前には色あせる。ティモシー・リアリーは、太陽が滅び去る数十億年先まで生きるつもりだと語っているのだ!





われわれにとってもうひとつ興味深いのは、こうした「不死」を探究する学者が、シリウスのメッセンジャー、ティモシー・リアリーと強い接点をもっているという点だ。

シーガルが不死の研究に取り組むきっかけとなったのは、ティモシー・リアリーのレクチャーに参加してからだという。ほかにも、名前は煩瑣になるので省略するが、量子力学を超心理学やティモシー・リアリーの業績と関連づけようとしている科学者グループが、少なからず存在するのである。

これは、いったいどういうことなのだろう? アメリカにおいて、ティモシー・リアリーとのかかわりを表明することは、実は危険なことなのだ。彼は犯罪者であり、突飛であやしげな擬似宗教によって若者を扇動した山師であり、ジャンキーであり、政府に仲間を売ったスパイであるという噂もまた、アメリカではかなりポピュラーなものだからだ。

それにもかかわらず、ティモシー・リアリーに対するシンパシーを表明する物理学者やその他の科学者が、少なからず存在するということは、ひかえめに見ても、ティモシー・リアリーの主張に科学的根拠があることを証明している。さらに大胆にティモシー・リアリーの主張を受け入れるなら、それは銀河系の“兄弟”からの通信が、でたらめなものではないということの傍証になるのではないか? 

結論を急ぐことはやめ、続いて、われわれは第2の課題を見ていくことにしよう。

 

■第2の課題= 「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと


この課題は、「スマイル計画」の鍵を握っている。ティモシー・リアリーはこれを、インテリジェンスの2乗と表現し、すでに人類はその段階に突入していると断言する。

この“予言”には、いくつもの側面があるが、ここではわかりやすい2つの面についてのみ記していくことにする。第1は社会的な現象面、第2は科学面だ。

社会面での知性の増大化運動は、ティモシー・リアリーがETからのメッセージを受ける以前の1960年代にアメリカ全土を覆い、欧州圏に飛び火した。いわゆる「ドラッグ・カルチャー」がこれにあたる。

主役はいわずと知れたLSD。1938年に発見され、1943年に合成されたこの「幻覚喚起剤」は、1960年に至って、まさに燎原の火のように全米の若者の間に浸透していった。

このドラッグは、人体にほとんど毒性を残さないこと(皆無と主張する学者もいる)、摂取を中断しても禁断症状がない(中毒性を生じない)ことなどが、従来のコカインやモルヒネなどのドラッグとの大きな違いだった。しかも、喚起される幻覚は、まことに強烈だった。

LSDは、それを服用する者の意識を、有無をいわさず拡大し、日常生活で固定されたリアリティを破壊した。服用者は未知の精神領域を旅行し、蛇のように「脱皮」した。宇宙に行くのも、太古の女神と出合うのも、ETとコンタクトするのも、お好み次第だった。“ターン・オン(酩酊)”は、何層にも重なった意識の、秘められた扉を開く20世紀の“秘儀参入”となったのである。



カウンター・カルチャーの
旗手として活躍していた頃の
ティモシー・リアリー教授


LSDの効果があまりに激烈だったので、ほとんどの愛好者は、それを楽しむことに急で、その価値を正当に評価するに至らなかったが、ティモシー・リアリーはほどなくしてLSDから離れた。というのも、ドラッグはティモシー・リアリーにとっては、「人間の神経系の潜在能力を十分理解するため、焦点をさまざまに変化させる道具」にすぎなかったからだ。

われわれの日常意識は非常に狭く、固定的で、しかも勝手な思い込みとドグマ(独断)に満ちたリアリティによって、どうしようもないほどガッチリと支配されている。この意識状態は、地球的・近視眼的な、地べたにはいつくばる意識だ。意識進化のレベルでいえば、すでに過去の遺物、克服されねばならない低レベルの意識といってもいい。

LSDは、この地球的意識から人をひきはがし、宇宙へとトリップさせるために開発された物質だというのが、ティモシー・リアリーの考えだった。





アントン・ウィルソンは、よりはっきりと、この種のドラッグを、人間の脳神経系の従来のプログラム(固定したリアリティ像を神経系に送り込むプログラム)を改変し、ジャンプさせ、多重多層のリアリティヘと連れだす、「メタプログラミング物質」と定義づけている。

こうした意識の拡大が、人間に新たな視点、世界観、発想を与えることは、間違いない。ただし、この“暴力的”な傾向のある“メタプログラミング”が、上等な方法といえるかどうかは、読者自身が判断してほしい。


ともあれ、知性増大に必要な意識の改変は、“偶然”のLSDの発見・開発から、半ば強引にひき起こされ、世界に熱狂的なブームを呼び起こし、その後の“精神世界”ブームの土台を築いた。今日、欧米や日本などに広がっている神秘学・精神科学ブームは、間違いなく1960年代を核に形成されたのだ。

そして、そのころ学生だった“時代に敏感”な若者が、のちにニューサイエンスの旗手となり、“精神世界”のアジテーター、プロパガンディストになり、カルトを組織し、あるいはニューメディアの世界で知覚像の拡大に猛進していることを、忘れてはならないだろう。

 

■知の枠組みの大転換によって、20世紀の科学はオカルティズムに近づいた!



人間の脳の神経細胞。この複雑な人間の脳に
科学者はどこまで完璧に迫れるか。


さて、知性の増大のもうひとつの面、科学に移ろう。20世紀が、異常に発達しつづける科学とテクノロジーの時代だということ自体、「知性の増大」が「人類進化」の3つのステップのひとつというスマイル・メッセージの実現の表れなのだが、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

知性を開発することは、今やブームないしファッションといっていい。いわゆる、“潜在能力開発”にかかわる科学者や研究家──その中には、あまり信頼のできない人々もいるが──の活躍は、この文章を読んでいる読者なら説明するまでもないだろう。

さらに、よりエキサイティングなアプローチは、“脳内物質”の探求によってもたらされた。脳内および消化器官にあって、もろもろの情報伝達を司っている“神経伝達物質”捜しが盛んになったのはこの数十年のことで、大脳生理学者や神経学者らの脳内物質捜しに対する熱狂ぶりは、マスコミによって“ゴールド・ラッシュ”と揶揄されるほどの活況を呈した。

脳内の神経伝達物質は、ある種の感情や感覚、行動能力などの発現のトリガーになる。睡眠を引き起こしたり、快感を与えたり、食べたり、性欲を起こしたりする物質を自由自在にコントロールできるようになれば、われわれはあらゆる面で従来の人間観を書き換えることができる。また、記憶や学習などのトリガーとなる物質を支配できるようになると、人間の知性は、まったく新たな局面を迎えることになるだろう。

この脳研究の20世紀的局面は、まさしくETの予言──「神経系の化学組成の中に、知性を増大化する鍵を見出すだろう」──とぴったりと符合するといわなければならない。


さらに、物理学的世界観の枠組みも、今世紀に至ってガラリと変化した。19世紀には、われわれが認識している世界は不動の実在だと思われていたものが、今日では実在の影にすぎないと考えられるようになった。もう少し厳密にいうと、われわれが、世界に関する体験を組織化する際に用いるいかなる“網の目”も、世界そのものをとらえることはできないということになる。

この、今世紀初頭に、物理学者ニールス・ボーアらによって公式化された“コペンハーゲン解釈”や、前述のホログラフィック・パラダイムは、物理科学の世界観が、古代インドや中国エジプトなどの世界観にすり寄ったということを意味している。

シャーマニズムのいわゆる“類感魔術”も、今日では物理学の概念になりつつある。これは、物理的風影関係はなくとも、人形に呪いをかけると、呪われた人間に効果が及ぶという呪術だが、この奇妙な“偶然の一致”の背後にある世界と、ユング=パウリのシンクロニシティは、あと一歩の距離にある。また、ひとつの粒子は他のあらゆる粒子に影響を及ぼすという物理学の仮説(QUIP)は、すべてが一方では原因であり、同時に結果でもあるという“魔術的観念”に著しく接近しているのだ。

20世紀科学が、総体としてオカルティズムに接近しているという印象を与えるのは、われわれの知の枠組みが変化してきたからにほかならない。そしてこの変化は、ETやティモシー・リアリーによれば、われわれが「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」からだという。

なぜ知性は増大化されねばならないのか? ──この問いの答えは、次のパートを見ていくことで明らかになるだろう……。

 

 

 

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

関連記事

別窓 | イルミナティ
地球を覆う不気味な
2008-02-24 Sun 23:10

■■PART-1:

地球を覆う不気味なシリウス・ネットワークと“陰謀”の匂い


闇の天空に最も強い光彩を放って輝くシリウス──それは古来、ミステリアスな伝承を抱えもつ星だ。そして、エイリアンと接触した数多くの人々の証言にこの謎の星が登場し、神秘主義者たちも熱い目を向ける。シリウス・ネットワークに包まれたこの地球で何かが起こっている! まずは、これから紹介する人々の話を聞いてほしい。

 

■シリウス生命体とコンタクトした人々


★ケース1: ジャック・パーソンズ


ロケット工学のパイオニア
ジャック・パーソンズ

 

人類が明確な意志をもって宇宙に乗りだそうと決めた世紀に、われわれは生きている。今日では、人類がごく近い将来、宇宙に乗りだすだろうことを疑うものはない。ジャック・パーソンズは、われわれがロケットに乗って大気圏を飛びだすことが夢ではないということを実証するうえで、特筆大書すべき功績を残した。

彼はロケット工学の分野のパイオニアのひとりで、彼がいなければ、アメリカの宇宙開発は間違いなく大幅に遅れただろうと評価されている。アメリカを代表するテクノクラートの養成所、カリフォルニア工科大学の共同創設者のひとりとして、あるいは月のクレーターのひとつにその名を冠することを認められた科学者としても、パーソンズの名は忘れることはできない。

しかしこの科学者は、同時に筋金入りのオカルティストでもあった。1930~40年代にかけて、彼はアレイスター・クロウリーの血をひく東方聖堂騎士団(OTO)の有力なメンバーだった。そして、ちょうどクロウリーが、エイワスと名乗るエイリアン知性体からメッセージを受け、『法の書』を著したように、パーソンズも謎の高度知性体からのメッセージをキャッチし、『反キリストの書』という神霊文書を公刊した。

エイリアンのメッセージは、人類のとるべき道を指し示していたが、それは心理的な意味でも、実際的な意味でも、きわめて急進的な“革命”を志向していた。

エイリアンは、人類が今、急激な転回点にさしかかっていることをパーソンズに吹き込んだ。この天才ロケット工学者が、明晰な頭脳をフルに稼動させてロケット開発に打ち込んだことと、このエイリアンとのコンタクトとは無関係ではない。

問題は、このエイリアンの正体だ。『反キリストの書』の中で、エイリアンは「あらゆる力と存在を、われらがレディー、ベイバロンに集中せよ」と教えている。ベイバロンとは何者か?

その正体はタロット・カードが教えてくれる。ベイバロンはタロットの大アルカナ17番にいる。「星」と名づけられたこの女神は、古来、伝統的なシリウス・コネクションのシンボルなのだ。ここに、まず1つめのシリウスが登場する。宇宙開発──秘教科学──シリウス……この結びつきを記憶しておいてほしい。

 

★ケース2: ジョージ・ハント・ウィリアムソン


(左)ジョージ・ハント・ウィリアムソン
(右)彼が接触したエイリアンから伝えられたという
エノク語のアルファベット

 

上の〈ケース1〉で紹介した天才ロケット工学者ジャック・パーソンズは1949年、研究室で謎の死を遂げた。

その死からほどなくして、宇宙考古学のパイオニア、ジョージ・ハント・ウィリアムソンは、エイリアンとの奇妙なコンタクトを開始した。宇宙人やUFOとの接触自体は、特に珍しいものではない。しかし、ウィリアムソンの場合はコンタクト内容が異常だった。

彼は接触したエイリアンから、彼らの言語を教わった。ところが、その宇宙人語の中に、16世紀の天才数学者ジョン・ディー博士が霊媒を使って収集した“エノク語”──通称“天使語”が、いくつも含まれていたのである。

もちろん、ウィリアムソンはエノク語など知らなかった。この秘密言語は、クロウリーら「黄金の夜明け団」系列の上級者のみが秘密の知識として守っていたもので、今日のように言語学者までが研究対象にするほどポピュラーな言葉ではなかった。

そしてここが重要なのだが、ウィリアムソンは、そのエイリアンがシリウス生命体だったと主張しているのである!

となれば、ジョン・ディーが交信した“天使”は、シリウスから飛来したエイリアンとなんらかのコネクションがあることになる。この突飛な考えは、クロウリーにまつわる以下のエピソードで、いっそう怪しげな説得力をもちはじめる……。

 

★ケース3: アレイスター・クロウリー


(左)アレイスター・クロウリー
(右)彼が接触したという「エイワス」を
描いたスケッチ

 

オカルト界の魔人クロウリー──。彼が1904年、エイワスと名乗る謎の“守護天使”から3日間にわたってメッセージを受けとり、『法の書』を著したことは前述した。このエイワスが何者かが、われわれの興味の焦点となる。しかし、直接それを知る手がかりはない。少なくとも、クロウリーは明言していないのだ。けれども、クロウリーの弟子筋にあたる東方聖堂騎士団(OTO)のグランド・マスター、ケネス・グラントが、その謎解きの鍵を残してくれている。

結論から言おう。エイワスはシリウス生命体だというのが、グラントの主張なのだ。それを裏づける証拠はいくつもある。たとえばクロウリーは、結社内でフェニックスと名乗った。フェニックスは大犬座のシンボルだ。では、大犬座の主星は?──いうまでもなくシリウスである。

  また、クロウリーは、彼の魔術的磁場の中心を、ある特殊な星に求めた。その星は、オカルトの伝統においては『太陽の背後の隠れた太陽』とよばれた。グラントによれば、それは「隠れたる神、巨大な星シリウス、あるいはソティスである」という。

クロウリーが著した『法の書』は、「〈ハド〉よ! 〈ヌイト〉の顕現」という一節から始まる。このヌイトとは何者か? それはエジプトの天球を象徴する女神だ。というより、イシスやオシリスらの母といったほうが話がすっきりする。というのも、イシスは、エジプトではシリウスそのものの象徴として広く信仰された女神であり、オシリスはそのシリウスの伴星のシリウスBを意味しているからだ!

ここで問題になるのは、シリウスBが発見されたのが1862年だという点だ。シリウスは太陽の48倍の光度をもつきわめて明るい星だ。だから肉眼でもよく見える。しかしシリウスBは暗い星だ。その存在は、肉眼ではもちろんまったく見えない。それどころか、この星を発見して以降、そのアウトラインをつかむまでに、人類は100年以上の歳月をかけている。

そんな星の存在を、紀元前のエジプト人がなぜ知っていたのかと、あなたは疑問に思われるにちがいない。その謎を間接的に解明してくれるのが、次のケースだ。

 

★ケース4: ロバート・テンプル
         マルセル・グリオール
         ジェルメイン・ディテルラン


(左)文化人類学者ロバート・テンプル
(中)同じくマルセル・グリオール
(右)同じくジェルメイン・ディテルラン

 

上の写真の3人はいずれも高名な文化人類学者だ。彼らの名が永遠に人類史の中に刻み込まれるのは、ドゴン族の研究のおかげである。

アフリカの未開部族のひとつ、ドゴン族は、信じられないことだが、科学者がようやく19世紀に至ってその存在をつきとめたシリウスBを、はるか昔から民族の伝承として伝えてきていた。ドゴン族は、シリウスBがシリウスの周囲を楕円軌道で回っていることや、その公転周期が約50年であることも知っていた。その星がきわめて小さいことも、また、異常に大きな質量をもっていることも熟知していたのである。こうした知識は、いずれも20世紀科学がようやく割りだした知識なのだ。

ほかにもドゴン族は、絶対に知りえないような天文知識を多く所有していた。そして彼らは、それらの知識は、太古、シリウスから訪れたETが彼らに伝授したものだと主張した。

伝承、文化、遺跡その他を、徹底して調べに調べぬいたあげく、テンプルは全面的にドゴン族の主張を受け入れる以外、この謎を合理的に解釈する方法はないと認めた。つまり、紀元前数千年の昔、シリウスから地球を訪れたETが、その天文知識をアフリカの原住民に伝えたと結論づけたのである。

このシリウスBに関する知識が、エジプトのオシリスに関する伝承と同根なのだ。

文化人類学者のロバート・テンプルは、この星の謎を「シリウス・ミステリー」と命名し、1976年に『シリウス・ミステリー』という本を著して研究成果を公表した。ここにまたひとつ、シリウスにまつわる謎が登場した……。


(左)シリウス星系にまつわる天文知識と伝承を伝えるドゴン族
(右)ロバート・テンプル著『シリウス・ミステリー』の表紙

 

 

★ケース5: ロバート・アントン・ウィルソン


(右)ロバート・アントン・ウィルソン
(左)彼の著書『コスミック・トリガー』

 

そのロバート・テンプルの著書『シリウス・ミステリー』が公刊される3年前──1973年の7月23日に、オカルト作家であり、『プレイボーイ』の元編集者であり、過激な心理学者でもあるロバート・アントン・ウィルソンは、まことに奇妙なメッセージを夢の中で受信した。

「シリウスは非常に重要である──」これがメッセージの内容だった。

そのときまで、ウィルソンはシリウスについては何も知らなかった。ただ、彼はこのメッセージを受信する10年ほど前から、ETとおぼしき知性体とコンタクトはしていた。

そのETは、「緑色のいぼ状の肌をした、とがった耳の男」として現れた。彼のコンタクト方法は、ヨガやタントラ、クロウリーの召喚魔術などによるものだったが、メッセージを受けとる前日も、これらの方法でトリップし、しばしばエイリアン的な実体とのコンタクトを体感していた。けれども、そのETは、いわば無国(星)籍のETだったという。

ところが、7月23日の朝のメッセージは、はっきりと「シリウス」という固有名詞を出してきた。ウィルソンは面食らった。そこで、すぐさま図書館に出かけ、シリウスについて調べてみた。そして驚くべきことを知った。彼がメッセージを受けた7月23日という日は、古代エジプトで新年を祝い、シリウスを祭る祭儀の始まりの日──“犬の日”にあたっていたのである! (エジプトではシリウスは「犬」と呼ばれていた。)

この日を境に、ウィルソンはシリウスからの目に見えない暗号やメッセージを頻繁に受けとるようになる。と同時に、周囲から、謎の秘密結社イルミナティの結社員のひとりと見なされるようになるのだが、彼の主著『コスミック・トリガー』(八幡書店刊)には、その謎めいたメッセージの内容および、本記事の主要テーマにかかわるイルミナティの陰謀の全貌について詳しい言及がなされている。

さて、ここでさらに、もうひとりの重要人物が登場することになる。

 

★ケース6: ティモシー・リアリー教授


元ハーバード大学心理学教授
ティモシー・リアリー教授

 

ウィルソンが初めてシリウス・メッセージをキャッチしたまさにその日──1973年の7月23日に、20世紀で最も危険な知性の持ち主、元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー教授は、サンフランシスコのフォルサム刑務所内で、突拍子もない実験を挙行していた。

同じ刑務所の他の房にいるベナー、刑務所の外にいる自分の妻のジョアンナ、そしてベナーの恋人の4人が、それぞれETにテレパシーを送り、ETからの返信を記録して、その内容をすり合わせようというとてつもない実験だ。

意識を変成させ、深いトランス状態に入ることは、ティモシー・リアリーにとってはすでに自家薬籠中のテクニックだった。実験に参加した他の3人も、彼から手ほどきを受けていたし、素質もあった。

実験は前述のとおり、1973年7月23日の“犬の日”に行なわれた。そして、別々の場所で行なわれたにもかかわらず、ETとのコンタクトはみごとに成功し、おまけに彼らがキャッチしたメッセージの内容は、ほとんど完全に一致していたのである!

“犬の日”──つまりシリウスの日(古代エジプトの正月)に行なわれたETとのコンタクトの内容は、のちに「スマイル・メッセージ」としてまとめられる。この謎の文書こそ、20世紀に入ってなぜシリウスが執拗に地球に干渉し、イルミナティ復活に拍車がかかったのかの謎を解く鍵になる……。この謎に満ちたメッセージの詳しい内容(全文)はのちの章で明らかにしよう。

 

■エイリアンと接触し、その意志の下に活動する謎のグループが存在する!?


ここに紹介したいくつかのケースから、われわれはシリウスに由来するミステリーが、地球のほぼ全域に起こっていることを知った。最も頻度が高いのは、アメリカだ。ジャック・パーソンズやウィルソン、ティモシー・リアリーはその一例にすぎない。UFO目撃談やコンタクト談、そしてUFO研究のメッカがアメリカである以上、これは当然のことだろう。シリウスに限定しないなら、社会的・学問的地位の確立している科学者で、ETとのコンタクトを表明し、あるいはその可能性を主張している学者が最も多いのもアメリカなのだ。

神秘思想家たちは、アジアの叡知をヨーロッパとアメリカに広める過程で、やはりシリウス・ミステリーをこれらの地域に広めている。
ロバート・アントン・ウィルソンによれば、今日の西欧オカルティズムの90%は、アレイスター・クロウリーとマダム・ブラバッキー、そしてG・I・グルジェフの3人の神秘思想家によって形づくられ、その系列下におかれているという。

そして、この3人が3人とも、自らの秘教体系の中核に、いわば秘伝としてのシリウスを隠しもっているのだ。つまり、シリウスがアジアに残した足跡を、これらオカルト界の巨人たちは掘り起こし、取り込んでいるともいえるのである。



神秘の超人G・I・グルジェフ


  例えば、グルジェフ。彼の弟子J・G・ベネットが著した『グルジェフ ─ 新世界の創造』の中には次のような一節が書かれている。

「グルジェフの死後、私は古くからの弟子たちの何人かに『ベルゼバブの孫への話』に関する解説を書いてくれないか、と頼まれた。だが、数章ほどそれを書いて、その解説のあらましを彼らに送ると、出版が妥当ではないことをみんなが認めた。もしグルジェフが、自分の意味するところを、読者すべてに容易に理解してもらおうと思っていたなら、彼はこの本を違うふうに書いたはずだ。グルジェフはしばしば草稿を朗読させたが、それを聴いて鍵になる一節があまりにも容易に(つまりそれゆえ必然的に表面的にということにもなるが)受けとられるようだと、即座にそうした部分を『より深く犬を埋めるために』と言っては書きなおした。弟子たちが、グルジェフに『より深く骨を埋める』のまちがいでしょうと言うと、彼は向きなおって、気づかなくてはいけないのは、これが『骨』ではなく『犬』であることだ、と返答した。犬とは犬狼星シリウスのことであり、ゾロアスター教の伝統では智恵の精霊をあらわしている。」



神智学協会を創設した
マダム・ブラバッキー


一方、マダム・ブラバッキーが創設した神智学協会の代表であるダグラス・ベイカー博士は、ダラスで開催された第4回「ヨガと秘教的科学」国際会議において、以下のような興味深い発言をしている。

「シリウスは銀河系の生命にとってはアジナー・センター(第3の目)であり、私たちの太陽はハート・センターに位置している。私たちの惑星的進化は、エネルギーをハート(太陽)からアジナー(シリウス)へと上昇させることにかかっている」





ではここで、シリウスが残した足跡を別の観点からながめてみよう。アフリカにおいてはどうだろうか? これもすでに見てきたように、ドゴン族やその周辺部族の研究により、シリウスとのきわめて濃密な関係が明らかにされている。アフリカにおけるシリウス・コネクションについては、特別の注意を払っておく必要がある。というのも、この地域が人類発生の地である可能性はきわめて高く、その説は多数の有力な学者によって支持されているからだ。

南アメリカ大陸はどうだろう? ここにも興味深いシリウス・ネットワークの切れはしが見え隠れしている。あのドンファン・マトゥスに弟子入りした文化人類学者のカスタネダは、トリップ中に「緑色の肌の、とがり耳の男」に何度も出合った。お気づきだろうか。この男は、ウィルソンがコンタクトしたETとまったく同じ男なのだ。そして、このETは南アメリカでは古くからのなじみのETらしい。というのも、カスタネダの師のドンファンは、緑の男を親しげに「メスカリート」と呼んでいるからである。


ここに紹介したシリウスにまつわるミステリーは、すべて20世紀のものだ。ドゴン族の発見も、カスタネダがメスカリートを欧米に紹介したのも、ロケット工学の天才パーソンズが、シリウス系のメッセージを神霊文書に託して発表したのも、現代オカルティズムの源流に位置する巨人たちが、意味あり気にシリウスの影をちらつかせたのも、すべて20世紀に入って以降のことなのだ。しかも、その地域は、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカと、ほぼ地球全域にまたがっている。

シリウス生命体の地球基地南極説という、突拍子もない説まで勘定に入れるなら──この説はシャンパラを唱える人々の間に存在している──地球上でシリウス・コネクションという“魔法の粉”に汚染されていない地域は、ほぼなくなってしまうのだ。





そこで鼻のきく人間は、20世紀という世紀の底流に無気味に流れるシリウスの影から、大いなる陰謀の匂いをかぎとってきた。この密かな、しかしグローバルなシリウスの影は、人類をなんらかの形で取り込み、支配しようとしている陰謀の影ではないのか? 彼らはそう考えた。そして、この地球外知性体とコンタクトし、その手足となって働いている組織が、人類社会の中に存在するのではないかと想像をふくらませていった。

彼らの陰謀説は、多分に妄想的で常軌を逸したものだったが、しかしまるで見当はずれというのでもなかった。彼ら陰謀史観マニアは、ある秘密結社が人類を支配しようと暗躍していると考える点で一致していた。そして、その秘密結社イコール“フリーメーソン”という点でも、多く意見の一致をみていた。
しかし、もう少し鼻がきき、想像力のたくましい人間は、フリーメーソンも、ある結社に操られる下部組織にすぎないと主張した。そして、メーソンを背後から操っている組織こそ、イルミナティにほかならないのだと断言してきたのである……!

 

 

-----------【補足事項】-----------

シリウスと鞍馬寺


日本にもシリウスに由来するミステリーはあるのだろうか? 答えはイエスである。その一例として京都にある鞍馬寺に注目してみたい。

鞍馬寺といえば、有名な牛若丸が天狗を師としてひとり修行した場所である。この鞍馬寺のご本尊である魔王尊は、俗に“鞍馬の天狗”と呼ばれる「サナート・クマラ」(護法魔王尊)である。伝説によれば約650万年前に金星から鞍馬山に降臨したという神霊である。



サナート・クマラが祭られている
鞍馬寺「奥の院魔王殿」の本殿


鞍馬弘教初代官長の信楽香雲氏によると、この魔王尊サナート・クマラは、神智学の創始者マダム・ブラバッキーの著書『シークレット・ドクトリン』に記されたシャンバラに住む地球霊王サナート・クマラと同一であると言う。このクマラが転化して鞍馬になったそうだ。


この鞍馬寺では毎年5月になると、サナート・クマラに祈りを捧げる祭り「ウエサク祭」が行なわれるのだが、その祭りの中で「聖歌・魔王尊に祈る」という謎に満ちた詩が披露される。この聖歌は、もともと山内の僧侶たちだけの密儀であった「ウエサク祭」を、昭和29年に一般公開する際に初めて詠まれたものであるが、興味深いことに、この聖歌の中には次のような一文が織り込められているのだ。


「その不思議なる おん手には 他界の太陽シリアスの くだしたまえる みちからの 光の棒ぞ もえさかる…」


この聖歌に出てくる「他界の太陽シリアス」というのは、先ほどの鞍馬仏教初代官長の信楽香雲氏によると、ずばりシリウス星のことだそうだ!

更に、この鞍馬寺の「ウエサク祭」が日本で始まったのは室町時代の中期らしいが、シャンバラ伝説の地チベットのヒマラヤ山中においても、これと全く同じ密儀が古くから行なわれ続けているのだ……!

 

 

 

■■PART-2:

歴史の背後に潜む闇の意志──イルミナティが世界を動かす!


18世紀のドイツ・バヴァリア地方に誕生した秘密結社イルミナティ。この知の輝きをもつ結社は、その後、体制派の弾圧にあい、姿を消す。闇に埋没したそれは、だが、歴史の裏側から“魔手”を伸ばしはじめたのだ!

 

■早熟の天才ヴァイスハウプトによって設立された急進的集団イルミナティ



アダム・ヴァイスハウプト(1748-1830年)。
24歳で教授になった彼は、その後、大学を
追われ、ミュンヘンで秘教科学に
取り組み、結社を創設した。

 

ここで、歴史上に現れた「イルミナティ」という実在の結社について、ざっと説明しておくことにしよう。

この秘密結社は、1776年5月1日、バヴァリアのインゴルシュタット大学法学部教授アダム・ヴァイスハウプトによって創設された。このヴァイスハウプトが、わずか24歳で教授の地位をつかんだ早熟の天才だったことを、読者はぜひ記憶しておいてほしい。

彼は、当時ドイツ社会を支配していた蒙昧で保守的なキリスト教ジェズイット派との戦いを余儀なくされていた。いつの時代でもそうだが、時代を改編するような、新思想、自由主義は、旧体制支持派によって抑圧ないし弾圧される。その役割を一貫して担ってきたのはキリスト教であり、ヴァイスハウプトのときも事情は同じだった。

彼はインゴルシュタットでの講義中断を余儀なくされ、ミュンヘンに移った。そして、その地で熱心に秘教科学の研究に取り組んだ。古代エジプトの秘儀やピタゴラス派の神秘学には、キリスト教神学とはまるで異質の知恵の輝きがあった。理性を封殺することで維持されるジェズイット──キリスト教体制からは得られない、知の饗宴、理性への“啓明”があった。

ヴァイスハウプトは深く古代神秘科学に傾倒していった。と同時に「超感覚的世界を再び地上の人間界に移植」するための結社の設立を、しだいに強く構想するようになっていった。かくして結成されたのが、バヴァリア・イルミナティである。

バヴァリア・イルミナティは、その成立時点では政治的な目的をもつ結社ではなかった。フランスの碩学セルジュ・ユタンは、その著『秘密結社』で、バヴァリア・イルミナティを政治的結社に分類しているが、種村季弘氏は、「秘教科学を探究する若い世代の学者サークル」と見なしている。たぶん、こちらの見方のほうが、より実際に近いだろう。ヴァイスハウプトがめざしたのは、むしろエソテリック・サイエンスの復活であり、実現だった。しかも、彼の時代の知性にマッチした復活ないし改編だった。

時代はよりリベラルな知性の発展につき進んでいた。抑圧された知性は、自らの輝きの復活を求めて、伝統的桎梏をはねのけようともがいていた。勢い、イルミナティには当時の知的エリートたちが集まってきた。人々はそこに知性や理性の避難所を見、「迷信と誹謗および専制主義」に侵されることのないオアシスを認めていたのである。

バヴァリア・イルミナティは急速に膨張し、ヨーロッパに広がっていった。

沈滞状況にあったフリーメーソン団員の多くが、イルミナティに入団した。学者、弁護士、裁判官、学生、薬剤師、貴族ら知的エリートが、イルミナティに集まった。その中には、かのゲーテもいた。哲学者ヘルダーがいたし、ベートーベンの師クリスチャン・ネーフェもいた。楽聖モーツァルトもその一員だった可能性がきわめて高い。

 

■地下に潜ったイルミナティが歴史の結節点に登場し、革命を操った!?


しかし、イルミナティの勢いは長くは続かなかった。

結社は、その主義主張から必然的に導きだされる反体制性ゆえに、わずか10年で弾圧され、殲滅された。その背後で糸をひいたのはジェズイット派だった。以降、結社員は、深く歴史の闇の中に埋没していく……。

イルミナティの亡霊が歩きはじめたのは、結社が禁止された1785年から4年後の1789年のことである。この年、フランスで民衆の一大蜂起が勃発した。フランス大革命である。この革命を背後で操っていたのはイルミナティだという説がヨーロッパの各地に広まった。最も熱心なプロパガンダは、イエズス会のバリュエル神父で、彼は革命の一切をイルミナティの陰謀に帰した。のみならず、その起源を14世紀のテンプル騎士団にまでさかのぼらせ、いわば歴史の背後に潜む陰謀の糸──闇の意志の存在を、パラノイアックに浮き彩りにしてみせたのである。

かの希代の魔術師カリオストロも、イルミナティ陰謀説に一枚かんでいた。革命勃発時、カリオストロは、ローマの天使城に監禁されていたが、異端審問法廷で、「国家転覆を企んだのは自分ではなく、ある秘密結社に命じられての行為だ」と弁明し、その結社はバヴァリア・イルミナティだと主張した。カリオストロによれば、イルミナティはアムステルダムや、ロッテルダム、ロンドン、ジェノヴァなどの銀行の巨大な資産を用いて、専制国家体制の転覆を裏から着々とはかっているというのである。

カリオストロの弁明にどれほどの説得力があったかは定かではない。しかし、少なくともフランス革命の随所にイルミナティの影がさしていたことだけは間違いない。フランス革命の推進者の多くはフリーメーソンだったが、彼らはヴァイスハウプトの影響を深く受けており、実際、ミラボー伯のように、イルミナティとフランス・フリーメーソンを結合させるべく動いた人物が、多数記録されているのだ。

ここで、目をアメリカに転じてみよう。

ヨーロッパ大陸で支配者たちがイルミナティの亡霊にふるえあがっていたころ、アメリカでもイルミナティの陰謀がまことしやかにささやかれはじめていた。プロパガンダは、やはりキリスト教の僧侶によって行なわれた。その名をジェデディア・モースという。

キリスト教は、知性の黎明を求める者に対し、いつも異常なほど敏感に反応する。さかのぼれば、グノーシス弾圧がそうだった。新プラトニズムも錬金術も同じ扱いを受けた。ガリレオが宗教裁判にかけられ、啓蒙思想家たちが抑圧されたのも同じ図式だった。そして18世紀には、イルミナティがその対象になった。

モースは主張する。
イルミナティはキリスト教を根だやしにしようとしている!
イルミナティは国家転覆を計画している!
イルミナティは性的乱交や自殺を公認し、社会を混乱に陥れようとしている……!

こうした主張は、『ミネアポリス・スター』新聞の記者ジョージ・ジョンソンによれば、今日まで絶えることなく唱えつづけられている。

現に、たとえば20世紀も半ばのアメリカ議会で、上院議員のジョセフ・R・マッカーシーは、イルミナティが、「アメリカ合衆国に存在し、何年間も存続しつづけてきたという完全、かつ疑う余地のない証拠を握っております。みなさん、私の手許に<イルミナティ>の幹部ならびに団員の氏名、年齢、生誕地、職業などを記入した本物のリストがあるのであります……」と、正面から堂々と演説しているのである。

 

■アメリカの紙幣に描かれた「輝く目」はイルミナティのシンボルだった!


  
(左)アメリカの1ドル紙幣に刷り込まれた「神の目」。
(右)この「神の目」は、他のイルミナティ系の
シンボルにも使われている。

 

アメリカ人がイルミナティに特別に敏感に反応するのには、いくつかの理由があった。その最大の理由は、この国がもともと“フリーメーソンの国”で、建国リーダーの主だったところが事実、メーソン員だったことに由来している。

ヨーロッパでは、フリーメーソンの多くの組織がイルミナティに吸収されていた。それらイルミナティ系のメーソン員は、バヴァリア・イルミナティの消滅とともに地下に潜伏したが、その多くがアメリカに流れ込んだのではないかという“妄想”が、18世紀当時からあった。

さらに、アメリカの国璽の問題がある。光る目がピラミッド上の三角形の中におさまっている図案──「アイ・イン・ザ・トライアングル」は、いわずと知れたフリーメーソンのシンボル、「神の目」そのものなのだが、しかしこの図案は、同時にイルミナティのシンボルでもあった。イルミナティの集会は“巨大なピラミッド形のカーペット”上で行なわれた。輝く目は結社名の“イルミナティ”という言葉そのもののうちに包含されていた。バヴァリア・イルミナティの内実については不明な点が多いが、その影響下にフランスで組織されたイルミナティ系のフランス革命組織のシンボルは、「三角形、光をもつ目、同心円」だった(ジョージ・ジョンソン)。

要するに、表向きはフリーメーソンのシンボルを装ってはいるものの、1ドル紙幣の「アイ・イン・ザ・トライアングル」は、実はイルミナティのアメリカ支配のシンボルなのではないか、と推理させる余地は十分にあった。

この妄想をいっそう補強する材料が、さらに2つある。

第1は、この図案をドル紙幣に取り入れるよう、時の大統領フランクリン・D・ルーズベルトに進言し、財務長官のヘンリー・モーゲンソーを説得した副大統領のヘンリー・ウォーレスが、まぎれもないイルミナティ信奉者だったこと。

第2に、ピラミッドの底辺に記されたアメリカの独立宣言の年を表す1776というローマ数字が、まさにバヴァリア・イルミナティ創設の年そのものであったことである。

イルミナティ陰謀説を唱える論者たちは、このようにしてパラノイアックな推理を積みあげていった。彼ら陰謀史観の持ち主によれば、イルミナティはアメリカの政界・経済界を陰から支配しているのみならず、ソビエトや中東といった共産圏にも強大な影響力を行使しているはずだった。

ロシア革命はイルミナティが策謀した。証拠は──陰謀史観の持ち主によれば──いくつもあった。たとえば、ウクライナ人民委員会議長、駐仏ソ連大使を歴任した大物革命家のラコフスキーの証言がある。彼、ラコフスキーは、1938年トロツキスト裁判の際、「最初の共産主義インターナショナルの創設者は、バヴァリア・イルミナティの首魁ヴァイスハウプトその人であり、資金源はヨーロッパに金融帝国を築きつつあったイルミナティの会計係、ロスチャイルド一族だった。自分はその証拠も握っている」と証言したというのである(デイリー・アレン『ラコフスキー調書』)。


イルミナティの“魔手”は今や世界を覆いつくしていると、陰謀マニアたちは主張した。世界経済はアメリカが動かしている。そのアメリカの政治経済を操る力をもつ巨大財閥──ロックフェラー、モルガン、カーネギーは、いずれもイルミナティの最高位者だというのが、陰謀史家たちの共通識識だった。そしてそのシンボルこそ、あの忌まわしい“ひとつ目”──アイ・イン・ザ・トライアングルだったのである。

 


1789年のフランス革命の時に出された有名な『フランスの人権宣言』。
これは、人間の自由に関する基本憲章の一つであり、
「人は皆、 生まれながらにして自由であり、等しい権利を有する」と記されている。
そしてそこにはアメリカの1ドル紙幣と同じシンボルマーク
「アイ・イン・ザ・トライアングル」がしっかり描かれている!(拡大図)

 

 

 

■■PART-3:

「イルミナティの陰謀」とはシリウス生命体が放つ“神の知識”だ


「ホルスの目」は、すなわち、シリウス生命体の宇宙を駆けめぐる知覚──。その「目」を継承するイルミナティの陰謀とは、シリウスとのコンタクトを通して人類に内在する知の炎を燃え立たせ、啓明のネットワークに包み込むことだ!

 

■古代エジプトの聖なる「ホルスの目」は宇宙をめぐるシリウス生命体の知覚を表す



古代エジプトの神殿の壁画に
描かれている「ホルスの目」


20世紀全般を覆う2つの謎めいた影シリウスとイルミナティをざっと素描してきたが、読者は、これら2つの影が、どこでどうしてひとつに結び合わさるのか、いぶかしく思われることだろう。

厳密にいえば、ドイツに成立したバヴァリア・イルミナティとシリウスは、間接的にしかつながらない。というのも、シリウスは紀元前数千年──ロバート・テンプルの説では、紀元前5000年──の昔から地球にかかわってきたからであり、バヴァリア・イルミナティは、シリウスが深く関与した可能性の強いいち結社以上のものではないからだ。

順を追って書いていこう。イルミナティとシリウスのつながりをストレートに物語るものは、前章で書いた“アイ・イン・ザ・トライアングル”だ。このシンボルの起源は、エジプトの「ホルスの目」にある。そこで、シリウスとアイ・イン・ザ・トライアングルの関係を知るためには、われわれは面倒でも「ホルスの目」にまつわる神話に分け入っていかなければならない。





話を見えやすくするために、ここでは登場人物を3神に絞り込むことにする。ホルスとその親であるイシス、オシリスだ。

まずイシス。この女神がシリウスの神格化であることは、すでに考古学者らによって十分証明されている。古代エジプトでは、このシリウスがちょうど太陽と重なる日を新年として、一年の暦をつくりあげた。これがパート1で書いた“犬の日”だ。そして、この日は、シリウスの力と太陽の力が重なり合って、そこから聖なるバイブレーションが発せられるという。

このイシスの周囲をめぐる惑星、それがオシリスであるシリウスBだ。この星は暗く、重い。しかし、シリウス星系の中で最重要な星であり、ドゴン族が最も重視し、古代エジプト人が最も注目したのも、この星であった。

シリウスBは超密度の星で、強い光度をもつ主星シリウスAに比べ、非常に見えにくい星である。そこで、エジプト人は、オシリスを「暗闇の盟友」と呼んだ。そして闇の世界、死後の世界を司る神ととらえた。ドゴン族も、この星を「暗い星」と主張する。そして、その象徴として「ひとつ目」を描く。まったく同様に、エジプト人もオシリスを「ひとつ目」として描く。シリウスBは「宇宙のひとつ目」──宇宙生成の鍵を握り、すべてを見通す目の星なのだ。

ドゴン族やその周辺部族のボーゾー族が、シリウスBを“トノ・ナレマ”と呼んでいるという事実は大いに注目に値する。この言葉は、ロバート・テンプルによれば、そのもの、ズバリ「目の星」という意味なのだ!



ドゴン族が伝えるシリウス星系の図


さて、古代エジプト人や、エジプト神秘主義の系譜に連なるオカルティストたちは、このシリウスBのシンボルこそが、今われわれの追求している「ホルスの目」なのだと口をそろえる。

ではホルスとはなんの神格化なのか。オカルティストたちの研究から、現在のところ、イシスとオシリスの子ホルスは、すなわちシリウス生命体そのものを指しているという。さらに、ドゴン族によれば、その故郷は、シリウスCの周囲を回る「ニャン・トロ」だというのである。

シリウスAは太陽の48倍もの光度で燃えさかる恒星だし、シリウスBは1万度以上の表面温度をもつ惑星だ。こんな星に高度な知的生命体が住んでいるわけがない。ところが、ニャン・トロは、水のある惑星なのだという。そして、このニャン・トロに住むシリウス生命体は、シリウスBを最も重要視し、崇めているというのだ。

エジプト神話によれば、ホルスは父なる神、「暗闇の盟友」オシリスの死を悼んで、自らの目を供犠に捧げたのだと伝える。つまり、ホルス(シリウス生命体)の目は、オシリスに捧げられた目、シリウスBの目なのだ。逆にいえば、オシリス ──つまりシリウスBは、ホルスであるシリウス生命体の目を通して宇宙を見る。だから、シリウス生命体が外宇宙で活動させている知覚は、すべてシリウスBに帰属するということを、これら伝承は語っている。ホルスは、オシリスにとっての“飛ぶ目”、宇宙をめぐる知覚なのだ。だからこそホルスは、きわめて鋭敏な視覚と強い飛翔力をもつ“鷹”によって象徴されてきたのではないか……。

 

■「神の目」を知る覚者は、シリウス・ネットワークに取り込まれていく!


「ホルスの目」とシリウスの関係は、これでだいたい理解していただけたことと思う。

古代エジプト人は、シリウス生命体にまつわる思想やエソテリック・サイエンスを表現する際に、こうして「ホルスの目」を用いた。「ホルスの目」が、人間の可能性の拡大に関係する超越的・神秘的エネルギーを表すと同時に、冥界・死後の世界、そして不死の象徴としても用いられるのは、シリウスBの二面性によっている。というのも、シリウスBは、実質的なシリウス星系の主星としてシリウス生命体やエジプト、ドゴン族などに崇められると同時に、己れの重力圏に入るものをすべてのみ込み、とらえて離さない超重力の恐怖の星、暗闇の盟主、悪魔の星ともとらえられていたからである。

シリウスBのこの二面性は、エデンの園の蛇のイメージで伝えられている。グノーシス神話では、この蛇を知の顕現として崇めるが、キリスト教では邪悪な魔としてしりぞけるのだ。

よく知られているように、ヘルメス学──錬金術の系譜においても、蛇は重要な“秘められた知識”を象徴する。ヘルメス学の祖ヘルメス・トリスメギストスが「犬の頭をもつ者」と呼ばれ、枝にからみつく蛇をもっている図で表されることに注意してほしい。「犬の頭」とはシリウス星系=大犬座の伝統的シンボルであり、蛇はエソテリック・サイエンス、あるいはシリウス・サイエンスの“知識”の象徴である。



ヘルメス学の祖
ヘルメス・トリスメギストス。
「犬の頭をもつ者」と呼ばれる。


「ホルスの目」にまつわるこれらさまざまな“隠されたもの”が、のちの秘教伝授者によって「神の目」──「アイ・イン・ザ・トライアングル」に集約されてくる。このシンボルを用いる者は、意識するとしないとにかかわらず、シリウスの秘められたネットワークの住人になってしまうのであり、シリウスの体系に取り込まれていくのである。

バヴァリア・イルミナティは、まさにそのケースだった。フリーメーソンも同様であり、錬金術師もまたそのグループであった。彼らのうち、そのトップに立つ者はこのことをよく理解していた。ただし、それを説明することはしなかった。だから、下級構成員は、その秘められた背後関係に気づかぬままに、シリウスの影をひきずって動かされつづけてきたのである。

このことは、20世紀の今日に至るまで、少しも変わっていない。シリウスからのコンタクトは、太古のみの出来事なのではない。それは今も続いており、しかもコンタクトを受けた者の大部分は、その意味の重大さにまるで気づいていないのが普通なのだ。

アントン・ウィルソンが適切に表現しているように、シリウスの、そして「イルミナティの最終秘密のひとつは、自分がその一員であることが、抜けだすにはもう遅すぎるときになるまでわからない、ということにちがいない」のである。





シリウスの活動が20世紀に至っても少しも衰えず、相変わらず人間精神の闇の部分──無意識の部分に働きかけていることを示す例を、20世紀から拾いだしておこう。

パート1で、宇宙考古学のパイオニア、ジョージ・ハント・ウィリアムソンがシリウス生命体とコンタクトしたと主張していることは書いた。このシリウス生命体が実在しているかはともかく、彼がどこかから、「エノク語」にまつわるメッセージを受けたことは事実であり、その材料がウィリアムソンの無意識にあったと仮定しても、それなら無意識は、なぜエノク語とシリウスとUFOとエイリアンを結びつけたのかという問題は、依然として残る。

それだけではない。ウィリアムソンは、実はもっと興味深い報告をしているのだ。彼がシリウス生命体から聞いたところによれば、シリウス生命体は、仲間同士が確認し合うときのシンボルとして「ホルスの目」を用いると語ったというのである!

古代エジプトから続く「ホルスの目」の伝統が、いわば集合的無意識の中に蓄えられ、ウィリアムソンの中でよみがえった、と解釈するしか道がないではないか。

また、20世紀におけるオカルト界のプロパガンディストにして、最大の超能力者といわれるユリ・ゲラーのケースもある。ユリ・ゲラー自身が語るところによれば、彼の背後には「スペクトラ」という名のETがついていて、コンタクトを続けているという。そしてユリ・ゲラーを調査した科学者のうち2人は、この「スペクトラ」という名のETを、たびたびホルスの姿で目撃したと報告しているのだ。

 

■“イルミナティ”とは、全てを見通すサイキック感覚を体験することだ!



秘密結社が象徴として用いている 「神の目」=シリウスのシンボル。
(左)東方聖堂騎士団(OTO)のシンボル
(中)フリーメーソンのシンボル
(右)銀の星教団のシンボル


古代エジプトから6000~7000年の歳月を隔てた今日に至ってもなお、「ホルスの目」はこうして活動している。

それは一見、互いに何の脈絡もなく人々の間に現れてきたように見えるのだが、しかしたび重なる“偶然の一致”をつぎ合わせていくと、その背景に重層的、かつ広範囲にわたる謎めいたシンクロニシティが浮かびあがってくるように思えるのだ。

そして、陰謀史観の持ち主が「イルミナティの陰謀」と呼んでいるものが、実はこの「ホルスの目」の周辺で起きる事件、そのメンバー、結社、思想などと重なり合うのである。



サン・ジェルマン伯爵。
彼は生没年不詳で、 その生涯のほとんどは
神秘のベールに隠されたままである。
彼の正体をめぐって、様々な説が
唱えられている。


たとえば、陰謀論者の代表的人物であるバリュエル神父は、フランスにおけるイルミナティ・ロッジの首魁が、かのサン・ジェルマンだったと主張している。それを直接的に証明する歴史資料は存在しないが、しかしサン・ジェルマンとシリウスとの関連、あるいはサン・ジェルマンとエイリアンとの関連なら、いくらでもあげられる。

たとえば彼は、ウィーンの友人たちにこんな謎めいた言葉を示したことがある。
「私の歴史には300年の時がある。200年は友人のためであり、50年は酒を飲むための時間、そして25年はイシスとの時間……」

ここでいう「友人」と「酒」は、サン・ジェルマンの表向きの顔、世間に知られた活動を指しているのはいうまでもない。そして、彼本来の顔、彼の活動の本質はイシス──すなわちシリウスにあると、彼はここでほのめかしているのだ。



アルバート・パイク(1809-1891年)。
弁護士、詩人、多作な作家として
活躍していた南部連邦の将軍で、
「黒い教皇」と呼ばれていた。


  また、アメリカにおけるフリーメーソン高位者であったアルバート・パイクは、著書『古代スコットランドにおけるフリーメーソンの一般儀式のモラルとドグマ』の中で、「神の目」=「燃え上がる星」について次のように述べている。

「5点からなる『燃えあがる星』のなかに、『聖なる摂理』に関する暗示を見出すというのもまた非現実的である。よくいわれるような、この星が魔術師を導いてきた記念すべき星だという解釈も、いささか近代的な意味づけである。元来、この星はシリウス、犬狼星を意味するのだ。」

クロウリーは、この「燃えあがる星」のシンボルを好んで用いた。彼はイルミナティを「アルゲンテウム・アストルム(銀の星)」あるいは「ザ・シルバースター」と呼び、自ら「銀の星」教団を創設した。この「銀の星」とはいうまでもなく、シリウスを意味している。彼は自分のことを「イルミナティの哲人(エポプト)」と呼び、彼の雑誌『春秋分点』には毎号その巻頭にこう記されていた。「科学的イルミニズム雑誌」と──。



20世紀最大の魔術師
アレイスター・クロウリー


東方聖堂騎士団(OTO)のグランドマスター、ケネス・グラントは、次のように述べている。

「クロウリーは、空間の門を開き、外宇宙からの流れを人間の生命波動のなかに取り入れることが可能だと考えていた……。ラヴクラフトがその著作で執拗に言及するように、何らかの超次元的かつ超人的な力が、この惑星を侵略し、支配する意図をもって、その軍勢を集結させているとするのは、オカルトの伝統である……。それはまた、すでに宇宙的存在とコンタクトし、おそらくは彼らの到来のための準備をしている地球上の秘密結社の存在をほのめかした、チャールズ・フォートの陰鬱な指摘を思い起こさせる。

クロウリーは、こうした作家たちが真実にまとわせた悪のオーラを排除する。クロウリーはむしろテレマ的に解釈することを好んだ。つまりETやエイリアンによる人間の意識への攻撃という解釈ではなく、星々を抱擁し、そのエネルギーをひとつのシステムヘと吸収するための内側からの意識の拡大として捉えたのだ。そして、そのようなエネルギーの吸収によって、そのシステムは豊かになり、真に宇宙的なものになりえると考えたのである。」





「イルミナティの陰謀」とは、もう明らかなように、人類史の闇の部分を通底する「ホルスの目」との自覚的・無自覚的コンタクトそのものなのだ。バヴァリア・イルミナティは、そうしたコンタクトのひとつのケースにすぎない。

「イルミナティ」という言葉は、日本語で“啓明”と訳されている。そして、啓明とは、全人格をゆるがすなんらかのエネルギーによって、それまでふさがれていた内在する知恵の目が開かれる体験そのものを指す。これこそがイルミナティの本質なのである。

  また、「イルミナティ」という名称は、「神や人間についての内的な啓示」という意味を持つ言葉として、古くから多くの宗派に用いられてきたものである。このことからも、18世紀にバヴァリア・イルミナティを創設したアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティの教義の“始祖”ではないことは明らかであり、彼は古代ギリシアやエジプトの神秘主義的哲学を研究する中で、ただそれを復活させただけであるのだ。

読者は、「イルミナティ」のキーワードが「知」に置かれているということの重要性を、よく覚えておいてほしい。このことの理解なしに、われわれは20世紀の全科学を巻き込んだオカルト・ムーブメントを把握することはできないからだ。

“啓明”=イルミナシオンはたんなる神秘体験や神秘的恍惚感といったものではない。いわば世界に向けて開かれた「知」のめくるめく眩暈、あらゆる「意味」がどっと堰を切って溢れだし、自分に向かってくるような、まばゆいばかりに「すべてが見えてくる」サイキック感覚なのだ。

この、いわば「知の熱」「知の炎」ともいうべきものを執拗に追い求めたのが誰だったかを思いだしてほしい。

古代において、最も強烈にこの「啓明」を求めたのは、プラトンであり、ピタゴラスだった。あるいはまた、グノーシスに属する神秘家、哲学者だった。グノーシスというセクト名が、何よりも雄弁にこのことを物語っている。グノーシスとは「知識」という意味なのだ。そして、『旧約聖書』に見られるとおり、「知識」はキリスト教から一貫して「悪徳」とみられ、前述したとおり、イブをそそのかした悪魔の化身の蛇と見なされて、迫害されつづけてきたのである。

イルミナティは、いつの時代にも存在した。

反イルミナティの熱心なプロパガンディストが、イルミナティの起源をエジプト神秘学に、グノーシスに、あるいは新プラトニズムに求めるとき、彼らはある意味で本質をついていたのだ。プラトンが“愛知者”であったように、バヴァリア・イルミナティのヴァイスハウプトが知の探究者であったように、ブッディストが“般若=智恵”を求め、グノーシスが“神の知識”を求めたように、イルミナティは、常に「知」とともにあったからである!

 

■ヨーロッパのイルミナティとスーフィズムの関係


  ところで、ヨーロッパで活動したイルミナティは「スーフィー結社のヨーロッパ支部」だとの説がある。スーフィーの歴史学者イドリエス・シャーは、イルミナティのルーツはスーフィズム(イスラム神秘主義)であると主張している。彼によれば、イルミナティの起源は、「輝ける星」に言及した『コーラン』の一節に由来するという。

スーフィズムにおいては、「彼は見るものであるとともに、見られるものであった。彼の目のほかに宇宙を見る目はなかった」とか、「私が彼を見る目は、彼が私を見る目であった」などという言葉が出てくる。ここでいう彼とは、すなわち“神”のことだ。
また、一般にスーフィズムには、ヒンドゥー教、仏教、グノーシス主義、新プラトニズムなどからの思想的文化的影響が指摘されているが、スーフィーたちは、個人的な内面を重視し、内面の探究によって“神”との直接交流・自己一体化を試みてきたことで知られている。



イスラム神秘主義スーフィー


スーフィズムに関して、日本の優れたイスラム研究家は次のようにいっている。
「スーフィズムは特にその実践面においてまったく本来、秘教的性格、エソテリックな性格のものであり、かつての古代ギリシアの密儀宗教に典型的な形で現れているように、その真相はよそ者には一切明かさないようにできている。あらゆる意味で非公開的なもの、閉ざされたもの、見せることはもちろん、話すことももちろん本来許されない秘事である」(『イスラム哲学の原像』井筒俊彦著)

イルミナティとスーフィズムの関係については、もっと研究が必要だと思われるが、もともとヨーロッパのルネサンス運動は、十字軍遠征などによるイスラム文化との接触によって生まれた現象であり、イスラムからの学習を通じて古代ギリシアの遺産が輸入され、アラビア知識を背景に花開いたものである。

このため、当時のヨーロッパ知識人の中には、貪欲にアラビア知識を吸収する過程で、スーフィズムから多大な影響を受けた者がいたであろう。そのことを考慮すれば、ヨーロッパのイルミナティのルーツをスーフィズム=アラビアに求めることは、あながち的外れにはならないと思われる。


 
(左)薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわち
クリスチャン・ローゼンクロイツを描いたとされる絵。
(右)自らの著作の中で薔薇十字団員であることを
告白したロバート・フラッド。薔薇十字団の教義を
体系化して壮大な集成を作り上げた。


また、次のような事実もある。バヴァリア・イルミナティが誕生する前の、17世紀初頭のドイツにおいて、ルネサンス運動の一環として薔薇十字団という秘教グループが活躍し、人々を熱狂させたことで知られるが、 興味深いことに、その創設者クリスチャン・ローゼンクロイツの修行生活の物語はアラビアを舞台にしているのだ。

そして、この薔薇十字団が短期間の活動で姿を消すと、人々の中には、「薔薇十字の結社員たちは30年戦争の惨禍からヨーロッパを救うために遠いオリエントからやって来た賢者たちで、混乱が収拾されると同時に役目を終えて再び東方の故郷に帰っていったのだ」と考える者が少なくなかったのである。

また20世紀に活躍したグルジェフの思想体系(超人思想)は、スーフィズムから大きな影響を受けていることで知られているが、 彼の弟子J・G・ベネットによれば、グルジェフは紀元前4500年ごろのバビロンに起源を持つ名称の無い秘教結社に参入していたという。ケネス・グラントもまた、クロウリーの霊統をそのころのエジプトとバビロンにまでさかのぼって追跡している。

 

 

 

■■PART-4:

「スマイル・メッセージ」の中に記された衝撃の内容と“予言”


今世紀の科学はあらゆる聖域に侵入し、SFの世界が眼前に展開しはじめた。そこには、知への啓明──イルミナティの陰謀が深く静かに潜行している!

 

■今世紀における科学の奇蹟的な進歩の背後に、謎の知性体が存在する!?


われわれの世紀のテクノロジーは、空想をはるかに凌駕するスピードで突き進んでいる。生命の謎は、もはや科学者の試験管の中に片足を突っ込んでいる。物質の純血はとうの昔に破棄され、卑金属から金が変成されるように、人が空想できるような物質なら、たいがいのものが、少なくとも理論上は開発できるまでになっている。

巨大コンピューター網は世界をネットし、情報は瞬時に世界をめぐる。人間の意識や知覚は物質に置換され、反対に物質が“知覚”や“意識”をもちはじめている。あらゆる“聖域”に科学が割り込んでいるのだ。“不死”さえも、今やエソテリック・サイエンスの課題ではなく、遺伝学や生物学など、関連諸科学のまじめな研究課題になっている。

こうしたことが、今世紀に至って一気に湧き起こった。これは、よく考えると非常に不思議なことだ。なぜわれわれの世紀に至って、このように急激な“知の爆発”が起こったのか?





多くの人は、それを漠然と、積み重ねられた科学的知見の展開と考えるだろう。しかし、シリウスの影に注目している一部のオカルティストは、これは“つくりだされた状況”と考える。背後に、こうした“知の爆発”を操作している謎の知性体が存在すると主張するのだ。

こうした主張は、一見、荒唐無稽に思われる。しかし、注意深く見ていくと、この主張にも否定できないリアリティがあることがわかってくる。というのも、科学の革命的な進歩は、多くの科学者の努力の積み重ねによって得られるのではなく、ひと握りの科学者の、突拍子もない思いつきからスタートするからだ。



悲運の天才科学者
ニコラ・テスラ


たとえば、われわれの文明は電気によって支えられている。この電気システムを発明し、その他700にも及ぶ特許を取得して、「20世紀を発明した男」とも「世界を今日のようにつくりあげた男」とも呼ばれているニコラ・テスラは、それらを考えぬいた末に発明したのではなく、“霊感”によって、ひょいと垣間見ることで、発明した。
それはオカルティストが、“霊界通信による発明”と呼んでいるものと同じだ。テスラ自身は霊界を信じなかった。しかし彼はETの実在は疑っておらず、それどころか、他の惑星の住人と通信する方法を開発したと主張していたのである。

生命科学の分野でいえば、DNA構造の決定が、この“霊界通信”で発見された。遺伝子操作やクローン創造、生命の起源探究などが、すべてここからスタートしたといっていい。DNAに関するワトソンとクリックの偉大な業績は、ワトソンがオックスフォード大学のらせん階段を下りているときに、まさに電撃的に “ひらめいた”のである。

人間の知覚や世界像、そこから導かれる世界観を、根本から書き改めるニューサイエンスの最も刺激的な仮説「ホログラフィック・パラダイム」も、やはり“直観的”に生まれた。スタンフォード大学のカール・プリプラムが、たまたま手にした雑誌の立体映像から、「世界は波動のみが実在し、知覚は幻覚にすぎない」とひらめいたとき、20世紀科学は新しい世界像の構築を開始したのである。

 

■「スマイル・メッセージ」の中には人類の状況と課題が集約されている!


子細に検討していけば、20世紀の科学・文明上の進化は、こうした“革命的な思いつき”によって支配されていることが明らかになる。しかも、インスピレーションをキャッチした科学者の多くが、ごくまじめに、そのインスピレーションとある種の超越的な力からのテレパシーを結びつけているという事実は、決して無視できない。

1093の特許をもつエジソンが、「霊界通信機」の製造に真剣に取り組み、700の特許をもつテスラがETとの交信を研究したのは、たんに彼らが迷信家だったからだろうか? ニューサイエンスに属する科学者が、道教や仏教に限りなく接近しようとしているのも、ユングがグノーシスや錬金術を現代によみがえらせたのも、やはり彼らの迷信性ゆえなのだろうか?





この問いへの解答ともいうべきETからのメッセージについて記すときがきたようだ。そのメッセージは、パート1で書いたように、1973年の“犬の日”にもたらされた。受信の中心人物は元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー。人間精神を解放し、意識の新しいステージを開くためにLSDを活用せよと唱えてフォルサム刑務所につながれた当代きっての心理学者は、そのメッセージを「スマイル・メッセージ」と名づけた。

スマイル(SMI2LE)とは、Space Migration + Inteligence2 + Life Extension の略語で、「宇宙移住」+「知性の2乗」+「生命の拡張」を意味する。この3項目の中に、20世紀の人類が置かれた状況と課題が、そしてイルミナティの最終計画が、すべて集約して表現されているのである。

読者はまず初めに、下の「スマイル・メッセージ」を読んでほしい。

 

 

謎のSMI2LE(スマイル)メッセージ全文


いよいよ地球の生命体がこの惑星の子宮を離れ、星々へと歩み出すときがやってきた。

生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前、君たちの惑星にばらまかれたのだ。

進化のゴールは、君たちの惑星間的両親が帰還を待っている銀河系ネットワークと通信をして、そこへ帰還することができるように神経系を作り出すことにある。

地球の生命体は、今やその中間にまで差し掛かってきている。自身を確立し、幼生期の変成を経て、第7の脳のステージへと至るこの道の──。

君たちの種の中で、最も知的、進歩的、かつ勇敢な者たちを集めよ。男女の比率は同等にせよ。あらゆる人種、国家、宗教を彼らによって代表させるのだ。

君たちは遺伝子コードの化学的構造の中に、不死性のカギを見出そうとしている。君たちはその中に生命の聖典を発見することだろう。不死の責任を、引き受けるときがきたのだ。もう死ぬ必要はなくなったのである。君たちは神経系の化学組成の中に、知性を増大化するカギを見出すだろう。ある種の化学物質をうまく使用すれば、遺伝子コードを神経系によって解読することができるようになるだろう。

君たちの惑星の生命体はすべてひとつであり、そのすべてが故郷へ帰還しなくてはならない。完全な自由、責任と種を超越した調和が、故郷への帰還を可能にするだろう。種族や文化、国籍によっている幼生的アイデンティティーは超越しなくてはならない。生命に対してのみ、忠誠を誓うのだ。生き残るためには、帰還の旅をするしか道はない。

日本人は君たちの惑星で最も進化した種族だから、君たちの仲間を保護してくれるだろう。

我々は、星々に目を向けるときがきたことを示すために、君たちの太陽系に彗星を送っている。

故郷に帰還したとき、君たちは新たな知恵と力を与えられるだろう。君たちの精子である宇宙船は、地球の生命体が開花したことを意味するのだ。仲間が集められ、旅が開始されるやいなや、戦争、貧困、憎悪、恐怖といったものは君たちの惑星から消え失せ、最古の予言と、そして天国のビジョンが実現化するだろう。

変異せよ!
故郷へと凱旋するのだ。

 


1973年7月23日

 

 

 

このメッセージがETからのものだとする証拠は何もない。しかし、20世紀のさまざまな科学的状況や、これまで見てきたようなシリウスの暗躍、この実験が行われた日の特殊性、同日、ティモシー・リアリーの友人のアントン・ウィルソンがキャッチしたメッセージなどを考え合わせていくとき、このメッセージがETからのものだというティモシー・リアリーの主張は、しだいに現実味を帯びてくる。

それだけではない。メッセージには、ETが彗星を太陽系に送ったとあるが、事実、「その後の数か月のうちに、メッセージの予言どおりに、コホーテク彗星が太陽系に現れ、太陽に向かってやってきた。この間、天文学者らはその前例のない壮観を公に発表し、ティモシー・リアリーの弟子たちはそれを確認して大笑いをしていたのである」(『コスミック・トリガー』R・A・ウィルソン)。

しかし、もっと本質的で、より重要なのは、「スマイル・メッセージ」がキャッチされて以降の宇宙移住計画の進展ぶりだった。まるで仕組まれてでもいたかのように、スペース・コロニー計画は急速に人類のコンセンサスを得はじめた。

こんなことを書くと、「それは勝手な思い込みだろう。スペース・コロニー計画など、今世紀初めからあったのではないか」と思う人が大部分だろう。そうではないのだ。技術的にも効率的にも、スペース・コロニー計画が可能であり、しかも絶対に必要なものだという認識が、民間レベルに急激に広まったのは、確かにティモシー・リアリーがETから「スマイル・メッセージ」を受けてからであり、ETが、人類は「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」と宣言してからなのだ。

 

■「スマイル・メッセージ」の受信以降、急激に進み出した宇宙コロニー計画



(左)スペース・コロニー計画の提唱者ジェラルド・K・オニール博士。
(中)オニール博士が提唱した 「スペース・コロニー」の全景。
(右)スペース・コロニー内部の様子。円筒の内部は居住区になっている。


ティモシー・リアリーは、1973年7月にETからのメッセージを受けた。それから10カ月後の1974年5月、ティモシー・リアリーの友人であり、理解者でもあるプリンストン大学の生理学教授ジェラルド・K・オニールは、科学者では初めて、包括的かつ現実的なスペース・コロニー計画に関する構想を発表した。しかし、発表時の科学者の反応は全般的に冷たかった。科学雑誌は博士の論文掲載を保留した。それがあまりにも空想的、非現実的に思えたからだ。

しかしNASA(米航空宇宙局)の反応は違っていた。NASAはオニールの構想を評価し、すぐさま研究予算を提供してスペース・コロニー計画の推進を委託した。

NASAのこうした動きと呼応するかのように、すぐさま全米55の大学をネットした「大学宇宙研究協会」が設立された。ついで、1977年には「公共法人宇宙研究協会」が設立され、続いてスペース・コロニーに関する民間の情報センター「L-5協会」が誕生した。この協会には、わずか数カ月のうちに数十万人が集まった!

この間、UFOやETの実在はしごくまじめな研究対象になりつつあった。ティモシー・リアリーがメッセージを受けたまさにその年、ギャラップの世論調査は、UFOの目撃者が全米でなんと1500万人以上、成人人口の11%にのぼるという調査結果を発表した。

翌1974年には、スタンフォード大学で関連分野24名の科学者を集めた「地球外文明に関する討論会」と銘打ったシンポジウムが開催された。そのシンポジウムで、ジョージ・ホプキンス大学のR・C・ヘンリー博士は、「われわれ地球人は、銀河系の“兄弟”たちによって養育され、進化の道にそって進歩させられているのか?」という問いを発したが、この問いはまさしく、スマイル・メッセージと裏表の関係にあったことがわかる。

1975年には、UFO実在説が、知識階級の間で非常に強固に支持されていることが証明された。この年、ギャラップはアメリカの知識層のみを対象にUFOに関する調査を行なったが、なんと93%もの知識人が、UFOを信じていると回答したのである! 「スマイル・メッセージ」と、オニールのスペース・コロニー計画以降のこうした宇宙への期待、盛りあがりは、その後も猛スピードで広がった。

1980年、未来学者のアルビン・トフラーは、人類を襲う「第三の波」は科学技術、とりわけ「オニール博士のアイデア」に端を発するスペース・コロニゼイションだろうと予言して、センセーションを巻き起こした。そして1981年には、スペース・コロニー実現の第一歩として、ついにスペース・シャトルが打ちあげられたのである。

翌1982年には、国際天文学連合による「地球外の生命を捜し求める51委員会」の設立。1984年には、アメリカ産業界もNASAとの協力関係のもとに、スペース・コロニーの具体化に大きく踏みだしていることが、米議会下院の科学技術委員会におけるアメリカ宇宙旅行協会理事長のリチャード・クラインによって、誇らしげに報告された……。

すべての動きは「スマイル・メッセージ」以降から顕著になってきた。しかもティモシー・リアリーは、これら一連の動きを予見していたふしがある。というのも彼は、人類が宇宙に帰還するというプログラムの主要な第1段階は、オニールのスペース・コロニー計画からスタートすると明言していたからである!

となると、われわれは、いよいよスマイル・メッセージに含まれた「生命の拡張」、すなわちイルミナティの人類進化プログラムについて検討していかねばならないだろう。

 

 

-----------【補足事項】-----------

「L-5協会」とスマイル計画のつながり


人類が宇宙に乗り出すための最初のステップは、宇宙ステーションの建設だ。このステーションの位置は、どこでもよいというわけにはいかない。宇宙空間に流れだしもせず、惑星の重力に引きずられることもない安定した場(秤動点)が確保されない限り、スペース・コロニー計画は実現しないからだ。

この重力安定場を数学的に割り出したのが、フランスの数学者J・ラグランジュである。彼は18世紀の時点で既にこの秤動点を解析し、L1からL7までナンバリングしていた。そして、オニール博士やNASAがスペース・コロニー建設予定地にしているのが、そのうちのひとつ──地球と月の間にある秤動点L5(ラグランジュ・ファイブ)である。

このL5点を協会名にして発足したのが「L-5協会」である。

実はこの協会が、なんらかの形でスマイル計画とつながっているらしいのだ。というのも、この協会を訪ねたUFO研究家の有賀竜太氏が、同協会員から「スマイル・メッセージ」そのものを手渡されており、ほかにも同協会内の某グループとティモシー・リアリーとの密接な関わりを示す傍証がいくつもあるからである。

同協会自体はもちろん秘密結社ではないが、しかしその内部に、人類進化プログラム推進派がいる可能性は極めて高いのである。

 

 

 

■■PART-5:

我々の進化のプログラムはDNAに組み込まれている!


ETは、われわれの生命の起源と進化、そして人類のなすべきことを告げる。が、それは、20世紀の今日的状況や近未来の姿とピタリ符合しているのだ。ここでは、スマイル・メッセージに記された第1と第2の課題を見てみよう。

 

■生命の種はバイオ・メカニカル・ステージを経て、地球の誕生時にばらまかれた!



(左上)ソ連の生化学者A・I・オパーリン博士
(左下)ワトソンとともにDNAの構造を発見したF・クリック博士
(右)二重らせん鎖状の構造を持つDNA。
スマイルメッセージによると、人類の進化はあらかじめ
DNAに情報として組み込まれているという。

 

スマイル・メッセージは、われわれの起源が外宇宙にあると断言する。
「生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前君たちの惑星にばらまかれたのだ」

この内容は、〈1〉われわれの生命がDNA──ヌクレオチドからなる二重らせん鎖状の高分子物質──の地球散布によってスタートしたこと、〈2〉進化は、もともとその段階でDNAに情報として組み込まれていたことを告げている。

この説は、決して空想的な説ではない。というより、“原初の生命のスープ”の海で生命が“偶然”に生まれたとするオパーリン流の生命起源説より、星間種子飛来説(スターシード説)のほうが、今日では説得力があるのだ。

オパーリンの流れを汲む自然発生説の最大の欠陥は、あまりにも都合のよい偶然の重なり合いが前提になっている点にある。無機物がランダムに化学反応して有機物になる確率は、ごく小さな分子(アミノ酸100個)で、10の130乗分の1と計算されている。

一方、地球が誕生してから今日までに10の17乗秒しかたっていない。ということは、1秒間に1万回の割合で、でたらめな化学反応が起こったと考えても、そこで試される可能性は10の21乗にすぎないということだ。これに対し、生命のもとになる組み合わせば、10の130乗の化学反応でようやく1回。両者には絶望的な開きがある。どんな角度から計算しても、確率論的には地球誕生以来、小さな分子ひとつ形成されるわけはないのである!



ところがスターシード説なら、このハードルは超えることができる。というのも、宇宙空間には、生命の根本素材である有機化合物質が満ち満ちており、しかも今なお、次々と星間分子同士が結びついては、新しい分子を形成していることが、電波天文学の発展によって明らかにされたからだ。まさしく「生命は無意識のまま宇宙空間で脈動している」(『チベット大蔵経』)のである!

“原初の生命のスープ”は地上の海にあるのではなく、宇宙空間にあると考える学者は決して少なくない。古くは、今世紀初頭のノーベル化学賞受賞者のS・A・アーレニウスが、“生命萌芽汎在説”を唱えた。オパーリンとともに、自然発生説を提唱したJ・B・S・ホールデンも途中から自説を撤回し、スターシード説(アストロ・プランクトン)に“勇気ある”転向をした。最近では、1962年のノーベル医学・生理学賞受賞者のF・クリックが、スターシード説を唱えている。





ETは、人類がこのスターシードによって誕生したと明言する。そして、さらに驚くべきことに、進化の道筋は、最初からDNAに組み込まれているとまで主張しているのだ。

このメッセージは、われわれが神の敷いた進化のレールに沿って発展する、と唱える汎世界的なオカルティズムの伝統的主張を思いださせる。ティモシー・リアリーは、この主張をひと言で要約している。つまり、「神はDNAの中にいる」のだ。

実際、地球上の全生命が、すべて同一の二重らせん構造をもっているということは、非常に奇妙なことだ。もしDNAが偶然につくられたものなら、右巻きのDNAや三重らせんのDNAなど、様々なタイプのDNAがあっても不思議ではないはずだ。

ところが、現実には、ウイルスのDNAも人間のDNAも、すべて二重らせん左巻きだ。これはどう考えてもある種の意志、あるいは計画が働いているとしか思えない。そうでなければ、何から何まで、偶然のひと言で片づけて、あとは頬かむりしているしかない。が、全宇宙の恒星(1000億×1000億)からひとつを選ぶよりも低い確率でしか発生しないDNAが、“偶然”地球に発生したのだと、だれが自信をもって主張できるのだろうか?

さらに、「わずか3億年の間に、ごく単純な蛋白質から、高度きわまりない生命組織をもつ人間にまで、“偶然”に生命が進化し、おまけに、宇宙時間のスケールでいえば、まばたきの時間にも満たない間に人類が今日の文明を、“偶然”築きあげたと、なんの根拠があって主張できるのだろうか?


こうした、きわめて楽観的な、“偶然”の連続に納得がいかないのなら、われわれはもっと別の可能性を追求するしかない。そのひとつが、冒頭で記したように、“スマイル・メッセージ”の中で語られているのだ。

われわれのなすべきことは、スマイル・メッセージの中で明言されている。それは3つある。

第1は、遺伝子コード(DNA)の中に「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと。第2は、「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと。そして第3は、「銀河系ネットワークと通信」して、「われわれの故郷へと凱旋する」ことだ!

 

■第1の課題= 「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと


メッセージの中で、ETは、われわれが今や「死」を克服すべき段階に入ったと告げる。この主張は、通常の感覚ではまったくの冗談にしか聞こえないだろう。しかし、錬金術や道教、神仙道の究極目標のひとつであった「不死性の獲得」が、今日ではきわめてまじめな科学上の研究課題になっているといったら、読者はどう思われるだろうか?

『コスミック・トリガー』の中で重要なページが、この不死性の探究のためにさかれている。その中から、いくつかの例を拾いだせば、このテーマがスマイル・メッセージとどんなかかわりをもっか、理解していただけるだろう。

不死性の探究が科学の対象になったのは、科学がDNAを射程内にとらえてからだ。

生化学者で、哲学者のバークレー大学教授ポール・シーガルは、「われわれの死は、ひょっとしたらDNAにプログラムされているのではないか?」という仮説から不死の探究をスタートさせた。死は細胞のランダムな崩壊の延長という従来の説と比べると、このシーガルの説はまさに驚天動地のものだ。というのも、もし死が、事実、プログラムされて起こるものなら、そのプログラムを変更することにより、われわれは不死に至る鍵を見出せるかもしれないからだ!

シーガルの探究は、老衰から死に至るプログラムを実行に移す「ケミカル・トリガー」を突きとめることに集中されている。これこそまさに、現代の錬金術だ。というのも、老化のプログラム探究において「不死」にかかわり、老化阻止物質の合成において「物質変成」にかかわるからだ。さらにこの研究の過程で、遺伝子操作の問題が当然生じてくるが、この遺伝子操作こそ、生命レベルにまで深化した「物質変成」にほかならないからである。


現在のわれわれの寿命が、われわれの肉体の耐用年数から導きだされたものだと考えるのは間違っている。少なく見積もっても、われわれの肉体は200年は使えるというのが、昔からの学者の主張だった。しかし今日では、多くの“不死学者”がもっと景気のいい数字をあげてわれわれに夢を与えてくれている。すでにラットの実験で老化のトリガーを変化させる3つの方法を発見したというシーガルは、ごく近い将来、人類の寿命は平均400~500歳まで延長されるだろうと主張する。

ヨハン・ブジョークスティン博士は800歳という予測値をあげているし、医学博士のロバート・プレオーダは、「老化のあらゆる兆候が矯正され、予防されるようになれば」という条件つきで、なんと1000歳という数字をあげているのだ。

しかし、こうした数字も、ティモシー・リアリーのとほうもない主張の前には色あせる。ティモシー・リアリーは、太陽が滅び去る数十億年先まで生きるつもりだと語っているのだ!





われわれにとってもうひとつ興味深いのは、こうした「不死」を探究する学者が、シリウスのメッセンジャー、ティモシー・リアリーと強い接点をもっているという点だ。

シーガルが不死の研究に取り組むきっかけとなったのは、ティモシー・リアリーのレクチャーに参加してからだという。ほかにも、名前は煩瑣になるので省略するが、量子力学を超心理学やティモシー・リアリーの業績と関連づけようとしている科学者グループが、少なからず存在するのである。

これは、いったいどういうことなのだろう? アメリカにおいて、ティモシー・リアリーとのかかわりを表明することは、実は危険なことなのだ。彼は犯罪者であり、突飛であやしげな擬似宗教によって若者を扇動した山師であり、ジャンキーであり、政府に仲間を売ったスパイであるという噂もまた、アメリカではかなりポピュラーなものだからだ。

それにもかかわらず、ティモシー・リアリーに対するシンパシーを表明する物理学者やその他の科学者が、少なからず存在するということは、ひかえめに見ても、ティモシー・リアリーの主張に科学的根拠があることを証明している。さらに大胆にティモシー・リアリーの主張を受け入れるなら、それは銀河系の“兄弟”からの通信が、でたらめなものではないということの傍証になるのではないか? 

結論を急ぐことはやめ、続いて、われわれは第2の課題を見ていくことにしよう。

 

■第2の課題= 「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと


この課題は、「スマイル計画」の鍵を握っている。ティモシー・リアリーはこれを、インテリジェンスの2乗と表現し、すでに人類はその段階に突入していると断言する。

この“予言”には、いくつもの側面があるが、ここではわかりやすい2つの面についてのみ記していくことにする。第1は社会的な現象面、第2は科学面だ。

社会面での知性の増大化運動は、ティモシー・リアリーがETからのメッセージを受ける以前の1960年代にアメリカ全土を覆い、欧州圏に飛び火した。いわゆる「ドラッグ・カルチャー」がこれにあたる。

主役はいわずと知れたLSD。1938年に発見され、1943年に合成されたこの「幻覚喚起剤」は、1960年に至って、まさに燎原の火のように全米の若者の間に浸透していった。

このドラッグは、人体にほとんど毒性を残さないこと(皆無と主張する学者もいる)、摂取を中断しても禁断症状がない(中毒性を生じない)ことなどが、従来のコカインやモルヒネなどのドラッグとの大きな違いだった。しかも、喚起される幻覚は、まことに強烈だった。

LSDは、それを服用する者の意識を、有無をいわさず拡大し、日常生活で固定されたリアリティを破壊した。服用者は未知の精神領域を旅行し、蛇のように「脱皮」した。宇宙に行くのも、太古の女神と出合うのも、ETとコンタクトするのも、お好み次第だった。“ターン・オン(酩酊)”は、何層にも重なった意識の、秘められた扉を開く20世紀の“秘儀参入”となったのである。



カウンター・カルチャーの
旗手として活躍していた頃の
ティモシー・リアリー教授


LSDの効果があまりに激烈だったので、ほとんどの愛好者は、それを楽しむことに急で、その価値を正当に評価するに至らなかったが、ティモシー・リアリーはほどなくしてLSDから離れた。というのも、ドラッグはティモシー・リアリーにとっては、「人間の神経系の潜在能力を十分理解するため、焦点をさまざまに変化させる道具」にすぎなかったからだ。

われわれの日常意識は非常に狭く、固定的で、しかも勝手な思い込みとドグマ(独断)に満ちたリアリティによって、どうしようもないほどガッチリと支配されている。この意識状態は、地球的・近視眼的な、地べたにはいつくばる意識だ。意識進化のレベルでいえば、すでに過去の遺物、克服されねばならない低レベルの意識といってもいい。

LSDは、この地球的意識から人をひきはがし、宇宙へとトリップさせるために開発された物質だというのが、ティモシー・リアリーの考えだった。





アントン・ウィルソンは、よりはっきりと、この種のドラッグを、人間の脳神経系の従来のプログラム(固定したリアリティ像を神経系に送り込むプログラム)を改変し、ジャンプさせ、多重多層のリアリティヘと連れだす、「メタプログラミング物質」と定義づけている。

こうした意識の拡大が、人間に新たな視点、世界観、発想を与えることは、間違いない。ただし、この“暴力的”な傾向のある“メタプログラミング”が、上等な方法といえるかどうかは、読者自身が判断してほしい。


ともあれ、知性増大に必要な意識の改変は、“偶然”のLSDの発見・開発から、半ば強引にひき起こされ、世界に熱狂的なブームを呼び起こし、その後の“精神世界”ブームの土台を築いた。今日、欧米や日本などに広がっている神秘学・精神科学ブームは、間違いなく1960年代を核に形成されたのだ。

そして、そのころ学生だった“時代に敏感”な若者が、のちにニューサイエンスの旗手となり、“精神世界”のアジテーター、プロパガンディストになり、カルトを組織し、あるいはニューメディアの世界で知覚像の拡大に猛進していることを、忘れてはならないだろう。

 

■知の枠組みの大転換によって、20世紀の科学はオカルティズムに近づいた!



人間の脳の神経細胞。この複雑な人間の脳に
科学者はどこまで完璧に迫れるか。


さて、知性の増大のもうひとつの面、科学に移ろう。20世紀が、異常に発達しつづける科学とテクノロジーの時代だということ自体、「知性の増大」が「人類進化」の3つのステップのひとつというスマイル・メッセージの実現の表れなのだが、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

知性を開発することは、今やブームないしファッションといっていい。いわゆる、“潜在能力開発”にかかわる科学者や研究家──その中には、あまり信頼のできない人々もいるが──の活躍は、この文章を読んでいる読者なら説明するまでもないだろう。

さらに、よりエキサイティングなアプローチは、“脳内物質”の探求によってもたらされた。脳内および消化器官にあって、もろもろの情報伝達を司っている“神経伝達物質”捜しが盛んになったのはこの数十年のことで、大脳生理学者や神経学者らの脳内物質捜しに対する熱狂ぶりは、マスコミによって“ゴールド・ラッシュ”と揶揄されるほどの活況を呈した。

脳内の神経伝達物質は、ある種の感情や感覚、行動能力などの発現のトリガーになる。睡眠を引き起こしたり、快感を与えたり、食べたり、性欲を起こしたりする物質を自由自在にコントロールできるようになれば、われわれはあらゆる面で従来の人間観を書き換えることができる。また、記憶や学習などのトリガーとなる物質を支配できるようになると、人間の知性は、まったく新たな局面を迎えることになるだろう。

この脳研究の20世紀的局面は、まさしくETの予言──「神経系の化学組成の中に、知性を増大化する鍵を見出すだろう」──とぴったりと符合するといわなければならない。


さらに、物理学的世界観の枠組みも、今世紀に至ってガラリと変化した。19世紀には、われわれが認識している世界は不動の実在だと思われていたものが、今日では実在の影にすぎないと考えられるようになった。もう少し厳密にいうと、われわれが、世界に関する体験を組織化する際に用いるいかなる“網の目”も、世界そのものをとらえることはできないということになる。

この、今世紀初頭に、物理学者ニールス・ボーアらによって公式化された“コペンハーゲン解釈”や、前述のホログラフィック・パラダイムは、物理科学の世界観が、古代インドや中国エジプトなどの世界観にすり寄ったということを意味している。

シャーマニズムのいわゆる“類感魔術”も、今日では物理学の概念になりつつある。これは、物理的風影関係はなくとも、人形に呪いをかけると、呪われた人間に効果が及ぶという呪術だが、この奇妙な“偶然の一致”の背後にある世界と、ユング=パウリのシンクロニシティは、あと一歩の距離にある。また、ひとつの粒子は他のあらゆる粒子に影響を及ぼすという物理学の仮説(QUIP)は、すべてが一方では原因であり、同時に結果でもあるという“魔術的観念”に著しく接近しているのだ。

20世紀科学が、総体としてオカルティズムに接近しているという印象を与えるのは、われわれの知の枠組みが変化してきたからにほかならない。そしてこの変化は、ETやティモシー・リアリーによれば、われわれが「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」からだという。

なぜ知性は増大化されねばならないのか? ──この問いの答えは、次のパートを見ていくことで明らかになるだろう……。

 

 

 

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

関連記事

別窓 | ET
コミックトリガー 序とは
2008-02-24 Sun 23:07

宇宙移住計画に隠された今世紀最大の謀略が、今暴かれる!


太古に端を発し、歴史の光と影の中を
密かにうねりながら続く 超人結社イルミナティの陰謀。
その最終秘密が、ついに暴かれるときがやってきた!
加速する宇宙開発の裏に潜む恐るべき事実とは?
暗躍する魔人たちの背後で、人類の未来の鍵を握る
コスミック・トリガーが、今、無窮の闇に向けて引かれる……!

 

 

■■プロローグ:

人類の進化に向けて、今、引かれるコスミック・トリガー


それがいつから始まったことかは誰も知らない。そして、そのいきつく先がどこなのかも、同じく闇の中だ。しかし、それは確かに有史以来、ずっと続いてきた。そして今も続いている。「それ」とは、エイリアンとのコンタクトであり、そのエイリアンと不可分に結びつき、地球支配を目論んでいるとされる謎の秘密結社、ないしその運動体“イルミナティ”のことだ。

エイリアンという呼び方は、地球以外の宇宙のどこかの星の生き物を連想させる。しかし、このイメージはあまりに漠然としている。火星でも、金星でも、アンドロメダ星雲でも、宇宙ならどこでもいいというのでは、あまりに子供じみている。

彼らがどこの星と結びついているかは、実はかなりはっきりしている。
それは古来“悪魔の星”ともあるいは反対に“神の星”とも考えられてきた大犬座の主星シリウスなのだ。

紀元前のはるか昔から、このことは、たぶん秘教伝授者のあいだでは常識だった。しかし、この“隠された(オカルト)”知識は、20世紀に至るまでは決して公にされることはなかった。それが、我々の生きているこの20世紀に至って急速に“公開”され出した背景には、人類進化の根本に関わる巨大な謎の動きが隠されていたのである!


20世紀に至り、世界各地のオカルト・ロッジは奇妙なことに、一斉に一つの方向を目指して動きだした。そして、人類進化が、今やのっぴきならない局面にさしかかった、と口を揃えて主張しはじめた。

彼らは天の一角を指して、こう言うのだ。
「今まさに、人類の未来を決定づける“コスミック・トリガー”が引かれんとしている!」

宇宙進化の撃鉄(トリガー)に指をかけているイルミナティ=シリウス・ネットワークの手は、果たして「神の手」か? その計画とは? そこから導きだされる人類の未来とは?

謎を解く鍵を求めて、我々はまずシリウス生命体が20世紀に残した足跡へとおもむこう……。

 


夜空に輝く大犬座の主星シリウス。
太陽の48倍もの明るさを持つこの恒星は、
古くからミステリアスな伝承を伝えている。

ちなみにシリウスは英語で「DOG STAR」と呼ばれている。

 

 


■■PART-1:

地球を覆う不気味なシリウス・ネットワークと“陰謀”の匂い


闇の天空に最も強い光彩を放って輝くシリウス──それは古来、ミステリアスな伝承を抱えもつ星だ。そして、エイリアンと接触した数多くの人々の証言にこの謎の星が登場し、神秘主義者たちも熱い目を向ける。シリウス・ネットワークに包まれたこの地球で何かが起こっている! まずは、これから紹介する人々の話を聞いてほしい。

 

■シリウス生命体とコンタクトした人々


★ケース1: ジャック・パーソンズ


ロケット工学のパイオニア
ジャック・パーソンズ

 

人類が明確な意志をもって宇宙に乗りだそうと決めた世紀に、われわれは生きている。今日では、人類がごく近い将来、宇宙に乗りだすだろうことを疑うものはない。ジャック・パーソンズは、われわれがロケットに乗って大気圏を飛びだすことが夢ではないということを実証するうえで、特筆大書すべき功績を残した。

彼はロケット工学の分野のパイオニアのひとりで、彼がいなければ、アメリカの宇宙開発は間違いなく大幅に遅れただろうと評価されている。アメリカを代表するテクノクラートの養成所、カリフォルニア工科大学の共同創設者のひとりとして、あるいは月のクレーターのひとつにその名を冠することを認められた科学者としても、パーソンズの名は忘れることはできない。

しかしこの科学者は、同時に筋金入りのオカルティストでもあった。1930~40年代にかけて、彼はアレイスター・クロウリーの血をひく東方聖堂騎士団(OTO)の有力なメンバーだった。そして、ちょうどクロウリーが、エイワスと名乗るエイリアン知性体からメッセージを受け、『法の書』を著したように、パーソンズも謎の高度知性体からのメッセージをキャッチし、『反キリストの書』という神霊文書を公刊した。

エイリアンのメッセージは、人類のとるべき道を指し示していたが、それは心理的な意味でも、実際的な意味でも、きわめて急進的な“革命”を志向していた。

エイリアンは、人類が今、急激な転回点にさしかかっていることをパーソンズに吹き込んだ。この天才ロケット工学者が、明晰な頭脳をフルに稼動させてロケット開発に打ち込んだことと、このエイリアンとのコンタクトとは無関係ではない。

問題は、このエイリアンの正体だ。『反キリストの書』の中で、エイリアンは「あらゆる力と存在を、われらがレディー、ベイバロンに集中せよ」と教えている。ベイバロンとは何者か?

その正体はタロット・カードが教えてくれる。ベイバロンはタロットの大アルカナ17番にいる。「星」と名づけられたこの女神は、古来、伝統的なシリウス・コネクションのシンボルなのだ。ここに、まず1つめのシリウスが登場する。宇宙開発──秘教科学──シリウス……この結びつきを記憶しておいてほしい。

 

★ケース2: ジョージ・ハント・ウィリアムソン


(左)ジョージ・ハント・ウィリアムソン
(右)彼が接触したエイリアンから伝えられたという
エノク語のアルファベット

 

上の〈ケース1〉で紹介した天才ロケット工学者ジャック・パーソンズは1949年、研究室で謎の死を遂げた。

その死からほどなくして、宇宙考古学のパイオニア、ジョージ・ハント・ウィリアムソンは、エイリアンとの奇妙なコンタクトを開始した。宇宙人やUFOとの接触自体は、特に珍しいものではない。しかし、ウィリアムソンの場合はコンタクト内容が異常だった。

彼は接触したエイリアンから、彼らの言語を教わった。ところが、その宇宙人語の中に、16世紀の天才数学者ジョン・ディー博士が霊媒を使って収集した“エノク語”──通称“天使語”が、いくつも含まれていたのである。

もちろん、ウィリアムソンはエノク語など知らなかった。この秘密言語は、クロウリーら「黄金の夜明け団」系列の上級者のみが秘密の知識として守っていたもので、今日のように言語学者までが研究対象にするほどポピュラーな言葉ではなかった。

そしてここが重要なのだが、ウィリアムソンは、そのエイリアンがシリウス生命体だったと主張しているのである!

となれば、ジョン・ディーが交信した“天使”は、シリウスから飛来したエイリアンとなんらかのコネクションがあることになる。この突飛な考えは、クロウリーにまつわる以下のエピソードで、いっそう怪しげな説得力をもちはじめる……。

 

★ケース3: アレイスター・クロウリー


(左)アレイスター・クロウリー
(右)彼が接触したという「エイワス」を
描いたスケッチ

 

オカルト界の魔人クロウリー──。彼が1904年、エイワスと名乗る謎の“守護天使”から3日間にわたってメッセージを受けとり、『法の書』を著したことは前述した。このエイワスが何者かが、われわれの興味の焦点となる。しかし、直接それを知る手がかりはない。少なくとも、クロウリーは明言していないのだ。けれども、クロウリーの弟子筋にあたる東方聖堂騎士団(OTO)のグランド・マスター、ケネス・グラントが、その謎解きの鍵を残してくれている。

結論から言おう。エイワスはシリウス生命体だというのが、グラントの主張なのだ。それを裏づける証拠はいくつもある。たとえばクロウリーは、結社内でフェニックスと名乗った。フェニックスは大犬座のシンボルだ。では、大犬座の主星は?──いうまでもなくシリウスである。

  また、クロウリーは、彼の魔術的磁場の中心を、ある特殊な星に求めた。その星は、オカルトの伝統においては『太陽の背後の隠れた太陽』とよばれた。グラントによれば、それは「隠れたる神、巨大な星シリウス、あるいはソティスである」という。

クロウリーが著した『法の書』は、「〈ハド〉よ! 〈ヌイト〉の顕現」という一節から始まる。このヌイトとは何者か? それはエジプトの天球を象徴する女神だ。というより、イシスやオシリスらの母といったほうが話がすっきりする。というのも、イシスは、エジプトではシリウスそのものの象徴として広く信仰された女神であり、オシリスはそのシリウスの伴星のシリウスBを意味しているからだ!

ここで問題になるのは、シリウスBが発見されたのが1862年だという点だ。シリウスは太陽の48倍の光度をもつきわめて明るい星だ。だから肉眼でもよく見える。しかしシリウスBは暗い星だ。その存在は、肉眼ではもちろんまったく見えない。それどころか、この星を発見して以降、そのアウトラインをつかむまでに、人類は100年以上の歳月をかけている。

そんな星の存在を、紀元前のエジプト人がなぜ知っていたのかと、あなたは疑問に思われるにちがいない。その謎を間接的に解明してくれるのが、次のケースだ。

 

★ケース4: ロバート・テンプル
         マルセル・グリオール
         ジェルメイン・ディテルラン


(左)文化人類学者ロバート・テンプル
(中)同じくマルセル・グリオール
(右)同じくジェルメイン・ディテルラン

 

上の写真の3人はいずれも高名な文化人類学者だ。彼らの名が永遠に人類史の中に刻み込まれるのは、ドゴン族の研究のおかげである。

アフリカの未開部族のひとつ、ドゴン族は、信じられないことだが、科学者がようやく19世紀に至ってその存在をつきとめたシリウスBを、はるか昔から民族の伝承として伝えてきていた。ドゴン族は、シリウスBがシリウスの周囲を楕円軌道で回っていることや、その公転周期が約50年であることも知っていた。その星がきわめて小さいことも、また、異常に大きな質量をもっていることも熟知していたのである。こうした知識は、いずれも20世紀科学がようやく割りだした知識なのだ。

ほかにもドゴン族は、絶対に知りえないような天文知識を多く所有していた。そして彼らは、それらの知識は、太古、シリウスから訪れたETが彼らに伝授したものだと主張した。

伝承、文化、遺跡その他を、徹底して調べに調べぬいたあげく、テンプルは全面的にドゴン族の主張を受け入れる以外、この謎を合理的に解釈する方法はないと認めた。つまり、紀元前数千年の昔、シリウスから地球を訪れたETが、その天文知識をアフリカの原住民に伝えたと結論づけたのである。

このシリウスBに関する知識が、エジプトのオシリスに関する伝承と同根なのだ。

文化人類学者のロバート・テンプルは、この星の謎を「シリウス・ミステリー」と命名し、1976年に『シリウス・ミステリー』という本を著して研究成果を公表した。ここにまたひとつ、シリウスにまつわる謎が登場した……。


(左)シリウス星系にまつわる天文知識と伝承を伝えるドゴン族
(右)ロバート・テンプル著『シリウス・ミステリー』の表紙

 

 

★ケース5: ロバート・アントン・ウィルソン


(右)ロバート・アントン・ウィルソン
(左)彼の著書『コスミック・トリガー』

 

そのロバート・テンプルの著書『シリウス・ミステリー』が公刊される3年前──1973年の7月23日に、オカルト作家であり、『プレイボーイ』の元編集者であり、過激な心理学者でもあるロバート・アントン・ウィルソンは、まことに奇妙なメッセージを夢の中で受信した。

「シリウスは非常に重要である──」これがメッセージの内容だった。

そのときまで、ウィルソンはシリウスについては何も知らなかった。ただ、彼はこのメッセージを受信する10年ほど前から、ETとおぼしき知性体とコンタクトはしていた。

そのETは、「緑色のいぼ状の肌をした、とがった耳の男」として現れた。彼のコンタクト方法は、ヨガやタントラ、クロウリーの召喚魔術などによるものだったが、メッセージを受けとる前日も、これらの方法でトリップし、しばしばエイリアン的な実体とのコンタクトを体感していた。けれども、そのETは、いわば無国(星)籍のETだったという。

ところが、7月23日の朝のメッセージは、はっきりと「シリウス」という固有名詞を出してきた。ウィルソンは面食らった。そこで、すぐさま図書館に出かけ、シリウスについて調べてみた。そして驚くべきことを知った。彼がメッセージを受けた7月23日という日は、古代エジプトで新年を祝い、シリウスを祭る祭儀の始まりの日──“犬の日”にあたっていたのである! (エジプトではシリウスは「犬」と呼ばれていた。)

この日を境に、ウィルソンはシリウスからの目に見えない暗号やメッセージを頻繁に受けとるようになる。と同時に、周囲から、謎の秘密結社イルミナティの結社員のひとりと見なされるようになるのだが、彼の主著『コスミック・トリガー』(八幡書店刊)には、その謎めいたメッセージの内容および、本記事の主要テーマにかかわるイルミナティの陰謀の全貌について詳しい言及がなされている。

さて、ここでさらに、もうひとりの重要人物が登場することになる。

 

★ケース6: ティモシー・リアリー教授


元ハーバード大学心理学教授
ティモシー・リアリー教授

 

ウィルソンが初めてシリウス・メッセージをキャッチしたまさにその日──1973年の7月23日に、20世紀で最も危険な知性の持ち主、元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー教授は、サンフランシスコのフォルサム刑務所内で、突拍子もない実験を挙行していた。

同じ刑務所の他の房にいるベナー、刑務所の外にいる自分の妻のジョアンナ、そしてベナーの恋人の4人が、それぞれETにテレパシーを送り、ETからの返信を記録して、その内容をすり合わせようというとてつもない実験だ。

意識を変成させ、深いトランス状態に入ることは、ティモシー・リアリーにとってはすでに自家薬籠中のテクニックだった。実験に参加した他の3人も、彼から手ほどきを受けていたし、素質もあった。

実験は前述のとおり、1973年7月23日の“犬の日”に行なわれた。そして、別々の場所で行なわれたにもかかわらず、ETとのコンタクトはみごとに成功し、おまけに彼らがキャッチしたメッセージの内容は、ほとんど完全に一致していたのである!

“犬の日”──つまりシリウスの日(古代エジプトの正月)に行なわれたETとのコンタクトの内容は、のちに「スマイル・メッセージ」としてまとめられる。この謎の文書こそ、20世紀に入ってなぜシリウスが執拗に地球に干渉し、イルミナティ復活に拍車がかかったのかの謎を解く鍵になる……。この謎に満ちたメッセージの詳しい内容(全文)はのちの章で明らかにしよう。

 

■エイリアンと接触し、その意志の下に活動する謎のグループが存在する!?


ここに紹介したいくつかのケースから、われわれはシリウスに由来するミステリーが、地球のほぼ全域に起こっていることを知った。最も頻度が高いのは、アメリカだ。ジャック・パーソンズやウィルソン、ティモシー・リアリーはその一例にすぎない。UFO目撃談やコンタクト談、そしてUFO研究のメッカがアメリカである以上、これは当然のことだろう。シリウスに限定しないなら、社会的・学問的地位の確立している科学者で、ETとのコンタクトを表明し、あるいはその可能性を主張している学者が最も多いのもアメリカなのだ。

神秘思想家たちは、アジアの叡知をヨーロッパとアメリカに広める過程で、やはりシリウス・ミステリーをこれらの地域に広めている。
ロバート・アントン・ウィルソンによれば、今日の西欧オカルティズムの90%は、アレイスター・クロウリーとマダム・ブラバッキー、そしてG・I・グルジェフの3人の神秘思想家によって形づくられ、その系列下におかれているという。

そして、この3人が3人とも、自らの秘教体系の中核に、いわば秘伝としてのシリウスを隠しもっているのだ。つまり、シリウスがアジアに残した足跡を、これらオカルト界の巨人たちは掘り起こし、取り込んでいるともいえるのである。



神秘の超人G・I・グルジェフ


  例えば、グルジェフ。彼の弟子J・G・ベネットが著した『グルジェフ ─ 新世界の創造』の中には次のような一節が書かれている。

「グルジェフの死後、私は古くからの弟子たちの何人かに『ベルゼバブの孫への話』に関する解説を書いてくれないか、と頼まれた。だが、数章ほどそれを書いて、その解説のあらましを彼らに送ると、出版が妥当ではないことをみんなが認めた。もしグルジェフが、自分の意味するところを、読者すべてに容易に理解してもらおうと思っていたなら、彼はこの本を違うふうに書いたはずだ。グルジェフはしばしば草稿を朗読させたが、それを聴いて鍵になる一節があまりにも容易に(つまりそれゆえ必然的に表面的にということにもなるが)受けとられるようだと、即座にそうした部分を『より深く犬を埋めるために』と言っては書きなおした。弟子たちが、グルジェフに『より深く骨を埋める』のまちがいでしょうと言うと、彼は向きなおって、気づかなくてはいけないのは、これが『骨』ではなく『犬』であることだ、と返答した。犬とは犬狼星シリウスのことであり、ゾロアスター教の伝統では智恵の精霊をあらわしている。」



神智学協会を創設した
マダム・ブラバッキー


一方、マダム・ブラバッキーが創設した神智学協会の代表であるダグラス・ベイカー博士は、ダラスで開催された第4回「ヨガと秘教的科学」国際会議において、以下のような興味深い発言をしている。

「シリウスは銀河系の生命にとってはアジナー・センター(第3の目)であり、私たちの太陽はハート・センターに位置している。私たちの惑星的進化は、エネルギーをハート(太陽)からアジナー(シリウス)へと上昇させることにかかっている」





ではここで、シリウスが残した足跡を別の観点からながめてみよう。アフリカにおいてはどうだろうか? これもすでに見てきたように、ドゴン族やその周辺部族の研究により、シリウスとのきわめて濃密な関係が明らかにされている。アフリカにおけるシリウス・コネクションについては、特別の注意を払っておく必要がある。というのも、この地域が人類発生の地である可能性はきわめて高く、その説は多数の有力な学者によって支持されているからだ。

南アメリカ大陸はどうだろう? ここにも興味深いシリウス・ネットワークの切れはしが見え隠れしている。あのドンファン・マトゥスに弟子入りした文化人類学者のカスタネダは、トリップ中に「緑色の肌の、とがり耳の男」に何度も出合った。お気づきだろうか。この男は、ウィルソンがコンタクトしたETとまったく同じ男なのだ。そして、このETは南アメリカでは古くからのなじみのETらしい。というのも、カスタネダの師のドンファンは、緑の男を親しげに「メスカリート」と呼んでいるからである。


ここに紹介したシリウスにまつわるミステリーは、すべて20世紀のものだ。ドゴン族の発見も、カスタネダがメスカリートを欧米に紹介したのも、ロケット工学の天才パーソンズが、シリウス系のメッセージを神霊文書に託して発表したのも、現代オカルティズムの源流に位置する巨人たちが、意味あり気にシリウスの影をちらつかせたのも、すべて20世紀に入って以降のことなのだ。しかも、その地域は、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカと、ほぼ地球全域にまたがっている。

シリウス生命体の地球基地南極説という、突拍子もない説まで勘定に入れるなら──この説はシャンパラを唱える人々の間に存在している──地球上でシリウス・コネクションという“魔法の粉”に汚染されていない地域は、ほぼなくなってしまうのだ。





そこで鼻のきく人間は、20世紀という世紀の底流に無気味に流れるシリウスの影から、大いなる陰謀の匂いをかぎとってきた。この密かな、しかしグローバルなシリウスの影は、人類をなんらかの形で取り込み、支配しようとしている陰謀の影ではないのか? 彼らはそう考えた。そして、この地球外知性体とコンタクトし、その手足となって働いている組織が、人類社会の中に存在するのではないかと想像をふくらませていった。

彼らの陰謀説は、多分に妄想的で常軌を逸したものだったが、しかしまるで見当はずれというのでもなかった。彼ら陰謀史観マニアは、ある秘密結社が人類を支配しようと暗躍していると考える点で一致していた。そして、その秘密結社イコール“フリーメーソン”という点でも、多く意見の一致をみていた。
しかし、もう少し鼻がきき、想像力のたくましい人間は、フリーメーソンも、ある結社に操られる下部組織にすぎないと主張した。そして、メーソンを背後から操っている組織こそ、イルミナティにほかならないのだと断言してきたのである……!

 

 

-----------【補足事項】-----------

シリウスと鞍馬寺


日本にもシリウスに由来するミステリーはあるのだろうか? 答えはイエスである。その一例として京都にある鞍馬寺に注目してみたい。

鞍馬寺といえば、有名な牛若丸が天狗を師としてひとり修行した場所である。この鞍馬寺のご本尊である魔王尊は、俗に“鞍馬の天狗”と呼ばれる「サナート・クマラ」(護法魔王尊)である。伝説によれば約650万年前に金星から鞍馬山に降臨したという神霊である。



サナート・クマラが祭られている
鞍馬寺「奥の院魔王殿」の本殿


鞍馬弘教初代官長の信楽香雲氏によると、この魔王尊サナート・クマラは、神智学の創始者マダム・ブラバッキーの著書『シークレット・ドクトリン』に記されたシャンバラに住む地球霊王サナート・クマラと同一であると言う。このクマラが転化して鞍馬になったそうだ。


この鞍馬寺では毎年5月になると、サナート・クマラに祈りを捧げる祭り「ウエサク祭」が行なわれるのだが、その祭りの中で「聖歌・魔王尊に祈る」という謎に満ちた詩が披露される。この聖歌は、もともと山内の僧侶たちだけの密儀であった「ウエサク祭」を、昭和29年に一般公開する際に初めて詠まれたものであるが、興味深いことに、この聖歌の中には次のような一文が織り込められているのだ。


「その不思議なる おん手には 他界の太陽シリアスの くだしたまえる みちからの 光の棒ぞ もえさかる…」


この聖歌に出てくる「他界の太陽シリアス」というのは、先ほどの鞍馬仏教初代官長の信楽香雲氏によると、ずばりシリウス星のことだそうだ!

更に、この鞍馬寺の「ウエサク祭」が日本で始まったのは室町時代の中期らしいが、シャンバラ伝説の地チベットのヒマラヤ山中においても、これと全く同じ密儀が古くから行なわれ続けているのだ……!

 

 

 

■■PART-2:

歴史の背後に潜む闇の意志──イルミナティが世界を動かす!


18世紀のドイツ・バヴァリア地方に誕生した秘密結社イルミナティ。この知の輝きをもつ結社は、その後、体制派の弾圧にあい、姿を消す。闇に埋没したそれは、だが、歴史の裏側から“魔手”を伸ばしはじめたのだ!

 

■早熟の天才ヴァイスハウプトによって設立された急進的集団イルミナティ



アダム・ヴァイスハウプト(1748-1830年)。
24歳で教授になった彼は、その後、大学を
追われ、ミュンヘンで秘教科学に
取り組み、結社を創設した。

 

ここで、歴史上に現れた「イルミナティ」という実在の結社について、ざっと説明しておくことにしよう。

この秘密結社は、1776年5月1日、バヴァリアのインゴルシュタット大学法学部教授アダム・ヴァイスハウプトによって創設された。このヴァイスハウプトが、わずか24歳で教授の地位をつかんだ早熟の天才だったことを、読者はぜひ記憶しておいてほしい。

彼は、当時ドイツ社会を支配していた蒙昧で保守的なキリスト教ジェズイット派との戦いを余儀なくされていた。いつの時代でもそうだが、時代を改編するような、新思想、自由主義は、旧体制支持派によって抑圧ないし弾圧される。その役割を一貫して担ってきたのはキリスト教であり、ヴァイスハウプトのときも事情は同じだった。

彼はインゴルシュタットでの講義中断を余儀なくされ、ミュンヘンに移った。そして、その地で熱心に秘教科学の研究に取り組んだ。古代エジプトの秘儀やピタゴラス派の神秘学には、キリスト教神学とはまるで異質の知恵の輝きがあった。理性を封殺することで維持されるジェズイット──キリスト教体制からは得られない、知の饗宴、理性への“啓明”があった。

ヴァイスハウプトは深く古代神秘科学に傾倒していった。と同時に「超感覚的世界を再び地上の人間界に移植」するための結社の設立を、しだいに強く構想するようになっていった。かくして結成されたのが、バヴァリア・イルミナティである。

バヴァリア・イルミナティは、その成立時点では政治的な目的をもつ結社ではなかった。フランスの碩学セルジュ・ユタンは、その著『秘密結社』で、バヴァリア・イルミナティを政治的結社に分類しているが、種村季弘氏は、「秘教科学を探究する若い世代の学者サークル」と見なしている。たぶん、こちらの見方のほうが、より実際に近いだろう。ヴァイスハウプトがめざしたのは、むしろエソテリック・サイエンスの復活であり、実現だった。しかも、彼の時代の知性にマッチした復活ないし改編だった。

時代はよりリベラルな知性の発展につき進んでいた。抑圧された知性は、自らの輝きの復活を求めて、伝統的桎梏をはねのけようともがいていた。勢い、イルミナティには当時の知的エリートたちが集まってきた。人々はそこに知性や理性の避難所を見、「迷信と誹謗および専制主義」に侵されることのないオアシスを認めていたのである。

バヴァリア・イルミナティは急速に膨張し、ヨーロッパに広がっていった。

沈滞状況にあったフリーメーソン団員の多くが、イルミナティに入団した。学者、弁護士、裁判官、学生、薬剤師、貴族ら知的エリートが、イルミナティに集まった。その中には、かのゲーテもいた。哲学者ヘルダーがいたし、ベートーベンの師クリスチャン・ネーフェもいた。楽聖モーツァルトもその一員だった可能性がきわめて高い。

 

■地下に潜ったイルミナティが歴史の結節点に登場し、革命を操った!?


しかし、イルミナティの勢いは長くは続かなかった。

結社は、その主義主張から必然的に導きだされる反体制性ゆえに、わずか10年で弾圧され、殲滅された。その背後で糸をひいたのはジェズイット派だった。以降、結社員は、深く歴史の闇の中に埋没していく……。

イルミナティの亡霊が歩きはじめたのは、結社が禁止された1785年から4年後の1789年のことである。この年、フランスで民衆の一大蜂起が勃発した。フランス大革命である。この革命を背後で操っていたのはイルミナティだという説がヨーロッパの各地に広まった。最も熱心なプロパガンダは、イエズス会のバリュエル神父で、彼は革命の一切をイルミナティの陰謀に帰した。のみならず、その起源を14世紀のテンプル騎士団にまでさかのぼらせ、いわば歴史の背後に潜む陰謀の糸──闇の意志の存在を、パラノイアックに浮き彩りにしてみせたのである。

かの希代の魔術師カリオストロも、イルミナティ陰謀説に一枚かんでいた。革命勃発時、カリオストロは、ローマの天使城に監禁されていたが、異端審問法廷で、「国家転覆を企んだのは自分ではなく、ある秘密結社に命じられての行為だ」と弁明し、その結社はバヴァリア・イルミナティだと主張した。カリオストロによれば、イルミナティはアムステルダムや、ロッテルダム、ロンドン、ジェノヴァなどの銀行の巨大な資産を用いて、専制国家体制の転覆を裏から着々とはかっているというのである。

カリオストロの弁明にどれほどの説得力があったかは定かではない。しかし、少なくともフランス革命の随所にイルミナティの影がさしていたことだけは間違いない。フランス革命の推進者の多くはフリーメーソンだったが、彼らはヴァイスハウプトの影響を深く受けており、実際、ミラボー伯のように、イルミナティとフランス・フリーメーソンを結合させるべく動いた人物が、多数記録されているのだ。

ここで、目をアメリカに転じてみよう。

ヨーロッパ大陸で支配者たちがイルミナティの亡霊にふるえあがっていたころ、アメリカでもイルミナティの陰謀がまことしやかにささやかれはじめていた。プロパガンダは、やはりキリスト教の僧侶によって行なわれた。その名をジェデディア・モースという。

キリスト教は、知性の黎明を求める者に対し、いつも異常なほど敏感に反応する。さかのぼれば、グノーシス弾圧がそうだった。新プラトニズムも錬金術も同じ扱いを受けた。ガリレオが宗教裁判にかけられ、啓蒙思想家たちが抑圧されたのも同じ図式だった。そして18世紀には、イルミナティがその対象になった。

モースは主張する。
イルミナティはキリスト教を根だやしにしようとしている!
イルミナティは国家転覆を計画している!
イルミナティは性的乱交や自殺を公認し、社会を混乱に陥れようとしている……!

こうした主張は、『ミネアポリス・スター』新聞の記者ジョージ・ジョンソンによれば、今日まで絶えることなく唱えつづけられている。

現に、たとえば20世紀も半ばのアメリカ議会で、上院議員のジョセフ・R・マッカーシーは、イルミナティが、「アメリカ合衆国に存在し、何年間も存続しつづけてきたという完全、かつ疑う余地のない証拠を握っております。みなさん、私の手許に<イルミナティ>の幹部ならびに団員の氏名、年齢、生誕地、職業などを記入した本物のリストがあるのであります……」と、正面から堂々と演説しているのである。

 

■アメリカの紙幣に描かれた「輝く目」はイルミナティのシンボルだった!


  
(左)アメリカの1ドル紙幣に刷り込まれた「神の目」。
(右)この「神の目」は、他のイルミナティ系の
シンボルにも使われている。

 

アメリカ人がイルミナティに特別に敏感に反応するのには、いくつかの理由があった。その最大の理由は、この国がもともと“フリーメーソンの国”で、建国リーダーの主だったところが事実、メーソン員だったことに由来している。

ヨーロッパでは、フリーメーソンの多くの組織がイルミナティに吸収されていた。それらイルミナティ系のメーソン員は、バヴァリア・イルミナティの消滅とともに地下に潜伏したが、その多くがアメリカに流れ込んだのではないかという“妄想”が、18世紀当時からあった。

さらに、アメリカの国璽の問題がある。光る目がピラミッド上の三角形の中におさまっている図案──「アイ・イン・ザ・トライアングル」は、いわずと知れたフリーメーソンのシンボル、「神の目」そのものなのだが、しかしこの図案は、同時にイルミナティのシンボルでもあった。イルミナティの集会は“巨大なピラミッド形のカーペット”上で行なわれた。輝く目は結社名の“イルミナティ”という言葉そのもののうちに包含されていた。バヴァリア・イルミナティの内実については不明な点が多いが、その影響下にフランスで組織されたイルミナティ系のフランス革命組織のシンボルは、「三角形、光をもつ目、同心円」だった(ジョージ・ジョンソン)。

要するに、表向きはフリーメーソンのシンボルを装ってはいるものの、1ドル紙幣の「アイ・イン・ザ・トライアングル」は、実はイルミナティのアメリカ支配のシンボルなのではないか、と推理させる余地は十分にあった。

この妄想をいっそう補強する材料が、さらに2つある。

第1は、この図案をドル紙幣に取り入れるよう、時の大統領フランクリン・D・ルーズベルトに進言し、財務長官のヘンリー・モーゲンソーを説得した副大統領のヘンリー・ウォーレスが、まぎれもないイルミナティ信奉者だったこと。

第2に、ピラミッドの底辺に記されたアメリカの独立宣言の年を表す1776というローマ数字が、まさにバヴァリア・イルミナティ創設の年そのものであったことである。

イルミナティ陰謀説を唱える論者たちは、このようにしてパラノイアックな推理を積みあげていった。彼ら陰謀史観の持ち主によれば、イルミナティはアメリカの政界・経済界を陰から支配しているのみならず、ソビエトや中東といった共産圏にも強大な影響力を行使しているはずだった。

ロシア革命はイルミナティが策謀した。証拠は──陰謀史観の持ち主によれば──いくつもあった。たとえば、ウクライナ人民委員会議長、駐仏ソ連大使を歴任した大物革命家のラコフスキーの証言がある。彼、ラコフスキーは、1938年トロツキスト裁判の際、「最初の共産主義インターナショナルの創設者は、バヴァリア・イルミナティの首魁ヴァイスハウプトその人であり、資金源はヨーロッパに金融帝国を築きつつあったイルミナティの会計係、ロスチャイルド一族だった。自分はその証拠も握っている」と証言したというのである(デイリー・アレン『ラコフスキー調書』)。


イルミナティの“魔手”は今や世界を覆いつくしていると、陰謀マニアたちは主張した。世界経済はアメリカが動かしている。そのアメリカの政治経済を操る力をもつ巨大財閥──ロックフェラー、モルガン、カーネギーは、いずれもイルミナティの最高位者だというのが、陰謀史家たちの共通識識だった。そしてそのシンボルこそ、あの忌まわしい“ひとつ目”──アイ・イン・ザ・トライアングルだったのである。

 


1789年のフランス革命の時に出された有名な『フランスの人権宣言』。
これは、人間の自由に関する基本憲章の一つであり、
「人は皆、 生まれながらにして自由であり、等しい権利を有する」と記されている。
そしてそこにはアメリカの1ドル紙幣と同じシンボルマーク
「アイ・イン・ザ・トライアングル」がしっかり描かれている!(拡大図)

 

 

 

■■PART-3:

「イルミナティの陰謀」とはシリウス生命体が放つ“神の知識”だ


「ホルスの目」は、すなわち、シリウス生命体の宇宙を駆けめぐる知覚──。その「目」を継承するイルミナティの陰謀とは、シリウスとのコンタクトを通して人類に内在する知の炎を燃え立たせ、啓明のネットワークに包み込むことだ!

 

■古代エジプトの聖なる「ホルスの目」は宇宙をめぐるシリウス生命体の知覚を表す



古代エジプトの神殿の壁画に
描かれている「ホルスの目」


20世紀全般を覆う2つの謎めいた影シリウスとイルミナティをざっと素描してきたが、読者は、これら2つの影が、どこでどうしてひとつに結び合わさるのか、いぶかしく思われることだろう。

厳密にいえば、ドイツに成立したバヴァリア・イルミナティとシリウスは、間接的にしかつながらない。というのも、シリウスは紀元前数千年──ロバート・テンプルの説では、紀元前5000年──の昔から地球にかかわってきたからであり、バヴァリア・イルミナティは、シリウスが深く関与した可能性の強いいち結社以上のものではないからだ。

順を追って書いていこう。イルミナティとシリウスのつながりをストレートに物語るものは、前章で書いた“アイ・イン・ザ・トライアングル”だ。このシンボルの起源は、エジプトの「ホルスの目」にある。そこで、シリウスとアイ・イン・ザ・トライアングルの関係を知るためには、われわれは面倒でも「ホルスの目」にまつわる神話に分け入っていかなければならない。





話を見えやすくするために、ここでは登場人物を3神に絞り込むことにする。ホルスとその親であるイシス、オシリスだ。

まずイシス。この女神がシリウスの神格化であることは、すでに考古学者らによって十分証明されている。古代エジプトでは、このシリウスがちょうど太陽と重なる日を新年として、一年の暦をつくりあげた。これがパート1で書いた“犬の日”だ。そして、この日は、シリウスの力と太陽の力が重なり合って、そこから聖なるバイブレーションが発せられるという。

このイシスの周囲をめぐる惑星、それがオシリスであるシリウスBだ。この星は暗く、重い。しかし、シリウス星系の中で最重要な星であり、ドゴン族が最も重視し、古代エジプト人が最も注目したのも、この星であった。

シリウスBは超密度の星で、強い光度をもつ主星シリウスAに比べ、非常に見えにくい星である。そこで、エジプト人は、オシリスを「暗闇の盟友」と呼んだ。そして闇の世界、死後の世界を司る神ととらえた。ドゴン族も、この星を「暗い星」と主張する。そして、その象徴として「ひとつ目」を描く。まったく同様に、エジプト人もオシリスを「ひとつ目」として描く。シリウスBは「宇宙のひとつ目」──宇宙生成の鍵を握り、すべてを見通す目の星なのだ。

ドゴン族やその周辺部族のボーゾー族が、シリウスBを“トノ・ナレマ”と呼んでいるという事実は大いに注目に値する。この言葉は、ロバート・テンプルによれば、そのもの、ズバリ「目の星」という意味なのだ!



ドゴン族が伝えるシリウス星系の図


さて、古代エジプト人や、エジプト神秘主義の系譜に連なるオカルティストたちは、このシリウスBのシンボルこそが、今われわれの追求している「ホルスの目」なのだと口をそろえる。

ではホルスとはなんの神格化なのか。オカルティストたちの研究から、現在のところ、イシスとオシリスの子ホルスは、すなわちシリウス生命体そのものを指しているという。さらに、ドゴン族によれば、その故郷は、シリウスCの周囲を回る「ニャン・トロ」だというのである。

シリウスAは太陽の48倍もの光度で燃えさかる恒星だし、シリウスBは1万度以上の表面温度をもつ惑星だ。こんな星に高度な知的生命体が住んでいるわけがない。ところが、ニャン・トロは、水のある惑星なのだという。そして、このニャン・トロに住むシリウス生命体は、シリウスBを最も重要視し、崇めているというのだ。

エジプト神話によれば、ホルスは父なる神、「暗闇の盟友」オシリスの死を悼んで、自らの目を供犠に捧げたのだと伝える。つまり、ホルス(シリウス生命体)の目は、オシリスに捧げられた目、シリウスBの目なのだ。逆にいえば、オシリス ──つまりシリウスBは、ホルスであるシリウス生命体の目を通して宇宙を見る。だから、シリウス生命体が外宇宙で活動させている知覚は、すべてシリウスBに帰属するということを、これら伝承は語っている。ホルスは、オシリスにとっての“飛ぶ目”、宇宙をめぐる知覚なのだ。だからこそホルスは、きわめて鋭敏な視覚と強い飛翔力をもつ“鷹”によって象徴されてきたのではないか……。

 

■「神の目」を知る覚者は、シリウス・ネットワークに取り込まれていく!


「ホルスの目」とシリウスの関係は、これでだいたい理解していただけたことと思う。

古代エジプト人は、シリウス生命体にまつわる思想やエソテリック・サイエンスを表現する際に、こうして「ホルスの目」を用いた。「ホルスの目」が、人間の可能性の拡大に関係する超越的・神秘的エネルギーを表すと同時に、冥界・死後の世界、そして不死の象徴としても用いられるのは、シリウスBの二面性によっている。というのも、シリウスBは、実質的なシリウス星系の主星としてシリウス生命体やエジプト、ドゴン族などに崇められると同時に、己れの重力圏に入るものをすべてのみ込み、とらえて離さない超重力の恐怖の星、暗闇の盟主、悪魔の星ともとらえられていたからである。

シリウスBのこの二面性は、エデンの園の蛇のイメージで伝えられている。グノーシス神話では、この蛇を知の顕現として崇めるが、キリスト教では邪悪な魔としてしりぞけるのだ。

よく知られているように、ヘルメス学──錬金術の系譜においても、蛇は重要な“秘められた知識”を象徴する。ヘルメス学の祖ヘルメス・トリスメギストスが「犬の頭をもつ者」と呼ばれ、枝にからみつく蛇をもっている図で表されることに注意してほしい。「犬の頭」とはシリウス星系=大犬座の伝統的シンボルであり、蛇はエソテリック・サイエンス、あるいはシリウス・サイエンスの“知識”の象徴である。



ヘルメス学の祖
ヘルメス・トリスメギストス。
「犬の頭をもつ者」と呼ばれる。


「ホルスの目」にまつわるこれらさまざまな“隠されたもの”が、のちの秘教伝授者によって「神の目」──「アイ・イン・ザ・トライアングル」に集約されてくる。このシンボルを用いる者は、意識するとしないとにかかわらず、シリウスの秘められたネットワークの住人になってしまうのであり、シリウスの体系に取り込まれていくのである。

バヴァリア・イルミナティは、まさにそのケースだった。フリーメーソンも同様であり、錬金術師もまたそのグループであった。彼らのうち、そのトップに立つ者はこのことをよく理解していた。ただし、それを説明することはしなかった。だから、下級構成員は、その秘められた背後関係に気づかぬままに、シリウスの影をひきずって動かされつづけてきたのである。

このことは、20世紀の今日に至るまで、少しも変わっていない。シリウスからのコンタクトは、太古のみの出来事なのではない。それは今も続いており、しかもコンタクトを受けた者の大部分は、その意味の重大さにまるで気づいていないのが普通なのだ。

アントン・ウィルソンが適切に表現しているように、シリウスの、そして「イルミナティの最終秘密のひとつは、自分がその一員であることが、抜けだすにはもう遅すぎるときになるまでわからない、ということにちがいない」のである。





シリウスの活動が20世紀に至っても少しも衰えず、相変わらず人間精神の闇の部分──無意識の部分に働きかけていることを示す例を、20世紀から拾いだしておこう。

パート1で、宇宙考古学のパイオニア、ジョージ・ハント・ウィリアムソンがシリウス生命体とコンタクトしたと主張していることは書いた。このシリウス生命体が実在しているかはともかく、彼がどこかから、「エノク語」にまつわるメッセージを受けたことは事実であり、その材料がウィリアムソンの無意識にあったと仮定しても、それなら無意識は、なぜエノク語とシリウスとUFOとエイリアンを結びつけたのかという問題は、依然として残る。

それだけではない。ウィリアムソンは、実はもっと興味深い報告をしているのだ。彼がシリウス生命体から聞いたところによれば、シリウス生命体は、仲間同士が確認し合うときのシンボルとして「ホルスの目」を用いると語ったというのである!

古代エジプトから続く「ホルスの目」の伝統が、いわば集合的無意識の中に蓄えられ、ウィリアムソンの中でよみがえった、と解釈するしか道がないではないか。

また、20世紀におけるオカルト界のプロパガンディストにして、最大の超能力者といわれるユリ・ゲラーのケースもある。ユリ・ゲラー自身が語るところによれば、彼の背後には「スペクトラ」という名のETがついていて、コンタクトを続けているという。そしてユリ・ゲラーを調査した科学者のうち2人は、この「スペクトラ」という名のETを、たびたびホルスの姿で目撃したと報告しているのだ。

 

■“イルミナティ”とは、全てを見通すサイキック感覚を体験することだ!



秘密結社が象徴として用いている 「神の目」=シリウスのシンボル。
(左)東方聖堂騎士団(OTO)のシンボル
(中)フリーメーソンのシンボル
(右)銀の星教団のシンボル


古代エジプトから6000~7000年の歳月を隔てた今日に至ってもなお、「ホルスの目」はこうして活動している。

それは一見、互いに何の脈絡もなく人々の間に現れてきたように見えるのだが、しかしたび重なる“偶然の一致”をつぎ合わせていくと、その背景に重層的、かつ広範囲にわたる謎めいたシンクロニシティが浮かびあがってくるように思えるのだ。

そして、陰謀史観の持ち主が「イルミナティの陰謀」と呼んでいるものが、実はこの「ホルスの目」の周辺で起きる事件、そのメンバー、結社、思想などと重なり合うのである。



サン・ジェルマン伯爵。
彼は生没年不詳で、 その生涯のほとんどは
神秘のベールに隠されたままである。
彼の正体をめぐって、様々な説が
唱えられている。


たとえば、陰謀論者の代表的人物であるバリュエル神父は、フランスにおけるイルミナティ・ロッジの首魁が、かのサン・ジェルマンだったと主張している。それを直接的に証明する歴史資料は存在しないが、しかしサン・ジェルマンとシリウスとの関連、あるいはサン・ジェルマンとエイリアンとの関連なら、いくらでもあげられる。

たとえば彼は、ウィーンの友人たちにこんな謎めいた言葉を示したことがある。
「私の歴史には300年の時がある。200年は友人のためであり、50年は酒を飲むための時間、そして25年はイシスとの時間……」

ここでいう「友人」と「酒」は、サン・ジェルマンの表向きの顔、世間に知られた活動を指しているのはいうまでもない。そして、彼本来の顔、彼の活動の本質はイシス──すなわちシリウスにあると、彼はここでほのめかしているのだ。



アルバート・パイク(1809-1891年)。
弁護士、詩人、多作な作家として
活躍していた南部連邦の将軍で、
「黒い教皇」と呼ばれていた。


  また、アメリカにおけるフリーメーソン高位者であったアルバート・パイクは、著書『古代スコットランドにおけるフリーメーソンの一般儀式のモラルとドグマ』の中で、「神の目」=「燃え上がる星」について次のように述べている。

「5点からなる『燃えあがる星』のなかに、『聖なる摂理』に関する暗示を見出すというのもまた非現実的である。よくいわれるような、この星が魔術師を導いてきた記念すべき星だという解釈も、いささか近代的な意味づけである。元来、この星はシリウス、犬狼星を意味するのだ。」

クロウリーは、この「燃えあがる星」のシンボルを好んで用いた。彼はイルミナティを「アルゲンテウム・アストルム(銀の星)」あるいは「ザ・シルバースター」と呼び、自ら「銀の星」教団を創設した。この「銀の星」とはいうまでもなく、シリウスを意味している。彼は自分のことを「イルミナティの哲人(エポプト)」と呼び、彼の雑誌『春秋分点』には毎号その巻頭にこう記されていた。「科学的イルミニズム雑誌」と──。



20世紀最大の魔術師
アレイスター・クロウリー


東方聖堂騎士団(OTO)のグランドマスター、ケネス・グラントは、次のように述べている。

「クロウリーは、空間の門を開き、外宇宙からの流れを人間の生命波動のなかに取り入れることが可能だと考えていた……。ラヴクラフトがその著作で執拗に言及するように、何らかの超次元的かつ超人的な力が、この惑星を侵略し、支配する意図をもって、その軍勢を集結させているとするのは、オカルトの伝統である……。それはまた、すでに宇宙的存在とコンタクトし、おそらくは彼らの到来のための準備をしている地球上の秘密結社の存在をほのめかした、チャールズ・フォートの陰鬱な指摘を思い起こさせる。

クロウリーは、こうした作家たちが真実にまとわせた悪のオーラを排除する。クロウリーはむしろテレマ的に解釈することを好んだ。つまりETやエイリアンによる人間の意識への攻撃という解釈ではなく、星々を抱擁し、そのエネルギーをひとつのシステムヘと吸収するための内側からの意識の拡大として捉えたのだ。そして、そのようなエネルギーの吸収によって、そのシステムは豊かになり、真に宇宙的なものになりえると考えたのである。」





「イルミナティの陰謀」とは、もう明らかなように、人類史の闇の部分を通底する「ホルスの目」との自覚的・無自覚的コンタクトそのものなのだ。バヴァリア・イルミナティは、そうしたコンタクトのひとつのケースにすぎない。

「イルミナティ」という言葉は、日本語で“啓明”と訳されている。そして、啓明とは、全人格をゆるがすなんらかのエネルギーによって、それまでふさがれていた内在する知恵の目が開かれる体験そのものを指す。これこそがイルミナティの本質なのである。

  また、「イルミナティ」という名称は、「神や人間についての内的な啓示」という意味を持つ言葉として、古くから多くの宗派に用いられてきたものである。このことからも、18世紀にバヴァリア・イルミナティを創設したアダム・ヴァイスハウプトがイルミナティの教義の“始祖”ではないことは明らかであり、彼は古代ギリシアやエジプトの神秘主義的哲学を研究する中で、ただそれを復活させただけであるのだ。

読者は、「イルミナティ」のキーワードが「知」に置かれているということの重要性を、よく覚えておいてほしい。このことの理解なしに、われわれは20世紀の全科学を巻き込んだオカルト・ムーブメントを把握することはできないからだ。

“啓明”=イルミナシオンはたんなる神秘体験や神秘的恍惚感といったものではない。いわば世界に向けて開かれた「知」のめくるめく眩暈、あらゆる「意味」がどっと堰を切って溢れだし、自分に向かってくるような、まばゆいばかりに「すべてが見えてくる」サイキック感覚なのだ。

この、いわば「知の熱」「知の炎」ともいうべきものを執拗に追い求めたのが誰だったかを思いだしてほしい。

古代において、最も強烈にこの「啓明」を求めたのは、プラトンであり、ピタゴラスだった。あるいはまた、グノーシスに属する神秘家、哲学者だった。グノーシスというセクト名が、何よりも雄弁にこのことを物語っている。グノーシスとは「知識」という意味なのだ。そして、『旧約聖書』に見られるとおり、「知識」はキリスト教から一貫して「悪徳」とみられ、前述したとおり、イブをそそのかした悪魔の化身の蛇と見なされて、迫害されつづけてきたのである。

イルミナティは、いつの時代にも存在した。

反イルミナティの熱心なプロパガンディストが、イルミナティの起源をエジプト神秘学に、グノーシスに、あるいは新プラトニズムに求めるとき、彼らはある意味で本質をついていたのだ。プラトンが“愛知者”であったように、バヴァリア・イルミナティのヴァイスハウプトが知の探究者であったように、ブッディストが“般若=智恵”を求め、グノーシスが“神の知識”を求めたように、イルミナティは、常に「知」とともにあったからである!

 

■ヨーロッパのイルミナティとスーフィズムの関係


  ところで、ヨーロッパで活動したイルミナティは「スーフィー結社のヨーロッパ支部」だとの説がある。スーフィーの歴史学者イドリエス・シャーは、イルミナティのルーツはスーフィズム(イスラム神秘主義)であると主張している。彼によれば、イルミナティの起源は、「輝ける星」に言及した『コーラン』の一節に由来するという。

スーフィズムにおいては、「彼は見るものであるとともに、見られるものであった。彼の目のほかに宇宙を見る目はなかった」とか、「私が彼を見る目は、彼が私を見る目であった」などという言葉が出てくる。ここでいう彼とは、すなわち“神”のことだ。
また、一般にスーフィズムには、ヒンドゥー教、仏教、グノーシス主義、新プラトニズムなどからの思想的文化的影響が指摘されているが、スーフィーたちは、個人的な内面を重視し、内面の探究によって“神”との直接交流・自己一体化を試みてきたことで知られている。



イスラム神秘主義スーフィー


スーフィズムに関して、日本の優れたイスラム研究家は次のようにいっている。
「スーフィズムは特にその実践面においてまったく本来、秘教的性格、エソテリックな性格のものであり、かつての古代ギリシアの密儀宗教に典型的な形で現れているように、その真相はよそ者には一切明かさないようにできている。あらゆる意味で非公開的なもの、閉ざされたもの、見せることはもちろん、話すことももちろん本来許されない秘事である」(『イスラム哲学の原像』井筒俊彦著)

イルミナティとスーフィズムの関係については、もっと研究が必要だと思われるが、もともとヨーロッパのルネサンス運動は、十字軍遠征などによるイスラム文化との接触によって生まれた現象であり、イスラムからの学習を通じて古代ギリシアの遺産が輸入され、アラビア知識を背景に花開いたものである。

このため、当時のヨーロッパ知識人の中には、貪欲にアラビア知識を吸収する過程で、スーフィズムから多大な影響を受けた者がいたであろう。そのことを考慮すれば、ヨーロッパのイルミナティのルーツをスーフィズム=アラビアに求めることは、あながち的外れにはならないと思われる。


 
(左)薔薇十字団の教祖C・R・C、すなわち
クリスチャン・ローゼンクロイツを描いたとされる絵。
(右)自らの著作の中で薔薇十字団員であることを
告白したロバート・フラッド。薔薇十字団の教義を
体系化して壮大な集成を作り上げた。


また、次のような事実もある。バヴァリア・イルミナティが誕生する前の、17世紀初頭のドイツにおいて、ルネサンス運動の一環として薔薇十字団という秘教グループが活躍し、人々を熱狂させたことで知られるが、 興味深いことに、その創設者クリスチャン・ローゼンクロイツの修行生活の物語はアラビアを舞台にしているのだ。

そして、この薔薇十字団が短期間の活動で姿を消すと、人々の中には、「薔薇十字の結社員たちは30年戦争の惨禍からヨーロッパを救うために遠いオリエントからやって来た賢者たちで、混乱が収拾されると同時に役目を終えて再び東方の故郷に帰っていったのだ」と考える者が少なくなかったのである。

また20世紀に活躍したグルジェフの思想体系(超人思想)は、スーフィズムから大きな影響を受けていることで知られているが、 彼の弟子J・G・ベネットによれば、グルジェフは紀元前4500年ごろのバビロンに起源を持つ名称の無い秘教結社に参入していたという。ケネス・グラントもまた、クロウリーの霊統をそのころのエジプトとバビロンにまでさかのぼって追跡している。

 

 

 

■■PART-4:

「スマイル・メッセージ」の中に記された衝撃の内容と“予言”


今世紀の科学はあらゆる聖域に侵入し、SFの世界が眼前に展開しはじめた。そこには、知への啓明──イルミナティの陰謀が深く静かに潜行している!

 

■今世紀における科学の奇蹟的な進歩の背後に、謎の知性体が存在する!?


われわれの世紀のテクノロジーは、空想をはるかに凌駕するスピードで突き進んでいる。生命の謎は、もはや科学者の試験管の中に片足を突っ込んでいる。物質の純血はとうの昔に破棄され、卑金属から金が変成されるように、人が空想できるような物質なら、たいがいのものが、少なくとも理論上は開発できるまでになっている。

巨大コンピューター網は世界をネットし、情報は瞬時に世界をめぐる。人間の意識や知覚は物質に置換され、反対に物質が“知覚”や“意識”をもちはじめている。あらゆる“聖域”に科学が割り込んでいるのだ。“不死”さえも、今やエソテリック・サイエンスの課題ではなく、遺伝学や生物学など、関連諸科学のまじめな研究課題になっている。

こうしたことが、今世紀に至って一気に湧き起こった。これは、よく考えると非常に不思議なことだ。なぜわれわれの世紀に至って、このように急激な“知の爆発”が起こったのか?





多くの人は、それを漠然と、積み重ねられた科学的知見の展開と考えるだろう。しかし、シリウスの影に注目している一部のオカルティストは、これは“つくりだされた状況”と考える。背後に、こうした“知の爆発”を操作している謎の知性体が存在すると主張するのだ。

こうした主張は、一見、荒唐無稽に思われる。しかし、注意深く見ていくと、この主張にも否定できないリアリティがあることがわかってくる。というのも、科学の革命的な進歩は、多くの科学者の努力の積み重ねによって得られるのではなく、ひと握りの科学者の、突拍子もない思いつきからスタートするからだ。



悲運の天才科学者
ニコラ・テスラ


たとえば、われわれの文明は電気によって支えられている。この電気システムを発明し、その他700にも及ぶ特許を取得して、「20世紀を発明した男」とも「世界を今日のようにつくりあげた男」とも呼ばれているニコラ・テスラは、それらを考えぬいた末に発明したのではなく、“霊感”によって、ひょいと垣間見ることで、発明した。
それはオカルティストが、“霊界通信による発明”と呼んでいるものと同じだ。テスラ自身は霊界を信じなかった。しかし彼はETの実在は疑っておらず、それどころか、他の惑星の住人と通信する方法を開発したと主張していたのである。

生命科学の分野でいえば、DNA構造の決定が、この“霊界通信”で発見された。遺伝子操作やクローン創造、生命の起源探究などが、すべてここからスタートしたといっていい。DNAに関するワトソンとクリックの偉大な業績は、ワトソンがオックスフォード大学のらせん階段を下りているときに、まさに電撃的に “ひらめいた”のである。

人間の知覚や世界像、そこから導かれる世界観を、根本から書き改めるニューサイエンスの最も刺激的な仮説「ホログラフィック・パラダイム」も、やはり“直観的”に生まれた。スタンフォード大学のカール・プリプラムが、たまたま手にした雑誌の立体映像から、「世界は波動のみが実在し、知覚は幻覚にすぎない」とひらめいたとき、20世紀科学は新しい世界像の構築を開始したのである。

 

■「スマイル・メッセージ」の中には人類の状況と課題が集約されている!


子細に検討していけば、20世紀の科学・文明上の進化は、こうした“革命的な思いつき”によって支配されていることが明らかになる。しかも、インスピレーションをキャッチした科学者の多くが、ごくまじめに、そのインスピレーションとある種の超越的な力からのテレパシーを結びつけているという事実は、決して無視できない。

1093の特許をもつエジソンが、「霊界通信機」の製造に真剣に取り組み、700の特許をもつテスラがETとの交信を研究したのは、たんに彼らが迷信家だったからだろうか? ニューサイエンスに属する科学者が、道教や仏教に限りなく接近しようとしているのも、ユングがグノーシスや錬金術を現代によみがえらせたのも、やはり彼らの迷信性ゆえなのだろうか?





この問いへの解答ともいうべきETからのメッセージについて記すときがきたようだ。そのメッセージは、パート1で書いたように、1973年の“犬の日”にもたらされた。受信の中心人物は元ハーバード大学心理学教授のティモシー・リアリー。人間精神を解放し、意識の新しいステージを開くためにLSDを活用せよと唱えてフォルサム刑務所につながれた当代きっての心理学者は、そのメッセージを「スマイル・メッセージ」と名づけた。

スマイル(SMI2LE)とは、Space Migration + Inteligence2 + Life Extension の略語で、「宇宙移住」+「知性の2乗」+「生命の拡張」を意味する。この3項目の中に、20世紀の人類が置かれた状況と課題が、そしてイルミナティの最終計画が、すべて集約して表現されているのである。

読者はまず初めに、下の「スマイル・メッセージ」を読んでほしい。

 

 

謎のSMI2LE(スマイル)メッセージ全文


いよいよ地球の生命体がこの惑星の子宮を離れ、星々へと歩み出すときがやってきた。

生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前、君たちの惑星にばらまかれたのだ。

進化のゴールは、君たちの惑星間的両親が帰還を待っている銀河系ネットワークと通信をして、そこへ帰還することができるように神経系を作り出すことにある。

地球の生命体は、今やその中間にまで差し掛かってきている。自身を確立し、幼生期の変成を経て、第7の脳のステージへと至るこの道の──。

君たちの種の中で、最も知的、進歩的、かつ勇敢な者たちを集めよ。男女の比率は同等にせよ。あらゆる人種、国家、宗教を彼らによって代表させるのだ。

君たちは遺伝子コードの化学的構造の中に、不死性のカギを見出そうとしている。君たちはその中に生命の聖典を発見することだろう。不死の責任を、引き受けるときがきたのだ。もう死ぬ必要はなくなったのである。君たちは神経系の化学組成の中に、知性を増大化するカギを見出すだろう。ある種の化学物質をうまく使用すれば、遺伝子コードを神経系によって解読することができるようになるだろう。

君たちの惑星の生命体はすべてひとつであり、そのすべてが故郷へ帰還しなくてはならない。完全な自由、責任と種を超越した調和が、故郷への帰還を可能にするだろう。種族や文化、国籍によっている幼生的アイデンティティーは超越しなくてはならない。生命に対してのみ、忠誠を誓うのだ。生き残るためには、帰還の旅をするしか道はない。

日本人は君たちの惑星で最も進化した種族だから、君たちの仲間を保護してくれるだろう。

我々は、星々に目を向けるときがきたことを示すために、君たちの太陽系に彗星を送っている。

故郷に帰還したとき、君たちは新たな知恵と力を与えられるだろう。君たちの精子である宇宙船は、地球の生命体が開花したことを意味するのだ。仲間が集められ、旅が開始されるやいなや、戦争、貧困、憎悪、恐怖といったものは君たちの惑星から消え失せ、最古の予言と、そして天国のビジョンが実現化するだろう。

変異せよ!
故郷へと凱旋するのだ。

 


1973年7月23日

 

 

 

このメッセージがETからのものだとする証拠は何もない。しかし、20世紀のさまざまな科学的状況や、これまで見てきたようなシリウスの暗躍、この実験が行われた日の特殊性、同日、ティモシー・リアリーの友人のアントン・ウィルソンがキャッチしたメッセージなどを考え合わせていくとき、このメッセージがETからのものだというティモシー・リアリーの主張は、しだいに現実味を帯びてくる。

それだけではない。メッセージには、ETが彗星を太陽系に送ったとあるが、事実、「その後の数か月のうちに、メッセージの予言どおりに、コホーテク彗星が太陽系に現れ、太陽に向かってやってきた。この間、天文学者らはその前例のない壮観を公に発表し、ティモシー・リアリーの弟子たちはそれを確認して大笑いをしていたのである」(『コスミック・トリガー』R・A・ウィルソン)。

しかし、もっと本質的で、より重要なのは、「スマイル・メッセージ」がキャッチされて以降の宇宙移住計画の進展ぶりだった。まるで仕組まれてでもいたかのように、スペース・コロニー計画は急速に人類のコンセンサスを得はじめた。

こんなことを書くと、「それは勝手な思い込みだろう。スペース・コロニー計画など、今世紀初めからあったのではないか」と思う人が大部分だろう。そうではないのだ。技術的にも効率的にも、スペース・コロニー計画が可能であり、しかも絶対に必要なものだという認識が、民間レベルに急激に広まったのは、確かにティモシー・リアリーがETから「スマイル・メッセージ」を受けてからであり、ETが、人類は「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」と宣言してからなのだ。

 

■「スマイル・メッセージ」の受信以降、急激に進み出した宇宙コロニー計画



(左)スペース・コロニー計画の提唱者ジェラルド・K・オニール博士。
(中)オニール博士が提唱した 「スペース・コロニー」の全景。
(右)スペース・コロニー内部の様子。円筒の内部は居住区になっている。


ティモシー・リアリーは、1973年7月にETからのメッセージを受けた。それから10カ月後の1974年5月、ティモシー・リアリーの友人であり、理解者でもあるプリンストン大学の生理学教授ジェラルド・K・オニールは、科学者では初めて、包括的かつ現実的なスペース・コロニー計画に関する構想を発表した。しかし、発表時の科学者の反応は全般的に冷たかった。科学雑誌は博士の論文掲載を保留した。それがあまりにも空想的、非現実的に思えたからだ。

しかしNASA(米航空宇宙局)の反応は違っていた。NASAはオニールの構想を評価し、すぐさま研究予算を提供してスペース・コロニー計画の推進を委託した。

NASAのこうした動きと呼応するかのように、すぐさま全米55の大学をネットした「大学宇宙研究協会」が設立された。ついで、1977年には「公共法人宇宙研究協会」が設立され、続いてスペース・コロニーに関する民間の情報センター「L-5協会」が誕生した。この協会には、わずか数カ月のうちに数十万人が集まった!

この間、UFOやETの実在はしごくまじめな研究対象になりつつあった。ティモシー・リアリーがメッセージを受けたまさにその年、ギャラップの世論調査は、UFOの目撃者が全米でなんと1500万人以上、成人人口の11%にのぼるという調査結果を発表した。

翌1974年には、スタンフォード大学で関連分野24名の科学者を集めた「地球外文明に関する討論会」と銘打ったシンポジウムが開催された。そのシンポジウムで、ジョージ・ホプキンス大学のR・C・ヘンリー博士は、「われわれ地球人は、銀河系の“兄弟”たちによって養育され、進化の道にそって進歩させられているのか?」という問いを発したが、この問いはまさしく、スマイル・メッセージと裏表の関係にあったことがわかる。

1975年には、UFO実在説が、知識階級の間で非常に強固に支持されていることが証明された。この年、ギャラップはアメリカの知識層のみを対象にUFOに関する調査を行なったが、なんと93%もの知識人が、UFOを信じていると回答したのである! 「スマイル・メッセージ」と、オニールのスペース・コロニー計画以降のこうした宇宙への期待、盛りあがりは、その後も猛スピードで広がった。

1980年、未来学者のアルビン・トフラーは、人類を襲う「第三の波」は科学技術、とりわけ「オニール博士のアイデア」に端を発するスペース・コロニゼイションだろうと予言して、センセーションを巻き起こした。そして1981年には、スペース・コロニー実現の第一歩として、ついにスペース・シャトルが打ちあげられたのである。

翌1982年には、国際天文学連合による「地球外の生命を捜し求める51委員会」の設立。1984年には、アメリカ産業界もNASAとの協力関係のもとに、スペース・コロニーの具体化に大きく踏みだしていることが、米議会下院の科学技術委員会におけるアメリカ宇宙旅行協会理事長のリチャード・クラインによって、誇らしげに報告された……。

すべての動きは「スマイル・メッセージ」以降から顕著になってきた。しかもティモシー・リアリーは、これら一連の動きを予見していたふしがある。というのも彼は、人類が宇宙に帰還するというプログラムの主要な第1段階は、オニールのスペース・コロニー計画からスタートすると明言していたからである!

となると、われわれは、いよいよスマイル・メッセージに含まれた「生命の拡張」、すなわちイルミナティの人類進化プログラムについて検討していかねばならないだろう。

 

 

-----------【補足事項】-----------

「L-5協会」とスマイル計画のつながり


人類が宇宙に乗り出すための最初のステップは、宇宙ステーションの建設だ。このステーションの位置は、どこでもよいというわけにはいかない。宇宙空間に流れだしもせず、惑星の重力に引きずられることもない安定した場(秤動点)が確保されない限り、スペース・コロニー計画は実現しないからだ。

この重力安定場を数学的に割り出したのが、フランスの数学者J・ラグランジュである。彼は18世紀の時点で既にこの秤動点を解析し、L1からL7までナンバリングしていた。そして、オニール博士やNASAがスペース・コロニー建設予定地にしているのが、そのうちのひとつ──地球と月の間にある秤動点L5(ラグランジュ・ファイブ)である。

このL5点を協会名にして発足したのが「L-5協会」である。

実はこの協会が、なんらかの形でスマイル計画とつながっているらしいのだ。というのも、この協会を訪ねたUFO研究家の有賀竜太氏が、同協会員から「スマイル・メッセージ」そのものを手渡されており、ほかにも同協会内の某グループとティモシー・リアリーとの密接な関わりを示す傍証がいくつもあるからである。

同協会自体はもちろん秘密結社ではないが、しかしその内部に、人類進化プログラム推進派がいる可能性は極めて高いのである。

 

 

 

■■PART-5:

我々の進化のプログラムはDNAに組み込まれている!


ETは、われわれの生命の起源と進化、そして人類のなすべきことを告げる。が、それは、20世紀の今日的状況や近未来の姿とピタリ符合しているのだ。ここでは、スマイル・メッセージに記された第1と第2の課題を見てみよう。

 

■生命の種はバイオ・メカニカル・ステージを経て、地球の誕生時にばらまかれた!



(左上)ソ連の生化学者A・I・オパーリン博士
(左下)ワトソンとともにDNAの構造を発見したF・クリック博士
(右)二重らせん鎖状の構造を持つDNA。
スマイルメッセージによると、人類の進化はあらかじめ
DNAに情報として組み込まれているという。

 

スマイル・メッセージは、われわれの起源が外宇宙にあると断言する。
「生命の種は、一連のバイオ・メカニカル・ステージを経て、段階的に進化するための青写真を含むヌクレオチドの鋳型として、数十億年前君たちの惑星にばらまかれたのだ」

この内容は、〈1〉われわれの生命がDNA──ヌクレオチドからなる二重らせん鎖状の高分子物質──の地球散布によってスタートしたこと、〈2〉進化は、もともとその段階でDNAに情報として組み込まれていたことを告げている。

この説は、決して空想的な説ではない。というより、“原初の生命のスープ”の海で生命が“偶然”に生まれたとするオパーリン流の生命起源説より、星間種子飛来説(スターシード説)のほうが、今日では説得力があるのだ。

オパーリンの流れを汲む自然発生説の最大の欠陥は、あまりにも都合のよい偶然の重なり合いが前提になっている点にある。無機物がランダムに化学反応して有機物になる確率は、ごく小さな分子(アミノ酸100個)で、10の130乗分の1と計算されている。

一方、地球が誕生してから今日までに10の17乗秒しかたっていない。ということは、1秒間に1万回の割合で、でたらめな化学反応が起こったと考えても、そこで試される可能性は10の21乗にすぎないということだ。これに対し、生命のもとになる組み合わせば、10の130乗の化学反応でようやく1回。両者には絶望的な開きがある。どんな角度から計算しても、確率論的には地球誕生以来、小さな分子ひとつ形成されるわけはないのである!



ところがスターシード説なら、このハードルは超えることができる。というのも、宇宙空間には、生命の根本素材である有機化合物質が満ち満ちており、しかも今なお、次々と星間分子同士が結びついては、新しい分子を形成していることが、電波天文学の発展によって明らかにされたからだ。まさしく「生命は無意識のまま宇宙空間で脈動している」(『チベット大蔵経』)のである!

“原初の生命のスープ”は地上の海にあるのではなく、宇宙空間にあると考える学者は決して少なくない。古くは、今世紀初頭のノーベル化学賞受賞者のS・A・アーレニウスが、“生命萌芽汎在説”を唱えた。オパーリンとともに、自然発生説を提唱したJ・B・S・ホールデンも途中から自説を撤回し、スターシード説(アストロ・プランクトン)に“勇気ある”転向をした。最近では、1962年のノーベル医学・生理学賞受賞者のF・クリックが、スターシード説を唱えている。





ETは、人類がこのスターシードによって誕生したと明言する。そして、さらに驚くべきことに、進化の道筋は、最初からDNAに組み込まれているとまで主張しているのだ。

このメッセージは、われわれが神の敷いた進化のレールに沿って発展する、と唱える汎世界的なオカルティズムの伝統的主張を思いださせる。ティモシー・リアリーは、この主張をひと言で要約している。つまり、「神はDNAの中にいる」のだ。

実際、地球上の全生命が、すべて同一の二重らせん構造をもっているということは、非常に奇妙なことだ。もしDNAが偶然につくられたものなら、右巻きのDNAや三重らせんのDNAなど、様々なタイプのDNAがあっても不思議ではないはずだ。

ところが、現実には、ウイルスのDNAも人間のDNAも、すべて二重らせん左巻きだ。これはどう考えてもある種の意志、あるいは計画が働いているとしか思えない。そうでなければ、何から何まで、偶然のひと言で片づけて、あとは頬かむりしているしかない。が、全宇宙の恒星(1000億×1000億)からひとつを選ぶよりも低い確率でしか発生しないDNAが、“偶然”地球に発生したのだと、だれが自信をもって主張できるのだろうか?

さらに、「わずか3億年の間に、ごく単純な蛋白質から、高度きわまりない生命組織をもつ人間にまで、“偶然”に生命が進化し、おまけに、宇宙時間のスケールでいえば、まばたきの時間にも満たない間に人類が今日の文明を、“偶然”築きあげたと、なんの根拠があって主張できるのだろうか?


こうした、きわめて楽観的な、“偶然”の連続に納得がいかないのなら、われわれはもっと別の可能性を追求するしかない。そのひとつが、冒頭で記したように、“スマイル・メッセージ”の中で語られているのだ。

われわれのなすべきことは、スマイル・メッセージの中で明言されている。それは3つある。

第1は、遺伝子コード(DNA)の中に「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと。第2は、「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと。そして第3は、「銀河系ネットワークと通信」して、「われわれの故郷へと凱旋する」ことだ!

 

■第1の課題= 「生命の聖典」を発見し、「不死の責任を引き受ける」こと


メッセージの中で、ETは、われわれが今や「死」を克服すべき段階に入ったと告げる。この主張は、通常の感覚ではまったくの冗談にしか聞こえないだろう。しかし、錬金術や道教、神仙道の究極目標のひとつであった「不死性の獲得」が、今日ではきわめてまじめな科学上の研究課題になっているといったら、読者はどう思われるだろうか?

『コスミック・トリガー』の中で重要なページが、この不死性の探究のためにさかれている。その中から、いくつかの例を拾いだせば、このテーマがスマイル・メッセージとどんなかかわりをもっか、理解していただけるだろう。

不死性の探究が科学の対象になったのは、科学がDNAを射程内にとらえてからだ。

生化学者で、哲学者のバークレー大学教授ポール・シーガルは、「われわれの死は、ひょっとしたらDNAにプログラムされているのではないか?」という仮説から不死の探究をスタートさせた。死は細胞のランダムな崩壊の延長という従来の説と比べると、このシーガルの説はまさに驚天動地のものだ。というのも、もし死が、事実、プログラムされて起こるものなら、そのプログラムを変更することにより、われわれは不死に至る鍵を見出せるかもしれないからだ!

シーガルの探究は、老衰から死に至るプログラムを実行に移す「ケミカル・トリガー」を突きとめることに集中されている。これこそまさに、現代の錬金術だ。というのも、老化のプログラム探究において「不死」にかかわり、老化阻止物質の合成において「物質変成」にかかわるからだ。さらにこの研究の過程で、遺伝子操作の問題が当然生じてくるが、この遺伝子操作こそ、生命レベルにまで深化した「物質変成」にほかならないからである。


現在のわれわれの寿命が、われわれの肉体の耐用年数から導きだされたものだと考えるのは間違っている。少なく見積もっても、われわれの肉体は200年は使えるというのが、昔からの学者の主張だった。しかし今日では、多くの“不死学者”がもっと景気のいい数字をあげてわれわれに夢を与えてくれている。すでにラットの実験で老化のトリガーを変化させる3つの方法を発見したというシーガルは、ごく近い将来、人類の寿命は平均400~500歳まで延長されるだろうと主張する。

ヨハン・ブジョークスティン博士は800歳という予測値をあげているし、医学博士のロバート・プレオーダは、「老化のあらゆる兆候が矯正され、予防されるようになれば」という条件つきで、なんと1000歳という数字をあげているのだ。

しかし、こうした数字も、ティモシー・リアリーのとほうもない主張の前には色あせる。ティモシー・リアリーは、太陽が滅び去る数十億年先まで生きるつもりだと語っているのだ!





われわれにとってもうひとつ興味深いのは、こうした「不死」を探究する学者が、シリウスのメッセンジャー、ティモシー・リアリーと強い接点をもっているという点だ。

シーガルが不死の研究に取り組むきっかけとなったのは、ティモシー・リアリーのレクチャーに参加してからだという。ほかにも、名前は煩瑣になるので省略するが、量子力学を超心理学やティモシー・リアリーの業績と関連づけようとしている科学者グループが、少なからず存在するのである。

これは、いったいどういうことなのだろう? アメリカにおいて、ティモシー・リアリーとのかかわりを表明することは、実は危険なことなのだ。彼は犯罪者であり、突飛であやしげな擬似宗教によって若者を扇動した山師であり、ジャンキーであり、政府に仲間を売ったスパイであるという噂もまた、アメリカではかなりポピュラーなものだからだ。

それにもかかわらず、ティモシー・リアリーに対するシンパシーを表明する物理学者やその他の科学者が、少なからず存在するということは、ひかえめに見ても、ティモシー・リアリーの主張に科学的根拠があることを証明している。さらに大胆にティモシー・リアリーの主張を受け入れるなら、それは銀河系の“兄弟”からの通信が、でたらめなものではないということの傍証になるのではないか? 

結論を急ぐことはやめ、続いて、われわれは第2の課題を見ていくことにしよう。

 

■第2の課題= 「遺伝子コードを神経系によって解読」し、「知性を増大化する」こと


この課題は、「スマイル計画」の鍵を握っている。ティモシー・リアリーはこれを、インテリジェンスの2乗と表現し、すでに人類はその段階に突入していると断言する。

この“予言”には、いくつもの側面があるが、ここではわかりやすい2つの面についてのみ記していくことにする。第1は社会的な現象面、第2は科学面だ。

社会面での知性の増大化運動は、ティモシー・リアリーがETからのメッセージを受ける以前の1960年代にアメリカ全土を覆い、欧州圏に飛び火した。いわゆる「ドラッグ・カルチャー」がこれにあたる。

主役はいわずと知れたLSD。1938年に発見され、1943年に合成されたこの「幻覚喚起剤」は、1960年に至って、まさに燎原の火のように全米の若者の間に浸透していった。

このドラッグは、人体にほとんど毒性を残さないこと(皆無と主張する学者もいる)、摂取を中断しても禁断症状がない(中毒性を生じない)ことなどが、従来のコカインやモルヒネなどのドラッグとの大きな違いだった。しかも、喚起される幻覚は、まことに強烈だった。

LSDは、それを服用する者の意識を、有無をいわさず拡大し、日常生活で固定されたリアリティを破壊した。服用者は未知の精神領域を旅行し、蛇のように「脱皮」した。宇宙に行くのも、太古の女神と出合うのも、ETとコンタクトするのも、お好み次第だった。“ターン・オン(酩酊)”は、何層にも重なった意識の、秘められた扉を開く20世紀の“秘儀参入”となったのである。



カウンター・カルチャーの
旗手として活躍していた頃の
ティモシー・リアリー教授


LSDの効果があまりに激烈だったので、ほとんどの愛好者は、それを楽しむことに急で、その価値を正当に評価するに至らなかったが、ティモシー・リアリーはほどなくしてLSDから離れた。というのも、ドラッグはティモシー・リアリーにとっては、「人間の神経系の潜在能力を十分理解するため、焦点をさまざまに変化させる道具」にすぎなかったからだ。

われわれの日常意識は非常に狭く、固定的で、しかも勝手な思い込みとドグマ(独断)に満ちたリアリティによって、どうしようもないほどガッチリと支配されている。この意識状態は、地球的・近視眼的な、地べたにはいつくばる意識だ。意識進化のレベルでいえば、すでに過去の遺物、克服されねばならない低レベルの意識といってもいい。

LSDは、この地球的意識から人をひきはがし、宇宙へとトリップさせるために開発された物質だというのが、ティモシー・リアリーの考えだった。





アントン・ウィルソンは、よりはっきりと、この種のドラッグを、人間の脳神経系の従来のプログラム(固定したリアリティ像を神経系に送り込むプログラム)を改変し、ジャンプさせ、多重多層のリアリティヘと連れだす、「メタプログラミング物質」と定義づけている。

こうした意識の拡大が、人間に新たな視点、世界観、発想を与えることは、間違いない。ただし、この“暴力的”な傾向のある“メタプログラミング”が、上等な方法といえるかどうかは、読者自身が判断してほしい。


ともあれ、知性増大に必要な意識の改変は、“偶然”のLSDの発見・開発から、半ば強引にひき起こされ、世界に熱狂的なブームを呼び起こし、その後の“精神世界”ブームの土台を築いた。今日、欧米や日本などに広がっている神秘学・精神科学ブームは、間違いなく1960年代を核に形成されたのだ。

そして、そのころ学生だった“時代に敏感”な若者が、のちにニューサイエンスの旗手となり、“精神世界”のアジテーター、プロパガンディストになり、カルトを組織し、あるいはニューメディアの世界で知覚像の拡大に猛進していることを、忘れてはならないだろう。

 

■知の枠組みの大転換によって、20世紀の科学はオカルティズムに近づいた!



人間の脳の神経細胞。この複雑な人間の脳に
科学者はどこまで完璧に迫れるか。


さて、知性の増大のもうひとつの面、科学に移ろう。20世紀が、異常に発達しつづける科学とテクノロジーの時代だということ自体、「知性の増大」が「人類進化」の3つのステップのひとつというスマイル・メッセージの実現の表れなのだが、もう少し詳しく見ていくことにしよう。

知性を開発することは、今やブームないしファッションといっていい。いわゆる、“潜在能力開発”にかかわる科学者や研究家──その中には、あまり信頼のできない人々もいるが──の活躍は、この文章を読んでいる読者なら説明するまでもないだろう。

さらに、よりエキサイティングなアプローチは、“脳内物質”の探求によってもたらされた。脳内および消化器官にあって、もろもろの情報伝達を司っている“神経伝達物質”捜しが盛んになったのはこの数十年のことで、大脳生理学者や神経学者らの脳内物質捜しに対する熱狂ぶりは、マスコミによって“ゴールド・ラッシュ”と揶揄されるほどの活況を呈した。

脳内の神経伝達物質は、ある種の感情や感覚、行動能力などの発現のトリガーになる。睡眠を引き起こしたり、快感を与えたり、食べたり、性欲を起こしたりする物質を自由自在にコントロールできるようになれば、われわれはあらゆる面で従来の人間観を書き換えることができる。また、記憶や学習などのトリガーとなる物質を支配できるようになると、人間の知性は、まったく新たな局面を迎えることになるだろう。

この脳研究の20世紀的局面は、まさしくETの予言──「神経系の化学組成の中に、知性を増大化する鍵を見出すだろう」──とぴったりと符合するといわなければならない。


さらに、物理学的世界観の枠組みも、今世紀に至ってガラリと変化した。19世紀には、われわれが認識している世界は不動の実在だと思われていたものが、今日では実在の影にすぎないと考えられるようになった。もう少し厳密にいうと、われわれが、世界に関する体験を組織化する際に用いるいかなる“網の目”も、世界そのものをとらえることはできないということになる。

この、今世紀初頭に、物理学者ニールス・ボーアらによって公式化された“コペンハーゲン解釈”や、前述のホログラフィック・パラダイムは、物理科学の世界観が、古代インドや中国エジプトなどの世界観にすり寄ったということを意味している。

シャーマニズムのいわゆる“類感魔術”も、今日では物理学の概念になりつつある。これは、物理的風影関係はなくとも、人形に呪いをかけると、呪われた人間に効果が及ぶという呪術だが、この奇妙な“偶然の一致”の背後にある世界と、ユング=パウリのシンクロニシティは、あと一歩の距離にある。また、ひとつの粒子は他のあらゆる粒子に影響を及ぼすという物理学の仮説(QUIP)は、すべてが一方では原因であり、同時に結果でもあるという“魔術的観念”に著しく接近しているのだ。

20世紀科学が、総体としてオカルティズムに接近しているという印象を与えるのは、われわれの知の枠組みが変化してきたからにほかならない。そしてこの変化は、ETやティモシー・リアリーによれば、われわれが「この惑星の子宮を離れ、星々へと歩みだすときがやってきた」からだという。

なぜ知性は増大化されねばならないのか? ──この問いの答えは、次のパートを見ていくことで明らかになるだろう……。

 

 

 

■■PART-6:

人類はスターシードとなり、遥かな宇宙へと還っていく!


シリウスからの啓明を受け、進化の担い手となったイルミノイドたち。イルミナティの陰謀とは、人類を宇宙に導くべく暗躍するイルミノイドの意志にほかならなかった。はたして、われわれの未来は彼らの筋書きどおりに進むのか。

 

■第3の課題= 「銀河系ネットワークと通信」して、「我々の故郷へと凱旋する」こと


「スマイル・メッセージ」は、われわれが宇宙空間から訪れたスターシード(星間生命種子)であり、やがて再び宇宙に飛びだしていく存在だと主張する。この“予言”と歩調を合わせるかのように、スペース・コロニー計画が猛スピードで進行中だということは、パート4で書いたとおりだ。

われわれが元来“宇宙的存在”だという主張は、オカルティズムでは最も基本的な主張だった。しかし20世紀に入るまでは、これはいわば、観念上の問題だとしかとらえられていなかった。実際、この肉体ごと宇宙に飛びだせるものとは考えられてはいなかったのである。

けれども今日では、人間が宇宙に進出するのは、進化の必然的なプロセスだと考える人が日増しに増加している。その理由はいくつもある。第1に、限られた地球資源の問題がある。さらにアメーバのように増殖する人口問題がある。専門家の試算によれば、一日で大都市2つ分、一年でひとつの国家が生まれるのと等しいだけの人間が、この狭い地球に誕生しているというのだ!

しかし、こうした行き詰まりの打開だけが、宇宙進出の目的なのではない。これまで見てきたような神経系の化学操作に必要な化合物を製造するうえでも、生命延長の科学をよりいっそうつきつめていくうえでも、あるいは今以上に物理・化学的 “錬金術”をおし進めていくうえでも、地上より、宇宙空間のほうがはるかに具合がいいということは、今日ではもはや常識なのだ。

高度な真空状態や無重力が得られる空間では、地上とは比較にならない高純度の物質が容易につくられる。超低温や超高温も、はるかに安価に得られる。たとえば、太陽に正対する面を断熱スクリーンで覆うだけで、物体はマイナス250度まで冷却されるのだ。超低温は超電導テクノロジーの利用をきわめて容易にする。人体に有害な放射線の活用も、広大無辺の宇宙空間なら問題ない。プラズマや電磁場も、地上とは比較にならない規模で利用できる……。

21世紀のテクノロジーは、すべてが宇宙空間向きにできている。スーパー・コンピューターの部品も、地上より宇宙で製造するほうがはるかに高精度が保て、しかもコンパクトになる。医学テクノロジーも同様だ。現時点ではっきりしているだけでも、「心臓病と神経症、高血圧、火傷、脊椎疾患」の治療は、“宇宙病院”のほうが「きわめて効果的」だと、ソ連科学アカデミーのウルベコフ博士は明言している。

実験宇宙生物学への知見は、人類進化の三本柱のうち、遺伝と突然変異の発生の2点においては、「無重力状態においてすべて順調」だと保証する(同じくソ連科学アカデミーのシェペレフ博士、パルフェノフ博士)。 残りひとつの自然淘汰については、研究中だというが、しかしこれについても予測は決して暗くはない。

 

■宇宙を志向する進化のステージ上には現人類の全てが登場できるのか?


宇宙移住に関する研究で、より興味深いのは、人間精神に関する部分だ。宇宙に出るためには、われわれは自らの意識をコントロールする訓練を積まなければならないと専門家は主張する。ところが“偶然”にも、このマインドコントロールは、20世紀の“流行”なのだ。

ヨガ、瞑想、シュルツの自律訓練法、グルジェフ・ワーク、種々のサイコセラピー、バイオフィードバック……これらは、いずれも自らの心身のコントロールと意識の拡大に寄与するテクニックなのだが、同時に“スターシード”として宇宙に乗りだすための訓練にもなっているのである!

すべてができすぎている。話題のテクノロジーやさまざまなブームが、奇妙なほどに宇宙を志向している。少し前に話題になった植物も感情をもっているという発見──これすら宇宙志向の文脈に入ってくる。というのも「スペース・コロニーで物質循環を組織化するのに最も有望な方法は、ツィオルコフスキーがすでに予想したように、人間と植物の共同体を設けること」(ウルベコフ博士)だからだ。

もし、こうした動きが、一部の陰謀論者のいうように、ETおよびETと結ばれた秘密結社の策謀によるものだとしたら、彼らの計画はみごとなほどうまく運んでいるといわねばならない。あらゆる方向が、人類進化のニュー・ステージに向いているからだ。

しかしここに重要な問題がある。この進化のバスには、はたして人類全員が乗り切れるのだろうか?

「スマイル・メッセージ」は、この点に関しては何も語っていない。けれども、過去、地球上の生命が新たな進化の段階に入ったときには、必ず、全地球レベルでの旧勢力の滅亡があった。進化についてこれない部分は自滅するこれが進化の鉄則だった。この冷厳な法則から現人類がまぬかれうるとする根拠は、実は何ひとつないのだ。

スペース・コロニーに収容できる人数はたかが知れている。では、スペース・コロニーからはみだした人類は、地上で昔どおりの生活を送れるのだろうか? この問いに責任をもって答えられる者はだれもいない。ただ、スペース・コロニーの発案者であり、ティモシー・リアリーの仲間でもあるオニール教授の意見では、その可能性は薄い。というのも、彼は、スペース・コロニーが「行き場を失いつつある人類を救済する唯一の可能な手段」だと主張しているからだ。

ここに、再びイルミナティの影が現れる。人類文明は、確かに宇宙に向けて猛進している。知は異常に増大しつつあり、生命科学は神の領域に迫ろうとしている。しかし、このトレンドに乗れるのは、ひょっとしたらごくひと握りの“超人類”のみではないのか? ──こうした恐れが、実はイルミナティ陰謀論の心理的背景になっているのである。

 

■選別され、“啓明”を受けたイルミノイドこそ、来たるべき進化の担い手となる!



進化のバスには、はたして人類全員が
乗り切れるのだろうか? ひょっとしたらごくひと握りの
“超人類”のみではないのか?


このへんで、イルミナティの系譜をより明確にしておこう。歴史上のバヴァリア・イルミナティは、今日ではもはや存在しないだろう。しかし、高度な知性体に選別され、“啓明”を受けてその血脈に連なった者は存在し、スターシードとなって宇宙に脱出しようとしているのだ! 彼らを特別に「イルミノイド」と呼ぼう。イルミノイドこそ、来るべき進化の担い手、「私たち自身の遺伝的未来の姿」なのである。

20世紀のイルミノイドのひとりは、まぎれもなくクロウリーだった。ティモシー・リアリーもそのひとりだ。クロウリーは、自らがスターシードだということを知っていた。彼はいたるところにシリウスのサインをばらまいていたが、それは自らが、“啓明”されたイルミノイドだということの宣言なのだ!

『法の書』で、クロウリーはETからのメッセージをこう伝えている。
「彼ら(ET)は、わが子らを自分たちの羊小屋に集めるだろう。星々の栄誉を、人々の魂の内にもたらすだろう」

しかし、すべての人類が星々へと帰還できるわけではない。『法の書』に登場するホルス(シリウス生命体)はいう。

「まず初めに、私が戦いと復讐の神であることを理解せよ。私はめったに敵と妥協することはない……」


クロウリーの直弟子であり、クロウリーの影響を濃密に受け継いだOTOのジャック・パーソンズ──アメリカ宇宙開発の初期のリーダーである天才ロケット工学者は、きわめてまじめに、肉体をもったまま、宇宙に昇天する秘儀に没頭していた。これを「ムーン・チャイルド」という。ここにまたひとつ、イルミノイドの秘められた目標が明らかになる。

もっと話を明確にする情報を、アントン・ウィルソンがティモシー・リアリーから聞きだしている。ある日、ティモシー・リアリーはクロウリー・タロットで自らの運命を占った。すると出てきたカードは「ザ・グレート・ビースト」だった。これはいうまでもなく“黙示録の獣”クロウリー自身をさす。ティモシー・リアリーはその意味を、「自分がクロウリーの生まれ変わりであり、クロウリーが始めた仕事を自分が達成し、人々を、来るべき宇宙的意識のために準備させる役割を担っている」と解釈したのである!

NASAがイルミノイドの牙城のひとつだという風説は、昔から今日までたえず流されつづけている。これが事実かどうか確認するすべはないが、少なくともNASAとティモシー・リアリーを、一部の科学者が結びつけていることは事実だ。

 ちなみに、秘教研究者ジェイムズ・ダウナードの調査によれば、現代のシリウス信仰の総本山はカリフォルニア州のパロマー山天文台だという。パロマー山天文台の観測室には、常にシリウスに向けられた望遠鏡が置いてあり、シリウスのヘリアカル・ライジング(太陽と同時の上昇)の日になると、その望遠鏡を通じてシリウスの光を浴びながら、「シリウス復活の儀式」が執り行なわれるという。

 

■イルミノイドの陰謀のプログラムは、遺伝子コードの中に存在する!



イルミノイドがどのような新種の人類(超人類)をさしているかを知る方法がある。クロウリーは、あるレベル以上の秘儀に参入できる者の資格を厳しく限定した。ETを招き、交信し、あるいはジャック・パーソンズのようにムーン・チャイルドと化すような高度な“魔術”を実践するためには、この資格が欠かせなかったという。

その資格とは、以下のようなものだ。

【1】健康にすぐれている。
【2】少なくともひとつは得意なスポーツがある。
【3】少なくともひとつの科学的分野で実験を行なう能力がある。
【4】数種の分野の科学の広い知識をもち合わせている。
【5】基本論理学の試験に合格している。
【6】イデアリズム、唯物論、合理主義、スピリチュアリズム、比較神学などを含んだ哲学史の試験に合格している。


これが、秘儀参入者の条件だと、いったいだれが信じるだろう? しかし、事実これが条件なのだ。そして、これこそが20世紀におけるイルミノイドの──したがってスターシードの条件なのである!

古代の“秘教科学”を学んだ者も、同じような資格を要求されたにちがいないという考えは当たっているだろう。オカルティズムの本流は、常に「知」に沿って流れた。この流れと敵対したキリスト教は、グノーシス、カバラ、錬金術、プラトニズムなどの系譜とは永遠に相入れないのだ。


『法の書』のホルスはいったい誰と戦うといっているのだろう? 

ティモシー・リアリー同様、邪悪さと神聖さの間を揺れ動いた20世紀の怪物クロウリーは、『法の書』の中でこう宣言する。

「われわれは信頼を置かない、聖女や鳩に対しては。
われわれの方法は科学であり、
われわれのねらいは宗教である」


イルミナティの陰謀とは、その現代における末裔イルミノイドたちの陰謀にほかならない。しかし、その陰謀の書き手は、進化の枠組みそのものにある。われわれの神経系に、そのサーキットに、そしてつまるところ、遺伝子コードそのもののうちに存在するのだ。だからこそそれは、全人類を等しく巻き込む。ユングのいう“元型的状況”を引き起こし、「知」のコードであるシリウスを呼び覚ますのだ……。

「宇宙移住」+「知性の2乗」十「生命の拡大」──SMI2LEは、不可避の道なのだろうか? 他の可能性はないのだろうか? とりわけ知の暴走と意識の暴走は、宇宙を錯乱させはしないのだろうか? われわれの進化は、われわれをどこに導こうとしているのか?

最後に、その疑問を解くヒントとなるものを、ここでひとつだけ提示しておきたい。

スマイル・メッセージは、人類進化のプログラム実現の鍵を握る国として「日本」を指名している。今こそわれわれは、自らのルーツとその使命について、真剣な熟考を積み重ねなければならない時期にきているのだろう。日本人とは、いったい何者なのだったのか。そして、われわれは、だれと手を結ぼうとしているのか? この問いの延長線上に、恐らく人類の未来があるのだ──!

 

 

 

■■PART-7: 「SMI2LEメッセージ」の後日談

 

■ティモシー・リアリー教授は狂っていたのか?


念のために言っておくが、「SMI2LEメッセージ」は実際にティモシー・リアリー教授本人が自分の機関紙『テラ2』などで公開したものであり、単なる思いつきで口にしたメッセージではない。

ティモシー・リアリー教授が「SMI2LEメッセージ」を公式に発表したとき、当時のアメリカの極端な右派と左派が、リアリー教授の正気に疑いを抱いたという。

しかし、毎日リアリー教授と会話を交わし、ときには彼に助言をあおいだりもしていた心理学者ウエズレー・ヒラー博士は、当時のリアリー教授の精神状態について次のように語ったという。

「ティモシー・リアリーは完全かつ素晴らしいまでに正気である!」

また、その数ヶ月前にも3人の政府の精神分析医がリアリー教授を診察しており、彼が完全に正気であり高い知能指数の持ち主であると証言していたのである。

リアリー教授は、その後、旺盛な著述・講演活動に入り、コンピュータソフト会社「フューテック」などを経営。晩年はヴァーチャル・リアリティ技術などにも興味を寄せた。

 


元ハーバード大学心理学教授の
ティモシー・リアリー

 

残念ながらリアリー教授は1996年5月に亡くなった。遺体の灰はスペースシャトルに乗せられて、無事、大気圏外にまかれた。それは2012年まで宇宙空間にとどまり、“スターシード”となって再び地上に落下するということだ。最期までロマンに溢れた男であった。

なお、彼は晩年に日本に来たことがあるが、日本に対して次のようなメッセージを残している。

「21世紀の世界は日本のキッズ(new breed)が変革していくだろう」

関連記事

別窓 | ET
アセッション(15
2008-02-11 Mon 20:53

同じようなことを何度も掲載しています。
何故かというと、何度も読むと記憶されやすくなりますね。
また、以前の内容には無い部分も含まれていることもありますよ。

自分にとって重要と思われるところを発見してください。
以前に記載してるものとかなりだぶっていますけれど、読んでくださいね。
太陽系がフォトンベルトに進入し始め、地球の次元が上昇し始めていると言われ始めています。 
 2,012年の冬至、マヤの暦の最終日に向けて、次元上昇、アセンションが始まっていると言われています。
 地球界全体が高次元波動に満たされ、人類も同様に霊化してまもなく意識革命“精神ルネサンス”が本格化すると言われています。 
 

 地球は2,026年には完全に次の次元への移行が完了し、地球本来の元の宇宙の位置にテレポーションするようです。魂的にまだ高次元の精神活動が出来ない人類は、自らの意思で自分の霊的レベルに相応しいレベルの惑星に生まれ変わって、学習を続けるようです。現在の地球の軌道に同様なレベルの惑星がテレポーションしてきて、そこで再び輪廻転生を繰り返し、次に訪れる13,000年後のチャンスの、アセンションし易い時期まで住み続けるかもしれません。
 ですから、このチャンスを逃さないためにも、今のうちに同調出来る精神的体勢を準備することが賢明です。

 ・ 地球は過去約1万3千年毎に、フォトンベルトを何回も出入り、その都度少しずつ次元上昇してきてはいるようですが、いずれの時も失敗に終わったようです。成功していれば高次元世界の地球が完成していたことでしょう。
 ・ 地球人類のアセンションが金星人等他の人類より順調に進歩出来なかった理由の一つは、心に深く刻まれ根付いている依頼心や恐怖心が強かったためと言われています。
 ・ 地球のアセンションは、3次元から4、5次元への昇華。更に7つのレベルがある7つの次元を順次登っていくようです。
『・ 1次元は点。鉱物、水基礎イセンシコードを構成する原子。
 ・ 2次元は線の意識。植物、動物。自己意識、エゴは存在せず。
 ・ 3次元は物質世界。自我意識。分離と不調和の世界。
 ・ 4次元は超意識の世界。集合意識の再統合の場。肉体を必要とする上限の場。
 ・ 5次元は想念具現化の世界。
 ・ 6次元はキリスト意識、全体意識。全創造物の光言語所有。創造性のエネルギーを自由自在に表現する。
 ・ 霊的な進化は原子構造内の空間(原子・電子・陽子等の空間)が拡大。
 ・ 高次元になると意識の観点やチャンネルを切替え、テレパシー、ヒーリング、テレポーション等が普通に行える。』
 ・ 想念波動を光明波動にしておくことが、最も重要と思います。
 ・ 否定的な暗黒想念を持っていては、次元上昇できないようです。
 ・ 3次元的想念に固執してると、3次元のままの世界へと転出されるようです。(現地球の後に来る、現在の地球レベルと同様の進化レベルの惑星に転生する)
 ・ すべての選択は、本人の自由と言えます。

今回のフォトンベルトによる大掃除(浄化作用)によって、地球のバランスが再び回復されることになると言えます。
 このエネルギ-は浄化作用がありますので、心の中にしまってあるものは何でも、隠しておけなくなってしまうようです。
宇宙の法則に反した、過去からの想念・行為の全てが浮かびあげられ、浄化し始めています。

フォトンエネルギー波の影響が顕著にり物質の振動数が光の速度を超えるようになると、三次元の時間軸が崩壊し、地球は五次元の世界へ移行していくようです。 
 下記に、フォトンベルトによる、予想される変化をリストアップしてみました。

《地球》
 ・ 地球自身のガイア意識の目覚めが始まる。
 ・ 地球のシューマン周波数が急速に増加。7.8HZ ⇒ 現在 14 ⇒ 2,013年: 22HZ。
 ・ 地球と人類の周波数(量子論でのレベルを超えた周波数)が上昇。
 ・ 地球磁気減少、急速な変動、崩壊。
 ・ 歳差運動・地軸の変動。2,012年末に歳差運動収束および地球磁場の大変動。
 ・ 三次元世界と4次元世界の接触。
 ・ 地球温暖化現象の加速。
 ・ フォトンベルトの高エネルギー領域に太陽系が完全に入りきると、地磁気の消滅、地殻変動(アトランチス・ムー大陸の浮上)を生じやすくなる。
 ・ 地磁気、シューマン周波数等の地球のエネルギーは、地球人類の意識エネルギーによって流動的に大きく変化する。
《肉体》
 ・ DNAの螺旋変換が生じ、肉体の4次元化、半物質化。霊的化。
 ・ フォトンエネルギーによってDNAが活性化する。
 ・ DNAが目覚める。休眠中(約12本のDNA)が目覚める(数千本ON)。
     → 松果体・DNAの活性化。
 ・ 肉体の原子構造の劇的な変化。
 ・ 食物摂取量の減少化。
 ・ 睡眠時間の減少化。
 ・ 肉体細胞の原子構造の変化。
 ・ 頭痛・動悸・目まい・吐き気・耳鳴り・睡眠パターンの変化、等新たな症状。
 ・ 今まで見たこともない色彩が見えてくる。
 ・ インフルエンザに似た症状。 頭痛。痙攣。
 ・ 爪、髪の毛の成長早まる。
《精神》
 ・ 感情起伏激化。
 ・ 想念の現実化。
 ・ 思考の現実化。
 ・ 4次元意識への移行
 ・ 意識の次元上昇。意識の量子的跳躍。二元対立からの開放。
 ・ 宇宙の法則が地球の法則に介入。
 ・ 地球上の不調和波動の浄化、大掃除完了。
 ・ 三次元から順次高次元(5次元)へ融合・変容していく。
 ・ 宇宙意識が地球意識を変容。
 ・ 大衆レベルの意識変革の進行。
   ~ 対立意識から調和意識へ、 分離から融合へ、 エゴからエヴァへ、 競争社会から共生社会へ、 秘密から公開へ、 エコノミーからエコロジーへ、 浪費社会から節約社会へ、 デジタルからアナログへ、 ・・・・・ 。
《社会》
 ・ 社会構造の崩壊。
 ・ 貨幣経済の崩壊。
 ・ 奉仕社会の確立。
《新人類》
 ・ “究極の真理”に目覚める人類の増加。
 ・ 波動の変化に乗り切れない人は、自らの自由意志・自由選択により、他世界へ移行。
 ・ オーラ・エネルギー増加。
 ・ チャクラの開花。松果体の再機能回復。
 ・ 新人類(バイオレット・チュルドレン、クリスタル・チュルドレン)の誕生・活躍顕著化。
 ・ 物に心が宿る。
 ・ 神と一との統合が始まる。
 ・ その他
【3次元世界から4次元世界へ変わる時】
 ・ 3次元世界と4次元世界が接触し始めると、4次元世界の事物が出現し始める。
 ・ 三次元意識が薄らぎ始める。
 ・ 四次元世界では、全てのものが自らの想念によって創造される。否定的想念を抱くと、三次元世界へ戻され否定的な状態になる。
 ・ 四次元世界に移行する時は、特に想念意識を平和な状態に保つことが非常に重要。
 ・ 恐怖心や否定的想念が湧いてきたら、即光明思想に切り替えることが何より重要。今から訓練しておくこと。
 * 詳細は、アセンション超越法を参照願います。

 * 以上の現象は、逐次最新の地球人類の想念・行為の状況に応じて、微妙に変更・修正・変化されています。
 * 2,007年9月以降地球の次元上昇が以前よりスピードアップするようです。
 * 地球人類の想念行為次第で今後の進行方向が変化する。
 * 事前の予言やデータ解析による予測と、今後生じるプロセスに変化が推測されます。
 ※ 今回の地球の大アセンションは56億5,600万年ぶりの規模。
 ※ 過去8回のアセンションに失敗、今回は是が非でも成功してほしいと、宇宙の先輩達や神霊方が望まれているようです。
 ※ 現象的には、今後2,012年年末まで世界的規模、全人類的規模での浄化現象(やや規模の大きい天変地変、小規模な戦争、民族紛争、飢餓、病気等)が周期的に生じるようです。また最大の変化は、意識の変容で宇宙意識についていけない利己主義・唯物主義者等意識の低い人は必然的に、本人の奥底の意思等により自然な形で淘汰されるようです。
 ※ 2,013年以降、2,026年年末までは、最後の調整があるようです。その後統合の世界へ入るようです。

 【マヤの暦】
 ・ 消滅してしまったマヤ人(ムー大陸沈没後、生き残ったムー文明人の子孫)が残したマヤの暦。
  ~ マヤ暦では、地球の公転速度、つまり一年の長さは365,2420日と しており、最新の正確な数値との誤差は0.0002日しかなく、この数値は現在私達が使っているグレゴリオ暦よりさらに精密。
 ・ 彼らは2万5,640年を大きな歴史のサイクルとして考え、 それを5つに分け(1サイクルは5128年)、現在は最後の5つ目のサイクル。
 ・ 5つ目のサイクルのスタートは紀元前3,113年、終わりが 2,012年12月22日となっている。
 ・ これは、フォトンベルトが地球を覆う日と重なっている。
 ・ ミクロの命数も、2012年で、終わっている。
   ∴ 六徳⇒虚空⇒清浄⇒阿頼耶⇒阿摩羅⇒涅槃寂静
     10のマイナス19乗⇒  20乗⇒   21乗⇒   22乗⇒   23乗⇒   24乗
     平成      19年⇒  20年⇒   21年⇒   22年⇒   23年⇒   24年
            2007年 ⇒ 2008年⇒ 2009年⇒  2010年⇒ 2011年⇒ 2012年

 アセンション
   綴りは ascension。英語です。
 「上昇」の意味ですが、the Ascension と大文字で書くと「キリストの昇天」を意味することになります
 “次元上昇”と解釈しています。
 “生物学的変容---意識の焦点の変化”を意味します。
 “周波数と意識の焦点の変化”を意味します。
 “自分の肉体細胞を含む全てのエネルギー周波数を上昇させること”を意味します。
“地球(ガイア)とともに「次元上昇」すること”を意味します。
進化プログラムに沿った霊的次元上昇のことです。
 フォトンによる変革は、臨界点に達するまでは共鳴が生じないため、近ずくまでは際立った変化は生じないようです。

“2極化の進行”

  ・ 物質的人間と精神的人間、大自然を感謝できる人と出来ない人、祈りをする人としない人、 幸福な人と不幸な人、勝ち組と負け組--- 等、2極化が進むと言われています。
 
  <A> 進化の軌道に乗った、グループ
     ⇒ 精神的・霊的覚醒が進み、真理に目覚め、幸福感に満ち、すべてに感謝しながら恵まれた環境条件の中で生活する人々。

  <B>  進化の軌道に乗らない、グループ。
     ⇒ 物質主義・旧来の思想・価値観に縛られて、そのまま固執し続け、精神的・霊的覚醒を拒んでいるか、真理に無関心で怠惰な生活をする人々。
       自己中心的、自己破壊的な人々。

  ・ 地球のアセンション完了時、魂の成長度合い等によって、新しく生まれ変わった高次元の地球に留まるグループと、霊的成長度合いが未熟な為、まだ現在レベルの学習が必要な為、現在の地球と同様な霊的レベルの惑星へ転生するグループに分かれます。
  ・ B:Aの比率は、古文書や予言書、宇宙からのメッセージによれば、約数十対1でしたが、近年改善され、約5対1、更に現在は3対1程度になると言われています。今後、残された時間で、目覚める人が増えればその分だけ更に改善されると思います。
  ・ 現象的な転出状態は、天変地変による災害や事故、流行病等外部的要因もありますが、内部的要因によるものが主流になると言われています。
  ・ グループ化は決して差別ではなく、宇宙の法則どうりの情況、各自の魂の選択により、最も良い修行の道を選んだ結果になるそうです。
  ・ Bグループの一部は、次に訪れるアセンション時(2万6千年後)に、霊的進化を成し遂げ、次元上昇した世界の住者になれるといわれています。

  * 「霊主肉従」:想念が霊性に最低限約6割以上、肉体に約4割以下でなければ、次のステップへは移行出来ないようです。
  * 現在の地球人類の平均的な進化レベルは、宇宙全体からみると、小学生だそうです。今回のアセンションを乗り越えると、中学生になれるとのことです。
 
“ 地球の波動の精妙化 ”
   ・ 今後急速に、地球の波動エネルギーが上昇し、地上界全ての物が精妙になってきます。 
   ・ このため、全ての変化が今以上に早く激しくなるでしょう。
   ・ 暗黒想念波動によって、予言されていた状況が現象的に表面の物質界に顕れ地球壊滅の寸前迄、行く直前で、
    光明波動によって、回避されたとのことです。
   ・ 今後、おおいなる人類進化の道を歩み始めるでしょう。

“ 想念波動 ”

  ・ 今後、地球界の波動の精妙化に伴い、想念エネルギーの現実化作用の迅速化が進行します。
  ・ 想ったことがすぐに顕れやすくなるそうです。
  ・ 恨み・妬み・ 否定的な想念は今後、すぐに数倍になって自分自身に帰ってくるようになるそうです。
  ・ 光明的なことを想うように心がけましょう。

“ 物質文明から霊性文明・神性文明の幕開 ”
 ・ 今後、地球界の波動の精妙化に伴い、二元対立、相対的世界文明、から本来の霊性文明の時代へ、更に神性文明の時代へ移行し始めることと思います。

“ 他世界からの応援 ”

 ・ 今、地球が大転換を迎えようとしています。
 ・ 地球が無事次元上昇出来るかどうか他の進化した惑星人が非常に関心をよせているとのことです。
 ・ 大イベントが無事成功裏に進行されるよう、愛の光の放射や気づきのメッセージ等で応援してるそうです。
 ・ 核戦争などを起こさないよう、陰ながら援助しているそうです。
 ・ 核戦争は宇宙全体に非常に悪い波動を撒き散らしてしまので、何とか食い止めようと、地球人に気ずかれないようにエネルギーを放射されているそうです。
 ・ 神界・霊界からも愛のエネルギーを放射されているそうです。
 ・ 特に地球の地底にある光の都市(シャンバラ)の聖者的住民達からの応援が強力なようです。
 ・ 時期が到来すると、イルカ・クジラ目の動物が何かと協力してくれるようです。
 ・ 神界・霊界の聖者賢者や次元上昇達成の使命を持った世界各地にいる目覚めた人々によって、暗雲に包まれていた地球上の幽界の浄めが達成されてきました。
 ・ 今回こそ、無事次元上昇出来るかどうか微妙な状態が継続していましたが、目覚めた人達の増加によって、地球は無事新時代を迎えられることになったそうです。
 ・ 但し、新時代の地球波動レベルとのギャップが大き過ぎる人々は、その人にとって、最も相応しい他の学習の場が与えられ、霊的進化を続けていくといわれています。
 ・ 今後は、いかに苦痛少なく移行出来るか、いかに多くの人を目覚めさせるかがポイントになるようです。

関連記事

別窓 | アセッション
アセッション(14
2008-02-11 Mon 20:52

「スター・シード」と呼ばれる多数の人々がこの惑星に転生しているというが、
地球のアセンションと人類のアセンションは、既にそのプロセスの初めの段階に入った。

その証拠に、世界各地でアセンションした人間が超人となり、

例えば、ジャスムヒーンのようにメッセージを広く公に知らせようと、活動を始めている。

シェルドン・ナイドルの情報によれば、太陽系はすでにフォトンベルトに突入している。

それでは何故大きな変化が起らないかというと、今回のアセンションは殊更特別な出来事であり、

жжжж星人は、天上界の協力を得て、

フォトンベルトと太陽系の両方に次元をまたがせるホログラムを設置し、

太陽系を想像を絶するエネルギーのコクーン( 繭 )で包み、

フォトンの影響がすぐには現れないように人類に特別な恩恵を与えた。

全く僕達の常識では計り知れない宇宙の大きな変化の周期的プロセスが進行しているのだ。

しかも、この兆しに気付いている人は、全世界の人間社会の中でも決して少なくない。

今回の一連の出来事でもっともセンセーショナルなことは、

何といっても1,550万機もの宇宙船の地球への同時着陸だろう。

地球と人類のアセンションを援助するために、彼等はやって来る。

もちろんその出来事が起れば、誰もが現在進中の大激変に無関心ではいられなくなるのだ。

彼等の援助の骨子を紐解いてみよう。

フォトンベルトを地球が通過する際に、ヌル・ゾーンと呼ばれる、

エネルギーが高度に密集し、圧縮された領域を通過する。

ここを通過するために費やされる時間は、5~6日といわれている。

その期間地球は揺らぎ、火山の噴火、数百メートルの暴風が吹き荒れ、

海は沸き立ち、地球の環境は、完全なゼロに戻される。

一人の人間さえ生き残ることはまず不可能だ。

そもそも、人類の起源は、複数の宇宙人達がある実験を目的として、

地球上にいた、ホモサピエンスに何度も遺伝子操作を行って、DNAをコントロールされた生物だ。

現在に繋がる文明の兆しは、約9,000年前まで遡るといわれる。

それ以前は、海中に没したアトランティス文明とレムリア(ムー大陸)文明の時代であった。

地球の過去に現在よりも高度な文明が存在していたことを証明する、

水晶のドクロのようなオーパーツ(出土品の中に現代文明を持っても計り知れない遺物や遺跡)など、

数々の証拠が多数発見されている。

話を戻そう。

65億人もの人間を、暗黒の三日間と言われるヌル・ゾーンを通過する地球から、

どうやって避難させるのか、それがこのとてつもない大計画のもっとも重要な要素だ。

宇宙から降りて来る友人達は、どうやら途方もない科学力を持っており、

しかも、天上界、他の宇宙、他の次元からの救済もある。

もちろん、アセンションは個人個人が志向しなければ、

絶対に自分の意識の周波数を上昇させる事は出来ないが、

基本的には、そうせざるを得ない状況が明日にでもやって来る。

さて、宇宙船の大量着陸は人類にとって、

宇宙の友人達(銀河連盟)とのファースト・コンタクトになる。

彼等は、あらゆるものを僕達に提供するだろう。

先ず、地殻の大激変から僕らを保護するために、

彼らは僕ら一人一人を宇宙船の中にテレポーテーションする。

その後に、地球の地殻の内側に作られる特殊なホログラムの空間に、

僕達は瞬間移送されることになる。

地球がフォトンベルトを通過する2千年余りの間は、

現在の電磁波や電気をエネルギー源に使った様々な日常家電製品、コンピューター、

携帯電話、電磁波の性質を利用した機械、

原子力発電所でさえ、全て無効になる。

フォトンや磁気力による新しいエネルギー機関や様々な日常的な道具まで、

全て新しいものに取って代わられる。

僕達は文明を、一から学びはじめなければならない。

それは気が遠くなるような膨大な作業だ。

初めに科学者達が招集され、現在では思いもよらない、

新しい光や磁気力のエネルギー科学の教育を受けるだろう。

全く原理が異なるエネルギーの基本的な扱いから応用まで、

全てを学ばなければならないことは想像を絶する作業だ。

人類はいくつものグループに分けられ、愛と癒しの時間を過ごすことになる。

そして少しづつ個々の人間のレベルに合った進化を遂げ、

全ての人間がアセンションすることが宇宙と神の最終的な計画だ。

そのためにこの宇宙は創造され維持され続けているのだ。

元来、「アセンション」はキリストの昇天を意味する言葉だった。

聖書の中のキリストは十字架に架けられて死を迎える。

しかし、その後キリストは復活し、昇天して永遠の生命のモデルとなった。

キリスト教徒は皆このイベントを事実として認識しているだろう。

また、アセンションのメソッドは古代から様々な文明の中に、形を変えて存在していた。

例えば、インドのヨガなどはその代表格と言えるだろう。

或いは、日本人なら歴史的に仏教の信者が多いが、

大きな意味で、仏陀の教えもアセンションのためのメソッドだった。

古神道も例外ではない。

つまり、人間が我欲や執着から自由になり、永遠の生命を得ること、

それがアセンションへの道だった。

それでは、アセンションの構造と本質とはいったい何だろう。

サンスクリット哲学やトランス・ヒマラヤ密教に記されているところによると、

人間の体内にあるチャクラが全開し、尾てい骨に眠るクンダリーニのエネルギーが脳天を突き抜け、

宇宙と一体化し、不死身の超人、または、聖なる賢者となる。

それは、仏教で言うところの悟りの本質である。

この世のカルマを全て浄化し、存在するあらゆるものから自由になること、

それが「アセンション」 (次元上昇)だ。

では、如何なる原理でそのようなことが起きるのだろうか。

現代科学でも、存在する一切のものはエネルギーであるというのが定説である。

人間の肉体も突き詰めて行けば、量子エネルギーの固まりである。

しかも、様々な電磁波の波動の組み合わせであることが実験によって実証されている。

およそ存在するあらゆるものは、究極的に光そのものなのだ。

マイナスの電荷を帯びた電子と、プラスの電荷を帯びた陽電子(ポジトロン)が衝突して、

2個のフォトン(光子)が生成される。

陽電子ポジトロンは、この三次元の世界では100万分の1秒という短い瞬間しか存在できない。

従って、僕達が見ている世界は、

際限なく織り成されるこの衝突が生み出す光の渦の中の可視光線だけを、

物質として認識しているに過ぎない。

本当にかげろうのようなものだ。

更に、僕達人間は、存在の形態として次元間をまたぐ多重構造のエネルギー・システムを持つ。

一番身近で分かりやすいものは、身体の中を駆け巡る「経絡」や「ツボ」だ。

物理的には何もない場所に針を刺すと痛みが取れたり、病気の治療や整体ができる。

これを専門用語では、

アクシオトーナル・メリディアン・システムという、

五次元エーテルの循環システムと理解されている。

フォトン・ベルトの影響が強くなるに従って、

人間の身体はこの「アクシオトーナル・ライン」を通して、

じかにハイアーセルフから、新たな「光」の身体に再プログラミングされる。

この際、光に非常に敏感に反応する細胞内のミトコンドリアは、

アデノシン三リン酸(ATP)を爆発的に生産する。

細胞はリン酸結合を安定化させるため、光をエネルギー源として認識し始める。

これらの働きは、一連の鎖状に折りたたまれたDNAに符号化されていたものが、

フォトンの増加に反応する為に起る現象だ。

もちろん、DNAそのものも奇跡の進化を遂げる。

現在の二重螺旋構造から、三重の螺旋構造に姿を変え、

最終的には、12本の螺旋構造へと進化する。

フォトン・ベルトの影響が強まると共に、折り畳まれたDNAが次々に新しい命令を発動し、

人間の存在は本質的な遺伝子構造の進化を遂げる。

つまり、僕達は人間を超えた存在、超人間として新しく生まれ変わるのだ。

人間の多次元的構造を、もう少し詳しく見てみよう。

前述したエーテルもまた多次元にまたがって存在している。

僕達の身体に一番近い位置に属するのが、三次元上位エーテル体だ。

人間は死ぬと肉体を脱ぎ捨て、同時に三次元上位エーテル体も次第に消えてしまう。

時々、消え損なうものもあるらしく、

心霊写真に写る幽霊の正体は、実はこの抜け殻が地下水脈などの電磁波が強い場所の影響を受け、

立体的ホログラムが何も無い空間に作られたものだ。

その次にあるのがアストラル体(感情体)と呼ばれているボディだ。

いわゆる霊界に存在する人間のほとんどは、このアストラル体を纏っている。

霊媒などが呼び出すのがこのアストラル体の意識である。

更に上位の身体はメンタル体と呼ばれる。

メンタル体は上位と下位に別れている。

そして、次にコ-ザル体や原因体と呼ばれる、魂本体により近い身体に繋がる。

もうこのあたりになると、人間の世界には具体的な情報に乏しく、

神智学の本などを読めば、詳しいことが書かれているものもある。

どちらにしても、存在としての肉体人間は最下位の身体で、

人間は様々な次元の特性を持つ身体を通じて、魂や神や宇宙へと繋がって行く。

そして、DNAの進化が進めば、肉体を纏ったまま次元を上昇し、上位にある意識に同化できる。

それとともに、人間は神秘的な能力(超能力)を獲得し、次元を超え、

宇宙において不滅の存在となる。

それこそが宇宙と生命が何故存在するかの答えであり、

このアセンションの無限のサイクルを通して宇宙意識自身が進化する。

これまで人類の歴史の中にも、アセンションして覚者となられた方々は多数存在する。

古くはヒンズー教のクリシュナ、仏教の釈迦、道教の老子などがポヒュラーだが、

名前も知られていない聖者達も数えきれないほどいる。

これらの方々は、ヒマラヤ山脈の高所や、

人間が踏み入れることの出来ない砂漠の中などで隠遁生活を送り、

僕達人類の成長を見守っている。

或いは、僕達の日常の中に隠れ住む覚者達もいる。

これらの覚者方を含めた超文明が地球上の隠された場所に存在する。

シャンバラと霊的ハイアラキーと呼ばれ、

全太陽系及び、天上界までをも含めた想像を絶する超巨大文明システムを構成する。

そして、それらを繋ぐ光の橋アンタカラナが存在する。

アンタカラナはまるで次元を超えて織り成す蜘蛛の巣のように、

地球から人間を通し、天上界、銀河系、宇宙全体、

更にそれさえも超えた未知の次元に繋がる光の架け橋だ。

アンタカラナの科学は、おそらく来るべき時代の最も重要な科学の一つとなるだろう。

これらのもの全てが「アセンション」 (次元上昇) を構成する真実の姿である。

僕はこれらを、精神世界の「霊的進化論」と名付けている。

この時期を迎えて、人類は例外なくこの洗礼を受けなければならない。

もちろん、宇宙の友人達からの手厚い援助もある。

これまで人間のアセンションに話を絞って述べてきたが、

僕達の母なる地球、そして太陽系も同時に次元上昇する。

言ってみれば、グローバル・アセンションのプロセスが、既に始まっている。

地球上の人類は、皆、この時を選んで転生して来たのだ。

アセンションこそが僕たち人間の生きている本当の目的と言っても過言ではない。

関連記事

別窓 | アセッション
アセッション(13
2008-02-11 Mon 20:51

「アセンションとは、自分自身の波動を上げる事により、人間が今迄の三次元の存在としてではなく、五次元にアセンションする事です。五次元にアセンションするとは、三次元だけの空間に存在するとした人間が、実は、多次元空間の中に存在するという真実に気づく事です。

◇人間は、三次元空間の五感で知りうる世界だけでなく、多次元空間の世界の中で存在する素晴しい存在なのです。
◇人間は、三次元空間の中だけの薄っぺらな存在ではなく、多次元空間の中の深くて、広い存在なのです。
◇人間は、多次元存在と交信できる存在なのです。
◇多次元存在と交信して生きていく事が本来の人間の姿なのです。

地球の波動は上がっています。人間が、人間の本当の姿を思い出して生きる事は、地球の波動の上昇とシンクロしています。そして、これは大きな宇宙の流れなのです。この新しいエネルギーの世界を生きる事は、地球を含め、宇宙の全ての存在がサポートしています。これこそが真実なのだからです。

低い波動の中で存在し得た人間が三次元だけの存在であるとする虚構の世界が、高い波動の中では存在する事が出来ません。波動が高くなると人間は多次元世界に存在するという真実に気がつくのです。本来の自分の姿の大きさに驚く事になるのです。宇宙の全ての多次元の存在と繋がっていて、自分の想いが宇宙のはてまで届いているという事を知ることになるのです。想いはエネルギーであり、時も場所も関係なく瞬時に多次元世界に届くのです。

人間がどれ程素晴らしい存在であるのか、あなたたちが生きて示すのです。人間の本来の姿を示すのです。アセンションすることにより、人間世界に変化をもたらすのです。そして、地球を、愛と平和の素晴らしい惑星にするのです。あなたたちは、そのために、今の地球に生を受けたことを忘れないで下さい。」

アセッションということに関心がないひとはそれなりであるということです。

関連記事

別窓 | アセッション
アセッション(12
2008-02-11 Mon 20:50

アセンションは、太陽系の「フォトン・ベルト」への進入を契機として、地球とともに地球の全生命が、集団でアセンド(上昇)します。本質には違いがありませんが、区別する意味で私は、「ガイア・アセンション」と呼んでいます。

アセンションは、個人の経験の場として、「3次元(現在の地球と同レベル)」か「5次元」の、どちらかを選ぶことを迫ります。



どちらか一方が、他方より優れているということはありません。「好み」の問題といってもよいでしょう。地球(ガイア)がアセンドすることはほとんど間違いありませんので、前者を選んだ場合は、地球での生を終えたあと、宇宙に無数にある、3次元レベルの別の星に「転生」することになるでしょう。


* きっかけは、26,000年のサイクルの一環として、太陽系が「フォトン・ベルト」へ進入することです。これに伴なって、太陽系全体の波動が上昇します。そのなかで、地球と地球の全生命は、3次元波動の世界から5次元波動の世界へアセンド(上昇)する稀有の機会が与えられます(このシリーズの「フォトン・ベルト」を参照)。
* 今回、地球と共に、できるだけ多数の地球生命のアセンションを達成させることは、「神」の強い意志のようです(それは、過去数千年の間に、キリストや釈迦のような高次元の使徒を次々に送り出したのに、地球の状態がいっこうに改善されなかったことと関係があります)。宇宙に発せられた呼びかけに応えて、さまざまな宇宙存在たちが、地球のアセンションの支援のためにやってきています(このシリーズの「クロップ・フォーメーション」を参照)。その活動は、地球の電磁場の調整など、物理的現実の改変にまで及んでいます。
* 高次元の波動を獲得するために、人類は想念や精神(特にカルマ)の浄化と、食事などを通じて化学物質で汚染された肉体の浄化を求められます。また地球は、多年にわたる人間のネガティブな行為が生んだ、地球を取り囲む厚く暗いオーラと、人間活動によって汚染された大気と地表の浄化を必要としています(シリーズ第1部の「プラネタリー・クリーニング」を参照)。この点、もともと高次元波動の生命であるイルカやクジラは問題がなく、また自然(地球)と同化して生きている動物、植物そして鉱物(それらの意識)は特別の対応を必要としません。
* 現時点において、地球のアセンションは保証されているわけではなく、一定数の地球上の人間が、アセンションを明白に意図し、高次の波動レベルを獲得することが条件になります。一方、既に始まっている地球の波動上昇のお陰で、かつては考えられなかった集団での大量アセンションが可能となります。このように、アセンションにおいて、地球と地球人類は相互に依存する関係にあります。
* アセンションへのプロセスで、人間のからだの分子構造(DNA構成)が変化し、アセンション達成後は、事実上「生老病死」から開放されます。
* 人類は、「神の分身(神である自己)」としての本来の在り方を取り戻し、思考によって自由な創造を楽しみ、無条件の愛と奉仕を基本とする新しい文明を築きます。





少し補足しますと、次元とは、音のオクターブのようなものです。オクターブがひとつあがる毎に振動数(波動)が2倍の、上位の次元に移ると考えてみてください。人間の耳が捉えることができる「可聴域」があり、それより高い振動数の音は聞こえませんが、現実に存在しないわけではありません。可聴域や声域には個人差があり、訓練によって、可聴域や声域を広げたり、高くしたりすることができます。「可視光線」の振動数や紫外線以上の振動数についても、同じことがいえます。光学望遠鏡でとらえることのできない天体が、電波望遠鏡でとらえられることがあります。それらの天体は、人間の眼に見えなくても実在しているのです。

なぜ4次元を飛ばして、5次元にアセンドするのか、と思われるかもしれません。地球に関して4次元は、肉体を去った魂が「転生」のために待機している領域で、5次元以上のように「覚醒した」領域ではなくて、3次元の延長のようなものです。ただし厳密に言えば、4次元以上は、時間と空間の概念が3次元とは決定的に異なるという、共通の特徴があります。

アセンドした地球はどこへ行くのか、というご質問には、現時点では、5次元がサポートされる宇宙の或る領域へ自動的に移る、とだけ言っておきます。

これまで、このような情報になじみがなかった方は、ついて行けないと思われるかもしれません。理解を難しくしているのは、おそらく、情報の内容よりも、新しい情報に対する姿勢の問題です。人は、新しい情報が、自分の「教え込まれてきた考え」に合わなければ、それを、事実でないものとして片付けてしまう傾向があります。マインドでなくハートで、論理でなく感性で、読み取ってください。

人類の歴史のこの時点において、これ以上重要なことは他にないと思いますが、いかがでしょうか。もっと重要なことが他にある、と思う方には、それらを列記して比較検討してみることをお勧めします。

さあここで、選択してみてください。「あなたは、今回の大波に乗って、アセンションを達成したいと思いますか?」「はい(Yes)」または「いいえ(No)」。「もっと自分なりに探求して、その上で意思を決めたい」という方は、とりあえず「はい(Yes)」としておいてください。しかし、あなたが知っている世界は瞬く間に変化するので、急いで探求して早く決断するのが賢明です。一方、「今の地球のような文明の在り方が好きだ」「関心がない、無視する」という方は、「いいえ(No)」を選んだことになります(将来何かのキッカケで、「はい(Yes)」に戻ることは、まったく自由です)。

アセンションを選ばない方は、世の中は今まで通りには動いていかない事実を、つまり「現実の崩壊」を、身をもって体験するでしょう。その選択が「間違っている」ということはありません。魂が、いっそうの3次元の経験を求めている場合や、何か大きいカルマを清算するために、その選択をしている場合があります。たとえ親族や親しい友人でも、無理に引き入れようとすることは、大局の利益に反することになります。

不幸にして情報がなかったために、選択の機会を逸してしまう人もあり得ます。土壇場での選択は、適正に行われる可能性が少なく、またアセンションには、それなりの予備知識や準備も必要です。少なくとも情報としては、できるだけ広く知らせることが望まれます。「それほど重要なことなら、政府が、マスメディアを通じて知らせるだろう」と思うのは「ナイーブ(ノー天気)」過ぎます。「宇宙の知的生命体」や「フォトン・ベルト」の情報と同様に、或るルートで既に知らされており知っている情報を、握り締めて放さないのです---先の展望もなく、当事者能力もないのに。事実を隠蔽させる力が、今この地球で、支配力を持っていることを承知しておいてください。

さて、太陽系はフォトン・ベルトへますます深く進入しており、アセンションのプロセスも開始しました。地球人類は、逆行できない道を進んでいます。どんなに鈍感な人でも、この状況をはっきり自覚するのに3年は要らないでしょう。いま人類は、アセンションの準備をしながら現実世界ででも生きていくという、特殊な状況におかれています。

大量アセンションといっても、その準備は、一人一人の個人が行うことにかかっています(しかし情報は、できるだけ多数でシェアし、共同でできる準備活動にもトライしたいものです)。その中核をなすものは、心とからだの浄化であり、癒しです。直ちに始めるべきことは、人間が宇宙に放出している4つのエネルギー、思考、言葉、感情、行為の出口に十分注意して、それらの浪費を慎むことです。また、波動レベルを引き上げるための、手段やテクニックのうち、自分に合うものを選んで実行することも勧められます。周りの人のネガティブな波動に巻き込まれて、エネルギーを奪われそうなときは、愛を投げかけて、そこから遠ざかるのが賢明です。

たいへん重要なことは、過去1万年の歴史のなかで、心のなかに埋め込まれ、人類の体質そのものにまでなってしまった、基本認識の誤りを是正することです。

「箱」の外へ

大都市には田舎にない仕事があり、さまざまなサービスも提供されています。娯楽の機会も豊富です。それらが価値があるものだという考えが、大都市への人口集中をもたらしてきました。一方で集中の弊害が指摘されながら、集中というマスの引力が、更なる集中をもたらすという循環は、まだ止まっていません。こうして、ますます自然から、大地から、遠ざかる生活が主流になってきました。この事実は、大量アセンションの実現に対して、重い課題をつきつけています。

大地を踏むことは、それ自体が癒しです。森の中や海辺にいることは、さらに大きい癒しです。ほとんどの人は、現在の生活パターンにはまっている限り、この「無償のヒーリング」を受ける機会は少ないでしょう。積極的にパターンの殻をぶち破り、居室やオフィスの「箱」の外に出で、大地を踏むことを心がける必要があります。それを、生活の一部に組み込むことができれば、理想的です。

目線をすこし上げて、毎日空を見るようにしていると、新しい発見があります。空の色や雲の形に注意します。見たこともない色調やパターンが見られるでしょう。特に日没の頃はお勧めです。記憶の中にある、空や雲の姿は変わりつつあります。これは、フォトン・ベルトの効果です。

手放す

アセンションするとき持っていくものは、自分のからだだけです。人類は、長い間、この世において、「達成する」「成功する」「名誉を得る」などの、「しなければならない妄想」に執りつかれてきました(本当は、「神である自己」を思い出すこと以外は、何もしなくてよかったのに)。それらの「妄想」の「成就」への思いが強ければ強いほど、心情的にそれから抜け出すことが難しくなり、アセンションの妨げとなります。

過去のものであれ、現行のものであれ、地位、名誉、成績、業績、勲章、成功、お金、財産、モノ、支配、人間関係、ペット、嗜好など、あらゆる執着の対象を、一つ一つ切り離していく必要があります。明日からペットを飼わないということではありません、愛と執着とは別物です。責任をもって愛を注ぎながら、なお執着しないというスタンスです。徹底的にこれをやっても、実際には、失うものは何もありません。「痛み」「怒り」「怖れ」「被害者意識」「恥」「強欲」などの感情は「失って」しまいますが---。

ついでに、すべての「自己限定」「自己否定」「自己懲罰」「他者非難」「他者否定」なども、捨ててしまいましょう。これらも執着の一種ですから。

こうして最後に残るのは、「魂が喜ぶことだけをやる」ということです。宇宙が、何かの形で、必ずそれをサポートしてくれます。やって楽しくないことをやるのは、人間に与えられた使命ではありません。母親は、楽しいから幼児を慈しむのです。政治、経済、産業、科学技術などの分野で、「やろうとして」やってきたことが、地球や地球の生命に何をもたらしたか、考えてみてください。

コントロール(人を管理する)---最大の罪悪

「善行」のつもりでやってきたことが、「最大の罪悪」などと言われると、びっくりするかもしれません。物質中心の地球の文明では、さすがに、「人の肉体を犯す」ことの罪悪感については、明確な認識があります。しかし「人の心を犯す」ことについては、「善」や「愛」や「良いこと」をやるという理屈付けで、堂々と行われています。

人は皆、体験を通じて学習するために、この世に生まれてきています。「失敗」は、魂の成長のために、最も価値があるものです。「失敗」するためには、すべてにおいて、選択の自由がなければなりません。先回りして、「失敗から学ぶ機会」をことごとく封じ込められると、魂は成長することができません。これは、人間関係に広く見られますが、特に親子の間で典型的に見られる《失敗》です。あなたの教育が最高に《成功》したと思ったとき、実はあなたの「流儀」の、ステレオタイプをこの世に送り出したに過ぎないことになるのです。

相手に対する責任を引き受ければ引き受けるほど、あなたは相手に対して権力を持つことになります。あなたは良い気分になるかもしれませんが、反面、依存を助長しています。これは権力欲、そうでなければ単なる自己満足です。それによってあなたは、深甚なカルマを積み上げ、アセンションへの、逆方向の努力をしていることになります。あなたが「介入」する前にやるべきことは、助けた結果、相手が成長するか退行するかを見極めることです。

逆に、あなたが、コントロールのターゲットにされる立場にいるとしたら、あなたも、カルマの形成を容認したという、カルマを背負い込みます。愛を投げかけて、その場から立ち去ること、そうなりそうな機会を避けることが、ベストの対処法です。

「コントロール劇」の根底には、「愛」についての誤解があります。地球では、「愛」は、「する」ものであり「される」ものだと教えられてきました。流行歌の歌詞に、五万と見られます。宇宙の原理では、「愛」は、単に相手の有りのままを受け容れることです。無条件の受容です。すべての魂が同等であり、それぞれが独自の体験と創造と表現を求めて生きているとすれば、これ以上にふさわしい定義はないことが分かるでしょう。

「愛」を、「しよう」とするから、むやみに言葉や行為を乱発することになります。本当の「愛」があれば、言葉は要らないはずです。言葉を多発すればするほど、お互いを思いやる時間は減ってしまいます。相手に対する最大のプレゼントは、あなたを必要としないだけの力と強さを与えてあげること。そして、どんな理由にしろ、相手があなたを必要としなくなる状態を、造ってあげることです。

テレビの罠

アセンションから遠ざかるには、苦労は要りません。テレビにかじりつくことです。

一般に、テレビなどのメディアが与える影響力については、よく認識されているようですが、メディア自体に影響を与えている力については、どれだけの人が自覚しているでしょうか。或る勢力のマインドコントロールによって、映画やドラマなどの番組が、3次元の波動レベルに視聴者を引きつけるように製作されています。暴力、戦争、サスペンス、恐怖、軋轢などの世界です。そういう傾向を好む人間の「育成」の成否は、「彼ら」の死活問題です。

ナチス・ドイツが実用レベルまで完成させたマインドコントロールの技術が、「戦勝国」に渡り地下に潜って、その後50年のエレクトロニクスやソフトウェアの技術進歩を取りこんで、どれだけ高度なものになったか想像してみてください。「彼ら」が地球人の「協力者」とともに、その技術を発展させ、利用しているのです。それと知らずに、私たちの思考や想念や感情が、影響を受けている可能性があります。

「彼ら」は、地球人の生命エネルギー(つまり「気」)を、絶えず取り込んでいないと、この地球に存在することができません。その方法は、かつては、アルコール多飲者や麻薬常習者に合体(つまり憑依)することでした。本来、4次元レベルの存在だから、ターゲットの意識の水準が下がっているときを狙って、これができるわけです。現代では、テレビやコンピュータという、もっと「簡便な」手段を利用できるようになりました。

テレビに夢中になっているとき、特に上記のような番組の場合、人間は軽い「トランス(恍惚)状態」にあります。このような人間のエネルギーフィールドに取りついて、「気」を吸い取るわけです。ターゲットにされた人は、一人で二人以上を養っているようなものです。「無気力」が支配的になるのも無理はありません。ビデオゲームでも何でも、「時間つぶし」で何かをやろうとすることは、要注意です。自分の魂が本当に喜ぶことを、発見する必要があります。すぐに見つからなければ、戸外や公園を散歩する方がまだ安全です。

コンピュータやパソコンを仕事などで使う人は、それなりの対応が必要です。私は、電源の差し込みプラグのプラスチック部分に、#24(0.55ミリ)の銅線をぐるぐる巻きにしています。全長50センチ~1メートルです。こうすれば、或る程度、電子経路からの侵入を防ぐことができます。もっと根本的には、「スキ」を絶対に作らないこと、そして波動レベルを上げる努力をすることです。

瞑想が近道

アセンションへの準備として、最も簡便で、効果的な手法が瞑想です。アセンションへの絶対条件(a must)といって間違いないでしょう。それに、「実利」も沢山あります。私がそうでしたが、瞑想の意志があっても、一日の現実の生活のなかで、適当なタイミングやキッカケがつかめなくて、ずるずると先延ばしになってしまう方が多いのではないでしょうか。しかし、あまり大げさに考えなければ、現在の生活のパターンを変えないで、すんなりと取り入れることができます。どれが正しいやり方ということは、ありません。下記を参考に、あなた独自のやり方を編み出してください。

瞑想と呼吸法は、表裏の関係にあります。両方を合わせて、行わない手はありません。毎日確実に実行するには、就寝前に寝床でやることです。呼吸法は、いわゆる「丹田呼吸法」がよいでしょう。丹田は、へその下9~15センチメートルのところにあります。呼吸につれて、その部分が大きく波打つ感じです。座ってやる場合は、自分にとって、最も楽な姿勢をとります。寝ながらやってもよく、この場合は、両膝を立てて、膝と膝を合わせて足を開くと楽にできます(冬はこれでは寒いので、例えば座布団を二つ折りにして太ももの下にあてがうと、姿勢が定まります)。なお、通勤や通学の乗り物の中でも、これはできます。

くつろいだ気分で、口を閉じて、息を大きく吸います。このとき、頭頂から宇宙のエネルギーを取り入れて、それが全身にめぐることを意識します。そして、呼吸を止めます(「クンバク」といいます)。吸う息とクンバクは、ほぼ同じ長さでよいでしょう。その2倍の長さで、息を吐きます。このとき、丹田をぎりぎりまでへこませるようにしてください。両手は、軽く開いて手のひらを上にしておくとよいでしょう(手のひらのツボ「労宮」は、頭頂の「百会」と同様に、エネルギーのポータル[出入り口]です)。これを、毎日最低15分やるようにします。雑念が起こってきたら、呼吸に意識を戻すようにします。そのまま眠ってしまってもかまいません。

特定の目的をもって瞑想する場合は、クンバクのとき、それを意識のなかで唱えます。常に、現在形の肯定的な表現をして、それが実現した状態をイメージします。これは、高次元の時間の性格と関係します。たとえば、「私は健康だ」「私は満たされている」など。もっと具体的であれば、なおよいでしょう。何も感じなくても、間違いなくすばらしい体験をしています。心身への効果は、短時日で自覚できるでしょう。一人一人が癒されることが、出発点です。

地球全体への癒しは、「私をエネルギーの経路として、地球とその全生命に、癒しのエネルギーを流してください」と、宇宙の「神」に頼みます。いま地球は病んでおり、このような形での参画が、きわめて重要であるようです。

瞑想を継続して、それが深まっていくにつれ、心身の浄化とともに、波動レベルの上昇と肉体のDNA構成の変換が始まり、アセンションへ一歩前進するでしょう。


では、また・・・

関連記事

別窓 | アセッション
超越
2008-02-11 Mon 20:42

地球の次元上昇と共に各個人も一緒に次元上昇して、素晴らしい新時代を生き抜くための方法です。

   ・ プラス思考を心掛けましょう。
  ・ 大自然に感謝しましょう。
  ・ 積極的なことを想いましょう。
  ・ 意識を地球全体・人類全体に向けましょう。
  ・ ゆっくり深い呼吸を心がけましょう。
  ・ 本来の自分は宇宙神と共にいるとイメージしましょう。
  ・ 人は本来神そのもの、神の分身であったということを思い出しましょう。
  ・ 自分の遺伝子を目覚めさせるため、本来の姿である「我即神也」と宣言しましょう。
  ・ ( 差し迫ったアセンションを無事乗り越える為に、「アセンションする」という明確な意図が必要。)
     (アセンションを果し天変地変から人類を救う方法は、「神様に対する感謝の心と祈り」で、地球の調和を回復すること。)
     ( 休眠状態のDNAを目覚めさせる為に、高次元の意識である本心との一体化を宣言することが必要。)
  ・ ------ 。


   《 精神世界の本を読む時の注意点 》

    ・ 精神世界の情報は、「表面的・顕在意識ではなく、心の奥の直感・本心の心に合わせて選択し、吸収してゆく」ことが重要。

    ・ 第一直感を大切に。 迷った場合は、最初に浮かんだ考えを実行すること。後からの考えは、業想念波の影響で、マイナスの

結果になりやすい。

    ・ “知識”より“知恵”を得ることが大切。

    ・ 「青い鳥」のように、ネットサーフィンして手当たり次第に情報を求めて自己満足したり、精神的な安住の地を得る為に右往

左往して「精神世界オタク」になったりしても得た情報によって却って心が混乱し不安が広がるだけで、難行の割りに安心立命を得たり魂

の進歩に繋がりにくい。

    ・ 焦らず、マイペースをモットーに。

    ・ 情報をよく吟味し、心の奥の直感・本心の心に合わせて、「これは正しく今の自分に必要」と納得できた情報のみを吸収する

ように。

    ・ “とんでも本”的な情報を、無理して信じようとしないこと。

    ・ 情報を充分精査すること。

    ・ 時には、「外からの情報」を無視し、今まで得た情報を自分の中で「そしゃく」し、吸収する必要な時期がある。

    ・ あくまでも情報は、自分自身の魂の進化に役立つものだけにしましょう。

    ・ 真理を見出し、身をもって実践・体得していく事が大切。実践しなければ宝の持ち腐れです。

    ・ 物事の奥の真理を学び、心の目を磨き上げ、真理を体得していくことが大切。

    ・ チャネリングの情報には相互に相違した内容があります。比較的低次元の世界からの情報か、極度に進化した宇宙根源からの

情報であるかによって矛盾した事柄があるかもしれません。より高い純化した世界からの情報を受け取りましょう。

    ・ この世界で飛び交っているチャネリングなどに由来する情報の多くは、情報源の精神性・神性の進化レベルに相応しています

。低いレベルからの情報も多く、誤解や混乱をきたす恐れがあります。 地球を破滅させようとする異世界のネガティブな存在達もおり、

波長を合わせてしまうと、巧妙に操縦されてしまう恐れがあります。

   ・ 魂の進化の為に、あくまでも地球人類自身でアセンションを乗り越えることが大原則で、精神世界からの援助はヒント程度のサ

ポートのみと認識することが大切。

    ・ 人類の波動を高めて、アセンションもさせてくれる、というような「宇宙人待望」はあり得ないことと意識すること。

    ・ 予言は外れる為にある。予言は“警告”、“メッセージ”です。
 
    ・ 真理を自分自身で見出し、自分の運命は自分で開いていくこと、自立する精神が何より大切。
 
    ・ チャネリングの情報・メディアやインターネットの情報を鵜呑みにしないで、心の奥の直感・本心の心に合わせて自分自身の

魂の進化に役立つものだけを取り入れましょう。

    ・ 究極的には、一人ひとりが、宇宙に遍満している“真理”を自分自身で直感的に読み取る事です。いつの日か実現出来るでし

ょう。


   フォトンベルトに触れた全ての物質は、原子レベルにおいて根本的に変容すると言われています。
   3次元世界と他の高次元世界との境界が薄くなって、高次元か らの光=波動が絶えず流入しています。
   この光は次第にその光束を拡大し、地球 上の物質の密度を希薄にし続けています。人間への影響は、浄化エネルギー波動によって、

想念を事前に向上させない場合は、自己崩壊が起こります。この現象に対応するには、自らの意識の変化により、肉体自身をその光の波動

に合わせることです。つまり重い体では耐えられないと言う事です。この場合の対応には感謝と 瞑想が特に効果的です。
   地球における悪い想念が人類全体に影響しています。  
   宇宙の根源は創造=光そのものなのです。その分身である皆さんが光でないと言い切れますか? 自身の存在について、疑問として深

く考えた事がおありですか?   自分は何者なのかハイア-セルフに聞いてごらんなさい。貴方のレベルでは目で光を見ることは難しい

のですが、私達には貴方がたの身体から光が発しているのを見る事が出来ます。これは貴方がたがオ-ラと呼んでいるものです。 
   「オオミソギ」或いは「アセンション」の際には,意識の低い人達 が存在出来ない様に述べておられますが、
   「アセンション」とは、生命体が創造の法則によって義務付けられている進化プログラムに沿った霊的次元上昇のこと。今回3次元

から5次元に移行すると、人間は驚異的な霊能力に目覚めると言われています。
   感謝瞑想とは、瞑想の一形態で、愛を与えて頂いている全てのものに対して心から感謝をするために、マントラであり、真言である

「ありがとう」を唱えるものです。これを行うことにより、宇宙エネルギ-が人間の体内に取り込まれ意識が上昇すると言われます。
   新しいエネルギー時代は、フォトンエネルギ-時代と呼ぶことが出来ます。
  太陽の磁気場が、新しいタイプの次元間磁気に変換されなければならないことを意味しています。従って、貴方がたは地球の電気場、

磁気場、引力場の変換を期待するべきです
   フォトンベルトの中に地球があるとき、バッテリであろうと、電気回路であろうと動作しない。フォトンエネルギ-への電気機器の

代替えがなされます。
   フォトンをエネルギ-源として使用する方法を早急に確立する必要性に迫られています。このフォトンをエネルギ-源に使用すると

、いわゆるクリ-ン・エネルギ-なので大気を汚しませんし、宇宙に無尽蔵に存在すると言うことで、使い切れません。
   フォトンベルトが浄化作用を起す。自己所有意識は誤った概念、原始的自己保存の本能。
    我が太陽系は我々の銀河系中心太陽の周りを26,000年に一周する。 
  惑星の電気場と磁気場の崩壊が発生するとき、同様にして地球の全ての原子が変換されることを可能にするでしょう。貴方がたの身体

の原子は、新しい身体の種類に修正されます。身体が準エ-テル体になるのです。そして、貴方がたの周囲の意識のベールは、取り除かれ

ます。貴方がたは、もはや第3次元の制限ある現実には住んでいないでしょう。貴方がたは、今銀河光線の現実に住む人類となるでしょう

。この銀河を通して貴方がた人類が知識と保護を拡大することを、最初にリラ星座に残して以来の意味合いを持つ物理的、且つ、霊的な贈

り物をいまこそ受け取ることでしょう。貴方がたは、第5次元に里帰りするプロセスを始めているでしょう
    「フォトン効果」
  化石燃料依存の終りを可能にするでしょう。   フォトンビームパワー装置を使うことが出来る様になります。
  貴方がたの霊的能力がフォトン効果によって高められる次の段階に入るでしょう。。
  宇宙家族への帰還は、貴方がたの宇宙と地球空間との関係における重要な変更に注目しましょう。
  貴方がたは、25,000年前のレムリアの時代にシリウスの保護下にあった様に、リラ/シリウス文化とは縁が深くなる可能性があり

ます。
  真の地球の歴史を理解するでしょう。
  失われた全ての意識能力を回復する機会を持つ時でもありましょう。接近しているフォトンベルトは、貴方がたが知っている様な現在

の文化の終結を示すでしょう。更に、フォトンベルトの訪れと共に、10,000年以上にも亙った制限された意識、及び、負の階層型政府

の制御は終了します。(アトランティスの終わり以来存在した) 遂に貴方がたは現在、貴方がたを真の驚くべき時代に導くであろうグロ-

バルな魚座の文明の最後の期間にあります。
  貴方がたは、同様にして真の自己を発見する最中にあり、そして又貴方がたの真の自己 ( ハイア-セルフ) が、多くの霊的能力を理解

し利用することが可能になります。そう、テレパシー、及び、念力のような霊的能力、透聴、千里眼等が、全ての人間の形成する遺産とな

ります。貴方がたが、如何にして他のものに感情移入的関係になるかについての新しい概念を継承し、又如何にこれらの正しい人間関係が

平和で注意深い方法で貴方がたの社会を管理する際に、建設的な実践を決定するかである。個人と社会の変化に関しては、更に安全である

とされており、又、適用され得る新しい技術と新しい科学になります。事実上、全ての新しい惑星、全ての新しい銀河文明、及び全ての新

しい銀河人類は、いま生まれようとしています。

   「フォトンベルト対策」
 全ての生命体の起源から現在まで、我々地球人類は宇宙根源のシステムによる、必然的な進化途上にあり、フォトンベルトとの遭遇によ

る、第5次元への進化は避けられない事態であると言えましょう。フォトンベルト効果により生命体の身体が原子レベルからの未曾有の変

化をして、準エ-テル体に移行すると述べられていますが、準エ-テル体になれば、霊的能力が向上するだけでなく、睡眠は1-2時間で

十分であり、食事もまた同様に、今迄の様に十分に摂取する必要がなく、水だけで1ケ月も生きられる報告があるものの、不確定な情報の

みで楽観的に考えるのは如何なものでしょうか。フォトンベルトとの遭遇後、即座に準エ-テル体に移行する人々もいれば、遭遇前に移行

が開始される人々もおられる筈ですし、今までの人生において、スタディが不十分であった人々は、当然準エ-テル体に移行し難い状態に

なると推測されます。先のことは、全く不明瞭な状態ですが、各人が考えられる限りの知恵を絞って対策案を練り、多くの人々が一人でも

多く移行出来るように、準備しておく必要があると考えます。以下に、一般的な対策案を示します。しかしあくまでも一時的な対策です。

他人にフォトンベルトが来るなどと言っても、直ぐには信じてもらえない筈なので、地震対策などの名目で話しかけ、出来るだけ、隣近所

と協力をして備蓄の準備をされるのが好ましい。

 意識
 :フォトンベルトの到来を、恐いもの、良くないものと考えて、心が動揺することは避けましょう。人間の自我は安定のみを求めて増殖

してきているので変化を恐れます。宇宙のコミュニケ-ションは波動による交信です。従って、多くの人が恐れの想念を持ち発信しますと

、それが増強されて震災の規模を拡大してしまうので、過大に考えず、また過大な期待をせず、現在より良くなるものが来るのだと考える

べきです。青虫が周囲の物事を気にせず、黙々と若葉を食べて、いつの間にか美しい蝶々になる様に、母なる大地地球に感謝を込めて、何

回も「ありがとう」と言ってみませんか。宇宙への感謝、無限なるものに対する無条件の感謝のみが、地球人類を大変換に導く事が出来る

ものだと私は思います。 
  従って、ガイアの波動の上昇に合わせて、自分の波動レベルを十分に高めておけば、3次元の世界で何が起こっても、あなたの肉体に

は障害は生じないでしょう。
一部の予言書等に述べられている宇宙天使等による「救助」はないでしょう。

----------
 



 + 光の十二日間の第一日目は2000年の夏至から始まり、最後の日は2012年の冬至ということになります。
 + その一年の中でもエネルギ-が最も強烈なときがあって、それは前半の6年間(2000~2006)は夏至、6月22日です。
 + そして後半の6年(2007~2012)は12月22日、冬至のあたりです。
 + ですから2001年から2006年までは、夏至を真ん中とした3か月間、5月、6月、7月というのが一番エネルギ-が強烈にな

る月だと思ってください
 + そして、2006年が過ぎて2012年までは、冬至をはさんだ3か月間、つまり11月、12月、1月に最も強烈なエネルギ-が

やってきます。
 + 光の十二日間に書かれている第一日目に起きることは、光の十二年間の第一年目に起きることだと考えてほしいのです。
 + 最初の6年間は夏至、最後の6年間は冬至がスタ-トです。
 + そしてこの12年間のサイクルの4年目から6年目、つまり2004から2006年には、葛藤が最も強烈になります。

※ 受取るメッセージは、本人のその時の霊的レベルに応じた世界からのものであるので、高次元でない場合、予言が現実と異なってくる

ようです。
  今日までのほとんどの予言者の内容が現実と一致しないのは、チャネリング先が宇宙根源に近い高次元からのものでないからと思われ

ます。また近年急速に真理に目覚めた人類の増加によって、地球の波動が高められ、幽界以下の低波動世界が浄めれれ、結果的に地球の軌

道修正がなされてきた為と思われます。
* 今後も人類の意識が高まる程度に応じて、地球の未来は以前から予言されていた状況から大きく改善され、すばらしく進化した地球が

誕生することになると思われます。
* 我々は、宇宙人やイエスキリストの再臨による「救助」を当てにする前に、まず取り組むべき課題が、自分の波動レベルを宇宙意識に同

調しておくことが大切です。(過去何回もあった「アセンション」等の地球的規模の大異変の時は宇宙機等上空からの「浮揚光線」によって

引き上げられ救出されたことがあったようですが、今回は、第Ⅳ環第7劫が完了し新たな時代、第Ⅴ環第Ⅰ功が始まる為、自分の魂の進化

を成功させ、是非他力に頼らず自らの努力で卒業すべきでしょう。)3次元の肉体のまま、地球変動の全過程を潜り抜けて、「原始に戻っ

た」地球で生き続けることができる可能性は、今回は残念ながらないと言われています。 肉体的な救済に想いが集中しているようでは、

いつになっても進化向上しないと思います。
* かといって物質的肉体が滅んでしまっては、目的が果たせません。物質波動を5次元以上の神霊波動により近いレベルに高めたうえで

、高度な精神性と一致したユートピア世界を顕現することが是非必要です。
* 一人のイエスキリストや超人だけでは決して地球人類は救われないと言われています。個人個人の意識の向上、波動昇華のみが今回の

アセンションを乗越える条件でしょう。
* 今地上には、さまざまの地球の過去の伝統や霊統、あるいは地球神界、地底王国シャンバラ、惑星連合、銀河連合、宇宙連合など、近

辺宇宙や神霊界から、さまざまな代表達からのエネルギーとメッセージが降り注いでいるようです。
* これから起こる、何万年に一度のビッグイベントを無事達成出来るよう陰ながら応援しに来ているそうです。
* 太陽系が黄道十二宮の魚座から水瓶座に移ることによって、地球はこれまでの「分離」と「二元性」が支配する相対性の物質文明世界

時代から、「統合」と「調和」の精神文明の時代に入っていくのだそうです。
*“様々な角度からの多次元的な情報を理解しておくことは、これからますます大切なポイントとなるでしょう。
* 来るべき宇宙時代の到来を迎えましょう。

以上で終了です。

関連記事

別窓 | アセッション
地球の次元上昇
2008-02-11 Mon 20:41

Ⅳ.次元の上昇

太陽系惑星で最も進化の遅れた地球で、約13,000年ぶりの大飛躍のチャンスを迎えた今、是非とも真の宇宙人類まで成長したいも

のです。
   我銀河系の同胞たちと共通のテーマである、「二元性と分裂」から「統合」を、今回我地球人類も学び取る大いなるドラマのクライマッ

クスを迎えようとしています。
 
 ※  地球人類は銀河宇宙の中では、他の惑星人に比べ、霊的に多くの体験を積んでいるそうで、アセンション後の人類は大いなる成長を

習得することになるようです。地球人類ほど多くの天体からの移住人類による雑多な惑星は少ないようです。しかも繁栄と滅亡を限りなく

繰り返し、あらゆる経験を積み重ねてきた魂の持ち主が多く、今回のアセンションを無事乗り越えれば、素晴らしい人生を謳歌できるよう

になると思います。
  ※ 自分の波動エネルギーを上昇させれば、3次元世界のすべての苦難を受けなくなると言われています。

  “惑星ニビル”(謎の惑星X、クラリオン、ヤハウェ)

  NASAの極秘文書
   ・ 惑星ニビル(褐色矮星)の接近による地球のポールシフト・自転停止・大地震・大津波・火山大噴火等の危機が,2,003年にあっ

た。
      ⇒ ニビルの異常接近による直接的な悲劇は回避された。
   ・ 太陽系に与えた影響
     ・ 地球上の火山・地震が倍増。
     ・ 海王星・冥王星 ⇒ ポールシフト発生。
     ・ 木星 ⇒ 磁場倍増。
     ・ 火星 ⇒ 大気密度倍増。
     ・ 金星 ⇒ 磁場変化大。
     ・ 月  ⇒ イオンガス発生。生命放射波動倍増。
     ・ 太陽 ⇒ 磁場倍増。コロナ流が4割増。
     ・ 太陽系全体 ⇒ 太陽系宇宙空間電荷量4倍増。
     ・ 地球の次元上昇の為のリセット。~地球の進化が加速。
   
 “次元上昇中”(2,000~2,013~2,026年)
  下記の事が言われています。
    ・ 地磁気の減少。 将来ほぼゼロになる。
    ・ 世界的規模の飢餓・病気・対立等。
    ・ 影の軍団、ネオ、アンチキリストの横行、最後のあがき。
    ・ 地球温暖化。
    ・ 波動調整による個人的カルマの浄化現象。
    ・ 精神波動調整による情緒不安定。
    ・ 想念(悪・良共)の現実化の迅速化。
    ・ その他 
 * 「シューマン共振」は現在の14HZから2,012年に22HZ二ヘルツまで上昇。
  《DNAの組み替え発生状況》
    「シューマン共振」の上昇により、DNAの回転速度も上昇。 
      ⇒ 「フォトン・エネルギー」は左回りで、生命体のエネルギーの正常磁場が右回りの為、DNAにこのエネルギーが入ると、螺

旋がほどける現象が起こる。
      ⇒ DNAの螺旋変換発生。~ 身体的変化:高熱、風邪のような症状、だるさ、眠気、イライラ、感情的キレ。
        左回りになっている間に、DNAにはどんどん「フォトン・エネルギー」が入る。
      ⇒ 周波数が上がると右回りになり、「フォトン・エネルギー」を体の中に取り込む。人間の体は、半物質化してしまう。
      ⇒ 睡眠、食事必要性減少。DNAの組み替えが起こる。体の周りのオーラ・エネルギー(生体磁場)がだんだん見えてくるように

なる。 

“次元上昇後”(2,013 ~2,026年以降)
  下記の事が言われています。
    ・ シューマン共振周波数の増加 ⇒ 2,013年に22HZ。
    ・ 世界中にある次元の扉のうち日本の扉が開く。
    ・ 脳の中央にある“松下体”「第三の目」の開花。 ⇒ “霊眼”機能復旧。 
    ・ オーラエネルギーの増加 ⇒ 霊体質化
    ・ 5次元化した霊体新人類に変容。⇒ 霊界的活動可能。
    ・ 眠っていた神聖遺伝子の復活。 ⇒  超能力者。 
    ・ 驚異的な霊能力発揮。 ⇒ 他次元世界との交流可能。
    ・ 超能力の顕現。⇒  日常生活で超能力発揮。
    ・ 個人個人で、ハイアーセルフの仲介を通して、いつでも創造主とコミュニケーション出来る。
    ・ 食事の目的意識変革 ⇒  エネルギーは食べ物からでなく、天からの生命エネルギーを各自取込む。
                       食事は、コミュニケーション目的。
    ・ 貨幣経済の崩壊、等価値制度への変容。
    ・ 神権政治・社会の確立。
    ・ 等価値
    ・ 生命磁場をどれだけ共有出来るかで、社会的評価をされる。
    ・ 自然環境の回復。
    ・ 地球人口の適正化。(約1/3)
    ・ 地下シャンバラの住民の地表への再現、地上人類へのアドバイス。
    ・ 宇宙文明誕生。 ⇒ 再度地球に宇宙的文明開化。
    ・ 日本中心世界の誕生。 ⇒ 世界の中心、日本。
    ・ 大調和世界誕生。
    ・ 宇宙連合加盟。
    ・ 宇宙科学文明の開化・地上天国的世界顕現。
    ・ 地球は元あった銀河系の重心近くへテレポーション。代わりに現在の地球と同等以下のレベルの惑星がテレポーションで仲間

入りする。
    ・ 将来も人類は大宇宙のなかで、宇宙と調和した生き方を身に着けるため、神との一体化を図るために相応しいスタディの場で

ある惑星で、進化し続ける。
  
    

Ⅴ. 《 アセンション・次元上昇への準備についての、宇宙連合からのメッセージ 》

  ・ “心の調和“を心掛けるように。
  ・ 地球に生まれる前の自分のプログラムしてきた役割に気づき、意識を変換するように。
  ・ プラス思考を心掛けるように。
  ・ 大自然に感謝するように。
  ・ 遺伝子を目覚めさせるため、瞑想・祈り・深い呼吸を行い、命の宣言をするように。
  ・ ------。
  ※ 詳細は別ページ “宇宙からのメッセージ”を参照願います。   ⇒    
  ※ 高次元の存在者からのメッセージは最近世界的に急増していますが、冷静に受け止めましょう。
  ※ 肉体経験を積んでいない高級神霊からのメッセージは地球人類にとって、現実的に実行し難い内容が多い。素晴らしい真理のメッ

セージではあっても、ほとんど具体的な方法が示されていません。一般庶民にとっては心が浄まる事はあっても、簡単に実行できる内容が

ありません。


   臨界点に達するための最低人員、14万4千人の霊性・神性に目覚めた人を、
  その日が来るまでに誕生させる必要があると言われています。

 ※ 《臨界点》
   ⇒ 臨界(臨界点:クリティカル・マス)とは、気体、液体の境界がなくなる(表面が消滅する)点(温度、圧力)

   《144,000》
   ⇒ 地球に存在する経絡:ツボの数。⇒ 完全に開花した時点が地球の臨界点。 ⇒ 地球の次元上昇。
    ・ 人類の集合意識、共通意識から集合意識に働きかける数霊。
    ・ “百匹目のサル現象”世界中の人類に情報が伝播する。
    ・ 144,000人の“アバタ” 
        ⇒ 太古他惑星から地球に移住した神性を秘めた、目覚めた人。
        ⇒ 間もなく到来するアセンション時に、多数の地球人類を無事乗越られるよう、目覚めを促し、地球波動を浄化する使

命をもった人。
        ⇒ “聖白色同胞団” (ワンダラー) : 太古から、地球救済の使命を担った集団。 

   《シェルドレイク博士の理論》  
     * (ある島で芋を海水で洗って食べる習慣を身に着けたサルが、一定の数に達した時、遠く離れた場所にいたサル達が同じ行

動をする現象。
      ⇒ 形態共鳴、形而場共鳴化現象 ---  認識された形の場が一度出来上がると、時間・空間を超越して“形態形成場”の伝

播が生じる。
(100匹目のサル)

    ・ (超古代に銀河系宇宙から水の惑星地球に飛来した、ヤハウェを中心としたリラ系種族の移民団の人員数。)
    ・ 宇宙から飛来した天孫降臨民族。
    ・ 地球人類救済のために、使命を持って地球に生まれてきた、大光明霊団(聖白色同胞団)の人々。
    ・ 現代は、地球人類の苦悩の歴史がいよいよ終焉する時代。
    ・ 地球創生の担い手の先人となるこの度の144,000人は、その遺伝子(DNA)に託された記憶を蘇らせる。
    ・ 幾前世からの魂(遺伝子)に刻み込まれているミッション(天命)、本来の“我即神也”の真理を思い出し、個人・人類・地

球の次元を高め上げることが出来る。
    ・ 集団規模のキリストの再臨。 = 14万4千人の神人、による祈りによって、地球の幽界の波動が浄まり、地球の次元が上

昇、地球が破滅せず無事高次元エリアへ移行できる。
    ・ 現代では、数人の聖者賢者・キリストが再臨しても、世界を平和にすることは出来ません。集団規模の目覚めた人が世界を動

かします。

   

関連記事

別窓 | アセッション
アセッション(11
2008-02-11 Mon 20:40

Ⅲ.アセッション 
  綴りは ascension。英語です。
 「上昇」の意味ですが、the Ascension と大文字で書くと「キリストの昇天」を意味することになります
 “次元上昇”と解釈しています。
 “生物学的変容---意識の焦点の変化”を意味します。
 “周波数と意識の焦点の変化”を意味します。
 “自分の肉体細胞を含む全てのエネルギー周波数を上昇させること”を意味します。
“地球(ガイア)とともに「次元上昇」すること”を意味します。
進化プログラムに沿った霊的次元上昇のことです。
 フォトンによる変革は、臨界点に達するまでは共鳴が生じないため、近ずくまでは際立った変化は生じないようです。

※ ガイア・アセンション --- 地球と共に人類も一緒に次元上昇すること。地球の変化に応じて、人々の意識が宇宙意識に変容、覚醒し

ていく。* 地球の宇宙アセンションを無事完了するためには、日本中、世界中、地球規模の目覚めた人類が絶対必要条件と言われていま

す。
* 臨界点に達するための最低人員は、14万4千の霊性・神性に目覚めた人です。
* 地球世界を救うのは、一人の大聖者ではなく、多数の小救世主です。
* キリストの復活・再臨とは、我々一人一人の心の中に聖者であるキリスト意識が蘇り発揮していくことです。
* 地球の業想念波動を浄める愛と光のエネルギー、宇宙に届く地球規模のアセ ンションエネルギー波を創り、浄化エネルギーコアを起動

させ、地球のす べてのレイラインと意識・エネルギーを活性化していくことが必要です。
* 銀河の中心部との共時性(シンクロニシティー)が必要と言われています。

“2極化の進行”

  ・ 物質的人間と精神的人間、大自然を感謝できる人と出来ない人、祈りをする人としない人、 幸福な人と不幸な人、勝ち組と負け

組--- 等、2極化が進むと言われています。
 
  <A> 進化の軌道に乗った、グループ
     ⇒ 精神的・霊的覚醒が進み、真理に目覚め、幸福感に満ち、すべてに感謝しながら恵まれた環境条件の中で生活する人々。

  <B>  進化の軌道に乗らない、グループ。
     ⇒ 物質主義・旧来の思想・価値観に縛られて、そのまま固執し続け、精神的・霊的覚醒を拒んでいるか、真理に無関心で怠惰

な生活をする人々。
       自己中心的、自己破壊的な人々。

  ・ 地球のアセンション完了時、魂の成長度合い等によって、新しく生まれ変わった高次元の地球に留まるグループと、霊的成長度合

いが未熟な為、まだ現在レベルの学習が必要な為、現在の地球と同様な霊的レベルの惑星へ転生するグループに分かれます。
  ・ B:Aの比率は、古文書や予言書、宇宙からのメッセージによれば、約数十対1でしたが、近年改善され、約5対1、更に現在は

3対1程度になると言われています。今後、残された時間で、目覚める人が増えればその分だけ更に改善されると思います。
  ・ 現象的な転出状態は、天変地変による災害や事故、流行病等外部的要因もありますが、内部的要因によるものが主流になると言わ

れています。
  ・ グループ化は決して差別ではなく、宇宙の法則どうりの情況、各自の魂の選択により、最も良い修行の道を選んだ結果になるそう

です。
  ・ Bグループの一部は、次に訪れるアセンション時(2万6千年後)に、霊的進化を成し遂げ、次元上昇した世界の住者になれると

いわれています。

  * 「霊主肉従」:想念が霊性に最低限約6割以上、肉体に約4割以下でなければ、次のステップへは移行出来ないようです。
  * 現在の地球人類の平均的な進化レベルは、宇宙全体からみると、小学生だそうです。今回のアセンションを乗り越えると、中学生

になれるとのことです。
 
“ 地球の波動の精妙化 ”
   ・ 今後急速に、地球の波動エネルギーが上昇し、地上界全ての物が精妙になってきます。 
   ・ このため、全ての変化が今以上に早く激しくなるでしょう。
   ・ 暗黒想念波動によって、予言されていた状況が現象的に表面の物質界に顕れ地球壊滅の寸前迄、行く直前で、
    光明波動によって、回避されたとのことです。
   ・ 今後、おおいなる人類進化の道を歩み始めるでしょう。

“ 想念波動 ”

  ・ 今後、地球界の波動の精妙化に伴い、想念エネルギーの現実化作用の迅速化が進行します。
  ・ 想ったことがすぐに顕れやすくなるそうです。
  ・ 恨み・妬み・ 否定的な想念は今後、すぐに数倍になって自分自身に帰ってくるようになるそうです。
  ・ 光明的なことを想うように心がけましょう。

“ 物質文明から霊性文明・神性文明の幕開 ”
 ・ 今後、地球界の波動の精妙化に伴い、二元対立、相対的世界文明、から本来の霊性文明の時代へ、更に神性文明の時代へ移行し始め

ることと思います。

“ 他世界からの応援 ”

 ・ 今、地球が大転換を迎えようとしています。
 ・ 地球が無事次元上昇出来るかどうか他の進化した惑星人が非常に関心をよせているとのことです。
 ・ 大イベントが無事成功裏に進行されるよう、愛の光の放射や気づきのメッセージ等で応援してるそうです。
 ・ 核戦争などを起こさないよう、陰ながら援助しているそうです。
 ・ 核戦争は宇宙全体に非常に悪い波動を撒き散らしてしまので、何とか食い止めようと、地球人に気ずかれないようにエネルギーを放

射されているそうです。
 ・ 神界・霊界からも愛のエネルギーを放射されているそうです。
 ・ 特に地球の地底にある光の都市(シャンバラ)の聖者的住民達からの応援が強力なようです。
 ・ 時期が到来すると、イルカ・クジラ目の動物が何かと協力してくれるようです。
 ・ 神界・霊界の聖者賢者や次元上昇達成の使命を持った世界各地にいる目覚めた人々によって、暗雲に包まれていた地球上の幽界の浄

めが達成されてきました。
 ・ 今回こそ、無事次元上昇出来るかどうか微妙な状態が継続していましたが、目覚めた人達の増加によって、地球は無事新時代を迎え

られることになったそうです。
 ・ 但し、新時代の地球波動レベルとのギャップが大き過ぎる人々は、その人にとって、最も相応しい他の学習の場が与えられ、霊的進

化を続けていくといわれています。
 ・ 今後は、いかに苦痛少なく移行出来るか、いかに多くの人を目覚めさせるかがポイントになるようです。

関連記事

別窓 | アセッション
DNAの変容
2008-02-09 Sat 11:58

続き  そのⅡ

・ フォトン ⇒
  ・ 電子と陽電子が衝突する時に発生する粒子、光子、光エネルギー。
  ・ 光の粒子。光子。振動数は7.8ヘルツのα波
  ・ 電磁エネルギーの量子。
  ・ スカラー波の波動。時限軸ゼロ点で振幅する縦波の波動。その波動の粒子性の性質から見たものが光子。
  ・ 高次元の精神進化エネルギー粒子。
  ・ 高次元の生命エネルギー粒子。
  ・ 人体のDNAからもフォトンが放出されている。~ オーラ。
  ・ DNAがアセンション左右するマスターコード。
・ フォトンベルト
 ⇒ プレアデスの中心星:アルシオネを取り巻いているドーナッツ状の光の帯です。
  ・ フォトンベルトの中心の発振源は我々の銀河系中心にある二つのブラックホール。(大小二つのブラックホールの存在は過去に大

小二つの銀河が衝突し、一つの銀河系に合体したことを物語っている。私達の銀河系は中心を二つ持つ楕円銀河。) 
  ・ (1,961年発見:銀河系の中心を軸にドーナツ状に分布した電磁波が粒子の姿をしたもの。)
  ・ (1,961年冬至=マヤの暦で、銀河の夜明け:スターゲート オープン)
  ・ (2,012年冬至=マヤの暦の最終日)
  ・ 光子が帯状になっている状態。
  ・ 強力な光の帯からなる12の巨大なボルテックスで構成されている。
  ・ フォトンベルト帯は銀河中心から黄金比の渦を作り、濃淡の光子濃度のシマ模様となっており、その反射分節光が渦となって写っ

ている。
 ⇒⇒ 銀河の中心・宇宙究極の源から放射される、進化エネルギー、生命エネルギーの領域。
 ・ (厚さ約130光年)
 ・ (太陽系は約2万6,000年かけて一周、1万1,000年毎に突入し2,000年かけて通過。)
   (周期=25,827.5年) 
 * タイムウエーブゼロ理論によると、地球誕生から現在までの進化のサイクルパターンの解析の結果、2,012年12月23日(マヤ

の暦では、今の文明が終りの時となっている2012年12月22日) 「22日から23日にかけて」』に、時間が零となり、エネルギ

ー波動が変化して次元上昇が完了するといわれている。

・ フォトンエネルギーの作用全生命体を原子レベルから遺伝子レベルの変容、波動上昇を生じさせ、進化させる。
   高度な精神波動の帯。
⇒浄化エネルギー波動、“宇宙の浄化ゾーン”
  ・ 臨界点に達するまでは、共鳴現象が生じないため、特別な変化は感じられない。

 ・ 太陽系がこの光の帯に入る時代は、水瓶の時代。
 ・ この光に入る時代には、大きな変化が起きます。精妙な光で私達の意識は高く持ち上げられ、新しい時代へと変換されます。私達の

地球が、このフォトンベルトの中に入ったのは、1987年3月16日からの1週間で、以後年々期間が長くなっているとのことです。2000年

に太陽が入り、2013年までに太陽系がすっぽりと入るそうです。
 ・ 2,012年12月23日、マヤの暦の最終日と同じです。
 ・ 1,998年5月に地球は確実にフォトンベルトに入り始めています。
 ・ 以後断続的に進行しており、12の光の渦に順次入ります。
 ・ 地球と人類は3次元から5次元へ次元上昇します。
 ・ 私達は、水瓶座に入ると同時に、2,000余年続く光の時代へと突入しようとしています。
 ・ 聖書にも至福千年というふうに書かれています。
 ・ 1万3千年程前にはムーやアトランティス大陸が姿を消滅しました。
 ・ 2,012年の冬至には完全にフォトン・ベルトの中に入ってしまうと言われています。
・ 2,026年には、確実に新時代を迎えるそうです。
前述した様にベルトの中は高次元の振動周波数になっており、その領域に振動数の低い物質が突入すると、物質の振動周波数が急速に変換

され、未だかつてない大変換が行われる。その大変換を行う事が出来た全ての生命体は、より高次の意識的レベルに覚醒し、宇宙の摂理と

調和して生きるようになると言われています。
いはゆる“アセンション”が起きます。
 ・ 肉体を持って「アセンション」を達成し、「本来の自分」に戻るチャンスは、今しかないようです。
 ・ 「千載一遇のチャンス」です。
 ・ アセンション」は、地球(ガイア)とともに「次元上昇」します。

 ・ このフォトン・フィ-ルドは本質的には宇宙の多次元光エネルギ-であり、精神的な目覚めと成長を促す、触媒の役目を果たすとい

われています。
 ・ 一つ一つの細胞がフォトンの影響によって光に変換されていきます。
 ・ 2,000年からフォトンの影響が次第に顕著になり始め、2,003年8月太陽系全体が「陽」のエリアに突入、魚座から次第に

水瓶座の影響のほうが増加、人類の行動が男性原理から女性原理へ変化が始まった。

 ・ 「2012年12月23日、地球は「フォトン・ベルト」によってリセットされる」と、多くの科学者を初め、真理に目覚め始めた

人々、アカシックレコードの解読者、宇宙存在からのメッセージのチャネラー達によって伝達されています。

 ・ 地球全体がフォトン・フィ-ルドに突入しますので、全世界どこにいても、避けることは出来ないようです。
 ・ 自然界にある全てのものが、宇宙の多次元光エネルギ-を浴びることになるようです。
 ・ たとえば電子レンジの中に冷凍食品を入れて、スイッチを入れた状況を考えて下さい。時間とともに解凍され、味を損なわず調理出

来る状態に変わります。しかし生卵を加熱モードでスイッチオンしたらどうなるでしょうか。経験のある人はその凄まじさを実感したこと

でしょう。(実験したい場合はウズラの卵を袋に包んで下さい、後始末を覚悟のこと)。  レンジ加熱することで、美味しく食べられる

状態になる物なら、おおいに利用しています。 しかし、不適当な物もあります。  たとえが極端になりましたが、フォトン・フィ-ル

ドに突入した場合の人類も同様です。つまり多次元の高密度のエネルギ-を浴びた場合、その波動周波数に同調出来る器であれば、何の違

和感もなく、もしろ喜びを感じながら肉体波動も次元上昇しますが、同調出来ない器の場合は、ギャップが大きすぎて何らかの苦痛や障害

が伴ってしまいます。特にフォトンエネルギーは高度な精神波動ですから、天変地変や肉体的障害の発生はさほど激しくないと思います。

精神的諸問題による苦痛、情緒不安定等の障害により、自らの行動による他次元への移動等が主流になると考えられます。全世界、全人類

同時進行すると思います。

 地球は2,026年には完全に次の次元への移行が完了し、地球本来の元の宇宙の位置にテレポーションするようです。

魂的にまだ高次元の精神活動が出来ない人類は、自らの意思で自分の霊的レベルに相応しいレベルの惑星に生まれ変わって、学習を続ける

ようです。現在の地球の軌道に同様なレベルの惑星がテレポーションしてきて、そこで再び輪廻転生を繰り返し、次に訪れる13,000

年後のチャンスの、アセンションし易い時期まで住み続けるかもしれません。
 ですから、このチャンスを逃さないためにも、今のうちに同調出来る精神的体勢を準備することが賢明です。

 ・ 地球は過去約1万3千年毎に、フォトンベルトを何回も出入り、その都度少しずつ次元上昇してきてはいるようですが、いずれの時

も失敗に終わったようです。成功していれば高次元世界の地球が完成していたことでしょう。
 ・ 地球人類のアセンションが金星人等他の人類より順調に進歩出来なかった理由の一つは、心に深く刻まれ根付いている依頼心や恐怖

心が強かったためと言われています。
 ・ 地球のアセンションは、3次元から4、5次元への昇華。更に7つのレベルがある7つの次元を順次登っていくようです。
『・ 1次元は点。鉱物、水基礎イセンシコードを構成する原子。
 ・ 2次元は線の意識。植物、動物。自己意識、エゴは存在せず。
 ・ 3次元は物質世界。自我意識。分離と不調和の世界。
 ・ 4次元は超意識の世界。集合意識の再統合の場。肉体を必要とする上限の場。
 ・ 5次元は想念具現化の世界。
 ・ 6次元はキリスト意識、全体意識。全創造物の光言語所有。創造性のエネルギーを自由自在に表現する。
 ・ 霊的な進化は原子構造内の空間(原子・電子・陽子等の空間)が拡大。
 ・ 高次元になると意識の観点やチャンネルを切替え、テレパシー、ヒーリング、テレポーション等が普通に行える。』
 ・ 想念波動を光明波動にしておくことが、最も重要と思います。
 ・ 否定的な暗黒想念を持っていては、次元上昇できないようです。
 ・ 3次元的想念に固執してると、3次元のままの世界へと転出されるようです。(現地球の後に来る、現在の地球レベルと同様の進化

レベルの惑星に転生する)
 ・ すべての選択は、本人の自由と言えます。

“フォトン・ベルトによるリセット”つまり“大掃除”が始まっているようです。

今回のフォトンベルトによる大掃除(浄化作用)によって、地球のバランスが再び回復されることになると言えます。
 このエネルギ-は浄化作用がありますので、心の中にしまってあるものは何でも、隠しておけなくなってしまうようです。
宇宙の法則に反した、過去からの想念・行為の全てが浮かびあげられ、浄化し始めています。
世界中の政治・経済・社会全ての分野で今、急速に浄化が進行してきました。
浄化の姿・現象として個人的には、あらゆる種類の病気・精神的ストレス障害・ 災難・不幸な状況が、また社会的には、地球環境悪化、

地球温暖化、エネルギーの枯渇、食料不足、社会的各種問題(殺人傷害事件、金銭上のトラブル、事件・事故、人間関係、年金等の社会保

障・経済状態・他)、教育、その他きりがありません。)社会変革、世界的問題(戦争・テロへの恐怖・領土問題・宗教戦争・経済戦争等

)、自然現象(地震・台風・火山噴火、気象異変等も過去からの人類の邪悪な想念行為の浄化現象です)など、全ての分野で頻発していま

す。
これらの浄化現象「マス・アセンション」は、今後2,007年5月以降急速に起こっていくようです。2,007年9月末以降意識のシ

フト・創造的エネルギーが誕生し新たな時代に突入し始めるようです。
フォトンエネルギー波の影響が顕著にり物質の振動数が光の速度を超えるようになると、三次元の時間軸が崩壊し、地球は五次元の世界へ

移行していくようです。 
 下記に、フォトンベルトによる、予想される変化をリストアップしてみました。

《地球》
 ・ 地球自身のガイア意識の目覚めが始まる。
 ・ 地球のシューマン周波数が急速に増加。7.8HZ ⇒ 現在 14 ⇒ 2,013年: 22HZ。
 ・ 地球と人類の周波数(量子論でのレベルを超えた周波数)が上昇。
 ・ 地球磁気減少、急速な変動、崩壊。
 ・ 歳差運動・地軸の変動。2,012年末に歳差運動収束および地球磁場の大変動。
 ・ 三次元世界と4次元世界の接触。
 ・ 地球温暖化現象の加速。
 ・ フォトンベルトの高エネルギー領域に太陽系が完全に入りきると、地磁気の消滅、地殻変動(アトランチス・ムー大陸の浮上)を生

じやすくなる。
 ・ 地磁気、シューマン周波数等の地球のエネルギーは、地球人類の意識エネルギーによって流動的に大きく変化する。
《肉体》
 ・ DNAの螺旋変換が生じ、肉体の4次元化、半物質化。霊的化。
 ・ フォトンエネルギーによってDNAが活性化する。
 ・ DNAが目覚める。休眠中(約12本のDNA)が目覚める(数千本ON)。
     → 松果体・DNAの活性化。
 ・ 肉体の原子構造の劇的な変化。
 ・ 食物摂取量の減少化。
 ・ 睡眠時間の減少化。
 ・ 肉体細胞の原子構造の変化。
 ・ 頭痛・動悸・目まい・吐き気・耳鳴り・睡眠パターンの変化、等新たな症状。
 ・ 今まで見たこともない色彩が見えてくる。
 ・ インフルエンザに似た症状。 頭痛。痙攣。
 ・ 爪、髪の毛の成長早まる。
《精神》
 ・ 感情起伏激化。
 ・ 想念の現実化。
 ・ 思考の現実化。
 ・ 4次元意識への移行
 ・ 意識の次元上昇。意識の量子的跳躍。二元対立からの開放。
 ・ 宇宙の法則が地球の法則に介入。
 ・ 地球上の不調和波動の浄化、大掃除完了。
 ・ 三次元から順次高次元(5次元)へ融合・変容していく。
 ・ 宇宙意識が地球意識を変容。
 ・ 大衆レベルの意識変革の進行。
   ~ 対立意識から調和意識へ、 分離から融合へ、 エゴからエヴァへ、 競争社会から共生社会へ、 秘密から公開へ、 エコノ

ミーからエコロジーへ、 浪費社会から節約社会へ、 デジタルからアナログへ、 ・・・・・ 。
《社会》
 ・ 社会構造の崩壊。
 ・ 貨幣経済の崩壊。
 ・ 奉仕社会の確立。
《新人類》
 ・ “究極の真理”に目覚める人類の増加。
 ・ 波動の変化に乗り切れない人は、自らの自由意志・自由選択により、他世界へ移行。
 ・ オーラ・エネルギー増加。
 ・ チャクラの開花。松果体の再機能回復。
 ・ 新人類(バイオレット・チュルドレン、クリスタル・チュルドレン)の誕生・活躍顕著化。
 ・ 物に心が宿る。
 ・ 神と一との統合が始まる。
 ・ その他
【3次元世界から4次元世界へ変わる時】
 ・ 3次元世界と4次元世界が接触し始めると、4次元世界の事物が出現し始める。
 ・ 三次元意識が薄らぎ始める。
 ・ 四次元世界では、全てのものが自らの想念によって創造される。否定的想念を抱くと、三次元世界へ戻され否定的な状態になる。
 ・ 四次元世界に移行する時は、特に想念意識を平和な状態に保つことが非常に重要。
 ・ 恐怖心や否定的想念が湧いてきたら、即光明思想に切り替えることが何より重要。今から訓練しておくこと。
 * 詳細は、アセンション超越法を参照願います。

 * 以上の現象は、逐次最新の地球人類の想念・行為の状況に応じて、微妙に変更・修正・変化されています。
 * 2,007年9月以降地球の次元上昇が以前よりスピードアップするようです。
 * 地球人類の想念行為次第で今後の進行方向が変化する。
 * 事前の予言やデータ解析による予測と、今後生じるプロセスに変化が推測されます。
 ※ 今回の地球の大アセンションは56億5,600万年ぶりの規模。
 ※ 過去8回のアセンションに失敗、今回は是が非でも成功してほしいと、宇宙の先輩達や神霊方が望まれているようです。
 ※ 現象的には、今後2,012年年末まで世界的規模、全人類的規模での浄化現象(やや規模の大きい天変地変、小規模な戦争、民族

紛争、飢餓、病気等)が周期的に生じるようです。また最大の変化は、意識の変容で宇宙意識についていけない利己主義・唯物主義者等意

識の低い人は必然的に、本人の奥底の意思等により自然な形で淘汰されるようです。
 ※ 2,013年以降、2,026年年末までは、最後の調整があるようです。その後統合の世界へ入るようです。

 【マヤの暦】
 ・ 消滅してしまったマヤ人(ムー大陸沈没後、生き残ったムー文明人の子孫)が残したマヤの暦。
  ~ マヤ暦では、地球の公転速度、つまり一年の長さは365,2420日と しており、最新の正確な数値との誤差は0.0002日しかなく、こ

の数値は現在私達が使っているグレゴリオ暦よりさらに精密。
 ・ 彼らは2万5,640年を大きな歴史のサイクルとして考え、 それを5つに分け(1サイクルは5128年)、現在は最後の5つ目のサイ

クル。
 ・ 5つ目のサイクルのスタートは紀元前3,113年、終わりが 2,012年12月22日となっている。
 ・ これは、フォトンベルトが地球を覆う日と重なっている。
 ・ ミクロの命数も、2012年で、終わっている。
   ∴ 六徳⇒虚空⇒清浄⇒阿頼耶⇒阿摩羅⇒涅槃寂静
     10のマイナス19乗⇒  20乗⇒   21乗⇒   22乗⇒   23乗⇒   24乗
     平成      19年⇒  20年⇒   21年⇒   22年⇒   23年⇒   24年
            2007年 ⇒ 2008年⇒ 2009年⇒  2010年⇒ 2011年⇒ 2012年

関連記事

別窓 | アセッション
至福の世界は
2008-02-09 Sat 11:56

「今、地球のシューマン共振周波数(地球の呼吸)が、7.8HZから最近急速に増加してきました。
 (シューマン共振:宇宙からのエネルギー波と地球の磁気が共鳴しあって発生)
瞑想状態の脳波アルファー波と同じ7.8HZから覚醒興奮状態のベータ波の14HZまで上昇してきました。
つまり宇宙からの波動がまどろんだ状態から、新陳代謝が2倍になってきた状態が現在です。
すべての現象が以前の倍の速度で変化する状態です。

今、地球の磁気が、4ガウスから0.4ガウスに減少してきています。
今、太陽活動が急速に活発化しています。放射プラズマ量や太陽磁界が倍以上上昇しています。
今、自然界のみならず、すべての分野で様々な変化が生じています。 ----。
今、地球の存続に関わる重大な問題が差し迫っています。 

しかし今、
   人類の意識が目覚め始めています。
  地球を含む太陽系世界全体が、フォトンベルト領域に移行し、次元が上昇しています。
  ターニングポイントに来ています。
今日、「夜明け」の直前ですから、あらゆるネガティブなものが表面に現れ、大掃除が行われています。
  今迄の浄化作用が最終段階を迎え始めています。過去幾万年からの人類の誤った想念・
行動の膿みの内、浄化しきれなかった分が現れ消え去った後には新しい世界を迎えられると言われています。
過去すべての惑星が体験する“浄化”という“通過儀礼”を乗り越えれば、真の宇宙時代を迎えられるようです。
  世界人類が皆幸福感に満たされ、命生き生き充実した人生を歩み始められるようです。
食料・エネルギー・環境汚染・病気等全ての解決不可能と思われている問題が、宇宙子波動科学等の完成実践等で全て解決されるようです


現在人類が抱えている解決不可能とおもわれる諸問題(政治・経済・社会全ての分野)も解決されるようです。
 地球人類はライトボディー化し、人類愛深き超能力も開花するようです。
天啓を個人個人で受け取り、あらゆる問題は自分自身で解決することが常識になるようです。
神権政治が復活し、名目宗教は無くなり、資本主義社会は崩壊・貨幣経済は昇華し、等価値社会・奉仕する事が生き甲斐喜びであり、仕事

の目的となるようです。

地球の自然界全体も、大調和に満たされ、至福の時代を迎えることでしょう。
さあ、大宇宙と調和してみましょう。

  しかし、次元上昇時における浄化現象を無事に乗り越えるためには、人類が発している想念波動を宇宙レベル迄高める必要があります


暗黒想念・物質偏重・二元対立の想念から光明思想・精神霊性神性尊重・調和の想念へ、新の宇宙意識を持つことが絶対必要条件でしょう


過去からの積み重ねられてきたカルマを、浄め去り、高次元宇宙波動に同調させる必要があると言われています。
 
今から始めれば、苦痛少なく、次元上昇出来、真の21世紀地球人として引き続き生きていけると言われています。
フォトン・ベルトに意識をあわせ、そのエネルギーに同調し波長を合わせましょう。
宇宙からのメッセージを感じ取りましょう。人間と宇宙は一体であるということを思い出し、大自然によって生かされていることを思い出

しましょう。
 潜在意識が高い周波数にシフトしない限り、真理に気づき目覚めることは無いと言われています。
ポイントは“感謝の心・素直な心で、本心・魂の声を聞く”ということだそうです。
 感謝の心・周波数は、自我の波動を昇華されるようです。




もう時間は少ししかありません。覚悟を決めて、至福の世界へ移行出来るよう、少しの努力をしましょう。
各自が今、目を瞑って深呼吸して、奥の奥のまたその奥の本心の魂に、自分の今後の行き方を問い正してみましょう。千載一遇のチャンス

だそうです。新時代の地球に生き続けるか、それとも現在の精神魂レベル以下の他惑星へ移行するか、自由だそうです。選択権は各自に任

されていると言われています。
物質文明のままが良いと思い続けていれば、宇宙の法則により後者の世界へ、精神文明が良いと思い浄化行為を続けていれば前者の世界の

仲間入りになるか、どちらかだそうです。
中間はないようです。
今回のチャンスを逃すと次は約2万6千年後になってしまうようです。

関連記事

別窓 | アセッション
他の知性体)からのメッセージ
2008-02-09 Sat 11:55

「滅亡の危機に至っている地球人類にとって、彼ら(他の知性体)からのメッセージを心と耳を澄まして聴き取り実行していくことは、滅亡の危機から脱却する方法として、極めて重要なことでしょう。
 彼らも、地球人類と同様に過去において、何度も繁栄と滅亡を繰り返した末に、あらゆる困難を乗り越えて今ある大調和大文明社会を完成させてきたそうです。地球の兄弟星のような金星や、現在の地球の危機的状況と非常に酷似した経験をした銀河系の惑星人が、心からの愛の想いで、地球の危機の回避を祈っています。危機を他からの援助だけで乗り越えられるような生易しい状況ではありません。たとえ救済によって危機を脱出できたとしても、自ら宇宙の真理を体得し霊的に進化向上しなければ、卒業できるまで何度でも同様な危機に出会うことになるでしょう。

 地球人類が自立するために絶対必要な宇宙の真理を知る為の一つの方法として、彼らからのメッセージに心を澄まして受け止めましょう。

 彼らからのメッセージや、大自然からのメッセージ、あるいは宇宙根源の世界からの宇宙究極の波動を基に、地球人類自らが、真理に目覚め、物質主義社会から精神文明社会へ昇華し、平和な大調和した地球世界を誕生させようではありませんか。

 地球人類が真理に目覚め、地球人類より格段に進化・霊妙化した先輩宇宙人類と交流して、平和で充実した歓喜にあふれた生活を、地球人類が一日も早く送れるようになりたいものです。 

地球の危機の回避を祈っている、地球に縁のある先輩宇宙人類からの重要なメッセージを下記にまとめました。

1.《人類》
 ・ “人類一人一人が発する想念波動が、地球世界を良くも悪くもする”という宇宙法則が厳然とあります。
 ・ 人間は小宇宙です。
    ~ 人間の体の構造は、一つ一つの細胞がそれぞれの役割を果たしながら、調和しつつ全体である一人の人間として、生きていけます。宇宙も全く同様に各惑星が相互に調和し合って大宇宙の円滑な運行がなされています。
 ・ DNAには身体的特徴と、時を越えた転生の全歴史と、今後の歴史が含まれている。
 ・ 肉体は定常波内につくられた、二重の定常波によって組み立てられ、各自の身体意識の現われとして青写真のとおり形成される。
 ・ チャクラはエネルギー周波数変換器、貯蔵庫。
 ・ チャクラが一つに融合されることによって、肉体・感情体・精神体・スピリット体を同盟させ、エネルギーを調和させられる。
 ・ 融合チャクラは五次元エネルギーと共鳴し、身体フィールドエネルギーはハーモニクス、感情フィールドは愛、精神フィールドは知恵で満たされる。
 ・ 生命が自分の内部にあるということがわかれば、自分の疑問にたいする解答を自己の内部から引き出せるのです。
 ・ 五次元意識はライトボディーと共にあり、あらゆる行動のための適切な知恵を持った存在「アセンデッド・マスター」となる。
 ・ 2万6千年周期の後半、1万2千年の光の時代に入ると、内分泌腺(チャクラ)システムが開かれ超物理的存在や意識に対応可能になる。また大衆の意識がキリスト意識を受入れ易くなる。(地球人類の約1/3程度が高次の実在へ進化出来る)。
 ・ 人類各個人は、高次の自我(ハイアーセルフ)の更に奥の高次の自我、究極の高次の自我との一体化を目指し進化し続ける。
 ・ 誰でも自分の内部意識に集中し、瞑想、祈りを行うことで波動が霊妙化し、ハイアーセルフにコミュニケーション出来るようになる。
 ・ 特にチャクラを通した究極の呼吸法が効果的。
 ・ 宇宙に存在している各惑星に住む人類は、その惑星固有の進化度合いに応じた身体を保有し、精神文化や物質文明も原始的レベルから超進化レベルまで多種多様。
 ・ 物質的身体概観も、重力、波動等の影響でかなりの相違がある。基本的な機能・概観は同じ。

2.《宇宙》
 ・ 宇宙の始まりは、物質ではなく意識から始まった。
 ・ 人間の体の一部が、宇宙。
 ・ 宇宙には、宇宙創造の過去からの歴史がくまなく記録されています。~アカシック体。
 ・ 各惑星周囲は、創造以来すべての出来事を記録しているバイブレーションの繭(サイコスフィア)に包まれている。
 ・ アストラル体で訓練を積むことで、サイコスフィアへのアクセスが可能。
 ・ 各星々には固有のオーラがあり、そのオーラの輝きの度合いがその星の住人の霊性の高さをあらわしている。
 ・ 金星を始め進化した星の世界を地球人がみると、荒涼とした肉体人間の住める惑星ではないと認識されますが、地球人類の次元が上昇しすれば、素晴らしい文明社会を営んでいる状況を確認し、驚天動地することでしょう。
 ・ 人類の進化に応じて、時間と空間が短縮されます。
 ・ 各星に住む人類の霊的進化度(想念波動レベル)に応じて、時間・空間的遠近度が変わる。
 ・ 無限に近い星々が、皆自分達の軌道に乗って、相手の星の進化を妨げないように、生きていくことが宇宙の大調和を維持する上でも大事。
 ・ 大宇宙には進化の度合いに応じて、神そのものに近い人類や、科学文化と精神文化のどちらかが偏って発達した世界、原始時代的世界等各種の世界が存在している。
 ・ 多重化次元が宇宙。
 ・ 異なる惑星・銀河ネットワークの長老達によって構成されたアンドロメダ評議会連邦が、多数の惑星文明の平和と調和を監視。
 ・ 他の銀河系から非友好的侵入者が地球に侵入するのを監視。

 【 時間と空間 】
  ・ 時間と空間は、裏と表の関係。 
  ・ 地球から宇宙の果てと思っている光速以上の速さで遠ざかっている“特異点”以遠の世界は、タキオン空間で、虚時間空間。
 ・ 空間曲率が反転した光速以上の世界であるタキオン空間が存在する。

 【 生態学的視野 】
  ・ 観察者と環境を分ける二元論は、不要。 ~ 自分が大地を歩く=大地によって歩かされている
                                ⇒  歩くという行為は大地と我々との共同作業。
 【 原子 】
  ・ 意識進化の方向性を覚醒させられた力の次元。
  ・ 意識によって最初に作り出されたもの。

 【 宇宙規則 】
  ・ 他の惑星人類の進化に直接干渉はしない。各自の自由に任せる。
  ・ 最小限の指導、陰ながらの援助の範囲以内。

3.《宇宙科学》
 ・ “宇宙子波動生命物理学”の完成により地球も、真の宇宙時代の到来となる。
 ・ “神霊科学”も宇宙人と守護の神霊と肉体人間の三者一体で築かれる。
 ・ 宇宙子科学等はいきなり発見・出現するのではなく、大調和の心が浸透した人類達によって、守護の神霊と宇宙人との綿密な共同計画の下で着々と進められている。
 ・ エネルギーは精神波動を物質波動に転換させたもの。
 ・ 波動を自由に制御することで、必要な物は、全て、作り出します。不要な物は、消滅させます。
 ・ 宇宙科学は、精神性、霊性、魂、を真に高め上げるもの。
 ・ 

4.《宇宙機》
 ・ 円盤は一個の機械ではなく、生き生きした霊体であり、一つの天地。一人の人体と同じ。
 ・ 円盤に乗降船時、通常波動調整室で充分な調整を受けてから、乗降船する。
 ・ 次元の異なる世界への移動は、必ず波動調整が必要。
 ・ 円盤は宇宙エネルギーを制御利用した乗り物。
 ・ 円盤は機長の心波で操縦される。
 ・ 目的地の波動に同調させることで移動する。
 ・ 通常波動が精妙なため肉眼では見えない。

5.《人間》
 ・ 人間は大宇宙の縮図。
 ・ 約60兆個の細胞が相互に綿密に関連しあって各機能を果たし、全体を調和した状態を保つ。⇒ 宇宙と同様。
 ・ 人体のDNAの振動数を修正し高次のエネルギーを発現出来る。
 ・ 通常両性合体した状態、状況に応じ分かれる。両性具有者。
 ・ 通常人間のアストラル体は4×10(23)個の電子を含む。電子の寿命は約10(22)年。肉体の死・転生時に、アストラル体に含まれている約2割の電子が宇宙の電子と再統合される。残りは自分のハイアーセルフと再統合される。

6.《地球》
 ・ 地球が滅亡することは、宇宙全体に不調和の影響が伝わってしまう。宇宙のバランスを失わせてしまいます。
 ・ 地球人類は、現れている五感の世界のみが絶対であり、肉体に執着している。宇宙人は肉体を超越し、現れの根源は波動であり、波動を変えればいかなる物事も変滅し得ることを身を持って体験している。
 ・ 今は、地球人類が神我一体になり平和を樹立するか、肉体人間として全力をだそうとして滅亡してしまうか、どちらかです。
 ・ 生物圏の汚染は、人類の心を汚染するので、環境浄化に努めること。
 ・ 悪情報過多、明るいニュース、向上心を抱く等のニュースを主体に情報を流すべき。
 ・ 諸悪の根源はお金。同様に麻薬は更に悪影響を受ける。~ アストラル体にダメージを生じ、回復に数回の転生を要す。
 ・ 最大の脅威は、核兵器より物質主義。
 ・ 現在の地球は第一カテゴリーの惑星。(幼児期)。
 ・ 新時代の地球は5次元へ次元上昇する。
 ・ 古代の地球移住は、2つの主要グループ。
   ① 琴座星人   --- 琴座。13億光年、約13億年前2つの星から移住。権威的な役割。褐色、黒色。
   ② シリウス星人 --- 8.7光年大犬座。 約7億年前、4つの星から移住。初期から影響。
   他にプレアデス星団人(古代リラ人のグループ) --- 410光年おうし座の散開星団。 約6億年前、6つの星から移住。精神面・肉体面で最も近い同胞。アトランチス文明の基。白色。
      オリオン人   --- 450光年オリオン座。約6億年前、4つの星から移住。褐色。
 ・ 現在の地球人類は、約1万年前に移住した8正座の34種類の星人と、金星人と地球人との混血人種。
 ・ 古代リラ人等が猿人の遺伝子と自分達の遺伝子を掛け合わせ、当時の地球環境に最も適応する身体を創造。
 ・ アダムとイブを生み出す。
 ・ 意識の影が地球環境に反映される。
 ・ 地球のテクノロジーは精神的に遅れたもの。
 ・ 地球人類は非常に多くの苦難な体験を積んだ魂が多く、アセンション出来た魂は大いなる働きが出来る貴重な存在者。
 ・ 地球には多くの有用な資源がある為、新天地を求めている惑星人の調査対象惑星になり易い。
 ・ 現在地球は宇宙連合の保護監視下におかれている。 他惑星からの探検等地球霊王の許可がなければ接近できない。
 ・ 他の銀河系等から非友好的侵入者が地球に侵入するのを宇宙連合が監視。
 ・ 差し迫ったアセンションを無事乗り越える為に、「アセンションする」という明確な意図が必要。
 ・ 休眠状態のDNAを目覚めさせる為に、高次元の意識である本心との一体化を宣言することが必要。

7.《日本》
 ・ 日本=霊の元。 ⇒⇒ 日の本 ⇒⇒ 日本。  霊的にみると世界の中心。 地球誕生以来、地球を進化リードしていく使命が日本にある。
 ・ 日本=数十万年前、世界の政治・文化の中心。      
 ・ 日本のシンボル = 日の丸  霊太陽。  日本 = ひのもと。  他国 =よみのくに ⇒⇒ (夜)黄泉の国 ⇒⇒ 月。 

8.《救済》
 ・ 未開の惑星人類達を救済している宇宙人は、宇宙の法則に則して、「自立を育まない援助及び干渉はしない」。
 ・ 滅亡の危機から地球世界を救う為、かつて金星の指導者であった“釈尊”は、肉体身をもって自ら指導にあたった。
 ・ 大神様の計画に反し、分身である我々は、自由気ままに行動し、進化の道から転落する者が多数生じたため、彼らを救済するため、人類の救済指導・守護の役目を帯びた天使・守護神を送り各人の背後で陰ながら守り続けている。
 ・ 地球の危機に際して、滅亡を回避すべく援助をさしのべますが、宇宙の法則としての一線を越えた援助はしない。
 ・ 成長が遅いので気の毒と感じている。


9.《地球文化》
 ・ 地球で使っている言葉・文字・数字等は、他天体から移住してきた人類により、使用されていたもの。
 ・ 特にアラビア数字(0~9)は完全に同一。
 ・ 弥生文化は、カシオペア星人の文化。
 ・ 稲は、地球独自の植物で、宇宙エネルギーを高度に凝縮している地球人類に最も相応しい食料。
 ・ キャベツ・レタス・パセリ・オレンジ・小麦等の野菜類はほとんどが他惑星人が母星から持ち込んだもの。
 ・ バナナ、トマト、等の野菜・果物類は他惑星人が品種改良し、近代になってから更に品種改良されたもの。
 ・ やがて地球にも、太陽系やその他の星星との交流を行う時代が訪れるでしょう。
 ・ 現代科学に対しての警告 ~ 大自然の摂理を逸脱・冒涜する行為を止めること。 
   ⇒⇒ ① 核分裂を伴う全ての原子力は、地球の生物のみでなく宇宙全域に悪影響を及ぼす。
       ② 遺伝子科学はやがて、クローン人間まで造り出して、究極的に人類まで破滅してしまう。
             ~ 新種の奇病・難病等はこれらの影響。
       ③ 化石燃料による地球温暖化で、食料生産性が減少し食糧不足に陥る。


10.《地球の近未来》
 ・ 2,012年の年末迄に地球の次元が4次元に上昇、人類も同様に変容、新しい地球に変容する。
 ・ 物質拝金主義思想が180度転換、精神・霊性・神性への向上意識に変容してくる。
 ・ 宇宙子科学が完成し、エネルギー問題、地球環境問題等が解決してくる。
 ・ 戦争紛争等が鎮まり、政治経済社会の変革が始まる。
 ・ 2,026年以降、次元上昇が進み、地球人類の意識が大調和・神意識になる。
 ・ 銀河連盟の仲間入りをする。
 ・ 地球にも銀河連盟の指令部署が置かれる。
 ・ 地球世界の黄金時代を迎える。


11.《金星》 
『概要』
 ・ 太陽系で最も進化した人類がいる惑星。
 ・ 神霊の世界が顕現された状態。
 ・ 高次元波動でみれば天国のようです。地球レベルの波動でみれば高圧高温の荒地です。
 ・ 地球救済の根拠地。
 ・ 地球の兄星。最も地球人類の救済に真底注いでいる。
『過去』
 ・ 以前地球と同様な苦難な時代を経験、努力の結晶の結果、理想世界を完成。
 ・ 金星が崩壊寸前状態時に、先輩惑星指導者が、白色円盤で現れ、宇宙の真理と神性、宇宙科学の知恵を伝授、受け入れ、乗り越えられた。
 ・ 悲惨な戦争・破壊・疾病・退廃の限界に達したのち、悪徳政治リーダーが追放され、人道主義者や賢者が指揮をとり、行政管理全体に改革した。
 ・ 私服を肥やした為政者達は追放され、人道主義者達がリードし、虚栄心や権力欲が減り、全分野にわたって道徳が確立された。
 ・ 荒廃した天地を植林で復活させた。
『気候』
 ・ 金星全体の気候は、常春に制御。---動植物も調和しており、有益な種類のみ存在。
 ・ 人工的にコントロールし、快適さを維持している。
『都市』
 ・ 大自然と調和した7大都市で構成。
 ・ 金星の都市・住宅は、緑と花の街。
 ・ 空全体が円天井。適度な光を常時放射。
 ・ 中心部に司令塔。行政部として日用品・食品分配、気候・照明等を制御。
 ・ 司令塔にて、常時円盤・その他機関とコミュニケーションを維持。
 ・ 司令塔にて、全宇宙の波動を受信。過去から現在までの記録の保管庫。
『交通』
 ・ 大中小各種の円盤が目的地、人・荷物、などに応じて利用。
 ・ リニアーカー、動く歩道、エレベータ等多種多様。
 ・ 円盤等各乗り物は斥力が作用、障害物に衝突しない。
『住居』
 ・ 照明は電磁波を光波に変換する装置で、天井や壁が発光する。
『社会機構』
 ・ 社会機構は、各自が役割分担を、一なる中心に向かって感謝と喜びを持って奉仕し、統率されている。
 ・ 中心帰一が根本理念。奉仕の精神で貫かれている。
 ・ 特別な政府はない。金星は一つの国。自分自身が政府。
 ・ 全員が同じ世界の市民。国、祖国という概念がまったくない。
 ・ 円盤基地が金星社会を構成する中心地。上空・地上・地下にも存在。
 ・ 他の惑星人とも自由に交流し、相互に進歩。
『経済』
 ・ 貨幣経済制度無い。
『産業』
 ・ 海から建築材料を始め各種の製品の原料資源を取り出す。
 ・ 宇宙科学的に基本原材料を製造、製品素材原料に合成、製品化する。
 ・ 物品の製造・不用品の消滅も宇宙科学で達成。
 ・ 設計図の中に素材を含め、波動を照射し復元する。
 ・ 農業・工業も宇宙科学を利用。--- 金星人類の進化向上に貢献する科学以外はない。
 ・ 農作物は合理的に管理された農場で効率的、計画的に生産。
 ・ 果樹園も高度に工業管理され、高収穫される。 
   ~ 施肥:必要な養分を含んだ液体肥料タンクから地中に配分。
 ・ 物質の流通機構--- 製品製造 →波動変換保管→波動送信→受信・波動変換再生し製品使用。(約50分の一に変換)
『生活』
 ・ 金星人の生活は調和第一。
 ・ 一切のエゴがない。
 ・ 皆愛のオーラを持っている。
 ・ 摂取している食べ物:宇宙キリスト意識から取り入れた食べ物が主、他に自然食、大気中から取り入れた食べ物。
 ・ 生命は普遍的宇宙の中のキリスト意識として全宇宙に存在していることを理解している。
 ・ 言語は一つの共通語が使用される。
 ・ 多数の言語が存在しますが、短時間に話せるようになる。
 ・ 時間の制約を感じない。
 ・ 安眠べットで目覚めは快適、リフレッシュエネルギーに満たされる。
『食事』
 ・ 五つの基本的な味をミックスし、数千種類味わえる。
『宗教』
 ・ 組織された宗教はない。
『身体』
 ・ 物理的身体のコントロールが可能。
 ・ 相対的に小柄。望んだとおりの体格。
 ・ 皮膚・髪・目の色等は金星の気候条件による。
 ・ ほんの僅かな動物性を持っている。超能力的存在者。
 ・ 無限なる能力を発揮している。
 ・ 直観力とテレパシーでコミニュケーションしている。
 ・ 自分自身が大師、自分の中に神を見出している。
『教育』
 ・ 教育は天性教育 ---各自の天命を発揮できるように指導・教育。
 ・ 政府が子供の教育を適した時期まで行う。
 ・ 一人一人の適正によって最適な場所で行われる。
 ・ 金星人の根本は、神聖なる奉仕と無条件の愛。
 ・ 「自動音響映像システム」使用。
『宇宙機』
 ・ 無尽蔵にある宇宙エネルギーを活用した乗り物。
 ・ 目的に応じ、有人、無人、惑星間飛行用葉巻型母船から大中小型円盤等がある。
 ・ 各種の乗り物の動作原理はすべて同じで、配置と処理法が異なっているだけ。
 ・ 円盤の機械構造の基礎は「整速輪」。「整速輪」の回転速度が変化。
 ・ 透明な材料を使用。
 ・ 超高性能観察装置装備。
 ・ 緊急用の「波動砲」装備。
 ・ 宇宙科学により、各惑星に住む人類の詳しい情報を把握している。
 ・ 万が一邪悪な惑星人に捕獲された場合は、乗員収容後、破壊させ、悪用を阻む。

12.《月》 
 ・ 月は約200億年前誕生した小惑星を、約45億年前に改造した宇宙ステーション。
 ・ 月はアンバランスな惑星を回復させるための、惑星振動数を調整する働きをする、惑星連合によって創られた。
 ・ 月はシリウス系の惑星から太陽系へテレポーションしたもの。
 ・ 太陽系惑星へのサポートは約34億年前。
 ・ 地球へのサポートは約12億年前と約2億年前。
 ・ 惑星連合(リラ星人等)が惑星の物質及びエネルギー周波数調整用に改造。
 ・ 改造の結果 → 地殻数十Kmの中空(直径約3,500Km)、磁場・重心なし。
 ・ 高次元波動でみれば自然豊かな惑星。地球レベルの波動でみれば低圧低温の荒地。
 ・ 太陽系の惑星、他星座の宇宙機の基地多数。
 ・ 太陽系の惑星を順次サポート。
 ・ 現在は地球をサポート。将来は火星をサポート。
 ・ 宇宙機の人工基地は地下(50m)。特殊波動の遮断の為。
 ・ 都市も地下。


13.《太陽》
 ・ 高次元波動でみれば調和に満ちた緑の星。地球レベルの波動でみれば、超高圧高温の火の玉。
 ・ 進化を遂げた宇宙人類の常駐の星。
 ・ 太陽系惑星に特殊波動を放射。→各惑星にある絶縁層によって光線に変化。
 ・ 約100億年前に誕生。
 ・ 新時代の太陽は高次元のシリウス霊太陽に。
 ・ 太陽系の各惑星は進化レベル、波動状態等に応じて、テレポーションしている。
 ・ 2,013年から徐々に熱核反応が減少し始める。まもなく活動を停止する。新たな太陽の誕生。(地球科学では、約50億年の寿命と解析)
 ・ 人類の意識進化の進展によって現太陽は消滅。
 ・ 太陽は精神核の反映。進化の精神の投影。
 ・ 太陽は、霊的存在。

14.《火星》 
 ・ 火星人類が、火星と木星の間を公転していた第5惑星“マローナ” で、超強力な原子核爆弾によって、惑星自体までも木端微塵になり、宇宙の藻屑になる悲劇を事前に察知し、(残骸が現在の“小惑星”)その影響による軌道ズレ・大異変を回避するため、人工衛星を打ち上げる。
 ・ フォボスとダイボスは、バランス調整用の人工衛星。
 ・ 火星の表面にはド-ム状の構造がある。
 ・(低次元な惑星人が火星人を支配し、巨大なピラミッドを建設、宇宙兵器の作動実験等により、火星全体の水分が失われ、オゾン層も破壊、大気も減少。更に太陽系を支配することが出来るような新しい波動パタ-ンを組み立てる為、核爆発を決行、予定外にも一瞬にして惑星上のあらゆる生命体が気化してしまった。その爆発の後でプレアデス人達と調和した惑星人が結集して、惑星と多次元空間としての火星は、浄化と再生のために何世紀にもわたってエネルギ-的な保護膜に被われた。またプレアデス人は火星の表面に、火星の完全な歴史を未来の太陽系の住民に反映させるため、「ラ-(太陽神)の顔」の彫刻を施す。)
 ・ プレアデス星人の植民地。地下に居住。

関連記事

別窓 | アセッション
「破壊と創造」
2008-02-09 Sat 11:53

人類歴史は、この2006年6月6日から「破壊と創造」が同時進行する激変の審判7年期間に突入いたします。これから始まる7年期間は、地球維新を迎えるために必要な禊の期間であり、また新しい地球文明創造のための準備期間となります。そのために古き虚偽社会の呪縛に留まる人々は、自ら審判の嵐を迎えることになるでしょうし、また古き虚偽社会の呪縛から脱皮して自らの神性に目覚める人々は、新しい地球文明創造の牽引力となることでしょう。

社会変革の基本は、自己変革からであり、自己変革無き社会改革は無意味であります。どうぞ多くの皆様が自己変革の道に挑戦され、歴史的な審判7年期間を力強く乗り越えながら、地球創生の担い手と成る事が出来ます様に心から祈念申し上げます。

この手の情報がどんどん入ってきて、最近疲弊気味かもしれません、でもそれはいつか突然情報の公開が終了するときがあります。
 
 ただ、僕にシンクロしてらせん状に上昇し続ける人がいるでしょうね。

関連記事

別窓 | アセッション
ポイントは“感謝の心・素直な心で
2008-02-09 Sat 11:48

次元上昇時における浄化現象

を無事に乗り越えるためには、人類が発し

ている想念波動を宇宙レベル迄高める必要

があります。
暗黒想念・物質偏重・二元対立の想念から

光明思想・精神霊性神性尊重・調和の想念

へ、新の宇宙意識を持つことが絶対必要条

件でしょう。
過去からの積み重ねられてきたカルマを、

浄め去り、高次元宇宙波動に同調させる必

要があると言われています。
 
今から始めれば、苦痛少なく、次元上昇出

来、真の21世紀地球人として引き続き生

きていけると言われています。
フォトン・ベルトに意識をあわせ、そのエ

ネルギーに同調し波長を合わせましょう。
宇宙からのメッセージを感じ取りましょう

。人間と宇宙は一体であるということを思

い出し、大自然によって生かされているこ

とを思い出しましょう。
 潜在意識が高い周波数にシフトしない限

り、真理に気づき目覚めることは無いと言

われています。
ポイントは“感謝の心・素直な心で、本心

・魂の声を聞く”ということだそうです。
 感謝の心・周波数は、自我の波動を昇華

されるようです。

関連記事

別窓 | アセッション
アセッション (10 
2008-02-09 Sat 11:43

「アセンション」への意図が変化をもたらします

アセンションは、肉体を持ったままするのが基本です。そのために、生物学的変容が伴います。これによって、惑星や星が次の次元に移っていくにつれ増大する、高波動を保持できるようになります。そうでなければ、個体は死を迎えるだけです。生物学的変容のプロセスは、大まかに次のように進みます。アセンションを意図すると、そのエネルギーが起こす音色が、各細胞の分子を刺激して活性化させます。それが、休眠遺伝子のDNAを活性化させ、各細胞の動きが加速し、からだ全体が高いレベルで振動するようになりす。この状態で呼吸と共に光を吸収すると、各細胞は老化の原因になる毒や汚染物質を排出するようになります。

そして、細胞がそれ自体に新しい遺伝コードを与え、細胞構造が「結晶化」していきます。例えば、それぞれの遺伝コードが異なるのに芋虫が蝶に変態できるのは、羽化に備えて休眠遺伝子が活性化し、細胞がそれ自体に新しい遺伝コードを与えるためです。これを、「意識が与える」または「宇宙が与える」と考えても同じことです。

の、アセンションに伴う肉体の生物学的構造変化は、少しずつ起こります。高い波動を支えることができる結晶化した細胞構造では、個体においてそれぞれの細胞が、他のすべての細胞と調和的に存在します。

この状態になると、呼吸からエネルギーを取り入れ、酸素を糖に変換することができます。体内の廃棄物の完全なリサイクルが行なわれ、他の種への加害、つまり捕食は必要でなくなります。病気とは無縁になり、ウイルスの影響も受けません。それ自体で再生する能力を持つので、からだ全体の再生(「死」によって別のからだに「転生」すること)は必要でなくなります。肉体の寿命についての観念が、根本的に変わるでしょう。

この過程で、次第に「完全覚醒」の状態が取り戻されていきます。完全覚醒の状態では、人は現実をまったく違う観点で感知することになり、全人類そして全生命の集合的な生命流になじむようになります。

ところで、アセンションの意図の表明は、意識的にやる必要があります。タイミングとしては、入眠直前や目覚めの直後で、白昼夢に浸っているような「変性意識状態」の時がいいでしょう。声を出してやれば更に力が加わります。この時、「異界の者」の干渉を感じたら、その場を離れるよう要求してください。

 私は、毎日毎時間、アセンションを意図しています。統合過程での、グローバルなエネルギーの織り合わせに含まれるのは、アセンションを意図する人だけです。このため、地球のエネルギー場の階層化が起こります。最下層に、アセンションを選択しない人が含まれます。これは、その影響が全体に及ばないようにするためです。

アセンションを意図することは、一種の誓いでもあります。意図すべき内容は、「私は、今生(こんじょう)で完全なアセンションを、からだにとって最善のペースで、達成することを意図します」です。そしてこれに、誓い(思考様式の転換)が伴わなければなりません。その意図を繰り返し表明し、誓いを実行するにつれ、人生の変化が自然に起こってくるでしょう。その変化を受け入れていくことがポイントです。


これまでの思考様式を変える必要があります

人類の波動の低さは、思考様式に大部分の原因があります。早い段階でこれを克服し超越することが、進化の遅れを取り戻すための秘訣です。



あなた方は各人生で、あまりにも多く《やるべき・やらざるべき》にとりつかれてきました。「神」は懲罰者ではなく、愛そのものであるのに---。これは、宗教や教育の在り方にも原因があります。

人類の新しい信条体系として身につけるべきものは、「統合原理」だけです。これまでの思考様式は、すべて捨てる必要があります。その中の大物は「執着」です。

執着があると、クモの巣にかかったハエのように、自由を制限されます。そして魂にも同様の効果を及ぼします。そこで、死によってこの世界の拘束から逃れようとする見当違いすら実際にあります。アセンションは、それに替わる選択肢を提供します。しかしその前提として、すべての執着を取り去ることが必要です。 



《居住地への執着》居住場所選択の重要性を軽視してはいけません。偽りの喜びや幻想に捕らわれて、動きが取れない状態が多く見られます。確かな導きに従い、魂の真の喜びに従うようにしてください。「O-リングテスト」が役に立つでしょう。 



《社会的活動への執着》職業、地位、収入、働く環境、教育や訓練の機会、確保している顧客、自分の活動の社会や他者への影響力、そして物事はどうあるべきという思い込み---これらに連なる執着のことです。これらが、あなた方の心で大きいウエイトを占めているようですが、この地球でやるべきことの大半は内面的なことです。何もしていないようでも、魂の約束は満たしています。最も重要なことは、あなた自身の内面的な進化です。



《目標や期待への執着》目標や期待があれば、自分を高め、もっと働き、もっと生産的になり、もっと満たされた人生を送ることができるという思い込みがあります。そして世の親は、子供の魂の本質や目的に関係がない期待を持ちます。学校や社会もそうです。しかしそれらは、魂の観点からは、決して生産的ではありません。どこかで行き詰まるだけです。「魂の自由」の重要性が、すっぽり抜け落ちています。自分や回りの者に、何をどういう理由で期待しているのか、じっくり検証してみてください。そして、その思いを超越しましょう。

 

《物的なものへの執着》からだの外見、モノ、お金などへの執着です。人のからだは、この世界で、評価の重要な対象にされてきましたが、からだの遺伝構成はもともと自分の魂が選んだものです。この地球での目的遂行には、それで完璧です。また、モノやお金などの所有物は、上昇を妨げる風船の紐のようなものです。ゆるく繋いでおいて、不要になれば直ちに切り放すことが大切です。真に必要なものなら必ず手に入るのだから、欠乏はなく常に豊かだという意識を持ちましょう。そして授受のバランスに注意するようにしてください。

 

《人間関係への執着》アセンションの目的に添わない人間関係を維持しようとして無理を重ねていないでしょうか。---統合へのプロセスでは、目的と波動が合致する者とだけ関係を維持することが基本です。人間関係に変化が起これば、それはカルマの完了です。変化を受け入れるようにしてください。


妨害や落とし穴に注意してください

あなた方を観察していて、かなり簡単に様々な者に操縦されてしまうことに気づきました。

表面で愛を装ってどんな甘言を弄しても、どんな才能を見せても、アセンションを認めず、あるいは無視する存在はすべて暗黒勢力かその手下だと考えてください。彼らが、人類の進化をサポートすることはありません。支配の継続にのみ関心があるのです。


名声、財産、肉体的な偉業など、男なら何らかの形で支配力を持つべきというマインド・コントロールに捕らわれないようにしましょう。こうした追求は、本質において自己奉仕的で、私に貢献することはほとんどありません。何かに貢献してもしなくても、すべての人が、かけがえのない存在です。外面的な「成功」が認知される必要はありません。

人類の自己奉仕的な目的追求が、有害廃棄物で地球を汚染しました。地球のアセンションで、これは癒されることになります。何よりもアセンションを選択することが、地球への最大の貢献です。アセンションの為にならない別の何かを、もし選ぶとすれば、その意義をとくと考えてみた方がいいでしょう。人生経験の全領域を、アセンションの目的に添うように選んでいくことを勧めます。


このために、グル(導師)を求める必要はありません。


グルの言いなりになって、自分の真実を知る機会を塞いでしまうことになりがちです。あなたの内在のガイダンスに目覚めることが重要です。自分が自分のグルや教師になるわけです。また、他者やグループに合わせようとせず、自分の主体性を保つことも重要です。

一方、カウンセラー、医者、ヒーラー、霊能者、そして教師などは、一般的に調和的な波動を生み出す技術を持っています。こ




れらの人々は、アセンションを意図しない人の治癒に当たるよりは、その技術を自分自身のアセンションのために生かすことが望まれます。
結局、アセンションのための安直な手段はないのです。あなたが変わらないことには、何も始まりません。

私に同調してください、そして自分の魂にも

あなた方は目的があって今ここにいます。アセンションを成功させるために、地球と共にアセンションするために、この時期に生まれてきたのです。そして同時に、真のあなたを発見し取り戻すために。

あなたの魂、集合全体のオーバーソウル、そして地球である私に同調することによってのみ、アセンションは可能となります。そしてアセンションの選択は、あなた方の想像する以上に、私の支えになります。


私の行為はあなたに影響し、あなたの行為は私に影響します。一人ひとりが私と密接に関係しています。統合へのあなたの一歩ごとに、それに対応する私の変化が起こらなければ、アセンションは成就しません。この「共生的な関係」は、あなた方を取り巻く環境とあなた方自身に、現在起こっていることを規定する決定的な要素です。そして、私に同調する人を私は導くつもりです。

できるかぎり外へ出掛けてください。田舎へ、海へ、湖へ、渓流へ---。そして私の鼓動を感じてください。私のリズムは、大多数の人類と違い、ゆっくりしていて、やさしくはぐくみます。人間社会の騒音は、私のリズムと違います。コンピューターのブーンという音、クルマのエンジン音、音楽などの騒音、テレビの絶え間のないおしゃべり---。あなた方の昼夜を埋め尽くす娯楽は、私のリズムからあなた方を隔てています。




自然の中で、私の王国のすべての生命に耳を傾けてください。そのとき浮かんでくる考えが、テレパシーです。それは、自分だけのものではありません。あなたの個性、地球の魂つまり私、そしてあなたの魂---それらからの呼び掛けが混ざっています。個性からのものを捨て、地球と自分の魂に意識を合わせることを意図してください。あなたは、自分のテレパシー能力にびっくりするでしょう。人体は優秀な受信機なのです。

あなた方の社会が壁を造っているために、

最も望ましい集合での大量アセンションは

ほとんど不可能に


みえますが、私はまだあきらめていません。


人類の集合アセンションを切望しています。


私の誕生プロセスの、壮大な共同作業にぜひ参加してください。

関連記事

別窓 | アセッション
アセンションへの選択 1
2008-02-09 Sat 11:38

地球の魂が語る ― これからの地球時が来たので私(地球)が語ります

 いまあなた方の足元で、これまで誰も体験したことのない変化が始まっています。このを語るのに、私以上にふさわしい者はいないでしょう。なぜなら、この始まりの大波の中心に私がいるからです。

すべて形があるものには意識があります。動植物を始め鉱物にも、それがあります。私は、あなた方の母星で、意識を持つ魂の総体。皆さんの一人ひとりであり、また全員でもあります。

この変化は、宇宙の長大なサイクルの一環として、太陽系全体に及ぶもので、「アセンション」という言葉で代表されます。アセンションは、多次元にわたる広大な宇宙では、決して珍しい出来事ではありません。それは、星とそれに宿る生命たちが、1つの次元での学びを終了して、より高い次元での学びの機会を与えられる、宇宙の贈りものといっていいでしょう。

釈迦やキリストの「昇天(アセンション)」について聞いたことがあると思います。ここでいうアセンションは、それとは違って、星とその住人全体が関係する「グローバル・アセンション」です。

アセンションという贈り物は、無条件で与えられるわけではありません。少なくとも、私を始め関係する個々の魂が、自由意思によってそれを受け取ること、つまりアセンションへの参画を意図することが最小限の条件です。

もう1つ、一定の期限までに、自らの波動のレベルを要求される水準まで高めておくことが必要ですが、これはアセンションへの意図と密接に関係します。そして全般的な心の在り方とも。

波動は単に、からだを構成する物質の振動数(周波数)です。理科の実験や音楽などで、周波数の標準として使う音叉をご存知でしょうか。同じサイズの2つの音叉を空間的に離して、一方を振動させると他方も自然に振動して同じ音を出します。これは、同じ周波数(帯域)のものが共鳴する現象です。波動の合うものだけを受け取るわけです。音も光も波動ですから、もし一方の波動レベルが高すぎると、他方からは相手と共鳴することができない、つまり相手の声が「聞こえない」、姿が「見えない」という事態になります。

私は、アセンションのプロセスにおける決定的なタイミング、つまり「フォトン・ベルト」という高い振動数のエネルギーで満たされた宇宙空間に太陽系全体が浸る時期を見据えて、明白な意図をもって波動レベルを上げる努力をしています。動植物や鉱物界、そしてイルカ・クジラの仲間も、上昇する私の波動に同調する方向に一斉に動いています。

残念なことに人類だけは、今のところ、アセンションを選択し、それを意図している人は多くありません。この状況では、ある時期が来ると波動レベルの違いによって、アセンションを選択しない人から「地球が姿を消す」という事態が起こり得ます。

人類は深い眠りから目覚める時です

人類は、足元の大きい変化にもかかわらず、深い眠りに就いています。恐れをベースとする活発な活動は見られますが、それは夢想や幻覚の世界に浮遊しているようなもので、事実上は眠っています。その結果、今がアセンションの時期であることにも気づかないのです。

この状態は、人類の本来の姿ではなく、地球に人類を創造した当初の青写真とは異なります。人類は、地球に誕生してから数万年経た後に、相次いだ不幸な出来事によって、意識レベルの下降と共に肉体の基本振動数が低落してきたのです。そして人類の行動は、意識の相次ぐ低落によって、ますます不調和で分裂的になってきました。

人類の波動の低落は、地球の支配を意図する宇宙の暗黒勢力に利用されたことも関係しています。私もまた、それらの勢力に利用され、地球が暗黒勢力の「貯蔵タンク」になりました。人類は後からやってきて、それと知らずに堕落へのダンスを演じてきたのです。そして、地球全体のこと、他の種のことを考えずに、もっぱら自己の利益のために地球を利用してきました。



こうして地球は、全般的に「統合」から「分離」の状態に移ってきたのです。しかしアセンションによって、この状況は変わります。私は、創造の波動の回復に努めてきました。いまや、地球に宿るすべての魂が、私と共にアセンションを目指す「地球的統合」の段階に入ったのです。



人類にとっては、長い夜の眠りから目覚める機会です。アセンションとは自由のことです。愛、喜び、豊かさ、そして自由に満ちた5次元世界への上昇です。3次元の思考様式の、虚飾と制限に満ちた在り方から脱却する、かつて無かったチャンスです。今が、あなた方の人生での最も重要な局面です。

新しい地球の原理は「統合」です

いま地球は全体として統合に向かっており、それに伴ってエネルギーの流れが変わってきます。地球のすべての種を含んだ、絡み合うエネルギーの織物ができます。ジグソーパズルのように、それぞれの断片が固有のエネルギーを持って、全体のエネルギーの流れに均等に貢献します。これが統合の概念です。
意識の統合には、暗黒面も評価し統合する必要があります。誰でも、内在する暗黒面が、ひょっこり顔を出すことがあります。例えば、相棒のミスで思ったように事が運ばなかった場合、最初に飛び出す思いは怒りです。その後に、怒ったことへの罪悪感、そして何か訳があるのだろうという推測が続きます。

適当な量のダーク・エネルギーは、有益でさえあります---バランス、安定感、地に足が着く、自信、全体感などの観点から。タペストリーの、表に対する裏の役割のようなものです。こうして、暗黒面を含む、エネルギーの全スペクトルを統合して、あらゆるエネルギーの完全なバランスを保つようにしましょう。体験によって感得していくことが重要です。これは、アセンションのための「作業」の重要な部分です。

「統合原理」は、地球の全生命の絶対的平等を含みます。そして、全体の幸福を最上位に置きます。動物やイルカ・クジラは、地球と共に波動が低落したといっても、統合意識は保ってきました。

「捕食」は現実にありますが、熊と鮭との関係が示すように、種の絶滅につながるようなやり方はしないのです。双方に、生存のための行為という理解があり、お互いの種に対する敬意があります。これが人類との決定的な違いです。人類は、愛情を込めて耕作し、感謝して食べることすら忘れてしまったのです。
しかし人類の中にも、統合ベースの生活をしている民族もいます。保留地などで共同生活を営む、ネイティブ・アメリカン、アボリジニー、ポリネシア人、アフリカ人などです。

アセンションは、人類文化に新たなパラダイムをもたらします。新しい思考様式、生き方、そして社会形態です。

 「選択」と「意図」によって進路が分かれます

現在の人類社会の集合的な運営様式には、老化、衰弱、病気、障害、死などの集合的な観念がベースにあります。この観念を集合的に宇宙に放ち、老化、病気、死などを現実世界へ送り返してもらっています。これを、人類の「集合的無意識」がやっているのです。信じたことが現実化するのが宇宙の摂理です。

それに替わるメッセージとして、「アセンションを意図します」と意識的に宇宙へ送ることを勧めます。この選択によって、意識が統合に向かうだけでなく、高い波動を保持できる肉体に少しずつ変容していきます。統合ベースの肉体は、老、病、戦、死、苦、蓄、貧などのシンボルと無縁になるでしょう。

この選択をしない者に、古くから言われてきた「人類の巨大な苦難」が実際に起こるでしょう。どんな星や惑星でも、アセンションに伴って「浄化」を経験します。ここでいう浄化とは、アセンションを選択しない者、また地球のペースに合わせることを選ばない者は、この地球での存在をやめるということです。これがなぜ起こるかというと、地球の波動域が高くなりすぎて、からだが適応できなくなるためです。



アセンションはすでに、あなた方の母星の全般的な目標となっています。それは、個人的な思惑を超えた、上位の構造です。したがって、地球の進化への選択を無視する者は、当然の成り行きとして、この地球での存在をやめるという選択をしたことになるのです。



宇宙は公平で、意図した通りの結果がもたらされ、意図しない状況は現実化しません。したがって自分の現実は、主体性をもって自分で決めていく必要があります。個人の意思が伴わないかぎり、誰もアセンションをやってあげることはできないのです。

関連記事

別窓 | アセッション
スターシード
2008-02-09 Sat 11:37

幼児のほとんどはスターシード(Starseeds)です。スターシードは、今回のアセンションで地球と人類を支援するため、他の星、銀河、別の宇宙、あるいは別次元から転生してきた存在たちです。1990年以降に生まれた幼児の大半はスターシードで、現在17歳以下の子供の30%が、スターシードだということです。これらの子供は、遺伝子を構成する「コドン」が、普通の人より多く活性化しているのです。また、スターシードを社会的現象としてとらえると、「インディゴ・チルドレン」になります(「コドン」と「インディゴ・チルドレン」については、シリーズ第2部「アセンション(4)」《DNAの変容》および《インディゴ・チルドレン》参照)。3次元の、濃密でストレスに満ち、また親や社会の理解もないこの地球環境で、スターシード(インディゴ・チルドレン)が順調に育つことは、たいへん厳しいものがあります。一刻も早く、正しい現状認識を広める必要があります。

関連記事

別窓 | アセッション
続き
2008-02-09 Sat 11:29

この数千年に亘って、人類の社会は、「恐れ」「否定」「非難」「恥(罪悪感)」「不足感」などをベースとする「コンセンサス(大多数の一致した見解)」によってコントロールされています。そして、それぞれの要素について、惑星規模の共振構造が構築され、強大なエネルギーを持っています。このような状況においても、上記の創造性はフルに発現することができ、「宇宙」のサポートも完璧だとすれば、何が起こるでしょうか。

例えば、お金であれモノであれ、あなたが「欠乏」を意識すると、惑星規模の欠乏のエネルギーと共振して、それにエネルギーを加え、また増幅されたエネルギーを引き出します。こうして、あなたの心や感情の「エネルギー体」を、他のすべての人の欠乏状態と共振させることになります。これが、不快な結果を引き起こさないわけがありません。今はすべてが加速しているので、結果が出るのに時間はかかりません。

あなたがそのような状態を望んでいないなら、やり方を変えて、「愛」「喜び」「豊かさ」など、何でも楽しいもの面白いものに、ダイレクトに焦点を当てるようにするのが賢明です。簡単なことのようですが、それをやる前に、これまで何年間も、当然のようにプレーしてきた「機能障害というゲーム」のなかで、あなたが(両親や教師や友達など既に感染している人から)取り込んできた「刷り込み(インプリンティング)」の中身を点検し、それらを、一つ一つ取り除いて「宇宙」へ帰してやる作業は、欠かすことができません。

そのような「刷り込み」が何なのかは、キーワードを挙げれば思い当たるでしょう。「男というものは---」「女というものは---」「いい成績を---」「いい生活を---」「---に叱られる」「---のバチが当たる」「---に比べて低い」「---より高い」「とても足りない---」「もっとがんばって---」「無理だろう---」「いけない!」「だめよ!」「とても心配だ---」「---は間違っている」「できっこない---」。ーーーいちいちリストしたらキリがありません。これらを「除去」するには、例えば次のようにやります。

私は、神性を自由に表現できる者です。今、*****のエネルギーを感知しますが、それは、私の光明への道程では、もはや役立たなくなったものだと認めます。御恵みの力によって、私は、それを、至高の善のために光の最高の形に変成されるように、手放して宇宙へ帰します。(原文[C]: Tony Stubb)
現実の崩壊と創造

アセンションのプロセスで、「自我」が持っている古い「現実認識」が、徹底的に壊されていきます。それは必要なことだし、多くの人が実際に始めています。そして、何が起こると思いますか。お分かりのように、「現実」というものは、「創造性」の働きによって人々の「現実認識」に依存しているわけだから、これまでの「現実」がじわじわと壊れていきます。ある臨界点を過ぎると、一気に崩落するかもしれません。集合意識が創っている、「土台から崩れる」のです。大局的にみれば、(その土台が)「恐怖心」や「否定」で創られている、現在の文明が崩壊していきます。しかし、崩壊は創造性の賜物で、それに代わる新しい現実を創ろうとしているのだと知れば、驚くことはありません。

原理を知り、現実というものの柔軟性を認識し、それを信頼することです。そして、周りの状況に混乱させられず、状況の「創作」を楽しむようにしたいものです。何の懸念も不安も持たず、どんな権威にもすがらず、「宇宙」に全幅の信頼を寄せ、あらゆる「未知」に対して心を開いた状態---これが望ましいスタンスです。完全な、オープンマインド、オープンハートです。
[補足]クリスタル・ヒーリング

クリスタル(水晶)は、主に人口水晶が、電気通信システムの水晶発信器やコンピュータのメモリなどに利用されています。しかし、その活用が、この程度にとどまっているのは、たいへん不思議なことです(わずか1万年前までの「アトランティス」の時代には、はるかに広範に利用されていたのに!)。現代の地球の科学では、クリスタルは鉱物と同列のものという認識しかないのです。クリスタルが持つ「無限の可能性」を、健康維持やヒーリングに使わない手はありません。

これについて、現在日本で入手できる最も優れた解説書は、フランク・アルパーの『アトランティス』です。精神や心のヒーリングだけでなく、病気の症状に応じて、用いるクリスタルのタイプや数、そして配列などが解説されています。この本の本当の価値は、このような手法の解説を超えた、偉大な英知を伝えている部分にあるのですが、クリスタル・ヒーリングに絞っても、買って損はしないでしょう。

クリスタルは、自分の願望や意図を「宇宙」に伝えるのに、たいへん優れたツール(補助具)ですが、反面、ネガティブなエネルギーも入りやすくします。そこで、使用の前後に、そのようなエネルギーの進入を排除し、ポジティブなものだけを呼び込む「祈祷(invocation)」を唱える必要があります。その一例を、次に示します。3唱すれば十分でしょう。原文(英語)で唱えてもかまいません。

内なる神の光を呼ぶ。私は澄んだ完璧な経路。私のガイドは光なり。(原文[C]: Dale Walker)

I invoke the light of the God within. I am a clear and perfect channel. Light is my guide.

日本神道の祈祷が、しっくりくる人は、「神」をイメージして次を唱えてください。

払い給い、清め給え。守り給い、幸い給え(さきわいたまえ)。

クリスタル・ヒーリングも、一種の創造の行為です。ヒーラー(施術者)、クライアント(被術者)とも、否定的な気持でやったのでは、成果はおぼつかないでしょう。以下、上記の本が必ずしも系統的に伝えていない部分について、補足します。

* クリスタルは、最小限「単一頂点クリスタル」が2個必要です。3個あれば、かなりの症状に対処できます。
* 単一頂点クリスタルの典型的な寸法は、全長70ミリ、低部の直径20ミリ、上部の直径10ミリ、その上を高さ5ミリの6角錐にカット、側面も6角柱にカットし、底面は平面または直径70ミリ程度の球の一部としたものです。これはあくまでも参考で、これに限定するものではありません。
* 入手したクリスタルは、お湯の中でブラシでこするなどして、表面や割れ目の中の異物を取り除きます(特に「クリスタル・クラスター」などの場合に必要な処置で、既にカットしてあるものは不要です)。
* 蓄積されているかもしれないネガティブなエネルギーを取り除くため、暖かい塩水に10分間浸し、乾いてから太陽光に1時間さらします。その後も、時折やるとよいでしょう。
* ヒーリングや治療は、自分自身に対してもやることができます。
* クリスタルの先端を体に向けて使う場合、底部を掌のくぼみに当て、先端が指先に出ないよう5指で包むように持ちます。そして、体から少し離して保持します。
* 両手の掌に乗せて使う場合、右手はクリスタルの底部が掌のくぼみに、先端が指先に来るようにします。左手はクリスタルの先端が掌のくぼみ、底部が指先です。
* 両手で握って使う場合、右手はクリスタルの先端が親指側に、左手は先端が小指側に来るように握ります。
* 手術の傷跡や、心臓障害には用いないようにします。
* 頭部への処置は、2、3分を超えないようにします。
* あらかじめ患者に指示しておいて、少しでも不快感や苛立ちを感じたら声を掛けてもらい、終わりにします(エネルギーの適合性、したがって治療時間に個人差があるためです)。
* ヒーリングの途中に、「確言(affirmation)」をはさむとよいでしょう。必ず、「現在形」でやります。例えば、「*****が完全に機能している」「*****はまったく健康だ」など。これも、3唱で十分でしょう。必ずしも声を出す必要はありません。
* ヒーリング完了後、余分なエネルギーを放出し、エネルギーレベルを正常化するため、前記の「祈祷」を唱えてください。
* できれば毎日1回、3ヵ月程度継続することが、目安になります。

関連記事

別窓 | アセッション
アセンションへの準備
2008-02-09 Sat 11:27

今日は小松英星さんより、紹介します。
この方は現在70歳くらいらしいです。

「アセンションへの準備として、最も簡便で、効果的な手法が瞑想です。アセンションへの絶対条件(a must)といって間違いないでしょう。それに、「実利」も沢山あります。私がそうでしたが、瞑想の意志があっても、一日の現実の生活のなかで、適当なタイミングやキッカケがつかめなくて、ずるずると先延ばしになってしまう方が多いのではないでしょうか。しかし、あまり大げさに考えなければ、現在の生活のパターンを変えないで、すんなりと取り入れることができます。どれが正しいやり方ということは、ありません。下記を参考に、あなた独自のやり方を編み出してください。

瞑想と呼吸法は、表裏の関係にあります。両方を合わせて、行わない手はありません。毎日確実に実行するには、就寝前に寝床でやることです。呼吸法は、いわゆる「丹田呼吸法」がよいでしょう。丹田は、へその下9~15センチメートルのところにあります。呼吸につれて、その部分が大きく波打つ感じです。座ってやる場合は、自分にとって、最も楽な姿勢をとります。寝ながらやってもよく、この場合は、両膝を立てて、膝と膝を合わせて足を開くと楽にできます(冬はこれでは寒いので、例えば座布団を二つ折りにして太ももの下にあてがうと、姿勢が定まります)。なお、通勤や通学の乗り物の中でも、これはできます。

くつろいだ気分で、口を閉じて、息を大きく吸います。このとき、頭頂から宇宙のエネルギーを取り入れて、それが全身にめぐることを意識します。そして、呼吸を止めます(「クンバク」といいます)。吸う息とクンバクは、ほぼ同じ長さでよいでしょう。その2倍の長さで、息を吐きます。このとき、丹田をぎりぎりまでへこませるようにしてください。両手は、軽く開いて手のひらを上にしておくとよいでしょう(手のひらのツボ「労宮」は、頭頂の「百会」と同様に、エネルギーのポータル[出入り口]です)。これを、毎日最低15分やるようにします。雑念が起こってきたら、呼吸に意識を戻すようにします。そのまま眠ってしまってもかまいません。

特定の目的をもって瞑想する場合は、クンバクのとき、それを意識のなかで唱えます。常に、現在形の肯定的な表現をして、それが実現した状態をイメージします。これは、高次元の時間の性格と関係します。たとえば、「私は健康だ」「私は満たされている」など。もっと具体的であれば、なおよいでしょう。何も感じなくても、間違いなくすばらしい体験をしています。心身への効果は、短時日で自覚できるでしょう。一人一人が癒されることが、出発点です。

地球全体への癒しは、「私をエネルギーの経路として、地球とその全生命に、癒しのエネルギーを流してください」と、宇宙の「神」に頼みます。いま地球は病んでおり、このような形での参画が、きわめて重要であるようです。

瞑想を継続して、それが深まっていくにつれ、心身の浄化とともに、波動レベルの上昇と肉体のDNA構成の変換が始まり、アセンションへ一歩前進するでしょう。

[補足]フォトン・ベルト情報

気象庁が発表した、99年3月の「オゾン層観測速報」によると、オゾン全量は、国内4箇所と、南極昭和基地の全観測地点で、平年を下回っています。また、那覇では同月の最小を記録、つくば、鹿児島でも2番目に少なかったということです。対策の進展によって、成層圏内のフロンの量は頭打ちになっているので、この原因はフロン以外にある、と推測するにとどまっています。

オゾンホールの出現など、オゾン層の縮小の原因のひとつがフロンなどオゾン破壊物質であることは事実ですが、それは一面でしかありません。もっと大きい要因は、太陽系が「フォトン・ベルト」に進入したことです。「フォトン・ベルト」の情報を隠して、フロンだけでお茶を濁そうとすると、今回の現象はもちろん、この先起こる現象の説明は、ますます困難になるでしょう。

関連記事

別窓 | アセッション
今という時代
2008-02-09 Sat 11:24

「個人としてアセンションを達成するためには、すでに急ピッチで進行している地球の波動上昇に遅れないように、自らの波動レベルを上げていく必要があります。その第1関門を通過するために、上記したように、フォトン・ベルトへの浸入に耐える波動レベル以上を(地球と共に)達成する必要があります。波動レベルは遺伝子の構成に反映し、遺伝子の構成は波動レベルを客観的に表現します。この場合、遺伝子構成の変化は、まずエーテルレベルに現れます。エーテル体は、人体の非物質領域を構成するライトボディーの1要素です。肉体レベルの遺伝子構成の変化は、エーテルレベルより遅れて発現します。」

「「時間の加速」への適応について



最近、というよりも近年、「毎日がすごく早く過ぎていく」「時間がぶっ飛んでいく」などという話を耳にしない方はいないでしょう。そして、自分自身も同様の感想を持ったことのない人は。

実際のところ「ナノセカンド」は、今や否定することのできない現実です。

私たちが属する物質宇宙のこの領域で、星や惑星の運行、そして時計が刻む時刻など、あらゆるものが同時に加速しているのです。

それを客観的に測定することができないのは、私たちは、「私たちが属する物質宇宙のこの領域」の外に立つことができず、したがって「系の外の参照点」を持つことができないためです。

これとは逆に、私たちが地上を走る列車の速度を測定できるのは、線路の脇に立つことが(列車という系の外に参照点を持つことが)できるためです。



とはいっても、人間の感覚を誤魔化すことはできません。

たぐい希なセンサーである私たちの体は、着実に近年の「時間の加速(時間の圧縮)」を感じ取っているはずです。

実際のところ地球は、時間の加速に合わせて、自らの波動レベルを上げていくことによって、宇宙のこの領域で現に進行しつつある「大異変(アセンション)」の動きに着実に追随しており、事実上地球と一体になって生きている大半の自然界の生き物も、同様とみられます。

しかし、地上の人類だけは(現状をみれば誰でも納得できるように)、それには該当しません。

そこで、そのギャップが拡大してきて、「間に合わない」状況が目立つようになってきたわけです。

私たちの1人ひとりは、人類全体のオーバーソウルに繋がっているので、1人の努力だけで時間の加速に追随することには限界があるのです。」

続きは

 http://gaia20121223.seesaa.net/

関連記事

別窓 | アセッション
時々目にする日付
2008-02-09 Sat 11:23

2012年12月23日には、そのとき銀河系の軸と太陽系の軸が一致するらしい。

つまりマッケンナの研究から分かったことは、これから約10年後の2012年12月23日に、宇宙の渦巻きと時間の渦巻きがぶつかり合い、融合するということだと理解すれば分かりやすいのではないだろうか。


われわれはこのような宇宙の壮大なドラマを体験する時間軸の中で生を受け、日々を生きている。しかもこのドラマは、宇宙が誕生して160億年にしてはじめて起きる歴史的な出来事なのである。


しかもそのドラマは、これからわずか10年後に現実となる……・。

 意識だけで生活してみる、肉体は消滅するかもしれません。
昇華といったほうがよいのか・・・

 最近次元にばかり気が集中してます、
 僕より数段先を進んでいる人々は多く居ますね。

昨日下記のサイトをみました、ナチュラルを感じます
 イルカの世界の紹介
 http://homepage3.nifty.com/ishii2004/page005.html

関連記事

別窓 | アセッション
人間のレベルを測る科学
2008-02-09 Sat 11:19

意識レベル段階別に解説されています

● 【700~1000】「エンライトメント」(悟り)
強力な霊感。すべてが「神の意識」につながっていて、時にその人も神と同一視されるレベル。
人類のすべてに影響を及ぼすアトラクターのエネルギーフィールドを形成する。
昔から人類を従えてきた「スピリチュアルなパターン」を創造してきた人々のレベル。
人間の範囲における意識の進化の頂点。

● 【600~699】「平和」(至福)
通常の人間が到達することの出来る意識レベルの最高地点。「超越」「自己実現」「神意識」と呼ばれる状態。
インスピレーションと永遠。このレベルに達した人は主観と客観の区別がなく至福の状態である。
すべてが生き生きと輝き、物事の有意義さと根源性に対する気付きにより永遠の静寂さが訪れる。
宗教を超越し、すべての宗教が持つ純粋な精神性へと変わっていく。
優れた芸術作品、音楽や建築は、このレベルで測定される。

● 【540~599】「喜び」(静穏)  
現在、世界人類の 4% の人がこの意識レベルを超えて存在しているとされている
【540】は、癒しとスピリチュアルな意識とに基づいた自助グループへの参入のレベル。
聖者や高度な精神の探求者、ヒーラーなどの領域。慈愛。長引く逆境に直面しながらも忍耐力と積極性を持ち続ける。
世界は創造の完全さと絶妙たる美しさで輝いて映り、すべての出来事が共時性をもって自然に起こる。
個々の意思は神意に融合し、偉大な存在が身近に感じられる。「奇跡」の状態。
臨死体験を経験した人はこのレベルにまで意識が変容することがある。


● 【500~539】「愛」(崇敬)
このレベルになると、それまで欠けていた、物事の本質を識別する能力が優れてくる。
理性に依らずに問題の全体性を瞬時に認識する能力。頭で解読するのではなく、直感で捉えるようになる。
その動機の純粋さゆえに他の人たちのエネルギーをも引き上げる大きなパワー。
生きることのすばらしさに焦点を当てポジティブさを増大させる。ネガティブさをリセットする。真の幸福。
真のスピリチュアルが現れてくる状態。

● 【400~499】「理性」(理解)
知性と合理性、迅速に正しい決定をする能力。知識と教育の追及が現れてくるレベル。
科学や医学・インスピレーションを概念化することや読解力の増大。
短所は概念や理論に夢中になりすぎて、「木を見て森を見ず」状態になってしまいがちなこと。
理性・知性自体が最終目標となって基本的なポイントを逃してしまい、因果関係の正しい理解が制限されてしまう。
「理性」の範囲内では本質や複雑な問題の重要ポイントを見抜く力はない。
このレベルを超越することは通常の社会では難しい。
ノーベル賞受賞者や偉大な政治家、偉大な思想家の多くがこのレベルで測定される。

● 【350~399】「受容」(許し)
幸福は人から与えられたり人から奪ったりするものではなく、自分の内より創造するものであるという気付きが現れる。
感情的な穏やかさがあり、人生をあるがままに受け容れる。生命のエネルギーと調和を持って生きる能力を持つ。
多様性に対する理解があり、歪みや誤解もなく物事を見ることが出来るようになる。
他の人たちにも自分と同じような権利があることを理解し、平等さを尊重するようになる。

● 【310~349】「意欲」(楽天的)
ひらめきが現れるようになる。誰にでも好意を持って接する人間となる。
自己尊敬の気持ちが高く、社会からの認知や感謝、見返りによってそれはさらに強化される。
他者に共感、敏感に反応する能力があり、社会を築く貢献者となれるレベル。
逆境から立ち直り、自己修正することの出来る能力。

● 【250~309】「中立」(信頼)
柔軟さを持つようになり、批判的にならずに現実的な評価をすることが出来るようになるレベル。
自分の思い通りにならないことに対する怖れや苛立ちが無くなり、この世で生きている自信が現れてくる。
対立や競争、罪悪に関心を持たなくなるので、周囲の人間も安心して良好な関係を築けるようになる。
批判的な態度や他人をコントロールしようとする態度ではなくなり、一緒にいると快適な人物となる。
低いレベルから解放され、エネルギーは非常にポジティブになる。

● 【200~249】「勇気」(肯定)
現在、世界人類の 85% の人がこの意識レベル以下とされている。
【200】は、「フォース」から「パワー」へと転換するレベル。
他者に対してポジティブな影響を与えられる人物となる。
人生の変化と挑戦に立ち向かう意欲があり、人生は面白く挑戦的なものであり、刺激のあるものと見なすようになる。
恐怖や自己の性格の欠点に直面しても、自分に負けずに成長することが出来る。

● 【175~199】「プライド」(嘲笑)
現代人の大半がこの程度までのレベルを求めている。このレベルに達するにつれてポジティブな気質となる。
自尊心を持つことが可能になり苦痛が和らげられるが、自尊心によって人間的な成長が妨げられている状態でもある。
傲慢さ、否認。 戦争・派閥争いを招くエネルギー。世俗社会においては奨励されるレベルでもある。


● 【150~174】「怒り」(憎しみ)
創造と破壊のどちらにも通じるエネルギーでもあるが、戦争に通じるエネルギーでもある。
圧迫から自由へと猛烈な勢いで向かう力。社会的な不公平感、処罰・不平などに対する怒り。
怒りが習慣となり喧嘩っ早い人物。憎しみが人生のすべての領域に破壊的な影響を及ぼしている状態。

● 【125~149】「欲望」(切望)
お金や名声、パワーを得ることに関わる欲望が現れるようになる。
目標や欲望のための努力が現れるようになる。渇望が人生そのものよりも重要となっている状態。
他人の注意を引きたくなり、コスメ・ファッションが現れてくるレベルでもある。

● 【100~124】「恐怖」(心配)
危険に対する恐怖心が現れるようになる。
敵に対する恐怖、老いや死に対する恐怖、拒否されることに対する恐怖など。
関係を失うことに対する怯えは嫉妬となり、慢性的な高いストレスを引き起こす。
個性の成長が阻害されているレベルであり、強いリーダーを求める傾向が現れる。

● 【75~99】「深い悲しみ」(後悔)
うつ病のような状態。悲しさ、損失、依存の感情。過去に対する悲しみや死別、後悔のレベル。
人生の早い時期に大きな悲しみを経験すると、成長するにつれて
人生とは悲しみだという境地にとらわれてしまいがちになる。

● 【50~74】「無感動」(絶望感)
絶望感。世界や未来が絶望的に思える状態。
自殺による死を招くことも。
高齢者や慢性的な疾患によって隔離された患者、途上国のスラム街に多く見られるレベル。

● 【30~49】「罪悪感」(非難)
心身症、事故や自殺を招くエネルギーの状態。
罪悪感は激怒を引き起こし、誰に対しても許そうとしない状態。
自らの罪悪・罪悪感を演じるか、あるいは他人に投影しようとする状態。
動物を殺す残酷な儀式が現れるようになる。

● 【20~29】「恥」(屈辱)
思い込みが激しく、幻覚を見たり、精神病や神経障害になったり、奇妙な犯罪を犯す状態。
恥の意識は他者に投影され、連続殺人犯が女性を処罰するという性的なモラリズムの思い込みから
殺人を犯すなどの状態。完璧主義で偏狭な性質。カッとなりやすく、我慢することが出来ない。
他者や動物に対する残酷さ。


簡単なオーリングのやり方


筋肉反射テスト  エハン・デラヴィ

関連記事

別窓 | アセッション
999の時
2008-02-09 Sat 11:13

その世界では、シンクロニシティーが起こり、思う事が現実となり、今は無くても必要なものは必要な時やってくるので、足りない物は無くなるのです。
低い波動の中で存在し得た人間が三次元だけの存在であるとする虚構の世界が、
高い 波動の中では存在する事が出来ません。
波動が高くなると人間は多次元世界に存在するという真実に気がつくのです。
本来の自分の姿の大きさに驚く事になるのです。
宇宙の全ての多次元の存在と繋がっていて、自分の想いが宇宙のはてまで届いているという事を知ることになるのです。
想いはエネルギーであり、
時も場 所も関係なく瞬時に多次元世界に届くのです。
人間がどれ程素晴らしい存在であるのか、あなたたちが生きて示すのです。
人間の本 来の姿を示すのです。
アセンションすることにより、
人間世界に変化をもたらすのです。
そして、地球を、愛と平和の素晴らしい惑星にするのです。
あなたたち は、そのために今の地球に生を受けたことを忘れないで下さい。

アセッション研究所

関連記事

別窓 | アセッション
インディゴ・クリスタル チルドレン 達
2008-02-09 Sat 11:06

インディゴ チルドレン


魂の色がインディゴ(深い藍色)の子ども達が地球に降り立って今地球のために活動しています。
この子供たちに共通して見られる魂の色から、新しい光を放つこの子供たちは、“インディゴチルドレン”と呼ばれるようなりました。
両目の中間部の眉間に位置する「第3の目」と呼ばれるエネルギーセンターの色を表し、霊的な透視力を秘めたこのインディゴブルーの魂の色の子供達は、高次元とつながる新しい時代の幕開けを告げるメッセンジャーです。

この魂のグループは、1970年代後半から地球に到着し始め、各々が大きな使命を持って生まれてきました。
その目的は新しい社会の創造です。
しかし、その創造のためには一度現在あるシステムに対して破壊をもたらさなくてはいけません。
社会秩序、教育、また社会システムで、 既に不必要となった古い考え、古いシステムを塗り替えるために、戦士のような気質 をもって、この地球にやってきました。
「新しい変化」を起こすために、そして「変化を迎えるため」にやってきた魂のグループです。
そんな戦士のようなインディゴチルドレンですが、とても繊細で、優しく愛情溢れる、素晴らしい個性の光を放つ魂のグループです。

インディゴチルドレンの特徴としては、

自分の感情や情熱を内側にしまうことができない、強い意志を持つインディゴチルドレンは、尊厳を持って生まれてきました。
エネルギーがパワフルで繊細です。
家族や学校、そして友達に理解されないことから傷つき、その感情を爆発させるか、自分のフィーリングを飲み込んで、心の内側へと自分を閉じ込めてゆきます。

とても敏感なインディゴチルドレンは、周りの人々の感情を繊細に感知します。
人の気持ちを察する直観力に優れ、助けが必要な仲間には、心底から解決方法を考える手助けができる、よき理解者でもある優しさ溢れる愛情を持っています。人の心の痛みにとても敏感で、助けになるようなアドバイスを探すために、相談ごとに耳を傾けます。

賢く、クリエイティブなのですが、規定が多い生活の中では、その才能を発揮することができないことがあるようです。
しかし、一人の時、また自由な時間の中で、内に秘める持ち味のセンスを発揮した時には、驚くような芸術、そして天才的な素晴らしい創造力を発揮し、周りを驚かせたりするのもインディゴの特徴です。
自由な空間の中から、自分のペースで、本来の持ち味、才能を発揮します。

学校などでは、いたずら描きをしては、のらりくらりとした態度で先生の話を殆ど聞いていないこともあります。
自分の強い意志で行動するインディゴチルドレンは、不必要なこと、無意味だと知っていることに対して、耳を傾けませんし、動こうともしません。

愛の目で地球を見るインディゴチルドレンは、ひどい扱いをされている世界の子供たち、また地球に共存する動物たちに、残酷な扱いをしていることに対して、とても深い悲しみと、怒りを感じています・・・。
また自然は自分の一部で、植物、動物たちをとても可愛がり、深くつながりコミュニケートする事は、インディゴにとっては自然なことなのです。

直感力に優れいているインディゴは「嘘発見器」的な、鋭い感性を持っていますので、周りの嘘には敏感です。
誰かが嘘をついている時には、インディゴは即座に見抜きます。
また相手が心から真実を話していない時、理解していない時にも、即座に感知します。
真実を正直に話してくれることを望み、誠実な対応を受けていないときなども敏感に見抜きます。

インディゴは理解されない悲しみ、そしてぶつけどころのない感情を、爆発的な形で表現したり、逆に内側へどんどん閉じこもってゆき、自分の心の中に埋めて、その苦しみを自己治療し、周りからの理解を諦め、自分だけの世界に閉じこもることもあります。

個性的で、自由なソウルのインディゴチルドレンは、ADD(注意欠陥障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)として、診断されることもあります。

インディゴの到着枠より先で、このインディゴチルドレンの特徴に当てはまる人 は、1978年以前に到着しているパイオニアグループのインディゴ チルドレンです。
1950年から1960年代に到着したインディゴ チルドレンは、情報を集め、大きなグループとして後に到着するインディゴ チルドレンを迎え入れるために、「基礎固め」のために、一足先に到着したグループです。
「ライトワーカー」の中には、こうしたインディゴ チルドレンのパイオニアたちが、多く存在します。
それらのほとんどは、社会に適応できなくて死んでいくか、または天才として世の人に認められるかどちらかでした。
アルバート・アインシュタイン、日本では野口秀雄や宮沢賢治が、インディゴでした。
このような天才児が今現在たくさん生まれています。

また、インディゴには「ピュア(純潔)インディゴ」という魂の色全てがインディゴと、他の色が混ざっているインディゴ、または半分半分や、他の色にインディゴが少しだけという人もいます。
ピュアインディゴの場合は、エネルギーが非常にパワフルで放つパワーが半端ではありません。
何とか社会と折り合いを付けれているインディゴは、他の色も混ざっている場合もあります。
(個人の魂の色についての情報は、DNAリーディング、チャネリング等で調べることが可能です)

沢山の新しい変化を起こすために、メッセージを持ってやって来たインディゴ チルドレン。
私たちの古い考え、そして固着観念で、このすばらしい子供たちの理解を誤っていませんか。
年齢の枠をはずして、「光(ソール)」として、また 親子の枠をはずして、「メッセンジャー」として霊的に理解してみませんか。
この子供たちを通して、我々は沢山のメッセージを受け取り、日々学んでいます。
不必要になった私たちの思考の枠に、このインディゴ チルドレンを閉じ込めて理解することで、沢山のインディゴたちが、本来の大きな目的と力を失い始めています・・・。

もしあなたがインディゴであったら、

大切な目的をもってやって来たことを思い出してください。
インディゴは誰でもひとつの天才性を持ってこの地球に来ています。
あなたはいろんな形で、この地球を平和で包み込むために、目的を持ってやってきた魂であることをもう一度、思い出してください。
時折押しつぶされそうになるときがあったり、何の意味も見出せなくなるときがあるかも知れません
そんな時には、沢山の力があなたを支えていることを感じてください。
地球は、あなたの愛と行動を見守り、感謝の意を示しています。
くじけずに、どんな形でも、自分を信じてあなたの愛と真実を、表現していってください
未来の鍵を握る、インディゴたち・・・。
あなたの真実が新しい地球の未来を切り開いていきます。


そしてもし、あなたがインディゴを見守っていたら、

そのままのインディゴを受け入れ、ありのままの美しさに気づいてあげてください。
インディゴたちは、あなたの新しい理解の扉を開け、あなたの人間的、霊的成長を助けるためにやってきました。
素晴らしい目的を持った光の存在、インディゴ  チルドレンを見守りましょう
インディゴは肉体的な人生経験が浅く、過去生をあまり経験していません。
ピュアインディゴの場合は過去生を一度も体験することなく生まれてくるもので、現実的なことには非常に不器用です。
それは、先に生まれてきた人が上手く導いていくことが必要です。

彼らに今までの古いパターンを当てはめないでください。
社会がこうだからとか、みんなこうしている、こうしたら幸せになる等々、全てが幻想です。
不安から、古い枠の中にインディゴ チルドレンを閉じ込めないように、彼らの送るメッセージに耳を傾けて。
地球の変化に大きく関わるメッセンジャー・・そんなインディゴに出会えたことを、祝福して、一緒に成長し続けましょう。

る方はは、ADHD(注意欠陥・他動性障害)と、レッテルを貼られる子供たちのタイトルを
A・Attension
D・Dialed into a 
H・Higher
D・Dimension
「注意がより高次元な世界とつながっている」

と理解する略であると伝えています。
この高次元とつながるインディゴたちは、私た ちの成長を助ける重要なメッセージを届けています。
そして我々が次元を上昇させ、 新しい成長の時期を迎えていること

そして高次元とつながる理解と成長が必要に なっていること、そしてまた、その準備ができたことを示しているのだと思います。


高次元のメッセージを伝える、そして変化を起こそうとする子供たち。

地球の変化に大きく貢献するインディゴ チルドレン。



インディゴ チルドレンに愛を込めて☆










クリスタル チルドレン


インディゴ チルドレンが築いた新しい変化の後を追って、まるでそのインディゴたちが障害物を取り除き、スムーズに到着できるようにカーペットを敷き、受け入れ態勢を整えた後に訪れたような・・・・そんなソウルグループが到着しました。
静かに、そしてインディゴ チルドレンたちに手を引かれて、見守られながらそのカーペットの上を歩いて到着した子供達、

それが『クリスタルチルドレン』です。

パステルの色合の中に、美しく多色に輝くオパールのような魂の色を放つ子供たちがやってきました。

1992年から1994年を、インディゴとクリスタルの境目として、その後、数多くのクリスタルチルドレンたちが到着し始めましたが、インディゴ チルドレンのパイオニア グループと同じく、それよりも前に到着していたクリスタルたちも存在しました。
インディゴのパイオニアのように、一足先に到着したクリスタルたちは、地球の状態を感じ取り、夢の中から故郷にメッセージを送りました。
その後、準備ができ始めた地球へ数多くのクリスタルたちが到着するようになりました。

戦士のような気質を持つインディゴとは逆に、穏やかな性格を持ち、愛の光を届けるクリスタルたち。
その優しい瞳は、全てを見通すような、まるで心のスキャンをしているような洞察力を持ち、クリスタルの子供達と目が合うと、あまりにも綺麗な瞳から、目が離せなくなるような、引き寄せられる不思議な魅力に気がつきます。
そして抱きしめたくなるような、誰もがクリスタルに会うと、その愛らしさにしばらくの間、釘付けになります。

争い、傷つけ合うことが、私たちのここにいる本来の目的ではないことを知っているクリスタルたちは、幼稚園、そして学校で暴力を受けたり、いじめられても、仕返しをしません。
なぜそういうことをしてくるのか、理解に苦しみます。
心を開いて、仲間に話そうとします。優しい思いやりと、協力的なクリスタルたちは、霊的に悲しみや動揺を感じると、その人に優しい声をかけたり、行動で思いやりを示したり、抱きしめてあげたり・・・・と、その時にその人、状態が即座に癒される思いやりをいろんな愛で表現します。

“許す”愛を知っているクリスタルチルドレンは、人を攻めません。
クリスタルに接する人は、誰もが寛大な愛に包まれるような感じを体験します。

吸い込まれるような瞳で、目を通して会話をするクリスタルたちは、言葉を話し出す時期が遅いことがあり、4歳ぐらいまで話さないこともあります。全て周りの会話を理解しながらも、言葉を使わず、ジェスチャーで意思を伝えたりもします。また怖いもの知らずのような冒険好きで、優れた運動能力を見せて、ハラハラさせられることもあります。

目に見えない友達(妖精や天使)とも会話をします。
自然を愛し、動物にも思いやりを持ち、木、草花と会話をしたり、動物たちが何を伝えているのか、会話の内容を教えてくれることもあります・・・。
舞い落ちる枯れ葉を見ても動揺するくらい、自然と一体となった優しい心をもっています。
またスピリットの話、自分がどこからやって来たのか、そして天使の話やスピリットガイドの話、また前世の記憶などを話し、その鮮明な記憶の描写に、驚かされることもあるでしょう・・・・。
敏感なクリスタルたちは、添加物、汚染物に敏感で、アレルギーなどで悩まされていることも少なくありません。
オーガニックを好み、幼少期から、肉類などをあまり好みません。
そして菜食やフレッシュなジュースなど、自然なままの食事、飲み物を好みます。
クリスタルが既に純粋な高い次元の状態で生まれてきている証のようです。

クリスタルや石に関しても、とても興味を示します。
またその石の意味や使い方などを、既に知っていることもあります。
時には石が持つメッセージを伝えてくれたりすることもあるでしょう。
小さなヒーラーたちは、自分の癒しの力に、心の中に揺るぎ無い信頼と自信を持っています。
いろんな形でヒーリングをするクリスタルたちは、歌を通してメッセージを伝えてきたり、音楽、アートなどから愛を表現し、癒しの光を送ります。

こうしたスピリチュアルな子供達が、高次元の愛を伝えに到着する中、従来の子供達と変わった様子に、その内面からの表現を理解されずに自閉症と診断されたり、聴覚に問題があるのでは・・・と誤診されることもあります。
クリスタル チルドレンの到着が増える中、ここ数年、自閉症と判断される子供の数が急激に増えたのも、偶然ではありません・・・。

霊的なクリスタルたちは、そんな自分たちを守って、理解してくれる親を選んでやってきているようです・・・。
またクリスタルの到着で、霊的な目覚めを感じ、新しい成長のステップを踏む親たちもいます。中には親が霊的でなくとも、その子供を囲む家族(祖父母など)が、その子を導き、守ることもあります。
クリスタルの持つ光は、この地球に住む私たちが真実を見る目、そして魂の持つ本来の目的を思い出し、正直に生きてゆくことを選択することへ、我々を導いてくれるでしょう。
インディゴが私たちに柔軟性、そして新しい変化を受け入れる準備を整え、クリスタルたちは、地球を次の次元へ導くために必要なメッセージを発信する、愛の光の存在として、毎日沢山のメッセージを私たちに与えてくれる子供達です。

クリスタル チルドレンは、エネルギーの流れに敏感に反応します。
世の中の状況、地球の状態を、繊細なアンテナで察知する彼らは、悲しいニュースが世界を取り巻いたり、または身の回りの環境状態が不安定であったりすると、それを敏感に吸収し、不安からとても落ち込んだり、そわそわと落ち着きがなくなったりします。
そんな状態を察知したら、不安な気持ちに耳を傾けてあげ、理解を示した会話と対応で、気持ちを落ち着けてあげましょう。
物事がうまくいっていないのにも関わらず、何でもないふりをして振舞う事は、インディゴ、そして特にクリスタルチルドレンにはできないことです。
平和のためにやって来たクリスタルには、そういった“装い”はできません・・・・。

冒険好き、そして怖い物知らずに思えるクリスタル・・・のびのびと穏やかで、時間に追われる様子がない落ち着いたクリスタルたち・・・
彼らは私たちの将来がどうなるのかを、いろんな愛の行動で伝えてくれるメッセンジャー。
まさにこの地球の将来を見せてくれる鏡のような存在です。

スピリチュアルな見方を受け入れる心の扉が開きつつある中、こうした子供達の様子を否定するより、むしろ受け入れ、理解し、クリスタルの持つサイキック能力を見守ってあげようとすることができるようになってきた私たち・・・・。
持って生まれた霊的能力を失うことなく成長し続けることができるように、クリスタルたちを見守りましょう。
そしてこれからも安心して、彼らが持って生まれた光を継続して輝かせ、地球を導く光の先導者となることを祈ります・・・。
私たちは、こうしたクリスタル チルドレンたちが、サイキック能力を失わず、高い波動とつながり、地球を光で覆ってゆくことへの手助けができるように、彼らを支え、よき理解者になれるといいですね。

毎日の行動、発言、振る舞いから、クリスタルは我々に“愛”を送り続けます。

そして、我々にできる事は、子供たちが光を失わないように守ってあげること。


クリスタルに続く、新しい子供達たちが到着し始めています・・・。
過去生を持たない、まさに“愛”そのものの子供達・・・それは、レインボーチルドレンと呼ばれています。
地球が平和に向かい、愛のオーラで包まれる方向へ進んでいる“証”のように到着し続ける、新しい子供達です。

光の存在のクリスタルたちの子どもたちを守れるように、そしてよりポジティブに、高い波動とつながって進めるように。
また、次の新しい子供達を地球に迎えるための準備をするクリスタル チルドレンを見守り、導いてゆけるように、光の子供達を、守り続けてゆきたいですね。

別窓 | インディゴ
| アセンションと次元移行 | NEXT
イミグラン錠